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香典を完全解説!意味・歴史・金額相場・書き方・包み方・渡し方を解説!

(2021/4/5 情報更新)

お葬式の際に用意する必要がある香典(こうでん)。金額の相場や香典袋の選び方、書き方が間違っていると、恥をかいたり、相手に失礼になってしまったりすることもあります。

今回は、香典の意味をはじめ、金額の相場や香典袋の選び方、包み方、書き方などを詳しく紹介します。

INDEX

01
香典とは?
02
香典の書き方(宗教での違い)
03
香典袋の選び方
04
香典の金額と相場(年齢・故人との関係・法要別)
05
香典の入れ方と包み方
06
香典の渡し方
07
香典に関するQ&A
08
香典に関するマナー
09
はじめての葬儀なら「やさしいお葬式」
10
香典に関する知識のまとめ

香典とは?

香典(こうでん)とは、お通夜やお葬式などの際に、亡くなった方の遺族に渡すお金のことです。基本的に、現金を不祝儀用の袋に入れて渡します。

お線香やお花の代わりに故人の霊前等に備えるものですが、葬儀における突然の出費に対して、遺族を助けるという意味もあります。また、葬儀に参列できない場合などは、香典の代わりにお花やお菓子をお供えとして送ることもあります。

香典の意味

香典には、香奠(こうでん)という表記や、香料(こうりょう)という別名もあります。

お香・お線香の代わりに備えるという意味から、「香」の字が使われています。また、「奠」には故人へのお供え物という意味があり、故人に備える金品のことを「香典」と呼ぶようになりました。

香典の由来・歴史

いつ頃から香典が渡されるようになったのかは明らかではありませんが、かなり昔からそのような風習があったと言われています。ただし、昔は金銭ではなく、食料などが送られていたそうです。

現在のように現金を香典として渡すようになったのは、武士階層では室町時代頃、一般庶民では明治時代以降だと考えられており、地域によっては、戦後に入ってからという場所もあると言われています。

また、昔の農村部では香典として食料が送られ、僧侶や葬儀参列者の食事に使われることが多かったようです。

村香奠(むらこうでん)

死は「穢(けが)れ」であるとする思想が強かった時代には、故人の親族が穢れを広めないように、親族用の食料を前もって別に用意しておくこともあったそうです。

また、葬儀参列者などは穢れと接触しないように、地域の住民で食料を用意し、地域の宿や食堂を借りて食事をしたと言われており、これを村香奠と呼んでいました。

その後、穢れの概念がなくなると、故人の親族も葬儀参列者も一緒に食事をするようになり、香典も故人の家族に渡されるようになって、村香奠から現代の香典に移り変わったと考えられています。

一俵香奠(いっぴょうこうでん)

食料などを香典としていた時代も、故人との血縁や関わりによって香典の内容が異なりました。中でも「一俵香奠」と呼ばれるものがあり、これは、喪主ではない故人の子供が、米か麦一俵と酒一樽を香典としたものです。

香典の書き方(宗教での違い)

香典袋の下に名前を書く

香典には、水引の上中央に表書き(「御霊前」など)、下中央に、表書きよりも少し小さく自分の名前をフルネームで書きます。

会社関係で書く場合

肩書きや会社名を入れる場合は、名前の右肩に小さめに書きます。中心に役職とフルネームを書くのも忘れないようにしましょう。

旧姓で香典を書く場合

旧姓で香典袋を書くことを可能です。その場合は、下中央に新しい苗字を書き左側に「(旧姓)」と旧姓の苗字をカッコで括りましょう。または、表書きには新しい苗字。中袋に上記の方法で旧姓を書いても問題ありません。

筆や筆ペンで書く

書く時は、筆または筆ペンで薄墨を使うのがマナーです。これは、涙で墨が薄まる=悲しみの気持ちを表すための決まりです。

薄墨の筆ペンはコンビニなどにも売っているので、ボールペンやサインペンは極力避けましょう。ただし、四十九日法要以降はすでに悲しみを示す段階ではなく、故人を偲ぶ時期のため、薄墨ではなく普通の墨を使います。

また、香典袋の印刷や代筆サービスもありますが、できれば気持ちを込めて手書きをするほうがいいでしょう。

仏式の場合

仏式の場合、表書きは「御霊前」、「御香料」、「御香奠(御香典)」のどれかを使います。「典」や「仏」は略字なので、基本的には「奠」や「佛」を使います。

通夜・葬儀の場合はまだ故人の霊魂が成仏していないため、「御霊前」を使いますが、四十九日以降は成仏したと考えられ、「御佛前」を使います。

仏式の葬儀については「仏式とは?意味・流れ・マナー・神式との違いを解説!」「仏式葬儀とは?一般的なマナーや葬儀の流れについて徹底解説」の記事もご参考ください。

浄土真宗の場合

一方、浄土真宗の場合は、死後すぐに仏様になるという考えの宗派であるため、通夜・葬儀でも「御佛前」を使います。ただ、故人の宗派までは知らないことが多いため、わからない場合はその場でその旨を伝え、弔意を伝えましょう。

その他の表書き

仏式の香典では、これらの他に「御香華料」、「御弔料」、「御悔」、「御供」が使われます。また、京都では宗派に関わらず「御佛前」と書き、水引は黄白色の結び切り(あわじ結び)を使います。

仏式の葬儀についての詳細は「仏式葬儀とは?一般的なマナーや葬儀の流れについて徹底解説」でもご紹介しています。

神式の場合

神式の場合は、「御霊前」、「御玉串料」、「御榊料」、「御神饌料」「御花料」などの表書きを使います。

神式も仏教と似たような考え方で、亡くなってすぐは「御霊前」、50日後の五十日祭以降は家の守護神となることから「御神前」を使います。

神式の葬儀について詳細は「神式葬儀の流れとは?仏式との違いや基本的なマナーについても解説をご確認ください。

キリスト教の場合

キリスト教の場合、香(お線香や焼香)がないため、「御花代」や「御花料」の表書きを使います。

プロテスタントの場合

「御霊前」や「御香典」を使っても問題はない、と考えられていますが、プロテスタントの福音派では、異教の偶像崇拝とみなされるため「御霊前」や「御香典」は望ましくなく、注意しましょう。また、プロテスタントでは「忌慰料」という表書きも使うことができます。

ちなみに、カトリックの場合「御ミサ料(御弥撒料)」と書くという情報がよくありますが、これは間違いなので注意しましょう。

宗教がわからない場合

どの宗教・宗派かわからない場合は、白無地の包みに「御花料」(キリスト教の場合)「御霊前」と表書きします。水引は白黒か銀一色の結び切りが無難と言われています。

無宗教にの葬儀については「無宗教葬儀を完全解説!流れ・費用・マナー・供養方法を紹介!」「仏教のお葬式と何が違うの?無宗教で行うお葬式」もご確認下さい。

また各宗派の葬儀をはじめ、葬儀についての不明点や疑問はやさしいお葬式から24時間365日無料相談も承っています。電話でもメールでも行えますのでお気軽にご連絡下さい。やさしいお葬式では葬儀の見積もり、遺影写真、参列者のリストアップなど事前準備をおすすめしています。葬儀の作法や服装などについてもご相談できます。

 

連名にするときの名前の書き方

遺族は、香典や芳名帳に書かれた内容で故人との関係を把握したり、お返しの内容を変えたりすることがあるため、香典はできる限り連名ではなく個人で用意するのがいいです。会社関係の香典の場合は、会社名、部署名、役職名を入れ、会社名は略さず正式名称を記入しましょう。

ただし、どうしても連名にする場合は、名前を書くのは多くても3人までです。それ以上の場合は「◯◯株式会社 ◯◯部一同」と書くか、代表者のフルネームを書き、その左に「外一同」と書きます。複数人の名前を書く場合は、目上の人の名前を右から順に書くことが一般的ですが、五十音順で書いても問題ありません。

香典を連名で出す際は、以下のような書き方があります。

●会社関係者に出す場合
→「有志一同」や「社員一同」など

バイト先・パート先に出す場合
→「パート一同」や「アルバイト一同」など


学校関係者に出す場合
→「生徒一同」や「PTA一同」など

また、夫婦連名や世帯で香典を包む場合、夫婦2人で参列する際は夫婦連名で、どちらか1人が参列する際は世帯主の名前を書きましょう。

家族以外で連名にする場合に大事なことは、中に全員の名前や住所がわかるものを入れておくことです。内袋に書ける場合は全員の情報を書き、難しい場合は、内袋に代表者の名前、住所を書きます。

そして、全員分の名前、住所、金額を書いた紙を入れます。こうすることで、遺族が香典返しを個別に送りやすくなります。

香典を連名で出す方法は「香典を連名で出す場合は?香典を連名で出す際の書き方やマナー、注意点を徹底解説!」の記事でもご紹介しています。

内袋(中袋)の書き方

香典袋に内袋(中袋)がついている場合は、表に香典の金額、裏の左下に名前、住所を書きます。

香典袋によっては、記載するスペースが決まっているものがあるので、その場合はそれに従えば問題ありません。内袋はボールペンを使っても問題ありません。郵便番号や電話番号も書いておくと、遺族がお返しを送ったり連絡をとったりするときに便利となり、丁寧です。

内袋が付いていないときは、香典袋の裏面右側に金額を、左下に住所などを書きましょう。

また、金額は「金壱萬円」のように、大字(書き換えられてしまわないように使われる漢字)で書くのが一般的です。壱(一)、弐(二)、参(三)、伍(五)、拾(十)阡(千)、萬(万)のように記載します。

香典の書き方については「香典の正しい書き方を完全解説!金額・表書き・中袋・のし袋の書き方を紹介!」の記事もご参考ください。

香典袋の選び方

通常は黒白の水引の香典袋

香典袋の水引は、通常は黒白を用います。

一部地域では黄白色の水引を使用

関西や北陸など一部地域では、四十九日以降については黄白色の水引を使うこともあります。この黄白色の水引は葬儀や通夜、告別式などでは使用しませんので間違えて使用しないようにご注意ください。

香典で結び切りを使用する意味

水引の形にはちょう結びや結び切りなどがありますが、香典に使うのは結び切りまたは淡路結びです。結び切りは一度結ぶとほどけないことから、不幸が繰り返し起こらないように、という意味で使われます。

また、慶事に使う祝儀袋には熨斗(のし)がついていますが、のしはもともとアワビを伸ばして乾燥させたものであり、生臭ものの象徴なので、不祝儀にはつけません。香典袋は相手の宗教・宗派で使い分ける必要があるため、事前に宗派のチェックをしておくのも忘れないようにしましょう。

仏式の香典袋

仏式では、白無地または蓮の花の柄が入った袋に、白黒か銀一色の結び切りの水引をかけます。蓮の花の柄が入った袋は仏式でしか使いません。ただし、京都では宗派に限らず黄白の結び切り(あわじ結び)の水引を使います。

神式の香典袋

神式では、白無地の袋に、白黒か白一色の結び切り水引や、麻緒(あさお)という紐の結び切りをかけます。ちなみに神式では、香を使わないので「香典」とは呼びません。

キリスト教の香典袋

教派によって異なりますが、基本的には白無地または白百合、十字架などが描かれた袋を使います。水引はかけないか、銀一色の結び切りを使います。

相手の宗教がわからない場合

相手の宗教がわからない場合は、白無地の袋に白黒か、銀一色の水引をかけるのが無難と考えられています。

金額と香典袋の関係

入れる金額によって、種類を変えるのがいいと言われています。

 香典の金額  香典袋
 5,000円以下  水引が印刷された香典袋
 10,000円以上  本物の水引がかかっている香典袋
 30,000円以上  高級和紙に銀色の水引の香典袋
 100,000円以  手の込んだ装飾がついている香典袋

金額が5,000円程度までであれば、水引が印刷されたものでもいいですが、10,000円以上なら、本物の水引がかかっているものを選びましょう。

さらに、30,000円以上では、高級和紙に銀色の水引のもの、100,000円以上なら、さらに手の込んだ装飾がついているものなど、金額が上がるにつれて香典袋も立派なものを選ぶのがおすすめです。

香典袋の選び方は「香典袋の正しい書き方を完全解説!表書き・中袋・名前・その他のマナーも紹介!」の記事もご参考ください。

香典の金額と相場(年齢・故人との関係・法要別)

香典の金額は、用意する側の年齢や故人との関係などによって異なります。金額が少ないと遺族に失礼にあたったり、多すぎても気を遣わせてしまったりするため、適切な相場を理解しておく必要があります。

香典金額の相場については下記の記事もご参考ください。
3分で分かる法事のお金の相場(香典・お布施):お金の入れ方と袋の書き方!
法事・法要の香典相場はいくら?三回忌・七回忌・十三回忌と故人との関係別に解説!
香典金額の相場を完全解説!書き方・包み方・渡し方も紹介!

基本の金額

香典の金額は、最低3,000円からですただし、故人との関係によって金額は大きく変動するため、3,000円では少なすぎる場合があります。

一方、多ければ多いほどいいというわけでもありません。香典をもらった側は、渡した側に不幸があった際に、同程度の香典を渡すため、相場の金額から大きく外れる香典は、迷惑になってしまうことがあるからです。

香典で避けるべき金額

結婚式のご祝儀と同様、香典も偶数は避けたほうがいいと言われています。偶数は割り切れる数字なので、故人とこの世の縁が切れてしまうことを連想させるからです。

どうしても偶数になってしまう場合は、「御霊前」と「御供」など、2つの香典にわけて渡す方法もあります。

さらに、「4」は「死」、「9」は「苦」を連想させるので、注意が必要です。また、4や9ほどではありませんが、「3」も「惨(みじめ)」を連想するため、嫌がられる場合があります。渡す相手によっては注意したほうがいいでしょう。

香典の相場金額目安

具体的に香典の相場金額をまとめました。

関係 金額の目安
友人・知人 3,000〜10,000円
友人・知人の親
恩師や先生
近所の人への香典相場
会社関係 社長 5,000円〜10,000円
上司
元上司 5,000円程度
同僚 5,000円〜10,000円
部下
取引先関係
上司の家族
同僚・部下の家族 3,000円~5,000円
身内 自分の親 30,000円〜100,000円
自分の兄弟姉妹 30,000円〜50,000円
祖父母 10,000円〜50,000円
おじ・おば 10,000円~30,000円
いとこやその他の親族 5,000円〜10,000円

友人・知人への香典相場

友人、知人などが亡くなった場合は、3,000〜10,000円が相場です。渡す側の年齢や故人との付き合いの深さによって金額は上下します。一般的に、30代以上であれば5,000円以上が相場となります。

また、学生などの場合には無理して香典を渡す必要はなく、友人や仲間同士で連名で渡すという選択肢もあります。

友人・知人の親への香典相場

友人や知人の親が亡くなった場合は、3,000〜10,000円が相場です。友人・知人との関係や、故人との関係によっても金額は上下します。20代であれば3,000〜5,000円、30代以上であれば5,000円以上が一般的です。

恩師や先生への香典相場

恩師や先生が亡くなった場合は、3,000〜10,000円が相場です。友人・知人、その親の場合と同様、付き合いの深さなどによって金額が上下します。また、友人同士で連名で渡すという選択肢もあります。

近所の人への香典相場

近所の人が亡くなった場合は、3,000〜10,000円が相場です。生前の関わりが深いかどうかなどで判断しましょう。町内会などで金額が決まっている場合もあります。

また、近所の人の場合は自分の家族の葬儀の際に香典をもらったことがあるかもしれないので、その場合は同じくらいの金額を包みます。

会社関係への香典相場

仕事の関係者やその家族が亡くなった場合の香典は、個人ではなく会社名義で出したり、周りの人と金額を揃えたほうがいいこともあるので、事前に相談しておきましょう。

特に、上司よりも高い金額にならないように注意が必要です。金額の相場は、関係性によって以下のようになります。

【役職別の香典相場】
●社長:5,000円〜10,000円
●上司:5,000円〜10,000円
●元上司:5,000円程度
●同僚 5,000円〜10,000円
●部下 5,000円〜10,000円
●取引先関係 5,000円〜10,000円
●上司の家族 5,000円〜10,000円
●同僚・部下の家族 3,000円~5,000円

関係性に関わらず、5,000円〜10,000円の間が相場ですが、お付き合いの度合いや自身の年齢によって上下します。また、取引先の社長など、重役が亡くなった場合は、10,000円以上包むこともあるため、上司や周りの人とよく相談しましょう。

一方、取引先の場合は、香典は出さずに弔電やお花のみを送ることもあります。

弔電については「どうやって送るの?弔電の送り方から費用・注意点までを徹底解説!」の記事もご参考ください。

自分の親への香典相場

自分が喪主であったり、葬儀費用を負担したりする場合には、香典を用意する必要はありません。

喪主ではない場合は、30,000円〜100,000円が相場です。30代以上であれば50,000円〜100,000円、40代以上であれば100,000円前後が一般的です。

ただし、まだ若かったり、親と同居していたりする場合、もう1人の親がいるのであれば相談して決めてもいいでしょう。また、配偶者の親(義理の親)の場合も、相場は同じです。

兄弟姉妹への香典相場

兄弟姉妹が亡くなった場合は、30,000円〜50,000円が相場です。20代なら30,000円、30代以上なら50,000円が一般的です。

ただし、他の兄弟姉妹がいる場合はよく相談して、金額にあまり出ないようにしましょう。配偶者の兄弟姉妹(義理の兄弟姉妹)の場合も、相場は同じです。

祖父母への香典相場

祖父母が亡くなった場合は、10,000円〜50,000円が相場です。20代なら10,000円、30代は10,000円〜30,000円、40代以上なら30,000円〜50,000円が一般的です。

ただし、未成年などの場合は香典を出す必要がないことが多いため、親や家族と相談して決めましょう。

また、「孫一同」として共同で香典を包んだり、お花や果物などを送ったりすることもあります。その場合も、孫同士や親と相談するのがおすすめです。

おじ・おばへの香典の相場

おじ(伯父・叔父)やおば(伯母・伯母)が亡くなった場合は、10,000円~30,000円が相場です。そこまで親しくなかった場合は、10,000円程度が一般的です。

いとこやその他の親族への香典の相場

いとこやそれよりも遠い親戚の場合は5,000円〜10,000円が相場です。関係性によっては30,000円程度包む人もいるので、お付き合いの程度によって考えてみてください。

年齢による香典の相場

香典の相場は年齢によって上下します。一般的に、未成年は包む必要がないと考えられているので、家族と相談して包むか包まないのか決めるといいでしょう。

また、20代、30代、40代以上と、年齢が上がるとともに香典の相場も上がっていくので、故人との関係性と自身の年齢を考慮して、おかしくない金額を包みましょう。

親と参列する場合

親戚などの葬儀では、親と参列することもあります。未成年であったり、同居している場合は香典は親が代表して包んでも問題ありません。

その場合、香典袋は親のみの名前または親子連名で記載します。一方、特に結婚している場合は世帯が別とみなされるため、香典は親とは別に用意したほうがいいと考えられています。

夫婦で参列する場合

夫婦で参列する場合は、2人で1人分の金額を包んでも問題ありません。

ただし、血縁関係や生前の親交が深い場合は、1人分の相場よりもやや上乗せした方がいい場合もあります。迷った時は、近しい家族に相談するようにしましょう。

法要別の金額相場

葬儀だけではなく、年忌法要などにも香典を持参することがあります。法要の場合は関係性にかかわらず大体の相場が決まっています。また、夫婦の場合は2人分包むのが一般的です。

【法要別の金額相場】
●初盆・新盆:10,000円~20,000円

●初七日:5,000円~20,000円
●四十九日:10,000円~20,000円
●一周忌:10,000円~20,000円
●三回忌:5,000円~10,000円
●七回忌:3,000円~10,000円
●十三回忌:3,000円~10,000円
●十七回忌:3,000円~10,000円
●二十三回忌:3,000円~10,000円
●三十三回忌:3,000円~10,000円
●五十回忌:3,000円~10,000円

法事・法要については、「3分で分かる法事のお金の相場(香典・お布施):お金の入れ方と袋の書き方!」「法事・法要の香典相場はいくら?三回忌・七回忌・十三回忌と故人との関係別に解説!」もご参考ください。

精進落としの費用は香典に含めない

葬儀でお世話になって方々に食事を振舞うのを「精進落とし」といいます。精進落としは喪主からの感謝の気持ちのため、香典には含めなくても問題ありません。地域によっては精進落としが会費制の場合もありますので、心配な場合は事前に確認しておきましょう。

また、法事・法要についてはやさしいお坊さんでもご相談を受け付けております。追加費用が不要でお車代、御膳料、お心づけなども必要ありません。法事・法要は業界最安値の50,000円からご依頼可能です。

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香典の入れ方と包み方

香典袋に入れるお金の向きや、包み方には決まりがあります。間違えるとマナー違反になったり、恥ずかしい思いをしたりするので、正しい包み方を覚えておきましょう。

新札を使わない

香典には新札を使わないようにします。結婚式などでは新札を使うことが普通ですが、仏事の場合は、事前に用意していたと捉えらえれしまうためマナー違反となります。

また、「急なことで用意がなくて申し訳ない」という気持ちを表すという意味もあります。

しかし、シワや折り目があまりにも多い、破れていてボロボロといったお札を使うのも適切ではないので注意しましょう。もし手元に新札しかないときは、1回折ったものを使います。

枚数は奇数で多くならないようにする

割り切れる偶数は、故人とこの世の縁が切れることが連想されるため、香典の金額は3,000円、5,000円、10,000円などの奇数にするのがマナーです。

枚数も偶数にならないほうがいいため、例えば5,000円ずつ持ち寄って連名にする場合でも、香典袋に入れるときは1万円札1枚にまとめましょう。

4=死、9=苦の数字は避ける

とはいっても現代では、奇数であっても気にしない方が多いです。ただ、40,00円や9,000円は4=死、9=苦を連想してしまうため、葬儀だけでなく結婚式などの慶事でも避けた方が良いでしょう。

また、5,000円の場合、1,000円札が5枚ならば奇数なので問題ありませんが、遺族が数えづらいくなるため1枚にまとめるほうが好ましいです。

お札の入れ方、包み方

お札の向きや包み方にも注意が必要です。包み方の流れは下記になります。

【お札の入れ方、包み方】

①お札の向きは全て揃え、肖像画が印刷されている面を裏にして、肖像画が下にくる向きにして内袋に入れます。

②内袋は、折り返した三角形の部分が下を向くようにすることで、重なりが下を向き、悲しみの心を表すことができます。

③内袋にお金を入れたら、内袋の表側が下になるようにして外包みの中央に置き、左、右、下、上の順に外包みで包みます。このとき、上側が下側にかぶさっていることを必ず確認しましょう。結婚式などでは幸せを受け止められるようにという意味で逆に包みますが、香典の場合は悲しみが過ぎ去るように、上側を下側に被せます。

④ここまでできたら、水引を通して完成です。外袋も内袋も糊付けの必要はありません。

袱紗(ふくさ)の種類と包み方

香典は袱紗(ふくさ)に包んで持っていくのがマナーです。

袱紗(ふくさ)とは?

袱紗は、古くから贈り物を包むために使われてきたもので、現在ではお金を汚さないようにする目的で、冠婚葬祭の場で使われています。本来は四角い布ですが、最近は金封ふくさや、爪つき、台付きのものなど様々な種類があります。

袱紗(ふくさ)の種類と色

袱紗は用途によって使う色が決まっており、弔事の場合は、紫色、緑、青、紺色、灰色、など暗色系を使います。慶事と兼用で使いたい場合は、男性なら深めの青、女性は深めのえんじ色を選びましょう。紫であれば男女どちらも使うことができるので、おすすめです。

また、台付きの袱紗の場合、布の色に関わらず、台の色が赤いものは慶事用なので注意が必要です。

袱紗の包み方

包み方の流れは下記になります。

【袱紗(ふくさ)の包み方】

①まず袱紗をひし形になるように置き(角が上になるように)、袱紗の真ん中より少し右側に、香典袋を表向きに置きます。

②続いて、右、下、上の順にたたみ、最後に左を折ります。余った端は、裏側にまわしてましょう。

※ポケットや台付き袱紗の場合は、畳み方が少々異なります。ポケットがある場合は、香典袋を入れて片側を閉じます。台付きの場合は、爪を左側にしてたたみます。

香典の包み方については「香典の相場を完全解説!故人との関係別・書き方・包み方・渡し方も紹介!」の記事もご参考ください。

香典の渡し方

香典を複数回渡すことは「不幸が重なる」ことを意味してしまうため、マナー違反です。香典は、通夜、告別式のどちらかで1回だけ渡しましょう。また、通夜の前に取り急ぎ弔問する場合は、香典は不要です。

また、渡すタイミングや渡し方にもマナーがあるため、詳しく見ていきましょう。

基本の香典の渡し方

香典は、焼香前に受付をする際に渡すのが一般的です。

受付に並び、順番が来たら右の手のひらに袱紗を置き、左手で袱紗を開いて、相手から見て正面になるような向きで両手で渡します。その際、お悔やみの言葉を述べるのがマナーです。

お悔やみの言葉として、

「この度は突然のことでお悔やみ申し上げます」
「この度は誠にご愁傷さまでございます」
「この度はお気の毒様でございました」
「ご冥福をお祈りします」

などがあります。さらに、

「御花料としてお納めください」
「ご霊前にお供えください」

といった言葉を付け加えることもできます。

香典を渡す際の注意

ただし、浄土真宗では「ご冥福」という言葉は使えないので、気をつけましょう。また、「たびたび」など、繰り返すことを連想させる重ね言葉や「死ぬ」などの忌み言葉も使わないようにしましょう。

香典を渡したら会葬者名簿へ記帳を行う

香典を渡し終わったら、その場で会葬者名簿への記帳を必ず行いましょう。香典を持っていない場合や、通夜、告別式のどちらにも参列する場合も、記帳が必要です。また、夫婦で参列する場合は、香典の送り主の名前にかかわらず、2人とも名前を書きましょう。

ちなみに、受付がない場合は遺族に手渡しするか、焼香の時に御霊前に供えます。御霊前に備える場合は、こちらから見て表書きが正しい向きに置きます。

葬儀に参列できない時の香典の渡し方

香典を現金書留で送る

遠方に住んでいるなど、事情によって通夜、告別式に参列できない場合は、香典を現金書留で送りましょう。送る際は、香典袋を現金書留の封筒の中に入れ、葬儀に参列できない理由やお悔やみの言葉を書いたお手紙を添えると丁寧です。

そのほか、故人との関係性によっては弔電や供花の手配もすると良いでしょう。

供物を送る場合の注意

また、供物を送ることも可能です。果物、お菓子、缶詰のほか、故人が生前好きだったものや、お線香、ろうそくなども良いでしょう。ただし、肉、魚、酒類は避けたほうがいいと考えられています。供物を送る場合は、葬儀が行われる会場などに問い合わせるのが確実ですが、個人で手配する場合は、お店に弔事用であることを伝え、包みやかけ紙に注意します。

一方、後日弔問できる場合は、事前に遺族に確認を取り、日程の調整をします。その際、お通夜、告別式にいけない旨を喪主にお詫びしましょう。

供物については「供物とは?意味と葬儀・法要での正しい贈り方と相場!」の記事もご参考ください。

後日、訪問した際に香典を渡す

香典は後日、渡すことも可能です。その場合は突然訪問するのではなく必ずご家族に事前確認と承認を得てから訪問するように気を付けましょう。

代理で香典を出す方法

通夜、告別式に参列できない場合は、代理の人に香典を出してもらっても構いません。

その場合、記帳の際は香典の送り主の名前を書きます。会社関係の場合はその左下に「(代)」、妻が夫の代理でいった場合は左下に「(内)」と記載する必要があります。

香典に関するQ&A

香典に関するマナーには様々なものがあり、経験がない場合は難しいと感じることも多いと思います。

基本的なマナーは全て網羅しましたが、まだまだ疑問があるという方のために、Q&A形式でさらに詳しい香典マナーをご紹介します。

Q.香典の金額が少ないと後から気づいた場合、どうすればいい?

A.結婚式のご祝儀の場合は友人なら3万円など、大体の金額が決まっていますが、香典の場合は、自分の年齢や故人との関係性によって金額が細かく変動します。もし、香典を渡した後に、周りの人や相場よりも少ない金額を渡してしまったと気づいた場合はどうすればいいのでしょうか。

この場合、通常の香典マナーと同様、香典を2回にわたって渡すのはマナー違反とされています。そのため、追加で渡したい場合は、初七日や四十九日の法要の際に渡すのがおすすめです。

ただし、現金を渡すとまたお返しをもらってしまうことにもなりかねないため、お菓子やお花などを送るのがいいでしょう。

Q.香典を辞退されたら、どうすればいい?

A.あらかじめ香典辞退のアナウンスをしていたり、当日その場で香典の受け取りを辞退されたりするケースが増えています。

「香典返しが大変だから」といった遺族の事情があるため、辞退された場合は香典を渡さないほうがいいでしょう。

Q.香典は税金の課税対象になるの?

A.基本的に香典は非課税であり、消費税、所得税、贈与税、相続税などの課税対象にはなりませんが、あまりにも高額な場合は、贈与税や所得税の対象とみなされる場合があります。

また、渡した側は香典を経費として計上することが可能です。一般的には領収書がもらえないので、会葬礼状などを保存しておくことをおすすめします。

経費として落とす場合、勘定科目は支払う相手によって異なります。社員や社員の関係者に香典を渡す場合は「福利厚生費」、取引先の関係者に香典を渡す場合は「接待交際費」としましょう。

Q.香典返しが届いたらどうすればいい?

A.香典を渡すと、その場もしくは後日郵送で「香典返し」と呼ばれるお返しをもらうことが一般的です。

香典返しは香典へのお返し(お礼)なので、香典返しに対するお礼は必要ありません。申し訳ないと思うかもしれませんが、繰り返す行為は「不幸を繰り返す」ことを連想し縁起が悪いため、香典返しへのお返しはマナー違反となります。

また、香典返しが届いたことを、送り主にわざわざ報告する必要はありません。日頃のお付き合いの程度によって、気軽に連絡できるような間柄であれば連絡しても問題ありませんが、必須ではありません。

香典返しについては「香典返しのマナーを完全解説!相場・時期・挨拶状・例文・品物も紹介!」の記事もご参考ください。

香典に関するマナー

最後に、さらに知っておきたい香典に関するマナーをご紹介します。

香典の金額と香典返しの辞退

香典返しは、香典を渡したその日にもらうことが増えています。

その場合、2,000円〜3,000円程度の香典返しが用意されていることが一般的です。

さらに、葬儀後の食事や返礼品が用意されている場合もあるため、香典の額が3,000円以下では少なすぎると考えられます。

そのため、香典が3,000円以下となってしまう場合は、香典返しを辞退したほうがいいでしょう。

香典返しを辞退する方法

香典返しを辞退する場合は、香典袋の後ろ側か、内袋の裏側に、香典返しを辞退する旨を記載します。「誠に勝手ながらお返しは辞退させていただきます」など、丁寧な言葉で書きましょう。

また、口頭で伝えたいこともあるかもしれませんが、遺族は多くの参列者に対応しているため、文面で明記しておく必要があります。

香典袋はできるだけ直筆で

香典袋の印刷サービスを利用したり、自宅でプリントをしたりすることは可能ですが、できる限り直筆の方が、心がこもっていて良い印象を与えます。

字に自信がない場合などは、最低限名前だけは直筆にするようにしましょう。

葬儀の種類と香典

昨今はさまざまな葬儀の種類が取り行われています。葬儀の種類によっては香典を用意しなくてもよい場合があります。香典を渡した場合は、遺族側も香典返しの必要がり負担が増えてしまうためです。

一般葬の場合

一般葬の場合は、香典を用意しておくのがマナーです。遺族側から香典の辞退の連絡があった場合は持っていかにようにしましょう。どうしても何かを送りたいという場合は、供物やお花を送りましょう。ただし、こちらも遺族側から辞退の申し出があれば、無理に渡すのはマナー違反となります。

一般葬については「仏式葬儀とは?一般的なマナーや葬儀の流れについて徹底解説」の記事もご参考ください。

家族葬の場合

家族葬の場合も一般葬と同様に香典を包むのがマナーです。こちらも家族が辞退した場合は渡さないようにしましょう。

家族葬については「知っておきたい家族葬と一般葬との違いとは?費用と参列基準とマナーについて」の記事もご参考ください。

一日葬の場合

こちらも一般葬と同様に香典を包むのがマナーです。

一日葬については「色々なお葬式の形 一日でお葬式を行う「一日葬」とは?」の記事もご参考ください。

直葬(火葬式)の場合

儀式を行わずに火葬場へ行く直葬の場合も、香典を渡すのがマナーです。ただし、葬儀自体は取り行わないので辞退されるご遺族も多いようです。とは言え念のため、用意しておいた方が良いでしょう。

直葬(火葬式)については「火葬式を完全解説!費用・流れ・マナー・香典・一般葬儀との違いを紹介!」の記事もご参考ください。

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香典に関する知識のまとめ

香典には、たくさんのマナーが存在します。

「香典」について特に重要となるポイントを下記にまとめました。

【香典とは?】
お通夜やお葬式などの際に、亡くなった方の遺族に渡すお金のこと

【香典の表書きの書き方】
●仏式
・「御霊前」「御香料」「御香奠(御香典)」
・浄土真宗では、「御佛前」
・他にも、「御香華料」、「御弔料」、「御悔」、「御供」などがある
・京都では宗派に関わらず「御佛前」と書く

●神式
・「御霊前」「御玉串料」「御榊料」「御神饌料」「御花料」

●キリスト教
・「御花代」「御花料」

●宗教がわからない場合
・「御霊前」
・(キリスト教であれば)「御花料」

【香典の金額と相場】
●最低3,000円から

関係 金額の目安
友人・知人 3,000〜10,000円
友人・知人の親
恩師や先生
近所の人への香典相場
会社関係 社長 5,000円〜10,000円
上司
元上司 5,000円程度
同僚 5,000円〜10,000円
部下
取引先関係
上司の家族
同僚・部下の家族 3,000円~5,000円
身内 自分の親 30,000円〜100,000円
自分の兄弟姉妹 30,000円〜50,000円
祖父母 10,000円〜50,000円
おじ・おば 10,000円~30,000円
いとこやその他の親族 5,000円〜10,000円

【香典を包む際の注意】
新札を使わない
●枚数は奇数で多くならないようにする
袱紗(ふくさ)に包んで持っていく

【香典を渡す際の注意】
●香典を複数回渡さない
香典を渡したら会葬者名簿へ記帳を行う
●直接渡せない場合は、現金書留で送る

相場、使用する香典袋の種類、表書き、包み方、渡し方それぞれのポイントをしっかり確認し、相手に失礼のないように気をつけましょう。また、宗教、宗派、地域によってルールやしきたりが異なることもありますが、大事なのは故人を偲び、遺族にお悔やみの気持ちをしっかりと伝えることです。

基本を押さえた上で、しっかりと弔意を示し、遺族も自分も、故人とのお別れの時間を気持ちよく過ごせるように心がけましょう。

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

プロフィール

運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
Life Design Technologies co.,Ltd


https://le-tech.jp/
資本金 11,930万円(資本準備金含む)
代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業

企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

私たちは超高齢社会に適した情報インフラとサービスインフラを構築することにより、人々のQOLの向上に寄与し、社会に貢献し続けます。

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やさしいお葬式監修

葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
どのようなご葬儀を選択することがよいのかを丁寧にヒアリングさせていただき、ご提案いたします。

お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。