葬儀の祭壇はどう選ぶ⁉︎葬儀に使用する祭壇の種類について

皆さんはお葬式に一度は参加をされた方が多いのではないでしょうか?

その際に葬儀式場に飾られた祭壇を見られたと思いますが、祭壇にはどのような種類があるかご存知でしょうか。

30年以上であれば「白木祭壇」と呼ばれる屋根が付いている祭壇が主流であり、お葬式と言えばこの祭壇のイメージが現在でも強いです。

現在ではどのような祭壇が選ばれているのか、こちらでご紹介をさせて頂きます。

「祭壇」とは

お葬式で一番目立つものであり、費用が最も掛かるものが祭壇です。

火葬のみのお葬式でない限り、お葬式の打ち合わせで必ず選択をするものでもあります。

従来お寺でお葬式を行った場合は御本尊とお花の飾りを行いお葬式を行うことが多かったのですが、寺院以外の自宅や地域の集会場でお葬式を行うようになった時代から、普段お葬式を行わない場所でお葬式を行うための飾りとして、白木の祭壇が登場しました。

祭壇とは故人のために家族がすることができる式典の飾り付けなのです。

白木祭壇

お葬式のイメージが最も強い祭壇が白木祭壇ではないでしょうか。

現在でもテレビのお葬式のシーンで、白木祭壇の飾り付けが多く見られます。

屋根が乗った社をイメージをした祭壇であり、寺院の伽藍をイメージしたとも言われております。

従来祭壇といえばこのイメージであり、長年この祭壇がお葬式のイメージとして定着しております。

実際には白木祭壇だけではなく、白木祭壇の両脇に生花装飾を準備するケースがほとんどです。

理由として、お棺の蓋を開けてのお別れの際、白木の祭壇のみでは棺の中に入れる生花がありません。

白木祭壇の飾り付けの生花、親戚やご縁をある方からお供え頂いた供花などを祭壇の近くにお供えをし、飾り付けを行います。

生花祭壇

祭壇の種類に変化がありました。

従来の白木祭壇とは別に「お花のみで祭壇」を作るという選択が生まれました。

利点として、お花で祭壇を作るため、白木祭壇のように「祭壇に追加してお花のオプションを必ず付ける」必要がなくなりました。

またお葬式のイメージを柔らかいものにしたいという家族が選ばれる傾向があります。

白木の祭壇はお葬式のイメージが強く、従来の葬儀でなない柔らかいイメージの祭壇を求められているニーズがありました。

当初は女性や大規模のお葬式で生花祭壇を選ばれる方が多かったのですが、現在では性別や葬儀の規模に関係なく、どのような方でも選ばれる祭壇となりました。

現在では白木祭壇に変わる主流の祭壇となっており、特に東京23区などの都心部ではほとんどが生花祭壇となっております。

費用の追加が必要な場合が多いのですが、お花で本人を象徴する趣味などがわかるデザインを行い、オリジナルの祭壇を作り上げることができるのも生花祭壇の特徴です。

その他

他の地域では竹の飾りを中心とした祭壇や、お花ではなく他の装飾を使用した祭壇などもあります。※その人をイメージするオブジェ、パネルのみなど。

祭壇には元々決まりがありません。

最近ではお花だけでなく、ご本人の写真のパネルやその人らしいイメージを連想できるように、趣味のグッズなどを準備して祭壇に組み込むケースがあります。

決められた白木や生花の祭壇ではなく、そこからアレンジを加えるという選択が生まれました。

近年の祭壇トレンド

近年のトレンドは「その人らしさ」です。

従来、葬儀は決められた形で行うものとされていました。理由として、従来葬儀は近所で送り出すものであるという考えがあり、隣の方と似たような形であれば問題なく葬儀が終わるという考えでした。

しかし、近所の方との交流が少なくなったこと、隣の方とご自身の交流関係や資産が全く同じ人はいませんので、近所の人と同じお葬式が自身の身内の葬儀に合っていることはまずありません。

さらに家族葬が増えたことで、ゆっくりとその人らしい形で送ってあげたいというニーズが増えました。

お葬式は変化がない業界と言われておりますが、時代の変化とともに、葬儀の規模や人の価値観も変わり、祭壇の種類などにも変化が起きました。

色々な価値観を考える時代になったからこそ、お葬式や相続、お墓などの終活関連を事前に考えることはとても大切です。

  • 超高齢化多死社会を迎える中、今の時代に必要なのは、ご遺族の状況に応じたプランをご提案することです。
    厚生労働省認定1級葬祭ディレクターとして、これまでの画一的な「一般的な葬儀」を一から見直し、必要な人に、必要なお葬式を自由に選んでもらうためのプランを作成しました。
    後悔のないお葬式を執り行いたいけど、シンプルなお葬式でいい。そんな方はぜひお気軽にご相談ください。