訃報のお知らせを完全解説!文例集と書き方・マナー・送り方・返信の仕方を紹介!
訃報とは、どういったことを伝えるものなのでしょうか。
訃報とひとことで言われても、どんなことを伝えればよいのか、何を伝えればいいのか、どんな風に伝えればよいのか、そもそも、訃報って何?と思われた方もいるのではないでしょうか。
訃報とは、「大切な方が亡くなったことを伝えること」を言います。
「いつ」、「誰が」亡くなり、「いつ」、「どこで」葬儀が行われるのか、などの情報を、正確に連絡・通知することがとても大切です。
ここでは、どのようにして訃報を伝えればよいのか、訃報に関するマナーや注意点はどんなことかなど、詳しく解説していきます。
身近な人が急に亡くなられ、悲しみの中にいたとしても、周囲へのお知らせは必ず必要となります。
その時、慌てず対応するために、ぜひ参考にしてください。
訃報のお知らせとは?
訃報とは、
「いつ」、「誰が」亡くなり、「いつ」、「どこで」通夜・告別式が行われるのか、「誰が」喪主として対応するのかなどの情報を、正確に連絡・通知することです。
つまり、亡くなった方や葬儀の情報を正確にお知らせすることを訃報といいます。
亡くなったことをお伝えする方法としては、ハガキや電報、電話、メール、SNS、新聞などがあります。
その他、インターネットニュースやテレビなどで速報として流れる情報も訃報となります。
訃報の伝え方としては、様々ありますが、どの方法で訃報をお伝えすることが正しいマナーということはありません。
どんな方法でお知らせしても、失礼にはなりません。
どんな方法でお知らせしたとしても、正確な情報をお伝えすることができていれば問題ないのです。
訃報のお知らせを送るタイミング
訃報は、亡くなった方や葬儀の情報を正確にお知らせすることです。
ただし、通夜・告別式は、日時や場所が決まるまで時間がかかることもあります。
もちろん、時間がかかるといっても決まるまでの時間は少しなので、通夜・告別式の日時や場所が決まってから訃報の連絡をしても失礼にはなりません。
家族や親族にはできるだけ早く連絡をする
但し、亡くなった方との関係によっては、亡くなったことだけでも事前にお伝えした方が良い場合もあります。
家族や親族、身近な方へお知らせをする場合は、通夜・告別式の日時や場所が決まっていなくても、
まずは亡くなったことをお知らせしてあげるとよいでしょう。家族や親族は、とても身近な方々です。
あなたの力になってくれることもあるでしょう。いち早く、お知らせすることをおすすめします。
知人や仕事関係者であれば葬儀の日時が決まってから連絡をしても良い
亡くなった方の友人・知人・仕事関係の方、学校関係、所属団体などへ訃報をお知らせする場合は、通夜・告別式・葬儀の場所や日時が決まってからでも遅くはありません。
もちろん、亡くなったことをまずはお伝えしても失礼にはあたりませんが、何度も連絡することになってしまいます。
何度も連絡したからといって失礼になるものでもありませんが、訃報のお知らせをして終わりではありません。
まだまだやらなければならないことが沢山あります。通夜・告別式などの詳細がすべて決まってから訃報のお知らせをすることをおすすめいたします。
訃報のお知らせの送り先・範囲
訃報をお知らせする際は、誰にお送りするべきか優先順位を考えること、いつどのタイミングでお知らせするのかということがポイントとなってきます。
訃報のお知らせをしなくてはならない方はどの範囲までと考えるべきなのか、どの相手まで連絡すべきか迷ったり悩んだりすることもあるかと思います。
・家族・親族
まず訃報のお知らせをしなくてはならないのは、家族や親族です。
家族や親族の場合は、家族・両親・孫・ひ孫・兄弟姉妹・叔父叔母・甥・姪・祖父母・曾祖父母の三親等あたりまでが目安とされています。
もちろん必ず三親等までというわけではありません。あくまでも目安です。
亡くなった方が生前親交があったのであれば連絡するべきです。
家族や親族へ訃報をお知らせした場合、連絡を手伝ってくれる可能性があります。その際は、代理で連絡することをお願いしてもよいでしょう。
・知人や友人
次に、亡くなった方がお世話になっていた友人・知人・会社関係者・団体・サークル・学校関係者へ訃報のお知らせをします。
お知らせする際は、通夜・告別式・葬儀の日時が決まり次第お伝えしても遅くはないでしょう。
もちろん、とても仲の良い友人や知人の場合は、亡くなってすぐに連絡をして、
通夜・告別式・葬儀の日時が決まったら、改めて連絡をしても構いません。
仲の良い方であれば、訃報のお知らせを手伝ってくれるかもしれません。
その場合は、お申し出をありがたくお受けして、お手伝いしてもらってもよいでしょう。
その際は、誰に伝えて欲しいなど具体的にお願いするとよいでしょう。自分から連絡をした場合は、お断りしても失礼にはなりません。
その際は、「亡くなった方が生前お世話になったお礼も伝えたいので」とお伝えすれば、ご理解いただけるでしょう。
・近所や町内会
訃報のお知らせは、町内会や近隣の方へお伝えしなくてはならないこともあるかと思います。
特にご近所付き合いが頻繁にある地域については、訃報のお知らせを早めに伝えるようにしましょう。
この場合も、通夜・告別式・葬儀の日時が決まり次第お伝えしても失礼にはなりません。
町内会などで、通夜・告別式・葬儀を手伝ってくれるなどの風習がある場合は、亡くなった時点でお伝えしてもよいかもしれません。
臨機応変に対応するとよいでしょう。
訃報を知らせる順序
訃報を知らせる順序ですが、一般的に下記の流れで連絡を行った方が良いとされています。特に、親族以外の方への連絡は葬儀社や菩提寺への連絡が済んでから行うようにしましょう。
③以降は必要があれば、通夜や葬儀の日程も一緒に伝えていきます。家族葬など近親者のみで葬儀をあげる場合は、葬儀の日程や場所は伝えません。特に家族葬では葬儀が終わった後に、訃報を連絡をするケースも多いです。
①家族・親族などの近親者
②(必要に応じて)葬儀を執り行う菩提寺や寺、葬儀社など
③(故人の)友人や知人、会社関係者
④(自分の)会社
⑤子どもの学校
⑥(必要があれば)町内会や自治体
家族葬については「家族葬によるメリットデメリットから、家族葬で葬儀を行う場合の費用相場までを徹底解説!」「家族葬とは?流れ・費用・マナー・選ばれる理由を完全解説!」の記事もご参考ください。
訃報のお知らせの送り方
訃報をお知らせする際、色々な方法や手段があります。どんな方法でも良いわけではありません。
どういった方にお知らせするのか、関係性などを考慮し、手段を選ぶ必要があります。
ここでは、訃報をお知らせする際にはどんな方法があるのか、その際の注意点など詳しく解説していきます。
手紙
手紙やはがきなどを利用し訃報のお知らせをする場合は、多くの方にお知らせをしなくてはならない時に有効です。
ただし、お知らせしたい相手の手元に届くまでにとても時間がかかります。
手元に届いた時には、すでに通夜・告別式が終わってしまったということが起こらないともいえないため、訃報のお知らせをする手段としてはあまり有効なものとは言えません。
ただ、手紙やはがきの利用をしてはいけないわけではありません。
例えば、大規模な葬儀を行う、社葬で行うなどの場合は手紙やはがきの利用も有効な場合があります。
手紙やはがきでお知らせする場合は、誰がいつ亡くなったのか、通夜・告別式・葬儀の日時と場所、葬儀の形態(仏式、神式、キリスト教式など)、喪主の氏名、連絡先は必ず記載するようにしましょう。
亡くなった方に代わって 一言お礼を付け加えることも忘れないようにしましょう。
電話
訃報のお知らせをする際に大切なことは、早く正確に伝えるということです。
電話は、手軽に用件を直接お話しすることで迅速に伝えることができるので、訃報のお知らせをする際には、最も有効な方法だと言えます。
但し、留守の場合など直接話ができない場合も多くあります。その場合は、留守番電話にメッセージを残すなどで対応しましょう。
留守番電話がないお宅へは、時間を空けて何度かお電話するようにしましょう。
誰がいつ亡くなったのか、通夜・告別式・葬儀の日時と場所、葬儀の形態(仏式、神式、キリスト教式など)、喪主の氏名、連絡先は必ずお伝えするようにしましょう。
訃報の連絡をするということは、亡くなった方が生前お世話になった方ということです。
亡くなった方に代わって 一言お礼を付け加えることも忘れないようにしましょう。
電話番号がわからない相手の場合は、電話以外で訃報をお知らせする手段がないか確認するようにしましょう。
FAX
友人・知人・会社関係者・団体・サークル・学校関係者などへ訃報のお知らせをする際は、FAXも一つの手段と言えます。
特に、通夜・告別式・葬儀の日時や場所については電話よりも正確に伝わります。
会社関係者・団体・サークル・学校関係者などへFAXをお送りした際は、受け取った方が代表者に連絡し、その方が各関係者へ連絡をしてくれます。
その際、FAXは紙に印字されているので間違えることなく伝えることができます。一方、最近はFAXをお持ちでない家庭や法人もありますので、注意が必要です。
メール
メールで訃報をお伝えすることは一般的になりつつありますが、正式な方法とは言えません。だからといって、メールで訃報をお伝えすることがマナー違反ということはありません。
広く普及しているメールで一度にすばやく多くの方に伝える方法として有効です。但し、メールでお知らせする場合は、相手との関係性を考える必要があります。
メールを利用する際は、友人・知人など関係が身近な方に送る方法として利用するとよいでしょう。
友人・知人でも、目上の人へ知らせる場合は十分な配慮をするようにしましょう。
メールだからと言って、訃報に記載する内容を省いて良いものではありません。
電話やFAXでお伝えする時同様、誰がいつ亡くなったのか、通夜・告別式・葬儀の日時と場所、葬儀の形態(仏式、神式、キリスト教式など)、喪主の氏名、連絡先は必ず記載するようにしましょう。
訃報をお送りするということは、亡くなった方が生前お世話になった方ということです。亡くなった方に代わって 一言お礼を付け加えることも忘れないようにしましょう。
訃報をメールで送ることについては「訃報をメールで伝えるときの文例・マナーを完全紹介!マナーと注意点を解説!」の記事もご参考ください。
メッセージアプリやSNS
電話以外で最も使われている訃報をお知らせするツールです。
メッセージアプリやSNSの普及により、訃報についても利用する方が増えてきており、一般的になりつつあります。
但し、メールを利用して訃報をお知らせする以上に使用については賛否両論言われているのが現状です。
若い方は抵抗なく利用しているようですが、年齢を重ねるにつれて利用についてあまりよく思われていないようです。
昨今の普及状況を見ると、今後はメール同様の扱いになってくるのではないかと思われますが、現状は使用については注意が必要です。
とはいえ、絶対に使用不可、というものではありません。注意して使用すれば、有効な連絡方法であると言えます。
メッセージアプリやSNSについては、年配の方は利用していない方も多くいらっしゃいます。
メッセージアプリやSNSだけに頼るのではなく、電話やFAX、メールを中心に使用すると良いでしょう。
メッセージアプリやSNSだからと言って、訃報に記載する内容を省いて良いものではありません。
電話やFAX、メールなどでお伝えする時同様、誰がいつ亡くなったのか、通夜・告別式・葬儀の日時と場所、葬儀の形態(仏式、神式、キリスト教式など)、喪主の氏名、連絡先は必ず記載するようにしましょう。
訃報をお送りするということは、亡くなった方が生前お世話になった方ということです。
亡くなった方に代わって 一言お礼を付け加えることも忘れないようにしましょう。
新聞のお悔み欄
新聞へ亡くなった情報を掲載することを「死亡広告」「お悔み広告」「黒枠広告」などと言われています。
地域によっては無料で新聞に訃報案内を行うところもあり、有効な訃報を知らせる手段の一つとなっております。
交友関係が広く、電話やFAX、メールなどでは伝えきれないなど広く多くの方に伝えたい場合にとても有効な訃報告知です。
新聞に死亡広告を掲載する場合は有料となります。
掲載費用については、どのくらいかかるのかなど各新聞社によって異なるケースもあるので確認が必要です。
また、新聞に死亡広告を掲載する場合には申込期限(時間)があります。
各新聞社によって、申込期限(時間)が異なる場合があるので掲載を希望される場合は注意が必要です。
時間が過ぎてしまうと受付してもらえなくなるため、早めに確認するようにしましょう。
もう一つ新聞には、無料で掲載することができる「死亡記事」という欄がありますが、必ず掲載されるものではありません。
掲載するかどうかは新聞社の都合となります。
必ず掲載して欲しい場合は、有料となってしまいますが死亡広告として依頼することをおすすめします。
訃報のお知らせに記載すること
訃報のお知らせには必ず記載しなくてはならないことがあります。
最初でも解説しましたが、訃報とは、亡くなった方の葬儀の情報を正確にお知らせすることです。
では、どのような事をかならず記載しなくてはならないのでしょうか。
必須の5項目
ここでは、訃報をお知らせする際に必要な項目を5項目あげ、順に説明していきます。
①誰がいつ、何歳で亡くなったのか
故人の方のお名前は、とても大切な情報です。フルネームで姓名を正しく記載するようにしましょう。
亡くなられた年齢については、訃報としてお伝えする場合は「享年」と記載します。
享年とは、亡くなられた方がこの世に生を受け存在した年数という意味です。
そのようなことから、宗教・宗派を問わず、通常亡くなられた方の年齢は数え年で記載することが一般的とされています。
今では満年齢が広く普及しているため、享年として満年齢を記載することも多くなってきていますが、享年と記載する際は、数え年で記載するとよいでしょう。
※数え年とは、生まれ年を「1歳」「1年」とする数え方のことです。
※満年齢とは、生まれ年を「0歳」翌年誕生日前日終了をもって「1歳」と数えていく数え方です。
※数え年と満年齢では数え方が違うので注意しましょう。
②亡くなった日時
亡くなられた方が、いつ、何時にお亡くなりになったのかを記載しましょう。
お亡くなりになった時間は必ず正確に記載が必要なものではありません。
「早朝」や「深夜」などのように記載しても問題ありません。
③連絡者と個人の関係、喪主の姓名、連絡先
訃報を伝えている人が誰なのか、亡くなった方とどういう関係なのか記載するようにしましょう。
〇〇〇〇の妻の◇◇です。
〇〇〇〇の息子の△△です。
連絡者とは別に喪主の姓名、連絡先も必要です。
連絡者と喪主が同じ人の場合は、その旨記載すると、相手もわかりやすいと思います。
④どのような様式での葬儀か(仏式、神式、キリスト教式、無宗教など)・通夜・告別式・葬儀の詳細情報(日時・場所・交通手段など)
どのような様式での葬儀なのかにより、しきたりやルールが変わってきます。
受け取った方がどんな様式なのかを把握し対応できるよう、必ず記載するようにしましょう。
通夜・告別式・葬儀の日時も正確に、詳しく書くように伝えるようにしましょう。
斎場の地図や交通手段なども付け加えるとより親切です。参列していただける方のことを考えて、必要な情報はお伝えするようにしましょう。
⑤参列辞退・香典辞退などの場合はその旨を記載
通夜・告別式への参列や、香典・お供え物など辞退する場合は、必ず辞退の旨一文記載しておくようにしましょう。
「故人の遺志により、ご辞退申し上げます。」
「故人の遺志により、お香典・ご供花・お供え物など固くご辞退申し上げます」
「故人との約束で、お香典やお供えは一切いただかないことにしております」
などのように、辞退する場合は、その旨をはっきりと記載しましょう。曖昧な表現では相手に正しく意思を伝えることが出来ません。
訃報は、亡くなったことをお知らせする大切な役割を持っています。
大切な方が亡くなり、悲しみに打ちひしがれている中で、お知らせをしなくてはならないので大変なことだと思いますが、見る相手がわかりやすいように、情報は正確に、失礼のないように作成することを心掛けましょう。
その他に伝えること
ここでは、訃報をお知らせする際に必要な項目を5項目あげ、順に説明していきました。
その他、お伝えすることはあるのでしょうか。基本的には上記記載した必須項目が記載されていれば問題ありませんが、訃報は亡くなった方と親交のあった方々へのお知らせです。
生前お世話になった旨、一文加えるとより良い訃報のお知らせになると思います。
悲しみの中ではありますが、亡くなった方のためにも、相手への感謝の気持ちも忘れず記載するとよいでしょう。
訃報のお知らせについてのマナー
ここからは、訃報をお知らせする際のマナーについて解説していきます。焦らず失礼のないように対応できるよう、ぜひ確認しておくようにしましょう。
気をつけるべきマナー
訃報をお伝えする際には、句読点は使用しません。
所説理由はあるようですが、「葬儀が無事、途切れることなく終わりますように」という意味があるそうです。
訃報のお知らせ方法は色々あると思いますが、どんなお知らせ方法であっても句読点は使用しないように心がけましょう。
句読点があることで、文章が見やすくなっているという点は空白や改行を使って解消するとよいでしょう。
使ってはいけない言葉
お悔みの言葉をお伝えする際には、使ってはいけない言葉があります。
不幸が何度も起こることがないように、不幸が続かないようにという事から、「重ねる」「また」「くれぐれも」「再三」「たびたび」「しばしば」「ふたたび」などの重ね言葉は使用しないようにしましょう。
「死」や「苦」などを連想させるような数字の「4」や「9」、もちろん「死」や「苦」の言葉も避けなくてはいけません。
「死」や「苦」を連想させるような言葉を避けるには、「生前」「逝去」「元気なころ」などのようなやわらかい言葉で表現するとよいでしょう。
訃報の内容は簡潔に記載する
訃報を送る際はできるだけ簡潔にまとまった内容を心がけましょう。ダラダラと長い文章は訃報には不向きです。
時候の挨拶は不要
通常、手紙の冒頭に記載する時候の挨拶は訃報の連絡をする際には不要です。いきなり本題から入ってしまって問題ありません。
訃報のお知らせを受け取ったときのマナー
ここからは、訃報のお知らせを受け取った際のマナーについて解説していきます。
急な訃報の連絡を受けた際でも、焦らず失礼のないように対応できるよう、
ぜひ確認しておくようにしましょう。
案内を受け取ったら
訃報の案内を受け取ったら、まずは、どなたがお亡くなりになったのか、通夜・告別式はいつ行われるのかなど内容を確認しましょう。
内容を確認し、葬儀に参列できるのかできないのか、スケジュールはどうなっているのかなどすぐに確認し、何か特別な予定がない限りは、出来る限り参列するように調整しましょう。
通夜は家族・親族だけで行いたい場合など、記載されていない場合もあるかと思います。
その時は、無理に聞いたりすることなく、告別式への参列を検討するようにしましょう。
家族葬などの場合、親族のみで行われるなど一般参列を受付しない場合があります。
その場合は必ずその旨記載されています。ご遺族が参列を希望されていない場合も無理にお聞きすることなく、お悔みの言葉をお伝えするだけにしましょう。
通夜・告別式に参加する場合
通夜・告別式に参列する場合、どちらか一方に参列する場合、どちらも参列しない場合でも電話やメールや電報などを利用して、必ずお悔みの言葉をお伝えするようにしましょう。
その際、葬儀の参列についてのお返事も忘れないようにしましょう。
お悔やみの言葉をお伝えする際には、続柄は特別な表現で記載しなくてはならないので注意が必要です。
父親・・・ご尊父
母親・・・ご母堂
夫人・・・ご令室
夫・・・ご主人、ご夫君
息子・・・ご子息
娘・・・ご令嬢
通夜・告別式については「お通夜のマナーとは? 服装や香典マナー、流れを喪主側参列者側で徹底解説!」「告別式とは?知っておくべき遺族側・参列者側必読のマナー!」の記事もご参考ください。
気をつけるべきマナー、使ってはいけない言葉
前述したように、お悔みの言葉をお伝えする際には、使ってはいけない言葉があります。
不幸が何度も起こることがないように、不幸が続かないようにという事から、「重ねる」「また」「くれぐれも」「再三」「たびたび」「しばしば」「ふたたび」などの重ね言葉は使用しないようにしましょう。
また、「死」や「苦」などを連想させるような数字の「4」や「9」も避けなくてはいけません。
「死」や「苦」を連想させるような数字である「4」や「9」を避けることは出来そうですが、「死」や「苦」を連想させるような言葉を避けるには、どうしたらよいでしょう。
その場合は、「ご生前」「逝去」「お元気なころ」などのような言葉で表現するとよいでしょう。
その他にも、不吉なことを連想してしまうような言葉も使用してはいけません。
普段使い慣れない言葉を使わなくてはならなかったり、使用する言葉にも注意をしなくてはならないので、大変かもしれませんが失礼のないように気をつけましょう。
宗教・宗派で使ってはいけない言葉
宗教・宗派によっては、避けなければならない言葉があります。
「冥福を祈る」という言葉です。この言葉は、死後の幸福をお祈りします、死後の世界に無事行くことができますように、という意味があります。
キリスト教では、死後は必ず天国に行けるとされているので、冥福を祈る必要はありません。
浄土真宗でも、極楽浄土に導かれるとされているので適さない言葉となります。
言葉の意味を知ったうえで使用すると失礼にあたることがない使い方ができます。
宗教・宗派の考え方によっては使わない方がよい言葉もあるので注意するようにしましょう。
各宗派ごとの葬儀については「前もって理解しておこう!葬儀の種類や宗教ごとの違いを解説」もご覧ください。
訃報の文例・送り方・返信例文(手紙の場合)
ここからは、訃報を手紙でお知らせする場合の、文例や送り方、返信例文などを紹介・解説していきます。
こちらもぜひ確認しておくようにしましょう。
訃報の文例
(父/母) 〇〇〇〇 儀 病気療養中のところ(交通事故により・不慮の事故により)
〇月〇日午前/午後 〇時 〇〇〇(病名)のため 享年〇〇歳にて永眠(急逝)いたしました
生前のご厚意を感謝いたしますとともに 謹んでお知らせさせていただきます
通夜 葬儀告別式につきましては(仏式/神式/キリスト教式/〇〇〇式/○○葬)にて
下記のとおり執り行いますことをお知らせいたします
記
通夜日時
令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分から〇時〇分
通夜場所
〇〇〇斎場(〇〇〇葬儀場/自宅)
〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇
葬儀及び告別式日時
令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分から〇時〇分
葬儀(告別式)場所
〇〇〇斎場(〇〇〇葬儀場/自宅)
〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇
喪主
〇〇〇
その他
故人ならびに家族の遺志により、(一般参列/御香典/御共花/御供物/弔電)は失礼ながら辞退とさせていただきます 恐れ入りますが何卒よろしくお願い申しあげます
気をつけるべき点
訃報をお伝えする際には、句読点は使用しません。
句読点があることで、文章が見やすくなっているという点は空白や改行を使って解消するとよいでしょう。
亡くなった方の代わりに、一言生前のお礼を記載する場合は、「死」や「苦」を連想させるような言葉を避け、「生前」「逝去」「元気なころ」などのようなやわらかい言葉で表現するようにしましょう。
形式的な言葉だけでなく、感謝の気持ちを一言添えるとよいと思います。
返信文例
このたびは、(ご尊父様(父上様)/御母堂様(母上様)/御夫君様(ご主人様)/御令室様(奥様))の訃報を受け、とても驚いております心よりご冥福をお祈りいたします
御霊前にお供えいただきたく 心ばかりのものを同封いたしました 本来であればすぐにご弔問にお伺いすべきところですが 遠方によりご葬儀に参列することができないことお許しください
遠方の地より(ご尊父様(父上様)/御母堂様(母上様)/御夫君様(ご主人様)/御令室様(奥様))のご冥福をお祈り申し上げます
句読点は使用しません。句読点があることで、文章が見やすくなっているという点は空白や改行を使って解消するとよいでしょう。
訃報のお知らせが届いたら、まずはお悔みの言葉をご遺族にお伝えするようにしましょう。
使い慣れない言葉を使うことになるので難しい点も沢山あると思いますが、正しく敬語を使いお悔みをお伝えするようにしましょう。
訃報の文例・送り方・返答例文(電話の場合)
ここからは、訃報を電話でお知らせする場合の、文例や送り方、返信例文などを紹介・解説していきます。
こちらもぜひ確認しておくようにしましょう。
訃報の文例
(夜分/早朝)失礼いたします。〇〇〇〇の(息子/娘)の〇〇〇〇(連絡している人の名前)です。
(父/母/祖母/祖父)が〇日〇時〇分に(病気のため/事故のため)〇〇病院で亡くなりました。
通夜・告別式は〇日〇時より、○○斎場で行います。葬儀は(仏式/神式/キリスト教式/〇〇〇式/○○葬)にて行います。
ご参列可能であれば、何卒よろしくお願いいたします。
気をつけるべき点
手短に用件をお伝えするとよいでしょう。直接お話しをすることになるので、生前の感謝もお伝えするとよいでしょう。
手短にとはいえ、訃報のお知らせなので、誰が、いつ、通夜・告別式の日時と場所などは正しく、正確にお伝えするようにしましょう。
香典やお供え、弔電を辞退する場合はその旨もきちんと伝えるようにしましょう。
返答文例
「本当にご愁傷様でございます。大変な中ご連絡いただきありがとうございます。
(通夜・告別式)参列させていただきたいと思います。何かお手伝いできることがあれば、遠慮なくお申しつけください。」
「悲しみでお辛い中、ご連絡いただきましてありがとうございます。日程などお決まりでしょうか。
決まりましたらお知らせください。すぐにお伺いしたいと思います。何かお手伝いできることがあれば、遠慮なくお申しつけください。」
訃報の文例・送り方・返信例文(FAXの場合)
ここからは、訃報をFAXでお知らせする場合の、文例や送り方、返信例文などを紹介・解説していきます。こちらもぜひ確認しておくようにしましょう。
訃報の文例
(父/母) 〇〇〇〇 儀 病気療養中のところ(交通事故により/不慮の事故により)
〇月〇日午前/午後 〇時 〇〇〇(病名)のため 享年〇〇歳にて永眠(急逝)いたしました
生前のご厚意を感謝いたしますとともに 謹んでお知らせさせていただきます
通夜 葬儀告別式を下記のとおり執り行いますことをお知らせいたします
記
通夜日時
令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分から〇時〇分
通夜場所
〇〇〇斎場(〇〇〇葬儀場/自宅)
〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇
葬儀及び告別式日時
令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分から〇時〇分
葬儀(告別式)場所
〇〇〇斎場(〇〇〇葬儀場/自宅)
〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇
喪主
〇〇〇
葬儀形式
(仏式/神式/キリスト教式/〇〇〇式/○○葬)で執り行われます
その他
このたびの葬儀は故人ならびに家族の遺志により、葬儀は家族親族にて取り行うこととなりました
(一般参列/御香典/御共花/御供物/弔電)は失礼ながら辞退とさせていただきます
恐れ入りますが何卒よろしくお願い申しあげます
気をつけるべき点
訃報をお伝えする際には、句読点は使用しません。
句読点があることで、文章が見やすくなっているという点は空白や改行を使って解消するとよいでしょう。
通夜・告別式の会場が自宅の場合、住所を省略しないよう気をつけましょう。
マンションの場合は、部屋番号だけではなく、マンション名も記載するようにしましょう。
通夜・告別式とも同じ場所の場合、告別式の場所と同様の旨、記載するとよいでしょう。
その場合は、斎場名・住所を再度記載する必要はありません。
返信文例
〇〇〇さまのご逝去のご連絡につきまして
このたびは、(ご尊父様(父上様)/御母堂様(母上様)/御夫君様(ご主人様)/御令室様(奥様))の訃報を受け、とても驚いております
心よりご冥福をお祈りいたします ご家族様におかれましては、お力を落とされぬよう、お気を強くお持ちいただくようお祈り申し上げております
(ご尊父様(父上様)/御母堂様(母上様)/御夫君様(ご主人様)/御令室様(奥様))にお会いすることができないと思うと寂しくてなりません
心から哀悼の意をささげます
本来であればすぐにご弔問にお伺いすべきところですが どうしてもご葬儀に参列することができません お許しください
何かお手伝いできることがございましたらご連絡ください
お力をお落としになりませんよう心よりお祈り申し上げます
略儀ながらFAXにて失礼いたします
心よりお悔み申し上げます
訃報の文例・送り方・返信例文(メールの場合)
ここからは、訃報をメールでお知らせする場合の、文例や送り方、返信例文などを紹介・解説していきます。
こちらもぜひ確認しておくようにしましょう。
訃報の文例
件名:〇〇〇〇逝去のお知らせ
本文:
(株式会社/有限会社)〇〇 〇〇部 〇〇殿
(父/母) 〇〇〇〇 儀 病気療養中のところ(交通事故により/不慮の事故により)
〇月〇日に他界いたしました 生前のご厚意を感謝いたしますとともに 謹んでお知らせさせていただきます
通夜 葬儀告別式につきましては(仏式/神式/キリスト教式/〇〇〇式/○○葬)にて
下記のとおり執り行いますことをお知らせいたします。
通夜日時 令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分より
葬儀告別式 令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分より
通夜場所
〇〇〇斎場/〇〇〇葬儀場/自宅
〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇
〇〇‐〇〇〇〇‐〇〇〇〇(電話番号)
喪主 〇〇〇(長男)
葬儀形式 (仏式/神式/キリスト教式/〇〇〇式/○○葬)
連絡先 電話番号(自宅又は携帯又はメールアドレスなど)
気をつけるべき点
基本的には手紙やFAXなどで訃報をお知らせする時と同じ内容ですが、あまり長い文章にならないようにまとめることをおすすめします。
訃報をお伝えする際には、句読点は使用しません。
句読点があることで、文章が見やすくなっているという点は空白や改行を使って解消するとよいでしょう。
ご遺族は亡くなられた悲しみの中で葬儀の準備をされています。出来る限りお手間のないよう、訃報に対して返信する場合は、自分のメールに対しての返信は不要の旨を記載するとよいでしょう。
返信文例
訃報のお知らせが届いたら、まずはお悔みの言葉をご遺族にお伝えするようにしましょう。
使い慣れない言葉を使うことになるので難しい点も沢山あると思いますが、正しく敬語を使いお悔みをお伝えするようにしましょう。
このたびは、(ご尊父様(父上様)/御母堂様(母上様)/御夫君様(ご主人様)/御令室様(奥様))の訃報を受け、とても驚いております 心よりご冥福をお祈りいたします
ご家族様におかれましては、お力を落とされぬよう、お気を強くお持ちいただくよう お祈り申し上げております (ご尊父様(父上様)/御母堂様(母上様)/御夫君様(ご主人様)/御令室様(奥様))にお会いすることができないと思うと 寂しくてなりません 心から哀悼の意をささげます
本来であればすぐにご弔問にお伺いすべきところですが
どうしてもご葬儀に参列することができません お許しください
略儀ながらメールにて失礼いたします 心よりお悔み申し上げます
※なお このメールへの返信は不要です
句読点は使用しません。句読点があることで、文章が見やすくなっているという点は空白や改行を使って解消するとよいでしょう。
訃報の返信をメールで行う際の注意は「お悔やみメールはあり?突然の訃報に返事をする際のマナーや注意点を徹底解説!」をご覧ください。
訃報の文例・送り方・返信例文(SNSの場合)
ここからは、訃報をSNSでお知らせする場合の、文例や送り方、返信例文などを紹介・解説していきます。こちらもぜひ確認しておくようにしましょう。
訃報の文例
(父/母) 〇〇〇〇 儀 病気療養中のところ(交通事故により/不慮の事故により)
〇月〇日午前/午後 〇時 〇〇〇(病名)のため 享年〇〇歳にて永眠/急逝いたしました
通夜 葬儀告別式につきましては(仏式/神式/キリスト教式/〇〇〇式/○○葬)にて
下記のとおり執り行いますことをお知らせいたします
日時 〇月〇日(午前/午後) 通夜〇時より
〇月〇日(午前/午後) 告別式〇時より
通夜場所 〇〇〇斎場/〇〇〇葬儀場/自宅
〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇
喪主は〇〇〇です 生前は本当にありがとうございました 取り急ぎお知らせさせていただきました
気をつけるべき点
基本的には手紙やFAXなどで訃報をお知らせする時と同じ内容ですが、あまり長い文章にならないようにまとめることをおすすめいたします。
訃報をお伝えする際には、句読点は使用しません。
句読点があることで、文章が見やすくなっているという点は空白や改行を使って解消するとよいでしょう。
返信文例
〇〇〇〇さまのご逝去のご連絡をお受けいたしまして
謹んでお悔みを申し上げますとともにご冥福をお祈り申し上げます
都合によりどうしても葬儀に参列することができません 申し訳ございません
何かお手伝いできることがございましたら、ご連絡ください
お力をお落としになりませんよう心よりお祈り申し上げます。
訃報のお知らせは家族で共有しておく
訃報のお知らせは自分が亡くなったときに、家族に行ってもらうものです。当然ながら自分では連絡をすることができません。その為、「誰にどのように訃報のお知らせをして欲しいか?」は、家族間で情報共有しておくことをおすすめします。
突然の不幸で、家族は大きな悲しみの中、葬儀の準備を始めなければいけません。事前に、訃報をお知らせしたい相手の連絡先や一覧をリスト化することで、家族の負担を軽減することができます。
家族の誰かに頼んでおいても良いですし、エンディングノートを作成しておくのも良いでしょう。エンディングノートには、こういったリストだけではなく、葬儀方法の希望なども書いておくことができます。
エンディングノートについては「エンディングノート最新人気ランキング20選!書き方も完全解説!」の記事もご参考ください。
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訃報のお知らせについてのまとめ
「訃報のお知らせ」について特に重要となるポイントを下記にまとめました。
【訃報のお知らせとは?】
●亡くなった方や葬儀の情報を正確にお知らせすること
【訃報のお知らせを送るタイミング】
●家族や親族にはできるだけ早く連絡をする
●知人や仕事関係者であれば葬儀の日時が決まってから連絡をしても遅くはない
【訃報を知らせる順序】
①家族・親族などの近親者
②(必要に応じて)葬儀を執り行う菩提寺や寺、葬儀社など
③(故人の)友人や知人、会社関係者
④(自分の)会社
⑤子どもの学校
⑥(必要があれば)町内会や自治体
【訃報のお知らせの送り方】
●手紙、電話やFAX、メールなど
●新聞のお悔み欄なども
【訃報のお知らせで必ず記載すること】
①誰がいつ、何歳で亡くなったのか
②亡くなった日時
③連絡者と個人の関係、喪主の姓名、連絡先
④どのような様式での葬儀か(仏式、神式、キリスト教式、無宗教など)・通夜・告別式・葬儀の詳細情報(日時・場所・交通手段など)
⑤参列辞退・香典辞退などの場合はその旨を記載
【訃報のお知らせについてのマナー】
●訃報をお伝えする際には、句読点は使用しない
●重ね言葉は使わない
●「死」や「苦」などを連想させるような数字や言葉は使わない
●訃報の内容は簡潔に記載する
訃報は、ただ亡くなったことを知らせるためだけでなく、通夜・告別式・葬儀の日時や場所など様々な情報を伝える大切な役割があります。
お知らせする方法も様々あり、それぞれ注意すべき点があることもご理解いただけたのではないでしょうか。
訃報の役割を知ることで、必要なことは何なのかが見えてくるはずです。
訃報のお知らせをすることは、一生の中で、何度もあるものではないと思いますが、知識として知っておくと、いざという時に慌てることなく、スムーズに落ち着いて対応することができると思います。
ぜひ、覚えておいていただき、いざという時にお役立ていただけたら幸いです。
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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)
- 略歴
- 栗本喬一(くりもと きょういち)
- 1977年生まれ
- 出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)
- 株式会社東京セレモニー 取締役
- ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
- 「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
- 株式会社おぼうさんどっとこむ
- 常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
- 株式会社ティア
- 葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。
- 著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)
プロフィール