差額は100万以上!葬式費用を抑える5つのポイントと2つの注意点
葬儀費用は高いと聞くし、きちんと払えるか心配…
一般的な葬儀を挙げる場合、平均相場は約200万円と言われています。確かにポンっと簡単に支払える額ではありませんね。
相場参考:第11回「葬儀についてのアンケート調査」|日本消費者協会
葬儀費用が高額になるのは、搬送や安置、斎場代など「葬儀に必要な費用」と読経や戒名の「お布施」、「参列者の飲食と返礼」の3つの項目が合算されるからです。
実際、読経や戒名、飲食をしなければ、100万円以上抑えることもできますし、火葬のみであれば、総額50万円以下で行うこともできます。
とは言っても、
「あまりにみすぼらしい葬儀はちょっと…」
「自分にできる範囲で、きちんと見送ってあげたい」
と思われる方も多いでしょう。
そこで本記事では、『葬儀費用の内訳』と『最大で100万円以上費用を抑える方法』についてご紹介致します!
2つを知ることで「これは葬儀に必要な項目か?」の選択がスムーズにでき、後悔せずに費用を抑えることができるようになるからです。
さらに、公的な補助や葬儀プランを選ぶ際の注意点も記載しているので、「いざ」というときにも冷静に葬儀社との打ち合わせができるようになります。
実際、「やさしいお葬式」の家族葬プラン(438,900(税込))を利用されたお客様のなかには、下記のようなお声もありました。
「大手葬儀会社に出してもらった見積もりが、掲載金額から100万円以上も多い、300〜400万円になって驚いた。10〜20万増えるならまだしも、ここまで金額差があるのは問題ではないか」
詳しいインタビュー記事は「満足のいく葬儀を行えたのはやさしいお葬式さんのおかげです。」をご覧ください。
「今すぐ葬儀費用についての不安を解消したい!」という方は、ぜひ最後までお読みください。
葬儀費用の相場と内訳
葬儀は、形式や選ぶものによって費用が大きく異なります。
形式は、通夜・葬儀の有無や参列者数によって変わってくるので、どれが自分に合うか参考にしてください。
後悔しない葬儀形式の選び方のコツを知りたい方は「プロが教える葬儀種類の”正しい”選び方!6つの特徴〜費用の全情報」の記事をぜひご覧ください。
葬儀形式 |
一般葬 |
家族葬 |
一日葬 |
火葬式 |
費用目安 |
200万円
|
160万円
|
150万円
|
50万円
|
特徴 |
通夜・葬儀を行う一般的な葬儀。 |
通夜・葬儀を親しい人のみで行う |
葬儀のみ行う |
通夜・葬儀をせず出棺のみ行う |
参列者数 |
50〜300名
|
20〜30名
|
30〜50名
|
〜10名
|
一般葬の内訳と相場(総額目安:200万円)
一般葬でかかる費用の目安は、200万円です。
「葬儀社に支払う費用」「参列者への飲食と返礼の費用」「お布施の費用」の3つに分けられます。
下記、三社の平均葬儀費用が約66万円です。
【一般葬の葬儀プラン】※2022年6月現在
ただし、上記金額には安置費用などは含まれていないため、追加で安置費用や搬送費などが組み込まれます。
結果、実際に葬儀社に支払う金額の相場は120万円となり、そこに、飲食費・返礼品費の金額相場の47万円、お布施費30万円を合算した、200万円が葬儀総額の目安です。
葬儀費用は、規模や参列者数によって異なるため、あくまで参考としてお考えください。
葬儀にかかる費用(相場目安:120万円)
葬儀社に支払う費用です。主に下記のものが含まれています。
葬儀社に支払う項目 |
費用 |
寝台車 |
約1〜6万円
|
枕飾り |
約1〜3万円
|
エンゼルケア |
約1〜10万円
|
安置室料 |
1日5,000〜3万円
|
棺代 |
約3〜30万円
|
式場使用料 |
約5〜10万円
|
祭壇 |
約30〜120万円
|
白木位牌 |
約2,000〜3,000円
|
祭壇周りのお供物や水引幕 |
約3,000〜10,000円
|
遺影写真 |
約5,000〜6,000円
|
ドライアイス |
1日あたり1万円
|
骨壺 |
約5,000〜2万円
|
バス送迎サービスや待合室使用料などは、オプションのため不要であれば加算されません。
式場使用料は、自宅で葬儀を行う場合は不要ですが、別途自宅内での設営サービス料が加えられる場合があります。
葬儀社によって標準プランが異なるため、どのあたりまでがオプション追加になるかの確認をしておくと安心です。
参列者への飲食と返礼(相場目安:47万円 参列者目安:50〜300名)
参列者への飲食代は、1人あたり5,000円が目安です。参列者の人数によって異なるため、葬儀規模を抑えるほど飲食費も少なくなります。
返礼品は基本的に頂いたお香典の半返しです。そのため、こちらも参列者数により数が異なります。
どのくらいの規模で、何人ほどの参列者が見込めるかを踏まえて、飲食や返礼品の準備を行いましょう。
お布施の費用(相場目安:30万円)
葬儀で宗教者を呼ぶ場合は、お布施が必要です。
金額は決まっていませんが、宗教者によって相場が異なるため、葬儀担当者に確認すると良いでしょう。
また、「お車代」も必要です。宗教者が葬儀会場まで来る交通費として一緒にお渡しをするものです。
お布施の金額は宗教やお寺の考え方で大きく異なるため、しっかりとした事前準備が必要です。詳しくは、「お布施はどれくらいの金額を包めば良い?なかなか知らないお布施の金額の相場からお布施のマナーまで完全解説!」の記事をご覧ください。
家族葬の内訳と相場(総額目安:160万円)
家族葬は安いイメージがありますが、相場は160万円程になります。
【各葬儀社の費用比較表】
※2024年5月現在の会員価格(税込)となります。
参列者が数名だけの葬儀をイメージするかと思いますが、実際には人数制限や決まりはありません。親しい友人や、同僚を呼ぶことも可能です。
「おもてなしに追われず、親しい人だけで静かに故人を見送りたい」
「家族だけで気兼ねなく葬儀をしたい」
という方にオススメです。
葬儀にかかる費用(相場目安:100万円)
葬儀社に支払う費用の目安は100万円です。
家族葬は、基本的に小規模で行うため、大きな祭壇や広い式場を使用しません。
そのため、一般葬より20万円ほど費用を抑えられます。
内訳は、一般葬と同じ内容ですが、オプションや使用するものの規模が異なります。
葬儀社によっては「家族葬プラン」があり、含まれている項目が違うため、比較してみると良いでしょう。
参列者への飲食と返礼(相場目安:20万円 参列者目安:20〜30名)
飲食費は、1人につき5,000円〜10,000円、返礼品は香典の半返しが基本です。
家族葬は、参列者を制限するため必然的に飲食と返礼費が抑えられます。
親しい親族だけの場合は、飲食をしないという選択も可能です。
お布施の費用(相場目安:40万円)
お布施の費用は、宗教者によって異なりますが、相場は40万円です。
家族葬は、一般葬と同じく通夜と葬儀を行うため、お布施の相場は変わりません。
付ける戒名によって金額が異なるため、事前に葬儀社に確認すると安心です。
一日葬の内訳と相場(総額目安:150万円)
通常は、通夜・葬儀と二日間執り行いますが、一日葬は、葬儀のみを行います。
「二日間執り行うのは、体力的にしんどい」
「何日も休みが取れない」
という方に選ばれている、新しい葬儀の形式です。
【各葬儀社の費用比較表】
※2024年8月現在の会員価格(税込)となります。
葬儀にかかる費用(相場目安:90万円)
式場利用料が一日分減ること、葬儀までの日数が短いためご遺体の保存などの費用を軽減できます。
全体的に一般葬で必要なそれぞれの数量を減らす形です。
参列者への飲食と返礼(相場目安:30万円 参列者目安:~30名)
通夜後の会食や、通夜に参列した方への返礼品が不要のため、相場は30万円と言われています。
ただし、葬儀の参列者数や会食者数に影響されるため、場合によっては大幅に増えるでしょう。
一日葬の場合は、通夜がないため通常より葬儀の参列者が増える傾向があります。
参列者数の予想を立てる際は、多めを想定していると良いですよ。
お布施の費用(相場目安:30万円)
一日葬では、葬儀のみ宗教者に来てもらうため、相場は30万円と比較的安いです。
こちらも、つける戒名や宗教者によって金額が異なるため、事前に注意をしましょう。
宗教者によっては、一日葬でも一般葬でも同額という場合もあるため注意が必要です。
火葬式(直葬)の内訳と相場(総額目安:50万円)
火葬式(直葬)とは、通夜や葬儀を行わずそのまま出棺する形式です。
通夜や葬儀も行わないため、会食や返礼品も必要ありません。
ただし、火葬式でも香典をいただく場合があるため、返礼品を準備するかを葬儀担当者と相談しておきましょう。
故人の身寄りがない、参列者が少ない・無宗教者の場合や、「通夜や葬儀は不要」と考えている方に選ばれています。
【各葬儀社の費用比較表】
※2024年8月現在の会員価格(税込)となります。
葬儀にかかる費用(相場目安:40万円)
祭壇などの使用が不要のため、葬儀にかかる金額は必要最低限で済みます。
「通夜や葬儀をしなくても、故人には安らかに旅立ってほしい」
という方は、棺のグレードアップや湯灌のオプションを行うと良いでしょう。
自分の必要なオプションのみを追加して選ぶことができますよ。
お布施の費用(相場目安:10万円)
通夜と葬儀がないため、宗教者を呼ぶ場合は斎場や納骨の場面で必要になります。
一切宗教者を呼ばない場合は、費用はかかりません。
通夜と葬儀はせずとも、入棺後にお経だけ読んでもらうこともできます。
もちろん宗教者によって異なるので、事前に確認しておくと安心です。
葬儀費用は喪主が支払うのが一般的
葬儀費用を誰が支払うのかは、法律上での決まりはありません。
基本的には、喪主が支払うことが多いです。
故人の配偶者や長男・長女が喪主になることが多いため、血縁関係が近いことが理由として挙げられます。
ただし、喪主が高齢で支払い能力がない場合は、施主(せしゅ)を立てることも可能です。施主とは、喪主と別に葬儀の費用を持つ人を指します。
場合によっては、喪主は配偶者が務め葬儀費用は出し合うという選択肢もあるため、事前に家族間で話し合い決めましょう。
葬儀費用を最大100万円以上安く抑える6つのポイント
一般葬の相場は200万円といわれていますが、費用を最大半額に抑えることが可能です。
お手軽にできるオススメ順にご紹介していきます。
1.複数の葬儀社で比較する(費用効果:3〜10万円)
2.葬儀を小規模に抑える(費用効果:〜150万円)
3.会食を行わない(費用効果:〜20万円)
4.香典を補助として使う(費用効果:〜100万円)
5.制度を利用する(費用効果:〜50万円)
6.相続財産から支払う(費用効果:〜200万円)
選択肢のひとつとして、ぜひ参考にしてください。
複数の葬儀社で比較する(費用効果:3~10万円)
葬儀社で見積もりを取り、比較することで安く抑えることができます。
それぞれ標準プランが異なるので、自分が何を重要視するかを決めておくと良いでしょう。
希望のオプションが有る場合は、取り扱いのある葬儀社のなかから比較することをオススメします。
葬儀を小規模に抑える(費用効果:~150万円)
「参列者数が多くなく、小規模の葬儀でも良い」とお考えの方にはオススメです。
【葬儀費用目安】 |
・一般葬 費用相場:100〜200万円(規模による)人数:50名~300名以下
・一日葬 費用相場:30〜150万円(規模による) 人数:30名程度 通夜なし
・家族葬 費用相場:50〜160万円(規模による) 人数:20名~30名以下
・火葬式 費用相場:〜50万円 人数:10名以下
|
家族葬や一日葬など小規模にすることで、参列者が少なくなり会食・返礼費などが軽減し、葬儀費用を抑えられます。
火葬式の場合は、相場が50万円のため、一般葬と比べ最大150万円の差です。
ただし、「火葬式や一日葬にしたものの、別の親族は一般葬で見送りたかった」とトラブルの原因になることも考えられます。
葬儀を小規模にする場合は、親族間でしっかりと話し合ってから決定しましょう。
会食を行わない(費用効果:~20万円)
通夜・葬儀後の会食を行わない選択肢も増えてきていますが、会食をおこなう場合、一人5,000〜10,000円が目安です。
食事プランを下げるだけでも会食費を半額程に抑えられるため、葬儀費用を安くしたい方はプランの見直しをすると良いですよ。
葬儀社では会食せず、ホテルを利用する方法もあります。
いずれにしても、会食費の比較を行い、自分に合ったプランや場所を選びましょう。
香典を補助として使う(費用効果:〜100万円)
香典は半返しが基本ですが、残りの半額を葬儀費用の補助として使用することができます。
ただし、香典の費用相場は故人との関係性の近さによって異なるため、想定より補助金額が少ないこともあるでしょう。
【香典相場の目安】
|
20代 |
30代 |
40代以上 |
親の葬儀 |
3万円〜10万円
|
5万円〜10万円
|
10万円
|
祖父祖母の葬儀 |
1万円
|
1万円〜3万円
|
3万円〜5万円
|
兄弟姉妹の葬儀 |
3万円
|
5万円以上
|
5万円以上
|
友人の葬儀 |
3,000円〜1万円 |
部下の葬儀 |
3,000円〜1万円 |
上司の葬儀 |
5,000円~1万円 |
制度を利用する(費用効果:~50万円)
葬儀には、市区町村から給付される費用があります。
条件に当てはまる方は、葬儀後に申請するだけで給付されるため、忘れずに受け取りましょう。
制度名 |
給付金額 |
適用条件 |
葬祭費 |
1〜7万
※自治体によって異なる
|
故人が国民健康保険・後期高齢者医療制度に加入している場合に、喪主に市区町村から給付される |
埋葬料
(埋葬費・家族埋葬費)
|
5万円 |
故人が社会保険や各共済組合に加入していた場合に、会社から給付される |
葬祭扶助 |
故人の年齢によって異なる
12歳未満:164,000円
12歳以上:206,000円
|
故人が生活保護受給者で遺族以外の第三者が喪主を務める。もしくは、生活保護受給者が喪主を務める場合に給付される |
相続財産から支払う(費用効果:〜200万円)
葬儀費用は相続財産から支払うことができます。
なかには葬儀費用として認められていない項目もあるため、注意が必要です。
葬儀費用として認められているもの |
・ご遺体の捜索・ご遺体や遺骨の搬送費
・葬儀にかかった費用
・火葬や埋葬にかかった費用
・納骨の費用
・お通夜などの葬儀前後に欠かせないものにかかった費用
・お寺などへの読経料としてかかった費用
|
葬儀費用として認められていないもの |
・香典返しの返礼品にかかる費用
・墓石や墓地の購入費
・初七日や四十九日法要の費用
|
葬儀費用を相続財産から支払うことのメリットは、葬儀費用の負担が軽減される・節税効果があることです。
相続税は、相続財産から葬儀費用を差し引いた金額で計算されます。
最適な葬儀社を選ぶ3つのコツ
大切な葬儀を行う葬儀社は慎重に選びたいものです。
ここでは、葬儀社を選ぶコツを3つのポイントでご紹介します。
このうちどれかが欠けている葬儀社は要注意です。3つのバランスが取れている葬儀社を選ぶと安心ですよ。
・葬儀費用の内訳が明確
・スタッフの対応が丁寧
・契約を急がせてこない
葬儀費用の内訳が明確
葬儀費用の内訳や詳細について、細かく説明してくれる葬儀社を選びましょう。
葬儀費用は高額にも関わらず、大まかな見積もりを出してくる葬儀社もあるため、気づくと見積もりより100万円以上も増えている事もよく耳にします。
そのような心配がないよう、プランの内訳や標準グレード以外にも細かく金額とともに説明してくれる葬儀社を選ぶと安心です。
スタッフの対応が丁寧
葬儀は故人にとって一生に一度のものです。また、見送る遺族にとっても故人との別れとなる大切なセレモニーです。
金額や、グレードによって対応を変えるスタッフや、説明をしっかりとしないスタッフがいる葬儀社は控えましょう。
事前相談などでは、葬儀担当と見積もりを行うこともできます。
その際にその葬儀社の雰囲気や対応を確認しておきましょう。
口コミなどを見て比較することもオススメです。
契約を急がせてこない
葬儀社を比較することを阻止する態度で契約を急がせる葬儀社には注意をしましょう。
その場で契約すると特典がある・割引がきくなどと言って契約を迫るケースがあります。
そのような葬儀社は、内訳も明確でなくスタッフの対応も不十分なことが多いです。
遺族のことを考え、安心して良い葬儀を行うことが1番と考えている葬儀社は、契約を急がせることはありません。
自分の納得したタイミングで契約を進めてくれる葬儀社を選びましょう。
葬儀費用で後悔しない為に「提案書」を作成してもらおう!
実際の葬儀の打ち合わせは、故人が亡くなった後すぐ〜1日のうちの1〜2時間で通夜から葬儀までの全てを決定します。
50項目以上のことを急いで決めるため、じっくり考える時間もなく葬儀後に後悔が出ることが多いです。
葬儀費用で後悔しないために、事前に「提案書」を葬儀社に作成してもらいましょう。
提案書は葬儀をどのようにしたいか、参列者数や予算が決まっていればいつでも作成できます。
最近では、「終活」といって生きているうちから葬儀の準備を始めることが一般的です。
いくつかの葬儀社に同じ条件で提案書を作成してもらい、金額や対応の比較を行うと良いですよ。
そのなかで自分に合った葬儀社を選ぶことで、後悔のない葬儀を行えます。
まとめ
・葬儀形式によって費用負担が大幅に異なる
参列者数と通夜・葬儀の有無により形式が変わるので、自分に合う形式を選びましょう。
葬儀形式 |
一般葬 |
家族葬 |
一日葬 |
火葬式 |
費用目安 |
200万円
|
160万円
|
150万円
|
50万円
|
特徴 |
通夜・葬儀を行う一般的な葬儀。 |
通夜・葬儀を親しい人のみで行う |
葬儀のみ行う |
通夜・葬儀をせず出棺のみ行う |
参列者数 |
50〜300名
|
20〜30名
|
30〜50名
|
〜10名
|
・葬儀の費用は基本的に喪主が支払う
血縁関係の近い人が支払うことが基本ですが、家族間で出し合う方法もあります。
トラブルにならないよう、しっかりと話し合うことが重要です。
・葬儀費用を最大100万円以上安く抑える6つのポイント
下記表の1〜4のポイントは、誰でも実施できます。
なかでも「複数の葬儀社で比較する」は、ネットで見積もりを取ることも可能なので、ぜひ取り寄せることをオススメします。
5、6のポイントについては、自分が条件に該当・相続財産が使用できるかを確認してみましょう。
|
費用効果 |
方法 |
1.複数の葬儀社で比較する |
3〜10万円
|
同じ条件で見積もりを取り比較する |
2.葬儀を小規模に抑える |
〜150万円
|
家族葬・一日葬・火葬式で行う |
3.会食を行わない |
〜20万円
|
会食をせず飲食費を抑える |
4.香典を補助として使う |
〜100万円
|
香典の半額を葬儀費用にあてる |
5.制度を利用する |
〜50万円
|
市区町村などの制度で給付金を使う |
6.相続財産から支払う |
〜200万円
|
相続財産を葬儀費用にあてる |
・葬儀社を選ぶコツは、「費用が明確」「対応が丁寧」「契約を急がせない」
安心して葬儀を行うためにも、信頼できる葬儀社を選びましょう。
見積もりの内訳や詳細が分からない・金額によって態度が変わる・親身に教えてくれないなどがある葬儀社は注意が必要です。
なかには、知らない間に葬儀費用が100万以上増えていることもあります。
コツを押さえて、安心して任せられる葬儀社を見極めてください。
・事前に提案書を作成し、比較がオススメ
葬儀をどのようにしたいか、参列者数、予算が決まっていれば、葬儀社で「提案書」を作成してもらいましょう。
葬儀社によってプランの内容やオプション料金が異なります。
数社で作成してもらい、比較することで違いが分かりやすいですよ。
葬儀費用は相場と内訳を知る・見積もりを取る・要不要をまとめておくことで安くできます。正しい知識を得て、後悔のない葬儀をしましょう。
【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)
- 略歴
- 栗本喬一(くりもと きょういち)
- 1977年生まれ
- 出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)
- 株式会社東京セレモニー 取締役
- ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
- 「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
- 株式会社おぼうさんどっとこむ
- 常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
- 株式会社ティア
- 葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。
- 著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)
プロフィール