知っておきたい家族葬と一般葬との違いとは?費用と参列基準とマナーについて
2021/6/3 情報更新
近年では、葬儀を身内だけで執り行うことを望む方も増えてきました。一般葬から「家族葬」が一般的になってきました。
また、ここ最近では通夜を行わず、告別式のみの1日葬という新しい葬儀のスタイルもあります。
では「家族葬」と「一般葬」「1日葬」では何が違うのでしょうか。それぞれの葬儀の違いについて紹介していきます。
家族葬とは?
家族葬
家族葬は家族や親族、親しい友人・知人で小規模に行う葬儀形式です。
家族葬だからといって、家族だけで行わなければいけない訳ではありません。家族だけの場合や、ご親戚や親しい方をお呼びする家族葬もあります。どの範囲までお呼びするかはご家族で相談しましょう。
葬儀には家族葬以外にも1日葬、一般葬といった葬儀の形式もあります。まずは、家族葬と1日葬、一般葬の違いについてご紹介します。
家族葬・一日葬・一般葬の違い
家族葬とは?
家族葬では参列者をご遺族、ご親戚を中心に親しい方だけで限定し執り行います。そのため家族葬では故人とゆっくりお別れができるのが最大の特徴です。
参列人数としては数名から30名程度で一般葬と葬儀の流れには変わりなく、
「通夜」→「葬儀・告別式」を行います。
<Point>
・故人とのお別れがゆっくりできる
・葬儀内容の裁量が自由に組みやすい
・一般葬より費用を抑えられる傾向(会葬者が少ないことが予想される)※但し香典辞退を選択した場合など状況次第。
・遺族の参列者対応への負担が減る
<おすすめ>
・知人・地域の方との交流が少ない
・故人が生前から小規模な葬儀を希望していた
・突然すぎる死去で心の整理がつかない方
<注意点>
・費用が一般葬を上回ってしまう可能性がある
・後日の弔問対応に追われてしまう可能性がある
・ご近所・親戚に声を掛けなかったことによるトラブルの可能性がある
家族葬については下記記事もご参考ください。
・家族葬によるメリットデメリットから、家族葬で葬儀を行う場合の費用相場までを徹底解説!
・家族葬を安くするための7つのポイントを公開!一般葬との違いとメリット・デメリット!
・家族葬とは?流れ・費用・マナー・選ばれる理由を完全解説!
一日葬とは?
一日葬は通夜を行わずに、「葬儀」「告別式」から「火葬」までを1日で済ませるお葬式の形式です。
特に都心部を中心に、通夜と告別式の2日間の日程を空けて葬儀を行うのが難しくなってきた現状からこのような形式が生まれました。
理由として、特に都心では近年では核家族化が進み遠方からの参列者を呼ぶこともあり、宿泊先を心配するようになり、通夜を行わずに告別式だけで火葬まで執り行うスタイルが都心部を中心に選ばれるようになってきました。
また少人数で行う傾向にあるため、華美な装飾も必要ありません。通常のお葬式に比べ費用を抑える事が可能です。
<Point>
・費用が抑えられる
・家族や参列者の身体的負担を抑えられる
・参列者の拘束時間を抑えられる
・お別れの時間を確保できる
・大げさにはしたくない
<おススメ>
・多忙なため、スケジュールを確保するのが難しい方
・ご高齢の参列者や遠方からの参列者の負担を配慮
・経済的な負担を減らしつつ、最後のお別れをしたい
<注意点>
・一日葬は最近の傾向のため、故人を悼む遺族や親族との気持ちがぶつかりトラブルになりやすい
・故人がお寺の檀家の場合は1日葬を断られる場合がある
・通夜を行わず告別式を行うため、参列者の人数が読めない可能性がある
一日葬については下記記事もご参考ください。
・一日葬とは?流れ・メリット・デメリット・食事・マナーを完全解説!
・葬儀の1日葬とは?1日で行うお葬式の特徴について
・色々なお葬式の形 一日でお葬式を行う「一日葬」とは?
一般葬とは?
一般葬は、故人と生前にご縁のあった友人や、仕事関係、近所の方、一般の方を幅広くお呼びします。そのため、一般葬は家族葬に比べて参列者が多くなる傾向があります。
また、一般葬に参列される方と家族は面識がない方も参列される場合があります。家族葬よりも「しきたりやおもてなし」が重視されます。
一般葬については下記記事もご参考ください。
・葬式の金額は?一般的な葬儀費用の平均から、葬儀費用の内訳、費用を抑える工夫まで徹底解説!
・仏式葬儀とは?一般的なマナーや葬儀の流れについて徹底解説
「やさしいお葬式」では、お客様のご要望に丁寧にお応えして業界最安値水準で家族葬をご案内しています。
→ やさしいお葬式の家族葬
家族葬・一日葬・一般葬の流れ
[家族葬の流れ]
葬儀内容打ち合わせ
故人の友人や知人、会社関係者へは訃報の連絡をする際に、近親者のみで葬儀を行うことを伝え、弔問をご遠慮していただくことを伝えておきます。香典の扱いや供花に扱いも決めておきましょう。
また親しい友人だけは参列してもらう場合は、他の方には知らせないようにお願いします。
通夜の前に棺にご遺体を納めます。故人の愛用品や家族の手紙などを一緒に入れます。
また故人の好きだった服や着物を着せてもあげても結構です。ただ、燃えないものや、火葬炉を傷つけたり、環境に悪影響あるものは避けましょう。
一日目(通夜)
家族葬ですと少人数で全員が基本的には身内のため受付も特に必要なく、弔問者への対応も少なく、ゆったりと故人との別れができます。
通夜のあとに近親者へお酒や食事を振る舞います。故人の親しかった友人を呼んでいる場合は、初対面の方もおりますので、喪主や近親者が紹介します。
時間がきたら手短に閉会の挨拶を行い、通夜振る舞いを終了します。
※地域により親戚のみが通夜ぶるまいを行う地域もございます。(例:名古屋・大阪など)
通夜ぶるまい(お斎)については下記記事もご参考ください。
・おとき(お斎)とは?意味とマナーと香典相場を3分で解説!
通夜については下記記事もご参考ください。
・お通夜のタイミングはいつ?お通夜のタイミングの決め方からお通夜のマナーまで完全解説!
・お通夜のマナーとは? 服装や香典マナー、流れを喪主側参列者側で徹底解説!
・通夜と葬式の違いは?どんな目的で行うもの?それぞれの流れを紹介!
二日目(葬儀・告別式)
・葬儀・告別式を執り行う
僧侶に読経してもらいます。次に遺族、近親者で焼香を行い葬儀が終了となります。
会葬者がいない場合、告別式はなく式は終了となります。
会葬者がいる場合は、焼香を行ってもらい告別式が終了となります。
葬儀・告別式については下記記事もご参考ください。
・今更聞けない葬儀・告別式のマナーと費用を地域別に徹底解説!
・御葬式とは?意外と知らない御葬式のマナーや流れ、お通夜・葬儀・告別式の違いまで完全解説!
・喪主の挨拶とは?葬儀・告別式の文例・言葉!失敗しないマナーを徹底解説!
葬儀・告別式が終わると、棺を祭壇から降ろし、祭壇の供えられていた生花を遺体のまわりに飾る「別れ花」を行います。別れが終わったら棺の蓋を閉めます。
>>出棺の挨拶のポイントは?出棺の挨拶のポイントから出棺のマナーまで徹底解説!
その後、喪主より最後の挨拶を行います。
火葬許可証を提出し、火葬が開始されます。火葬が済んだらお骨を骨壺に納めます。火葬後には火葬許可書へ「火葬済」の押印をしてもらい受け取ります。
>>火葬するには火葬許可証が必要!発行の流れや再発行について解説
「火葬済」押印された火葬許可書は納骨の時に必要になりますので、納骨まで大事に保管します。
※地域により火葬場に向かう前に、事前に火葬許可証を提出済みの場合もございます。
火葬については下記記事もご参考ください。
・火葬業とは?よく似た斎場と火葬場の違いや火葬業の仕事内容、給与事情まで徹底解説!
・火葬を完全解説!準備・必要物・手続き・必要な時間・マナー!
・火葬の時間はどれくらいかかる?一般的な火葬の所要時間から火葬の流れ、待ち時間の過ごし方まで完全解説!
・初七日法要を行う
初七日は死亡した日を含め7日目に実施しますが、遠方から数日後にまた集まるのが大変なので、初七日法要も葬儀の日に実施します。
最後に、葬儀でお世話になった人たちへお礼の会食である精進振る舞いが行われます。
予定時間が経過したら、喪主による最後の挨拶が行われます。
初七日法要については下記記事もご参考ください。
・初七日とは?意味・数え方・お供え・お経・知っておきたい常識とマナー
・初七日とは?初七日までしてはいけないことや期間を徹底解説!
[一日葬の流れ]
葬儀内容打ち合わせ
故人の友人、知人、会社関係者へは訃報の連絡をする際に、通夜がない「1日葬」で行うことを伝えます。
>>訃報の連絡はどう送る?伝えるべき内容から範囲、例文まで徹底解説!
>>訃報のお知らせを完全解説!文例集と書き方・マナー・送り方・返信の仕方を紹介!
家族葬と同様に故人の愛用品や家族の手紙などを一緒に入れてください。また故人の好きだった服や着物を着せてもあげても結構です。
>>納棺とは?意味・流れ・入れるもの・マナーを完全解説!
一日目(葬儀・告別式)
1日葬の特徴で通夜、通夜振る舞いは行わず、葬儀・告別式から開始となります。
>>葬儀費用がない時にどうすればいい?葬儀費用の相場から、費用がない場合の対処法を徹底解説!
僧侶に読経してもらいます。
次に遺族、近親者の焼香を行い葬儀が完了します。その後、会葬者に焼香をしてもらい告別式が終了します。
遺体のまわりに飾る「別れ花」を行います。
別れが終わったら棺の蓋を閉めます。最後に喪主より最後の挨拶を行います。
火葬許可証を提出し、火葬が開始されます。火葬が済んでお骨を骨壺に納めます。
>>葬儀・葬式の心付けとは⁉火葬場や霊柩車の運転手などに渡していた心付けについて
・初七日法要を行う(家族葬と同様です)
初七日法要も葬儀の日に実施します。
最後に、葬儀でお世話になった人たちへお礼の会食である精進振る舞いが行われます。
予定時間が経過したら、喪主による最後の挨拶が行われます。
[一般葬の流れ]
葬儀内容打ち合わせ
故人の友人や知人、会社関係者へ訃報の連絡を行います。故人や家族の関係者に伝えるため、予め連絡先をリストアップしておきましょう。また、香典の扱いや供花の扱いも決めておく必要があります。
通夜の前に棺にご遺体を納めます。そして故人の愛用品や家族の手紙などを一緒に入れます。
また故人の好きだった服や着物を着せてもあげても結構です。しかし、燃えないもの、火葬炉を傷つけたり、環境に悪影響あるものは避けましょう。
一日目(通夜)
通夜を行います。ある程度の親戚や参列者人数を対応するため、受付の係を決めておきます。遠縁の親戚や近所、会社関係の方にお願いをする場合が多いです。
>>お通夜の髪型はどうする?男性と女性の髪型の注意点を徹底解説!
通夜式が終わりましても、参列される方もがいる可能性もあるため、終了後約1時間は交代で受付をお願いする形になります。
通夜のあとに近親者へお酒や食事を振る舞います。
故人の親しかった友人を呼んでいる場合は、初対面の方もおりますので、喪主や近親者が紹介します。時間がきたら手短に閉会の挨拶を行い、通夜振る舞いを終了します。
二日目(葬儀・告別式)
僧侶に読経してもらいます。次に遺族、近親者で焼香を行い葬儀が終了となります。
会葬者がいない場合、告別式はなく式は終了となります。会葬者がいる場合は、焼香を行ってもらい告別式が終了となります。
葬儀・告別式が終わると、棺を祭壇から降ろし、祭壇の供えられていた生花を故人のまわりに飾る「別れ花」を行います。
別れが終わったら棺の蓋を閉め、喪主より最後の挨拶を行います。
火葬許可証を提出し、火葬が開始されます。火葬が済んだらお骨を骨壺に納めます。
火葬後には火葬許可書へ「火葬済」の押印をしてもらい受け取ります。「火葬済」押印された火葬許可書は納骨の時に必要になりますので、納骨まで大事に保管します。
初七日は死亡した日を含め7日目に実施しますが、遠方から数日後にまた集まるのが大変なので、初七日法要も葬儀の日に実施します。
最後に、葬儀でお世話になった人たちへお礼の会食である精進振る舞いが行われます。
予定時間が経過したら、喪主による最後の挨拶が行われます。
弔事の挨拶については下記記事もご参考ください。
・喪主とは?喪主の決め方と役割、服装、マナー、挨拶を解説!
・香典返しのマナーを完全解説!相場・時期・挨拶状・例文・品物も紹介!
・喪主の挨拶とは?葬儀・告別式の文例・言葉!失敗しないマナーを徹底解説!
家族葬の分かりやすい流れは下記もご参考ください。
→ やさしいお葬式の家族葬
葬儀費用について
葬儀費用には大きく分けて4つの項目があります。
「施設にかかる費用」「葬儀の施行にかかる費用」「参列者のおもてなしの費用」「宗教者へのお礼、心づけ」がかかる費用となります。
[家族葬]
*葬儀費用の内訳
・祭壇費
祭壇には大きく分けて白木祭壇と生花祭壇の2種類があります。※白木祭壇は一般的に販売ではなく、レンタルです。
費用については、安いもので5万程度からあります。相場としては15万円~60万円と幅があり、これより上位の祭壇もあります。生花祭壇は販売になります。
サイズに加えて、デザインや使用する生花の種類や本数によって料金が変わってきます。
生花祭壇の料金の相場は1.8mほどのサイズの場合ですと、30万円~70万円が目安です。
祭壇については下記記事もご参考ください。
・葬儀の祭壇はどう選ぶ⁉︎葬儀に使用する祭壇の種類について
・後悔しない祭壇の選び方:意味と宗教ごとの祭壇と相場を解説!
・式場利用費
式場利用費は、葬儀を行う場所を利用するための費用です。
公営の式場であれば、市民であることなどの利用条件があるものの、利用費は無料~数万円程度の場所もございます。
また、寺院や民間法人が運営している式場では、10万円~40万円程度が目安となります。
会場の大きさ、立地などにより価格は異なって参りますので、確認が必要です。※東京や大阪のような人口密集地では、この式場使用料は高い傾向となります。
・棺の費用
棺には様々な種類があります。木製の合板で作られた桐棺、木製の棺に彫刻や飾り物を施したものや布張りの棺といった種類があります。
桐棺は3万円~8万円、布張りの棺ですと8万円~15万円が価格帯として多いです。
また、棺の費用はサイズによっても変わってきます。大きいサイズのものですと、通常のサイズと比べて1割~2割ほど割高になります。
棺については下記記事もご参考ください。
・棺桶(御棺)とは?意味と選び方と副葬品に入れてよいものダメなものを解説!
・納棺の儀式とは何?儀式の流れで知っておきたいことについて
・返礼品の費用
返礼品とは、一般的には「香典返し」と呼ばれます。頂いた香典に対するお返しをする費用です。
返礼品は地域によって、渡し方が異なる場合が多く、各地域の事情を調べておいた方がよいでしょう。
昨今では、通夜や葬儀・告別式の時に香典を頂いたら、その場でお返し物を渡す「当日返し」が主流となっています。
「当日返し」の方法としては、香典に対するお返し物に、「お礼状」をひとつのセットにして袋詰めでお返しする方法が通例です。
香典に対するお返し物、会葬御礼品、お礼状の1セットで2,500円~3,500円が相場です。
また、返礼品をお渡しする際には、受け取った香典の金額の半分程度が、用意するお返し物の費用として目安となります。
>>香典返しのマナーを完全解説!相場・時期・挨拶状・例文・品物も紹介!
・供花の費用
供花は祭壇の両脇にお供えする生花のことです。
家族が出す供花には「喪主」や「施主」のほか、家族の個人名といった名札が添えられます。※地域によっては喪主・施主のような名札が出ない地域もございます。
>>施主と喪主の違いとは?葬儀における施主の役割を解説!
また、供花は「基」という単位で数えられます。供花の費用としては、1基あたり1万円~2万円程度が目安となります。※こちらも地域により、風習・価格が異なるため、注意が必要です。
供花については下記記事もご参考ください。
・知らないと恥をかく!供花の手配方法や相場を徹底解説!
・供花の手配方法!供花の意味と費用相場と宗教ごとのマナーを紹介!
その他物品・状況により追加になるもの
病院などへお迎えに伺う車(寝台車)・葬儀日数まで、故人を身体にあてるドライアイス・安置所費用・故人の身体を清める湯灌・受付焼香道具・祭壇などへの装飾の追加・霊柩車・火葬場までのバス・司会・参列人数が多い場合:サポートスタッフの追加など、選択・状況によっては追加で必要になる項目となります。
・飲食接待費
葬儀の時に振舞われる食事の印象というものは参列者の中で意外と強く残るものです。通夜後と告別式後の飲食接待費について見ていきます。
・通夜ぶるまい
通夜後の飲食の場を「通夜ぶるまい」といいます。家族葬の場合では、参加者のほぼ全員が通夜ぶるまいで出される料理や飲み物を召し上がります。
一般葬の場合では、参列者はお焼香を済ませたら通夜ぶるまいに少し立ち寄り、料理をつまみます。中には立ち寄らず、そのまま帰る方もいらっしゃいます。地域によっては親戚のみが通夜ぶるまいを行う地域もあります。
告別式後の飲食(精進落とし)
告別式後には、精進落としと呼ばれる飲食の席が設けられます。(行わないところもあります)会席料理やお弁当形式の御膳を準備します。
精進落としの費用は、1人あたり4000円~8000円が目安となります。
精進落とし(お斎)については下記記事もご参考ください。
・おとき(お斎)とは?意味とマナーと香典相場を3分で解説!
地域による葬儀社へ支払う費用の違い
葬儀費用はどの葬儀社、内容、どの地域でお葬式を行うかで決まる。
葬儀社の特徴と地域性が葬儀費用に影響を与え、最終的には「どんな葬儀内容を選んだのか」で費用は大きく変わります。単純に費用が高い安いの話ではなく、どの内容を選択し、納得感があるかが大事となります。
以下は参考となります。
東京の場合
東京都内は格安で利用できる公営の火葬場が少なく、ほとんどの場合は民間の火葬場を利用することになるため、費用が掛かる傾向にあります。
他の地域に比べると、式場利用費など全般的に商品・サービスの価格が高いことが特徴です。
家族葬:傾向として、費用70万円から100万円(宗教者への御礼は別)
横浜の場合
やはり近郊である東京と似ています。神奈川県全体で見ると若干低くなりますが、ほぼ同程度の相場です。
家族葬:傾向として、費用60万円から100万円(宗教者への御礼は別)
大阪の場合
全体的に安価な傾向ではあります。ただし大手の葬儀社の影響が強く、また会葬者が多い場合など、状況によっても変わりますので注意が必要です。
家族葬:傾向として、費用60万円から90万円(宗教者への御礼は別)
名古屋・福岡の場合
他の地域と比べると、若干ですが葬儀一式の費用が膨らむ傾向があります。
理由として、
・大都市ではありますが、東京・大阪と比べ、親戚が近くに住んでいることが多く、近隣の繋がりが残っている
・大手の組織化をされた葬儀社が葬儀会館を手広く展開していること
などがあげられます。
家族葬:傾向として、費用80万円から120万円(宗教者への御礼は別)
※日本のいずれの地域も、会葬者の数次第で大きく葬儀費用は変動します。
※上記はあくまで傾向であり、どの葬儀社・地域性・葬儀プランを選択されたのかで大きく費用は異なります。あくまで参考資料として頂ければと思います。
・寺院への費用
僧侶をお呼びする仏教形式で葬儀を行う場合には寺院への費用が掛かります。また、家族葬では無宗教葬など仏教形式で行わない場合もあります。
どういった内容のものが費用として発生するのか見てみましょう。
読経料
読経料は法事・法要での読経や葬儀・告別式当日に行う繰り上げ初七日法要での読経にかかる費用です。
費用:20万円~30万円が目安。※地域・宗派・お寺様のお考えによって異なります。
戒名料
葬儀において読経をしていただき、戒名をいただく際にそのお礼として僧侶にお支払いする費用です。
費用:信士・信女の場合で10万円~20万円が目安。※地域・宗派・お寺様のお考えによって異なります。
>>戒名とは?浄土宗の戒名の特徴から他宗の特徴、生前戒名まで徹底解説!
御膳料
告別式後の忌中払いの席には基本的にお越しいただいた僧侶もお誘いします。僧侶が同席されない場合には、御膳料を用意します。
5千円~1万円が目安となります。※御膳料は皆さんでいただく飲食費分と同程度の金額をお包みします。
>>御膳料とは?相場と渡し方と注意点とマナーを解説!
お車代
葬儀の会場まで僧侶がご自身の車で来られたり、僧侶がご自身でお支払いされたタクシーで来られた場合などの交通費です。
・市町村内の移動:5千円(目安)
・隣接した市町村間の移動:1万円(目安)
※家族や親族の車にて僧侶を送迎する場合や家族が手配した支払いをするタクシーで送迎する場合には、お車代を用意する必要はありません。
[一日葬]
・施設にかかる費用
一日葬では、告別式を行う会場に支払うのが「施設にかかる費用」です。それには、控室・待合室などの使用料もかかります。
一日葬では通夜を行いませんが、必ずしも施設使用が1日で収まるとは限りません。葬儀会社・斎場によって2日かかるケースもあるので、確認が必要です。
・葬儀施行にかかる費用
告別式を行うために必要なのが「葬儀の施行にかかる費用」です。 一日葬では通夜を行わない為、費用を抑えられます。
ただしどんな葬儀を行うかによって金額に大きな差が出ます。祭壇やお棺などの選択は多く、質素に行うこともでき、豪華に故人を見送ることもできます。
一日葬は「費用を抑えたい」という理由で選ばれることが多く、低価格のものが選ばれやすいです。
・参列者のおもてなし費用
会葬礼状、返礼品、そして飲食接待費が「参列者のおもてなしの費用」となります。
会葬礼状、返礼品は参列者の人数で変わるので、費用に幅が出ます。しかし通夜ぶるまいがないため、一般葬や家族葬に比べると費用は安くなります。
・宗教者へのお礼
仏式の場合、お経をあげてもらい、戒名を授かったことへの謝礼として僧侶に「お布施」を渡します。神式では「ご神饌料」、キリスト教式では「献金」となります。
これらが「宗教者へのお礼」です。
宗教者へのお礼も、葬儀社の担当者などに渡す心づけも、あくまでも謝礼なので、金額に決まりはなく、基本的には個人次第といえます。
ただし、お布施は葬儀規模の大小にかかわりません。基本的には儀式が半分になった場合でも、お布施が半分になるわけでもない為、注意が必要です。宗教者の方により考えが異なるので、事前に確認をしましょう。
お布施については下記記事もご参考ください。
・お布施を完全解説!意味・相場・表書き・裏書などを解説!
・法事とは?日程とお布施と服装持物を徹底解説!
・枕経とは?何のために亡くなった方へ枕経を行うのか、実際のお布施の相場とは
「やさしいお葬式」では、お客様のご要望に丁寧にお応えして業界最安値水準で家族葬をご案内しています。
→ やさしいお葬式の家族葬
公正取引委員会の「葬儀の取引に関する調査」によると、家族葬を選択する人は年々増加傾向にあります。同様の調査で葬儀1件あたりの参列者について約86%の業者が「参列者が減少している」と答えていることからも、小規模葬儀がスタンダードになってきていると言えます。
葬儀に関する実態調査の報告書を参考にしてみてください。
参考:『葬儀の取引に関する実態調査報告書』
では、家族葬は費用が抑えられるほかにどの様なメリットやデメリットがあるのでしょうか。
■メリット
・身内だけでゆっくりとお別れができる
家族葬は身内や親しい人のみが参列するため、故人とゆっくりお別れができるといったメリットがあります。
多くの人を招くお葬式では、おもてなしに時間をとられて故人との時間をあまり確保できません。気が付くと葬儀が終わり「お別れをきちんとできなかった」ということも起きる可能性があります。
家族葬は基本的に限られた人のみで行うため、改まって挨拶をする人や気を遣う相手も少なく済みます。参列者も数十人規模のため焼香の順番を待つ時間も減り、その分お別れ時間を長く取れます。
・故人に合わせた葬儀ができる
家族葬は自由度の高い葬儀が行えるというメリットもあります。
参列者が身内のみの場合では慣例的な儀式を省くなど、遺族の希望に沿って葬儀内容の変更ができます。たとえば、焼香時間をなくしたり、弔辞の朗読時間を短くしたりもできます。外部関係者が絡まないため、身内が主体となり、無宗教でも行いやすい形態の葬儀でもあります。
弔辞については下記記事もご参考ください。
・弔辞の例文10選!書き方・話し方・マナーを完全解説!
・精神的な負担が軽減できる
参列者が遺族や近親者の為、儀式の進行や弔問客の気配りを行わなくていいので、精神的な負担が軽減できます。
・葬儀費用を軽減することができる
一般葬に比べて葬儀自体が小規模のため、葬儀一式の費用が抑えることができます。また、弔問客も少ないため、飲食に関わる費用も抑えることができます。
※ただし弔問客が少ないため、香典費用が少なく、収支を見てみると想像よりは抑えられない場合もあります。
葬儀費用については下記記事もご参考ください。
・葬式の金額は?一般的な葬儀費用の平均から、葬儀費用の内訳、費用を抑える工夫まで徹底解説!
・葬儀費用で相続税控除できる?葬儀費用に関わる相続税の考え方を完全解説!
・葬儀費用がない時にどうすればいい?葬儀費用の相場から、費用がない場合の対処法を徹底解説!
■デメリット
家族葬には多くのメリットがある反面、デメリットもあります。満足できる葬儀にするためにはデメリットの部分も理解し、遺族や親族と話し合っておくことが大切です。
では、家族葬を行うときにはどの様なことに注意すべきなのでしょか。
・葬儀後の弔問が多くなる可能性がある
一般葬に比べると後日訪れる弔問客が多く、遺族の負担になる場合があります。
家族葬は基本的に遺族や親族、故人と親交の深かった人のみ招くため、葬儀に参列できなかった人が「せめて弔問だけでも」と葬儀の終了後に自宅に訪問する場合もあります。
弔問客の訪れる時間帯は一人ひとり違うため、遺族はスケジュールを調整して来客の対応をすることになります。仕事で忙しかったり、用事があったりして在宅するのが難しい日もあります。
家族葬を行うときは弔問対応についても考えておきましょう。
・参列お断りの方法が難しい
家族葬は参列をお断りするのが難しいという点もデメリットのひとつです。地方などの近隣との交流が比較的残っており、家族葬が浸透していない地域では「家族葬にします」と伝えても対応に戸惑う人もいます。
遺族はお断りしたつもりでも「故人と面識があるから」と参列される場合もあるかもしれません。
基本的に葬儀を行うときには葬儀前に「死亡通知」を出し、故人が亡くなったことや葬儀の日時を周囲へ知らせます。葬儀前の通知には「参加してほしい」という依頼の意味を含むため、家族葬の場合は招かない人には通知を出さないこともあります。
後に亡くなったことを知ると、「知らせてほしかった」「葬儀に呼んでほしかった」と思う人もいるでしょう。参列者を限定する場合は、周囲とトラブルにならないように通知方法を考えておきましょう。
家族葬のメリットデメリットについては下記記事もご参考ください。
・家族葬とは?家族葬のメリット・デメリットから参列者をどこまで招待するかまで徹底解説!
・家族葬によるメリットデメリットから、家族葬で葬儀を行う場合の費用相場までを徹底解説!
・家族葬を安くするための7つのポイントを公開!一般葬との違いとメリット・デメリット!
・家族葬ってどんなお葬式?メリット・デメリットや料金の内訳も紹介
参列の判断基準
・家族葬の規模と招待する範囲
家族葬に招待する範囲は、一般的には葬儀の規模によって決まってきます。
10名程度
故人の配偶者、子供と子供の配偶者、親や孫
20名程度
故人の配偶者、子供と子供の配偶者、親や孫、故人の兄弟姉妹とその配偶者
30名程度
故人のいとこや甥、姪まで声を掛ける。
ただし、実際には故人と生前の関係性や葬儀会場までの距離、状況などによって、参列してもらうことが難しいこともあります。また、亡くなった方の年齢によっては、優先順位も変わってくるかもしれません。
家族葬の参列は口外しない
家族葬に参列した場合は、できるだけ他の方へは口外しないようにしましょう。理由としては「自分も参列したかったのに呼ばれなかった」「あの人だけ参列できた」など後々のトラブルの原因になるかも知れないからです。
もちろん忌引休暇を取る必要があり、会社へ報告する場合は別です。
忌引については下記記事もご参考ください。
・葬式を行う際の会社との関わり方は?葬式の連絡から忌引き、会社で葬儀をあげる社葬まで徹底解説!
・忌引とは?忌引の意味から気になる休暇の申請方法とマナーまで徹底解説!
・忌引休暇とは?突然の訃報に、忌引休暇で対応するための方法や忌引休暇の一般的な期間を完全解説!
・家族葬の通知の注意点とご近所への対応
家族葬は、仕事関係やご近所、同僚などで参列する方をお断りし、近親者のみで行う旨を通知します。通知内容には「家族葬」である旨、香典や弔電をお断りする旨を明記しておきましょう。
稀に「家族葬」であることの通知を行っているにもかかわらず、焼香に来られる方がいるので、このようなトラブルを避けるためにもお断り内容を明記しましょう。
また、通夜を行わない場合(一日葬)は理由も書いて通知しましょう。
[通知状の一例]
葬儀前に通知ができなかった方や、参列辞退をお伝えした方にも使用できます。
先般 〇(喪主から見た間柄) □□ □□(故人の名前) 儀 病気療養中のところ△月△日永眠いたしました
葬儀は去る△月△日に滞りなく執り行ないました
生前中は一方ならぬご厚情にあずかりましたことを故人に代わりまして厚く御礼申し上げます
誠にありがとうございました
ご交誼に深謝すると共に謹んで葬儀が終わりましたことをご通知申し上げます
ご連絡が遅くなりましたことを心よりお詫び申し上げます
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葬儀前に通知ができなかった方へ、お詫びを含めた通知状です。
〇(喪主から見た間柄) □□□□(故人の名前)儀 かねてより病気療養中のところ去る△月△日に死去いたしました
書中ではございますがこれにて謹んでご通知申し上げます
葬儀に関しましては 故人の遺志を尊重しまして勝手ながら 家族のみにて△月△日に相済ませた次第でございます
本来ならば早急に申し上げるべきところではございましたがご通知が遅れましたことを どうぞご容赦ください
なお今後の御供や御香典につきましてもご辞退とさせていただきたくお願い申し上げます
故人が生前皆様に賜りましたご厚誼に心より御礼申し上げます
大変失礼ながら 書中をもってお知らせ申しあげます
※通知上の書き方のマナー(注意点)
・亡くなった日付と葬儀を行った日付を入れる
・句読点は使用しない
・縦書きで、季節の挨拶は抜粋し、本題のみ通知する
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家族葬に参列できない場合の対応について
- 遠方の家族葬に参列できない場合にはどの様な対応をすべきなのでしょうか。家族葬に参列できない場合には「香典」「弔電」を送る2つの方法で弔意を表します。
・香典を送る
訃報に香典辞退の文言の記載がないことを確認します。
辞退の文言があった場合には送る必要はありません。必ず電話で連絡をします。
※家族葬の場合には香典を辞退される場合が多くあります。
香典については下記記事もご参考ください。
・香典の金額はどう書けば良い?香典袋に金額を書き入れる際の書き方や注意点を徹底解説!
・香典の正しい書き方を完全解説!金額・表書き・中袋・のし袋の書き方を紹介!
・香典を完全解説!意味・歴史・金額相場・書き方・包み方・渡し方を解説!
・お悔やみの手紙を添える
葬儀に参列できない場合には「お悔やみの手紙」を送ります。家族葬であっても電話やメールで伝えることは避けましょう。
※近しい間柄であれば、電話やメールでも構わないとされています。
本来であれば、駆け付けるところを手紙で申し訳ないという気持ちを付け加えて、下記のポイントを抑えて作成します。
・拝啓(謹白)で文章を始めて、拝啓(謹啓)で締めくくりましょう
・訃報に際する気持ちを述べましょう
・遠方のため伺えない旨を述べましょう
・略儀(手紙)で申し訳ない気持ちを述べましょう
・香典を同封していることを述べましょう
お悔やみの言葉については下記記事もご参考ください。
・亡くなったときにかける言葉は?お悔やみの言葉の基本から注意点まで徹底解説!
・本当にいいの?お悔やみの言葉をメールで送る際の注意点を徹底解説!・
・弔電を送る
お悔やみのお手紙を送る以外にも弔電を送るという選択肢もあります。では、弔電とは葬儀にやむを得ず参列できない場合に送る電報のことです。
弔電は葬儀に読み上げられることもありますが、遺族の方が読むことが多くあります。
一般的には通夜までに届けますが、遅くとも葬儀1時間前までに届けましょう。
弔電については下記記事もご参考ください。
・どうやって送るの?弔電の送り方から費用・注意点までを徹底解説!
・弔問のタイミング
弔問のタイミングには葬儀終了から1週間程度空けるようにしましょう。
日数には決まりはありませんが、葬儀終了後はバタバタと落ち着かないことも多いので、喪家のために何日か経ってから行くのがおススメです。また、弔問を受けられないタイミングがあるので、事前に連絡を行います。
弔問については下記記事もご参考ください。
・突然の訃報にどうする?弔問できない際のお悔やみの手紙の書き方や注意点を徹底解説!
・弔問とは?意外と知らない弔問の注意点とマナーを徹底解説!
弔問のマナー
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服装について
弔問へ行く際の服装では紺やグレーなどの地味な色遣いの普段着で行きましょう。
また、弔問へは喪服で行くのがいいと思ってしまうかもしれませんが、葬儀後で日常に戻ろうとしている為、葬儀を連想させないように黒色の服はできるだけ避けるようにしましょう
弔事の服装については下記記事もご参考ください。
・急な葬儀での服装はどうする?注意点の多い女性の喪服を徹底解説!
・ユニクロで喪服を用意できる?ユニクロで喪服を用意する際のメリットやデメリット、注文方法を完全解説!
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香典とお供え物
香典は一般の葬儀と変わらない金額を包みます。当日参列できなかったからといって多めに包んでしまうと、遺族の方が遠慮してしまうこともあります。金額は故人との関係の深さによって決めましょう。
また、お供え物についても一般の葬儀と同様、線香や花、お菓子など、遺族の方の好みに合わせて用意しましょう。
供物については下記記事もご参考ください。
・供物とは?意味と葬儀・法要での正しい贈り方と相場!
香典については下記記事もご参考ください。
・香典の金額はどう書けば良い?香典袋に金額を書き入れる際の書き方や注意点を徹底解説!
・香典の正しい書き方を完全解説!金額・表書き・中袋・のし袋の書き方を紹介!
・香典袋の正しい書き方を完全解説!表書き・中袋・名前・その他のマナーも紹介!
コロナ禍で家族葬を選ぶ人が増えている
長引くコロナ禍の中で家族葬や一日葬、自宅葬を選択する人が増えています。参列者を制限することで、感染防止にもなるのが大きな要因です。
コロナと葬儀については、下記記事もご参考ください。
・コロナ禍で葬儀はどうなる?参列時や葬儀を営む際の注意点を徹底解説!
・自宅葬とは?コロナ禍で注目の集まる自宅葬のメリットデメリットから葬儀の流れ、費用相場まで完全解説!
・葬儀社のコロナ対策とは!?コロナについての厚生労働省の発表と葬儀社の現場対応
家族葬についてのまとめ
「家族葬」について特に重要となるポイントを下記にまとめました。
【家族葬とは?】
●家族葬は家族や親族、親しい友人・知人で小規模に行う葬儀形式です
●家族だけの場合や、ご親戚や親しい方をお呼びする家族葬もある
【家族葬・一日葬・一般葬の違い】
●家族葬では参列者をご遺族、ご親戚を中心に親しい方だけで限定し執り行う
-参列人数としては数名から30名程度
-一般葬と葬儀の流れには変わりはない
●一日葬は通夜を行わずに、「葬儀」「告別式」から「火葬」までを1日で済ませるお葬式の形式
●一般葬は、故人と生前にご縁のあった友人や、仕事関係、近所の方、一般の方を幅広く呼ぶ葬儀
【家族葬の費用と内訳】
●地域によって差があるが平均で50万~100万円
-祭壇費 15万円~60万円
-式場利用費 10万円~40万円
-棺の費用 3万円~15万円
-返礼品の費用 2,500円~3,500円
-供花の費用 1基あたり1万円~2万円程度
-通夜ぶるまい 1人あたり4000円~8000円
【家族葬のメリット・デメリット】
●メリット
-身内だけでゆっくりとお別れができる
-故人に合わせた葬儀ができる
-精神的な負担が軽減できる
-葬儀費用を軽減することができる
●デメリット
-葬儀後の弔問が多くなる可能性がある
-参列お断りの方法が難しい
家族葬は一般葬よりも費用を抑えられ、遺族の意向や故人の嗜好に合わせた自由度の高い葬儀を行えます。参列者への対応の負担が減り、故人と最期の時間をゆっくり過ごせるということがメリットでした。
家族葬を検討する場合にはメリットだけでなくデメリットについても理解を深めましょう。また、参列を断る人への配慮や後日の弔問客の対応の検討も必要です。
家族葬に呼ばなかった方(参列を断った方)が後日弔問に訪問しに来る場合のことも考えて、注意してお互い不都合がない方法を選択しましょう。
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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)
- 略歴
- 栗本喬一(くりもと きょういち)
- 1977年生まれ
- 出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)
- 株式会社東京セレモニー 取締役
- ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
- 「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
- 株式会社おぼうさんどっとこむ
- 常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
- 株式会社ティア
- 葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。
- 著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)
プロフィール