香典袋の正しい書き方を完全解説!表書き・中袋・名前・その他のマナーも紹介!
(2021/4/5 情報更新)
お友達や知り合いの方が亡くなった際は、お通夜や葬儀に参加します。
お通夜や葬儀へ必ず持っていくものの1つに香典があります。
香典は、故人に供える線香や花の代わりにもなるもので、現金を包んで遺族の方へお渡しします。
遺族の方が葬儀を行う上での費用の足しとして利用されます。
香典袋をどのように書いたらよいのか分からない人も多いかと思います。
社会人になると、私的な関係の方以外にも仕事関係でお世話になった方との別れなど、香典を出すこともあるかと思います。
今回は香典袋の表書き、中袋、名前、香典袋の渡し方などマナーも含めて、解説いたします。
香典袋の書き方
香典袋を準備するうえで、色々なマナーやルールがあります。香典袋には、次の項目を記入していきます。
外袋
「表書き」と「名前」
内袋の表面
「金額」
内袋の裏面
「郵便番号」と「住所」と「名前」
最初に悩むことの1つに、表書きがあります。表書きは、故人の宗教によって異ってきます。
仏教の場合、浄土真宗の場合、神道やキリスト教の場合、宗派がわからない場合の4種類に分けて説明をします。
仏教(浄土真宗以外)の場合
仏教の場合は、「御霊前(ごれいぜん)」、「御香典(ごこうでん)」のどちらかで書くことが多いです。
四十九日の法要が終わると書き方が変わる
仏教においては、すぐに仏様になるわけではなく、四十九日の法要が終わるまでは、御霊(みたま)となりこの世に存在しているといわれているため、通夜、葬儀、告別式では「御仏前(ごぶつぜん)」ではなく「御霊前(ごれいぜん)」が使われます。
一般的に仏教の場合の香典袋は、黒白または双銀の水引が付いたものを利用します。
蓮(はす)の花の絵柄が付いたものがありますが、それは仏教用のものです。
四十九日法要については「四十九日の香典相場を完全解説!書き方・マナー・故人との関係別相場も紹介!」「四十九日法要のお布施を完全解説!相場・地域・宗派を詳しく紹介!」の記事もご参考ください。
浄土真宗の場合
仏教の中の一宗派である、浄土真宗の場合は霊の存在は無く、亡くなった直後に浄土に召され仏様になると考えられているため、「御霊前(ごれいぜん)」ではなく「御仏前(ごぶつぜん)」を使います。
仏教の中でも書き方が異なりますので、間違えないように気をつけましょう。
旧字の「佛」利用して「御佛前(ごぶつぜん)」と記載しても問題ありません。通常、他の宗教では四十九日の法要が終わるまでは、「御霊前」を利用しますが、浄土真宗の場合は四十九日前でも「御仏前」を使います。
仏式の葬儀については「仏式とは?意味・流れ・マナー・神式との違いを解説!」「仏式葬儀とは?一般的なマナーや葬儀の流れについて徹底解説」もご確認ください。
神道の場合
神道の場合は、「御榊料(さかきりょう)」、「御玉串料(たまぐしりょう)」、「神饌料(しんせんりょう)」と書きます。
それぞれ、お供えもののためのお金という意味を持っています。
神道の場合の香典袋は、白黒、双白、または双銀の水引が付いたものを利用します。
神式(神道)については「神式葬儀の流れとは?仏式との違いや基本的なマナーについても解説」の記事もご参考ください。
キリスト教の場合
また、キリスト教の場合はカトリックまたはプロテスタントの2つの宗派があります。
それぞれ書き方が異なりますので注意しましょう。葬儀で神父が司式する場合がカトリック、牧師が司式をするものがプロテスタントとなります。
カトリック
カトリックの場合は、「御花料(おはなりょう)」または「御ミサ料(おみさりょう)」を使います。
プロテスタント
プロテスタントの場合は、「御花料(おはなりょう)」、「献花料(けんかりょう)」、「忌慰料(きいりょう)」と書くことができます。
キリスト教の宗派が不明な場合
キリスト教で宗派が分からない場合は、どちらの場合でも利用可能な「御花料(おはなりょう)」としておきましょう。
キリスト教では、葬儀で持参する金銭を香典とは呼ばず、御花料と呼ぶことが一般的となっています。
キリスト教の場合の香典袋は、十字架やユリの花の絵柄が付いたものを利用します。
神道、キリスト教ともに、蓮の花の絵柄が付いたものは仏教のみとなるため気をつけましょう。
宗派がわからない場合
故人の宗派が、そもそも分からないということもあるかと思います。
事前に確認ができず、宗派がわからない場合は、表書きでどのように書くべきか一番悩みますが、共通で利用することが可能な「御香料(ごこうりょう)」か「御香典(ごこうでん)」と書くのが無難です。
間違えて失礼にならないよう、表書きには注意しましょう。
無宗教者の葬儀については「無宗教葬儀を完全解説!流れ・費用・マナー・供養方法を紹介!」の記事もご参考ください。
香典袋の書き方については「3分で分かる法事のお金の相場(香典・お布施):お金の入れ方と袋の書き方!」「香典を完全解説!意味・歴史・金額相場・書き方・包み方・渡し方を解説!」の記事もご参考ください。
香典袋は薄墨を使って書く
一般的に、薄墨を使って書くことがマナーとなっています。
故人が亡くなってしまったことで、悲しみの涙で墨がにじんで薄くなったように見えることや、急いで駆けつけたため十分な墨が準備できなかったことを表すためと伝えられています。
墨を薄めにすって薄墨を作り、筆で書くことができれば一番ですが、なかなかすべての道具を持っている方も少ないでしょう。
薄墨の準備ができなかった場合は、普通の墨でも問題はありません。
最近では、香典袋や薄墨専用ペンは、コンビニや100円ショップでも汎用性のあるものが複数そろっていますので、急いで用意しなければいけないときは、宗派による違いを理解したうえで探してみてください。
ボールペンやサインペンを使っても良いか?
訃報は突然やってくるもので、どうしても墨や薄墨の準備が間に合わなかった場合は、黒色のサインペンでも問題はありません。
表書きをボールペンで書くことは、失礼に当たりますので、避けましょう。
内袋については、ボールペンで書いても構わない、とされています。
墨を利用し筆で書くことができれば一番ですが、筆に慣れて無く、読みにくい字になってしまうようであれば、むしろボールペンや万年筆を使って読みやすい文字で丁寧に書くようにしましょう。
色は必ず黒を使うことがマナーとなります。
香典の文字は手書きで書く
香典袋に描く文字は、必ず手書きで書くように致しましょう。プリンタなどで印字した文字では、マナー違反と感じる方もいらっしゃいます。字に自信がなくても、丁寧にゆっくりと心を込めて書くようにしましょう。
水引の選び方
香典袋は多数の種類があり、水引にも、紐で結び留められたものや、印刷されたものがあります。
どちらでも問題ありませんが、包む金額が少なければ印刷されたもので十分ですが金額が多い場合はそれなりの見た目のしっかりとしたものを選ぶようにしましょう。
金額での目安としては、1万円以下は水引が印刷された香典袋、1万円以上の場合は紐で結ばれた香典袋を選ぶとよいでしょう。
水引の意味
香典袋での水引には大きく分けて3つの意味があるといわれています。
1、未開封であることの証明
2、魔除け
3、人と人を結びつける
水引の色
香典袋で利用される水引の色は黒白、青白、黄白、または双銀(銀色)と決まっています。
不祝儀で利用される水引の中で一番定番となっているのが、黒白または青白です。黄白の水引は関西地域でよく利用されています。
最後に双銀(銀色)ですが、こちらも定番の色ではありますが、比較的高額の香典を包む際に利用されるケースが多いです。
水引の結び方
水引の結び方には、「結び切り」と「あわじ結び」の2種類があります。また紐の色は、濃い色が右側にくるように結びます。
「結び切り」は一度結んだらほどけない結び方で「1度切り」や「二度と繰り返さない」といった意味を持ちます。
「あわじ結び」も結び切りと同様に一度結んだらほどけない結び方で同じ意味を持ちますが、見た目が結び切りとは少し異なり8の字のように結びます。
「あわじ結び」は、どちらかというと高額の香典を包む際の香典袋で利用する結び方となります。
香典袋下段の書き方
表面の下段には、会葬者の名前も書きます。いくつかパターンがあるので順番に解説します。
個人で香典を渡す場合
まず、一番多い個人の場合です。香典袋下段、水引の下の中央にフルネームを縦書きで書きます。
夫婦で香典を渡す場合
次に、夫婦で包む場合です。故人が夫婦で付き合いがあった場合、通常は夫の名前だけ書いておけば問題ありません。
夫婦そろって深いお付き合いがある場合は、連名で書きましょう。その際は、妻の名前を夫の名前の左横に書きます。
夫の代わりに妻のみが参列する時には、中央に夫の名前を書き、左横に小さく「内」と書きます。
香典を夫婦連名で出す場合は「香典を連名で出す場合は?香典を連名で出す際の書き方やマナー、注意点を徹底解説!」の記事でもご紹介しています。
会社として香典を渡す場合
続いて、個人ではなく会社として参列する場合、会社名、役職、フルネームを記入します。連名にして名前を書く際は、3名までです。
最後に、社員など3名以上の複数名でまとめて香典を出す場合は、「〇〇株式会社一同」や「〇〇株式会社 社員一同」と記入します。
遺族の方が確認をする際に困らないように別紙で一緒に香典を包んだ方の名前、金額、住所を記入し別紙で中に入れるようにしましょう。
代理で香典を渡す場合
葬儀に代理で参加する場合は、依頼主の名前のみを書きます。
連名の書き方について、簡単にそれぞれの場合についてまとめます。
名前の書き方(会社や学校など有志の連名で出す場合)
2名の場合
・1人の時と同じように、香典袋に名前を書く
・その際、一番目上の人を中心に書き、左へ順に名前を書く
・2人までは内袋裏面に住所氏名を書く
3名の場合
・1人の時と同じように、香典袋の表側に名前を書く
・その際、一番目上の人を中心に書き、左へ順に名前を書く
・内袋表面には合計金額を、内袋裏面には代表者の住所氏名を書く
・別紙を用意し、住所・氏名・金額を代表者から右から順に書く(縦書き)
4名以上の場合
・香典袋の表側には、「●●一同」と書く
・内袋と別紙の書き方は3名の時と同じ
・会社や部署での単位の場合、社名や部署名も記載します
名前の書き方(会社名・法人名で出す場合)
・取引先や社員の家族などに会社単位で出す時には、表面には、代表取締役と名前を書き、右横に会社名を小さめに書きます
・内袋には、金額と代表取締役の住所・氏名を書きます
内袋の書き方
内袋表面の書き方
香典袋には、内袋や中袋といわれる直接お金を入れるための封筒が付いているものがほとんどです。
内袋には、表に金額、裏に郵便番号・住所・氏名を書きます。
金額は漢数字を使う
金額は旧字体の漢数字を利用して書くようにします。
一は「壱」、三は「参」、五は「伍」、七はそのまま「七」、千は「仟」、万は「萬」と書きます。
なかなか旧字体を利用することは無いので参考にしてみてください。
一万円を包んだ場合は「金壱萬円」と書きます。
「金壱萬円也」といったように、最後に「也(なり)」をつけることがありますが、必ず書かなければいけないわけではありません。
また、包む金額に関連して、死や苦しみをイメージさせる漢字である「四」「九」や、2で割り切れる数字は故人とのつながりが切れることを連想させるため縁起の悪い数字はとしてNGとなるので控えた方がよいでしょう。
また、漢数字を利用して書く理由は、簡単に改ざんできないようにするためです。
横書きの場合はアラビア数字でも良い
最近では香典袋が横書きのタイプのものも売られています。横書きの場合は、漢数字ではなくアラビア数字や算用数字で記載します。
香典の相場
気になる香典の相場は、故人との関係性によって大きく異なります。
親しい友人であれば5千円から1万円、友人の両親であれば3千円から1万円が相場となります。
仲間内で参加する場合は、相談して金額を決めておくのも1つです。
香典の相場については「香典の袋の書き方を完全解説!金額相場・書き方・渡し方を紹介!」「葬式の香典を完全解説!マナー・金額相場・書き方・渡し方を紹介!」の記事もご参考ください。
内袋裏面の書き方
内袋裏面には、左下に縦書きで郵便番号、住所、氏名を書きます。
香典袋によって記入する枠が事前に準備されているものもあるので、その際は指定された位置に記入するようにしましょう。
香典袋に内袋が無かった場合
香典袋によって、内袋が無いものもあります。
地域によって、不幸なことが重ならないようにといった意味合いで内袋が無いものを使うようになったといわれています。
内袋が無い場合、香典袋の裏面に直接で住所、氏名、金額を書くようにしましょう。
金額、氏名、住所は、遺族の方が後で香典の金額を確認したりお礼状を出したりする場合に必要となりますので、手間をかけないためにも忘れないように注意しましょう。
香典袋へのお札の入れ方
お札の入れ方にも、覚えておきたいマナーがありますので解説します。
お札は新札を使わないこと
第一に、香典でのお札は新札を使わないことです。
亡くなることを予測して、事前に準備していたかのように思われてしまうためです。
たまたま新札しか手元にない場合は、折り目をつけてから入れるようにします。
かといって、あまりに汚いお札や、シワシワになっているお札、破れているようなお札は受けっとった側も気持ちがよいものではなく失礼にあたりますので気をつけましょう。
お札を入れる向きに注意
続いて、お札を入れる向きにも注意します。
お札は裏向きにして内袋に入れます。肖像のある面が表、肖像がない面が裏となります。お札の顔が見えないように入れると覚えておけばよいでしょう。
上下の向きとしては、肖像が下になるようにして入れます。
お札を複数枚入れる時は、しっかりとすべての向きをそろえましょう。
内袋がない時も、お札の向きの考え方は変わりません。
お札の肖像が見えない状態で下向きに入れることで、故人への悲しみや別れを慎む気持ちを表現しています。
ご祝儀袋の場合とは逆になりますので間違えないように注意してください。
香典のマナーについては「葬式の香典を完全解説!マナー・金額相場・書き方・渡し方を紹介!」の記事もご参考ください。
袱紗の種類と包み方
お通夜や葬儀に参加する際に、香典袋は、むき出しではなく必ず袱紗(ふくさ)に包んで持ち運ぶようにします。
袱紗は香典袋をほこりや汚れから守るため利用するもので、マナーの1つとして覚えておきましょう。
袱紗の種類と色
弔事で利用する袱紗の色は、紫、深緑、うぐいす色、グレー、紺などを利用します。
袱紗が無い場合は、暗めの色の風呂敷やハンカチで代用も可能です。冠婚葬祭で使う機会はあるので、ない場合は準備しておくことをおすすめします。
1枚だけ購入する場合は、どの場面でも利用可能な紫色がおすすめです。
袱紗にも大きく分けると3種類あり、シンプルな四角い風呂敷タイプ、包みやすいように袋状になったもの、台付きのものがあります。
シンプルな四角いタイプである「爪付き袱紗」が、一番汎用性が高いです。
袱紗(ふくさ)の包み方(爪付き布)
①爪を左にし、袱紗の内側の台の上(中央より右側)に香典袋を置く
②右側からたたむ
③次に下側をたたむ
④上側をたたむ
⑤最後に左側(爪のある方)をたたむ
⑥爪を留めて完成
袱紗(ふくさ)の包み方(金封タイプ)
金封タイプで注意すべき点が一つだけあります。それは、弔事(通夜や葬儀)と慶事(結婚式など祝い事)で開き方が異なるということです。
・弔事の際は、「左開き」になるように入れる
・慶事の際は、「右開き」になるように入れる
これだけ守れば大丈夫です。
香典袋の渡し方
記帳を済ませてから、袱紗から香典袋を取り出し、受け取る相手の方が表書きを読むことができる向きで、両手で差し出します。
その際は、お悔やみの言葉を添えて渡すようにしましょう。
お悔やみの言葉としては、「このたびは、ご愁傷様です」の一言で問題ありません。
受付で長い言葉を交わすことは、遺族の方はもちろん、他の参列者の方にも迷惑となりますので控えましょう。
通夜、葬儀ともに参加する場合は、どちらか1回のみお渡しします。
2回渡すことはマナー違反となりますので、気をつけましょう。
香典を郵送する場合は現金書留で送る
突然の訃報で、どうしても葬儀に参加できず郵送する場合は、弔電を送り、香典は現金書留にて送ります。
現金を送る際は宅急便の利用できないため、香典を郵送する際は、必ず郵便局から送るということを忘れないでください。
また、現金書留用の封筒に直接現金を入れるのではなく、香典袋に入れたものを郵送するようにしてください。
郵送する場合は、香典袋に加えてお悔やみの言葉を書いて、同封するとよいでしょう。
後日訪問する場合
後日、香典を直接届けに行く場合は、必ず家族に確認をとってから訪問するようにしましょう。突然の訪問はご家族への迷惑になります。
香典を辞退されたら?
家族葬や近親者のみの葬儀の場合、家族から香典不要の連絡を受けることもあります。香典を辞退された場合は、無理に渡すことはマナー違反になりますので、香典は持って行かないようにしましょう。
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香典の正しい書き方についてのまとめ
●表書きは先方の宗教・宗派を事前に確認する
●表書きは薄墨で書く、ボールペンはNG(内袋でのボールペン利用は可能)
●連名で名前を書くのは3名まで、3名を超える場合は別紙を用意し記入
●漢数字は、改ざんを防ぐために旧字体で書く
●四、九、2で割り切れる数は縁起が悪いため使わない
●遺族の方の手間にならないよう、住所・氏名・金額を書く
香典を準備する際は、多くのマナーがあります。
書き方の違いを背景も含めて正しく理解し、故人とのことを想いながら、必要事項は普段以上に丁寧に心を込めて書くようにしましょう。
香典袋に関するまとめ
【香典袋の選び方】
●黒白または青白、結びきりの水引が一般的
●宗教がわからない場合、「御香料(ごこうりょう)」か「御香典(ごこうでん)」の香典袋を使う
【お札の入れ方】
●お札は肖像画のある方を裏にし、下に向けて入れる
【香典の包み方】
●香典を渡す際には、袱紗に入れて持参し、受付で袱紗の上に乗せて渡す
●袱紗は、紫色のものが無難。不祝儀の際は左開きで使う
【香典の渡し方】
●受付で香典を渡す際には、お悔やみの言葉を一言添える
【香典を渡せない場合】
●どうしても葬儀に参列できない時は郵送もマナー違反にはならない
葬儀に参列するときには必ず持参することとなる香典ですが、香典袋にも多数の種類があり何を選んだらよいのか悩むことも多いですが、宗教にあった祝儀袋を選びましょう。
宗派によって水引や花の絵柄が異なったものがあります。
突然の訃報においてもご遺族の方に迷惑がかからないように最低限のマナーをしっかりと守って故人との最後のお別れの時間を過ごしましょう。
最近は、家族葬などで様々な理由から遺族が香典を辞退することもあります。
辞退しているにも関わらず、香典を持っていくことはマナー違反となりますので気をつけましょう。
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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)
- 略歴
- 栗本喬一(くりもと きょういち)
- 1977年生まれ
- 出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)
- 株式会社東京セレモニー 取締役
- ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
- 「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
- 株式会社おぼうさんどっとこむ
- 常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
- 株式会社ティア
- 葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。
- 著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)
プロフィール