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葬儀,葬式

【令和4年版】葬儀のすべてが分かる!抑えておくべき5つのポイント

「葬儀に参列したことはあるけど、喪主は初めてで不安」

「葬儀社の人とうまく話せる自信が無い…」

「費用っていくら位を考えておけば良いのかな?」

初めて葬儀を依頼するとき、知識がなく不安に感じてしまうことは誰にでもあることです。

確かに、葬儀はやり直しが効かず、かつ家族が亡くなった後の大混乱の中で、早急に準備を進める必要があります。

後悔せずにスムーズな葬儀を挙げる為には、事前に葬儀についての知識や相場費用、流れ、マナーについて抑えておく必要があります。

下記順番で、知ることでより深く葬儀についての知識を得ることが可能です。

【葬儀前に知るべき5つのポイント】

1.葬儀の基礎知識 葬儀の意味、通夜、告別式は何をするものなのか
2.葬儀形式と費用相場 葬儀に必要な内訳と、形式ごとの費用相場
3.葬儀の流れ 準備~葬儀後までの時系列順の流れ
4.守るべきマナー 服装や葬儀での立ち振る舞い方など
5.葬儀選びのコツ 葬儀社を比較検討する際のポイントとチェックすべき点

十分な情報を得ずに準備を進めてしまうと、葬儀の打ち合わせや日程を決めるのに時間がかかったり、慌てて割高な葬儀プランを契約してしまったりすることにもなりかねません。

例えば、葬儀の打ち合わせは非常に時間がかかるもので、6時間かかったお客様もいらっしゃるほどです。事前準備をすることは、費用や手間の負担減にも繋がります。

また、葬儀形式を決めるにしても、「一般葬」から「家族葬」「一日葬」「直葬」で、それぞれ特徴や費用が異なり、金額差は100万円以上になることも珍しくありません。

実際、やさしいお葬式のお客様の中には、

「葬儀の金額は、ブラックボックスで担当者のいわれるがままにオプションが追加されていき、最終的に高額になってしまうというイメージでした。実際、地元の葬儀社に見積もりを出してもらったが、かなり高額になって驚いた」

お客様の声:分かりやすいプランと明瞭な料金設定。最新の葬儀サービスで満足行く葬儀を行うことができました。


「大手の葬儀社サイトから依頼したら、実際の表示金額と100万円以上高くなった。10~20万ほどならまだしも、あまりの差に動揺してしまいました」

お客様の声:満足のいく葬儀を行えたのはやさしいお葬式さんのおかげです。

といった声もあります。

費用や流れ、マナーなど葬儀全般についての疑問や不安をすべて解決し、自信を持って準備に取り組むことができるようになるでしょう。

「葬儀準備を迷いなくスムーズに行いたい!」という方は、ぜひ、最後までお読みください。

また、最下部には、「葬儀前に事前に準備&確認ができるチェックシート」をご用意致しました。円滑な葬儀準備を進める為にも、ぜひご活用下さい。

喪主としてやるべきことを明確に把握しておきたい方は「喪主がやることは9つだけ!プロが教えるコツ&やることリストを紹介」の記事もご参考ください。

「葬儀」とは故人の冥福を祈る宗教的儀式

葬儀とは、亡くなった方を惜しみ、家族や友人たちと共に別れを共有するものです。宗教的な意味合いが強く、宗派によって考え方や葬儀の流れも異なります。

「葬式」は葬儀+告別式を合わせた式

「葬儀」と「葬式」は似た言葉ですが、一般的に葬儀はお経や焼香などの宗教的な儀式を指し、葬式は葬儀と最後の故人との別れを惜しむ「告別式」をあわせたものといわれています。

  意味 行うこと
葬儀 宗教的な儀式 僧侶による読経や焼香、戒名授与など
告別式 宗教色がなく、家族や友人が故人と最後の別れをする 参列者による焼香や献花
葬式 葬儀+告別式

とはいえ、二つはほぼ同じ意味で使われることも多く、明確に意味の違いがあるわけではありません。

告別式の歴史や行う意味についてさらに知りたい方は「告別式とは?知っておくべき遺族側・参列者側必読のマナー!」の記事もご参考ください。より深く知ることで故人を偲ぶ気持ちも強くなるでしょう。

葬儀形式と費用内訳

葬儀は、形式によって費用や流れが大きく異なります。

形式ごとの費用と参列者数の目安は下記の通りです。

  特徴 相場費用 参列者数

の目安

一般葬 通夜・葬儀を行う最も一般的な葬儀

200万円

50〜300名

家族葬 通夜・葬儀を家族や近しい友人のみで行う

160万円

20〜30名

一日葬 通夜を省略し一日で終わらせる

150万円

30〜50名

火葬式(直葬) 通夜・葬儀をせず火葬のみ

50万円

〜10名

相場参考:第11回「葬儀についてのアンケート調査」|日本消費者協会

葬儀費用の内訳

葬儀費用の総額は、「葬儀にかかる費用」+「宗教者へのお布施」+「参列者への飲食や返礼」の合計金額となります。

各項目の主な内訳は下記になります。

葬儀全体の項目 具体例
葬儀にかかる費用

(約40~150万円)

【葬儀に必要なもの】

・搬送費や安置室利用、ドライアイス、棺、枕飾り、線香、祭壇、遺影、骨壷、火葬料金など

【人件費】

・葬儀スタッフや司会者

宗教者へのお布施

(約10~30万円)

・葬儀での読経

・お車代

・会食の代わりにお渡しする御膳料

・戒名

参列者への飲食や返礼

(約30~100万円)

・通夜や葬儀後の会食(通夜振る舞い、精進落とし)

・香典返し

・会葬礼状

「葬儀にかかる費用」と「参列者への飲食や返礼」は、規模や参列者の人数によって増減しますが、「宗教者へのお布施」は基本、変動することはありません。ただし、宗派やお寺の考え方によって、同じ葬儀形式であっても費用は大きく変動します。

葬儀費用に「なにがいくらかかるのか?」を知っておくことで、葬儀プランや形式を戸惑うことなく決めることが可能になります。詳しくは「葬儀費用はどうやって決めれば良い⁉︎葬儀に掛ける費用について」の記事も合わせてお読みください。

葬儀にかかる費用(約40~150万円)

葬儀にかかる費用は、『葬儀を執り行う上で必ず必要なもの』が含まれ、40~150万円ほどかかります。価格差があるのは、プランによって参列者や規模が異なるためです。

葬儀社のホームページに記載されているプランは、「葬儀にかかる費用」=「葬儀プラン」であることがほとんどです。

実際、注意書きには必ず「お布施や飲食は含まれません」と記載されています。各項目に対しての大よその相場費用は下記になります。

また葬儀プランによっては、費用が異なったり元々、含まれていない場合もあり別途オプションとして追加料金が発生する可能性もあります。

事前に葬儀プランでその程度まかなえるのか?オプションの費用はいくらなのか?は、しっかりと確認しておきましょう。

項目 相場費用
遺体搬送費用

2万円(10kmごと)

遺体安置費用

5千~3万円(1日ごと)

※自宅安置の場合は0円

式場使用料

約5〜10万円

火葬費用

0~15万円

※地域によって異なる

枕飾り

約1〜3万円

エンゼルケア

約1〜10万円

棺代

約3〜30万円

祭壇

約30〜120万円

白木位牌

約2,000〜3,000円

遺影写真

約5,000〜6,000円

ドライアイス

1日あたり1万円

骨壺

約5,000〜2万円

各項目の費用についての疑問点や行う意味についてしっかりと理解しておきたい方は下記記事も合わせてお読みください。

遺体を安置できるのは3日?期間と場所や方法・費用まで疑問を全解説

火葬場の使用料金とは?地域で大きく違いのある火葬場の使用料について

エンゼルケアとは?聞いたことはあっても詳しくは知らないエンゼルケアについてその目的や内容を徹底解説!

後悔しない祭壇の選び方:意味と宗教ごとの祭壇と相場を解説!

宗教者へのお布施(約10~30万円)

葬儀で僧侶などの宗教者をお呼びする場合、読経や戒名の御礼として10~30万円ほどの『お布施』が必要です。

お布施には相場がなく宗派やお寺の考え方によって、金額も異なります。さらに、会食をされなかった場合や来ていただいた御礼として、「御膳料」や「お車代」をお渡しすることもあります。

一般的なお布施の費用相場は下記のとおりです。

項目 内容 相場
お布施 「読経」と「戒名」に対しての御礼

5~30万円

御膳料 通夜、葬儀、法要後の会食を辞退された場合に代わりにお渡しする

5千~1万円

お車代 ご足労いただいた御礼としてお渡しする

3千~2万円

読経や戒名を付けずに葬儀を挙げることも可能ですが、お寺にお墓があるケースでは、納骨を断られることもある為、必ず事前に確認が必要です。

宗教者へのお布施のお渡しは、地域や宗派によって変わるため、混乱される方も多いでしょう。金額やマナーへの不安を事前に解消しておきたいという方は、「【令和3年最新】葬儀時の僧侶お布施相場〜抑えるべきマナーのすべて」「御膳料とは?相場と渡し方と注意点とマナーを解説!」の記事もご確認下さい。

参列者への飲食や返礼(約30~100万円)

故人の為に、葬儀へご参列頂いた方たちへのもてなしと御礼として、一人あたり1万円。総額30〜100万円が、お食事や香典のお返しに必要な費用です。

飲食、香典返しの相場は下記となります。

項目 内容 相場
会食
(通夜振る舞い・精進落とし)
通夜振る舞い:通夜後の会食

精進落とし:葬儀・火葬後の会食

3~5千円(1人あたり)

香典返し 頂いた香典のお返しとしてお渡しする ・頂いた香典の半額程度

・当日にお返しする場合は、2~3千円(1人あたり)

会葬御礼 香典の有無は関係なく、参列して頂いたお礼としてお渡しする

千円(1人あたり)

当然、参列者が多くなればなるほど、費用と頂く香典の額も大きくなります。

昨今は、参列者の少ない家族葬を執り行うことも多く、会食を行わないケースも珍しくありません。

「ご足労頂いた参列者の方たちへは、きちんと御礼がしたい」という場合は、「精進落としとは?葬儀後に行われる食事の席の流れや内容から注意点やマナーまで徹底解説!」「香典返しのマナーを完全解説!相場・時期・挨拶状・例文・品物も紹介!」の記事もぜひ、ご参考下さい。

葬儀形式別

葬儀の形式によって、お呼びできる人数や流れ、費用も変わるため、慎重に選ぶ必要があります。

  特徴 相場費用 参列者数

の目安

一般葬 通夜・葬儀を行う最も一般的な葬儀

200万円

50〜300名

家族葬 通夜・葬儀を家族や近しい友人のみで行う

160万円

20〜30名

一日葬 通夜を省略し一日で終わらせる

150万円

30〜50名

直葬(火葬式) 通夜・葬儀をせず火葬のみ

50万円

〜10名

相場参考:第11回「葬儀についてのアンケート調査」|日本消費者協会

金額のみに着目せず、「どんな式をどれくらいの規模で挙げたいか?」を考えることが重要となるでしょう。

失敗せず総合的に葬儀形式を選びたいという方は「プロが教える葬儀種類の”正しい”選び方!6つの特徴〜費用の全情報」の記事もお読みください。

一般葬(相場費用:200万円 参列者数:50〜300名)

一般葬は、最も多くの人が選択するスタンダードな葬儀形式です。参列者数も多く、費用は一番高額となりますが、通夜や葬儀を省略することも無いため、安心して執り行うことができます。

メリット デメリット
・多くの人に参列して頂け、1回でお見送りして頂ける

・葬儀形式についてトラブルになることがない

・葬儀後の弔問客が少なくなる為、対応が楽

・どのくらい参列して頂けるか人数の把握が難しい

・葬儀費用が高額になりやすい

・準備から葬儀中まで、喪主が多忙になる

安心して執り行える一般葬をリーズナブルに執り行いたい方は、「一般葬の費用相場と内訳|誰でも金額を抑えられる7つのコツを全解説」の記事も合わせてぜひご覧ください。

家族葬(相場費用:160万円 参列者数:20〜30名)

家族葬とは、親族と近しい友人のみでおこなう葬儀です。慌ただしくなりがちな一般葬と比べ、費用を抑えつつ、故人とのお別れの時間をしっかりととることができます。

ただし、参列者が限られる為、「なぜ、呼んでくれなかったんだ」とトラブルになる可能性もあるため、参列されない方への配慮も必要となります。

メリット デメリット
・故人とのお別れの時間をしっかり取れる

・比較的、葬儀の内容を自由に決めることができる

・一般葬よりも費用を抑えることができる

・参列者数の予想が付きやすい

・どこまでお呼びするのかの判断が難しい

・お呼びしなかった人とトラブルになる可能性がある

・葬儀後に、参列しなかった方たちへの弔問客対応に時間がかかる可能性がある

事前に家族葬のトラブル回避の方法や、費用を可能な限り抑える手段については「【家族葬の流れ】準備〜葬儀後までの日程と配慮すべき4つのポイント」「【令和4年】家族葬の費用を安く抑える8つの方法と注意をプロが解説」の記事もご参考ください。

一日葬(相場費用:150万円 参列者数:30〜50名)

通夜を省略し、葬儀と告別式のみの一日葬は、参列者の都合もつきやすく、費用も一般葬、家族葬よりも抑えることができるでしょう。

メリット デメリット
・故人とのお別れの時間をしっかり取れる

・一日で終わるため、遺族の体力、精神的な負担が軽い

・一般葬、家族葬よりも費用を抑えることができる

・1日しかないため、参列者の都合がつかないケースがある

・通夜を省略することでお寺から納骨を拒否される可能性がある

・通夜を省略することで親族とトラブルになるケースがある

また、「葬儀費用も、一般葬の半分になるのでは?」と考える方もいらっしゃいますが、葬儀で必要なものは決まっているため、そこまで大きな価格差はありません。

斎場使用料も、前日に準備をはじめる必要があるので、一日ではなく2日分かかることも多いです。

スムーズかつトラブルのない一日葬を挙げたいという方は「負担は軽くても心を込めた見送りができる!一日葬の内容を解説」もお読みください。

直葬・火葬式(相場費用:50万円 参列者数:〜10名)

直葬は火葬式とも呼ばれる、火葬のみを行う最もシンプルな葬儀形式です。

数ある葬儀形式のなかで、最も費用を抑えることができますが、通夜・葬儀を省略し、参列者もかなり限定されます。

メリット デメリット
・葬儀費用をかなり抑えられる

・遺族の身体的、心理的負担が軽い

・親族とトラブルになる可能性がある

・儀式を省いたことで、お寺から納骨を拒否される可能性がある

直葬の葬儀はお寺や親族とのトラブルの原因にもなりやすい為、「本当に直葬で良いのか?」「あとで後悔しないか?」は慎重に見極める必要があるでしょう。

直葬を円滑に満足できる方法で挙げたいという方は「火葬(直葬)の費用を完全解説!相場・内訳・費用を抑える方法を紹介!」「周囲の理解を得ることが大切!直葬を選ぶときの注意点について」の記事もぜひご参考ください。

葬儀の一般的な流れ

一般的な葬儀は、亡くなった当日は「葬儀準備」、2日目に「通夜」、3日目に「葬儀・告別式・火葬」の順です。

ただし、葬儀形式や宗派、地域によっては流れが変わるため事前確認が必要です。また、火葬場の予約状況によっては、日数が長くなるケースもあります。

以降にご紹介する順番は、「仏式葬儀の一般葬の流れ」となります。

一般葬以外の葬儀の詳細な流れも把握しておきたい方は、下記記事もご参考ください。

【家族葬の流れ】準備〜葬儀後までの日程と配慮すべき4つのポイント

【一日葬の流れとタイムスケジュール】後悔を避ける為の2つの注意点

直葬とは?流れ・費用・マナー・選ばれる理由を完全解説!

葬儀準備(1日目)

お亡くなりになった当日は、葬儀の準備日にあたります。

【行うべき順番】

1.葬儀社を決める 葬儀を依頼する葬儀社の決定
2.ご遺体の搬送と安置 葬儀社へ自宅もしくは安置所に搬送してもらう
3.葬儀社との打ち合わせ 葬儀プランや日時、見積の相談
4.宗教者の手配 読経・戒名を付ける場合は事前相談が必要
5.訃報連絡 参列者へ葬儀の案内を連絡
6.遺影写真の準備 通夜・葬儀で使用する遺影写真の用意
7.死亡届の提出 亡くなってから7日以内に提出する

ムダのない葬儀準備を行いたい方は、「【保存版】葬儀の流れはこれで完全理解!役割・期限・ポイント全情報」「【保存版】葬式準備に必要な2つのポイントと4つの注意をプロが解説」の記事もお読み頂くことで、流れや必要な準備をより深く把握でき、自信を持って取り掛かることができるようになるでしょう。

葬儀社を決める

最優先すべきは「葬儀社を決める」ことになります。

葬儀社を決めなければご遺体を病院からご自宅、安置所への搬送もできませんし、葬儀日程を決めることができないからです。

事前に2〜3社の葬儀社候補をピックアップしておくことで、「いざ」というときでも慌てずに、落ち着いて担当者へ連絡をとることができるでしょう。

また、病院から葬儀社を紹介されるケースも多いですが、断ってもまったく問題ありません。

葬儀社を後悔せずにスムーズに決めたいという方は「後悔しない葬儀社の選び方!知るべき5つのポイントと3つの確認事項」の記事もご参考にし、満足度の高い葬儀社選びの目安にして下さい。

ご遺体の搬送と安置

葬儀社決定後は、葬儀社スタッフにより速やかにご遺体の搬送が行われます。

病院の安置室や霊安室は長時間使用できないことが多く、3時間〜半日程しかいられない為です。場合によってはご遺体の移動を催促されてしまうこともあるからです。

搬送先は、「ご自宅」か葬儀社か斎場が管理している「安置室」もしくは民間業者の「遺体保管所」から選択することが可能です。

【ご遺体の安置場所】

  費用目安 特徴
自宅

0円

【メリット】

・施設利用料が不要の為、費用を大きく抑えることができる

・住み慣れた家で、故人とお別れの時間を持つことができる

【デメリット】

・ご遺体を安置するために、ある程度のスペースが必要

・室温の調整などご遺体の管理が難しい

・アパートやマンションなど搬送が難しい可能性がある

安置室

1~3万円(1日あたり)

【メリット】

・ご遺体の管理を施設スタッフに任せられる為、遺族の負担が軽くなる

【デメリット】

・施設の規定や設備によって、面会時間が限られる

・安置期間によって高額になる可能性がある

遺体保管所

1万円(1日あたり)

【メリット】

・ご遺体の管理を施設スタッフに任せられる為、遺族の負担が軽くなる

・面会時間に制限のない施設が多いので比較的自由に故人とお別れの時間を持てる

【デメリット】

・施設数が少なく、空き状況がない可能性がある

・安置期間によって高額になる可能性がある

ご遺体の安置期間は、24時間以上3日程度となります。日本の法律で「24時間以内の火葬は禁止」とされている為です。

ご遺体の安置場所や、搬送の疑問点を解消したい方は「遺体を安置できるのは3日?期間と場所や方法・費用まで疑問を全解説」「遺体搬送は自分でしても法律違反でない!知るべき3つのリスクと注意」の記事でも詳しく解説していますのでご参考ください。

葬儀社との打ち合わせ

葬儀社との打ち合わせでは、主に下記の内容を決めることになります。

状況によっては非常に長時間の打ち合わせとなるため、事前に聞かれる内容はまとめておきくと良いでしょう。

葬儀社へ事前相談をすることで、葬儀プランや規模などの希望を伝えておくことが可能です。亡くなった後は、精神的にも余裕がない状態ですので、あらかじめ話し合っておくことを強くおススメします。

【葬儀スタッフに聞かれる内容】

参列者の目安の人数 ・親族の人数

・故人の交友関係

葬儀プランの希望 ・一般葬、家族葬、一日葬、直葬の希望プランがあるかなど
会食の有無 ・通夜振る舞いや、精進落としが必要かどうか
故人の宗派 ・懇意にしているお寺(菩提寺(ぼだいじ))はあるかどうか

・葬儀の宗派の希望はあるか?

お墓や仏壇について ・納骨先の確認

・仏壇やお墓の案内が必要かどうか?

斎場の希望 ・葬儀を行う希望の斎場はあるか?

特に皆さんが悩まれるのが「参列者の目安」です。事前に「親族」「友人」「会社関係者」のリスト化や、年賀状を確認するなどしておくなどしておくと良いですね。

葬儀の打ち合わせは最長6時間!かかる方もいらっしゃいます。よりスムーズな打ち合わせをしたい方は「事前に知っておきたい、葬儀会社のスタッフに聞かれること」の記事もご確認下さい。

宗教者の手配

葬儀に僧侶をお呼びする場合は、宗教者の手配をおこないます。仏式葬儀では、僧侶に「読経」と「戒名」の依頼をすることになるでしょう。

キリスト教や神式葬儀の場合は、教会の牧師や神父、神社の宮司(ぐうじ)に依頼することになります。

代々お世話になっているお寺があれば、直接、電話で依頼し日程調整をおこないますが、お寺との関わりがない場合は、葬儀社を通して僧侶を手配することも可能です。

また、「読経」と「戒名」の御礼として「お布施」をお渡しする必要がありますが、宗派やお寺によって金額が異なる為、心配な場合は事前に確認しておきましょう。

最近では、お寺とご縁の無い方も多く、自身で探すのは大変な為、僧侶派遣を利用される方も多いです。費用も分かりやすく檀家になる必要もありません。ご興味のある方は、「寺院手配サービスとは⁉︎寺院(僧侶)を手配する方法とは?」もあわせてお読みください。

僧侶派遣は『やさしいお坊さん』でもご相談を受け付けております。お車代、御膳料、お心づけなど追加費用はかからず、その後のお寺とのお付き合いも必要はありません。

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訃報連絡

葬儀日程が決まった後は、故人が亡くなったことをお知らせする「訃報連絡」を行います。

親族やごく近しい人たちであれば、葬儀日程が決まる前に連絡をしますが、それ以外の方たちへは、二度手間となってしまう為、日程決定後にお知らせするのが一般的です。

訃報連絡する際は、下記の順番で行えば漏れがなく伝えることができるでしょう。

1.故人の名前 ・亡くなった方のお名前

・自身との関係

2.亡くなった日時 ・亡くなった日時
3.葬儀の情報 ・葬儀日時、場所、交通手段など
4.喪主の名前と連絡先 ・喪主の名前

・連絡先の電話番号

5.その他 ・香典辞退

・上記以外に伝えたいこと

訃報連絡をより円滑かつマナーを守って送りたい方は「訃報の連絡はどう送る?伝えるべき内容から範囲、例文まで徹底解説!」「【文例付き】訃報メールの送信・返信マナーで知るべき11選を解説!」の記事もご参考ください。

遺影写真の準備

葬儀で使用する遺影写真は、通夜の5時間前には用意しておかなければいけません。

遺影写真を用意していない場合は、スマートフォンで撮った画像から加工も行えますので葬儀社に相談してみましょう。加工料金の相場は、5千〜1万円ほどです。

良い遺影写真を選ぶポイントは下記3つです。特に上から優先して選ぶと良いでしょう。

【遺影写真を選ぶポイント】

ポイント 理由
1.故人のお顔がはっきりと映っているか? 写真は大きく引き延ばす為、鮮明かつある程度の大きさの写真でないとボヤけてしまうため
2.写真の大きさは10円玉ほどか?
3.”故人らしさ”のある表情か? 遺影写真は、遺族や参列者が故人を思い出しやすいような写真が適しているため

遺影写真のスムーズな選び方や注意点を抑えておきたい方は「遺影写真の原稿で悩まないようにするには」の記事もご参考ください。

死亡届の提出

画像引用元:法務省「死亡届」記載要領・記載例

死亡届はできるだけ早めに提出する必要があります。

なぜなら、死亡届の提出と同時に受け取れる「火葬許可証」がないと、火葬を行えないからです。

死亡届の提出は葬儀社へ代行することもできますが、記載は遺族が行う必要があります。事前に記載事項を確認しておくことで、スムーズに書けるでしょう。

【死亡届の記載項目】

故人の情報 ・氏名

・生年月日

・死亡日時

・死亡場所

・本籍

・夫または妻の年齢

・世帯の主な仕事や職業

届出人の情報 ・故人との関係

・住所

・本籍地

・戸籍の筆頭者の氏名

・署名

・生年月日

死亡届の具体的な書き方や知識は「死亡届の基礎知識を押さえておこう!書き方やその他の手続きについても解説」の記事でもご紹介しています。

通夜(2日目)

2日目は、通夜にあたります。

【行うべき順番】

1.納棺 ご遺体の身なりを整えあの世への旅支度を行う
2.通夜 僧侶による儀式。読経と焼香を行う
3.会食(通夜振る舞い) 通夜後に、故人を偲ぶために行われる。僧侶と参列者への感謝を伝える場でもある

通夜の開始時間や、流れの詳細は「【プロ監修】通夜の疑問を全解消!知るべき時間〜流れ・マナーの全て」「意外と知らないお通夜の流れとマナー」の記事でも詳しくご紹介しています。

納棺

ご遺体を棺に納める「納棺の儀」を行います。

納棺は下記順番で行いますが、遺族だけでなく葬儀社スタッフと一緒に行う事が多いです。

1.故人の唇を濡らす「末期(まつご)の水」を行う

参考記事:【末期の水(まつごのみず)】儀式の流れから宗派による違いまで解説

2.お湯やアルコールで故人の身体を清める「湯灌(ゆかん)」をおこないます。
3.「エンゼルメイク」とも呼ばれる死化粧(しにげしょう)を行い、故人のお顔や身なりを整えます。

参考記事:エンゼルケアとは?聞いたことはあっても詳しくは知らないエンゼルケアについてその目的や内容を徹底解説!

4.「死装束(しにしょうぞく)」を着せます。この際、故人のお気に入りの服や着物でも構いません。

参考記事:死装束とは?意味と着せ方と注意点を徹底解説!

5.お花や手紙などの「副葬品(ふくそうひん)」を納めます。

納棺にかかる時間は1時間ほどです。また、棺に納める副葬品はそのまま火葬炉へ入れられますので、爆発する可能性のあるものや有害な物質が発生する物は入れることができません。

納棺の詳細な流れや副葬品の注意点について知っておきたい方は「納棺とは?意味・流れ・入れるもの・マナーを完全解説!」「棺桶(御棺)とは?意味と選び方と副葬品に入れてよいものダメなものを解説!」の記事もご確認ください。

通夜

通夜が始まると、僧侶による「読経」が行われ、その後、遺族と参列者たちによる「焼香」がおこなわれます。

焼香の方法は、宗派によって作法が異なるので、事前に調べておくか葬儀社スタッフに確認しておいても良いでしょう。

焼香の意味や正しいマナーを知りたい方は「正しい焼香の仕方とは?焼香の基本的な方法から宗派別の方法、焼香の種類やマナーまで徹底解説!」の記事もお読みください。

会食(通夜振る舞い)

通夜後の会食は「通夜振る舞い」と呼ばれ、参列して下さった方たちに直接の御礼を感謝をし、亡くなった方を偲ぶ場でもあります。

通夜終了後に、2時間ほどでおこなわれますが、昨今は感染症対策の観念から行われないケースの方が多いです。

葬儀(告別式)・火葬(3日目)

3日目は、葬儀と告別式、火葬の日となり、故人と最後のお別れの日でもあります。

【行うべき順番】

1.葬儀(告別式)

僧侶による儀式。読経と焼香を行い最後のお別れをおこなう

2.出棺

火葬場へ向けて出棺

3.火葬

ご遺体を火葬し、骨壷に納める

4.初七日法要(※繰上げ法要)

僧侶による読経と焼香を行う。本来であれば7日目に行われるが、繰上げ法要となることが多い

 

葬儀(告別式)

通夜と同様に、葬儀でも僧侶の「読経」と遺族と参列者による「焼香」が行われ、故人の冥福を祈ります。

その後、故人と親しい人による「弔辞(ちょうじ)」が読み上げられますが、読んで頂きたい方には、あらかじめ喪主から依頼されるケースがほとんどです。

弔辞と同様に、お悔やみの電報である「弔電(ちょうでん)」も、事前に喪主が選出しておきます。

弔辞、弔電についてのマナーや行う意味については「弔辞の例文10選!書き方・話し方・マナーを完全解説!」「どうやって送るの?弔電の送り方から費用・注意点までを徹底解説!」の記事もご参考ください。

出棺

出棺は「出棺の儀」とも呼ばれ、ご遺体を火葬場までご遺族と親しい人たちでお運びします。

出棺の儀では、棺の蓋を開け「別れ花」と呼ばれる菊やカーネーション、百合の花を一人ずつ納めていき最後のお別れをしていき、最後に釘打ちをして終了です。

その後、棺を持ち霊柩車へ運び込み、喪主は参列者へ最後の挨拶をします。

出棺についての流れやマナー、喪主がするべき挨拶の例文を事前に確認しておきたい方は「出棺の挨拶のポイントは?出棺の挨拶のポイントから出棺のマナーまで徹底解説!」の記事もお読みください。

火葬

火葬場に着いたら、「納めの式」と呼ばれる僧侶による読経と焼香を行ってから火葬します。火葬にかかる時間は約1時間程ですが、大きさによって時間が異なります。

【火葬時間の目安】

大人 約1時間~1時間30分
子ども 約40分
乳児 約20分

その後、故人と近しい人たちから、お箸で骨壷にご遺骨を納めていく「お骨上げ」をします。骨上げは足から始まり、最後に喉ぼとけのお骨を入れて終わります。

火葬後は、納骨する際に必要になる「埋葬許可証」が発行される為、忘れずに受け取りましょう。

火葬の流れや意味、埋葬許可証の必要性や注意点については、下記記事もご参考下さい。

火葬の時間はどれくらいかかる?一般的な火葬の所要時間から火葬の流れ、待ち時間の過ごし方まで完全解説!

埋葬許可証の意味とは?発行から提出までの流れや紛失時の対処法を解説

初七日法要(※繰上げ法要)

本来、故人の供養を祈る「初七日法要」は亡くなってから7日目に行いますが、最近では参列者が短期間に集まるのが難しい為、葬儀と同日に行われることがほとんどです。

初七日法要でも、僧侶による読経と焼香が行われます。

初七日法要を行う意味や、流れやマナーなど、さらに知識を得たい方は「初七日とは?意味・数え方・お供え・お経・知っておきたい常識とマナー」もご覧ください。

会食(精進落とし)

葬儀の最後に、参列者へ食事を振る舞う「精進落とし」を行います。

精進落としでは、僧侶や参列者への感謝を伝える意味だけでなく、ご遺族の気持ちを整理する場でもあります。

精進落としのメニューは、故人が好きだったものや仕出し弁当を用意することも多いです。また、地域によっては火葬の待ち時間に行われたり、精進落としそのものがないケースもあります。

精進落としの地域的な違いや用意する際のマナーや方法について知っておきたい方は「精進落としとは?葬儀後に行われる食事の席の流れや内容から注意点やマナーまで徹底解説!」の記事もぜひお読みください。

葬儀後の流れ

葬儀が終わった後も、参列者への御礼や、納骨先の確認、法要などやらなければいけないことが沢山あります。

事前に把握しておくことで、予定を立てやすくなるでしょう。葬儀後にやるべきことの厳密な順番はありませんが、死亡手続きなどは期限があるものもあるため、早めに行うべきでしょう。

【葬儀後の流れ】

1.香典返し・会葬礼状を送る

2.四十九日法要

3.納骨

4.死亡手続き

香典返し・会葬礼状を送る

葬儀で受け取った香典のお返しを「香典返し」、参列への御礼状を「会葬礼状」と呼び、葬儀後に参列者へお送りします。

どちらも、葬儀後のマナーですので送り忘れないように気を付けましょう。

香典返しと会葬礼状は、共に即日にお渡しするケースもありますが、高額な場合は半分か3分の1程の品をお送りします。

品物はお菓子やお茶などが無難ですが、昨今はカタログギフトや金券を送ることも多いです。手配が難しい場合は葬儀社に代行してもらうことも可能です。

香典返しのお品や、会葬礼状の文面など、事前に検討&作成しておきたい方は、「香典返しのマナーを完全解説!相場・時期・挨拶状・例文・品物も紹介!」「会葬礼状とは?意味と必要なケースと例文一覧!」の記事もご確認ください。

四十九日法要

故人が極楽に行けるように供養を行うのが「四十九日法要」となります。

本来は、亡くなってから49日目に行いますが、昨今は当日ではなく前倒しの休日に行われることが多いです。

49日を過ぎると、故人の魂は仏の元へ行ってしまうとされるので、49日目を超えて行われることはありません。

四十九日法要の意味や、スムーズに行うためのポイントを確認されたい場合は、「四十九日法要とは?四十九日の意味から法要の流れ、準備すべきものや費用まで完全解説!」の記事もご参考ください。

納骨

納骨は、ご遺骨をお墓などの納骨先に納めることです。

時期に決まりはありませんが、四十九日や一周忌などの節目に行われることが多く、地域によっては、火葬後にすぐに納骨することもあります。

【納骨先と費用目安】

納骨先 費用目安 特徴
お墓

40~120万円

最も、一般的な納骨先。初期費用は高額になるが代々、引き継いでいくことが可能
納骨堂

10~20万円

決められた区間に納骨をするスタイル。ロッカー式や、仏壇式などさまざまなタイプがある
永代供養墓・合祀(ごうし)墓

5~30万円

寺院や霊園が遺族に代わり、管理をしてくれ費用も抑えられる。ただし他の方とご遺骨が混ざるため、やり直しがきかない

合祀とは?納骨堂の違いからメリット・デメリットまで徹底解説!

樹木葬

30~80万円

シンボルになる樹木の下にご遺骨を埋めるスタイル。宗教や宗派の制限がなく、お墓を管理する必要もない

最近人気の樹木葬とは?その歴史や種類から費用相場や注意すべきポイントまで徹底解説!

海洋散骨

3~30万円

お骨をパウダー状にし、海へ散骨する方法。管理する必要がないが、散骨禁止区間もあるため、確認が必要

海洋散骨を徹底解説!注意点・マナーや費用相場、提供事業者まで一気に解説!

納骨についての疑問や費用の知識をさらに深めたい方は、「納骨とは?納骨式の時期と準備・流れと費用を完全解説!」「納骨費用の疑問&不安を全解説!費用を抑える為に知るべき7つのコツ」の記事もご参考ください。

海洋散骨は『やさしい海洋散骨』でもご相談を受け付けております。ご家族に代わり散骨する「代理プラン」、少人数で散骨をする「合同プラン」、船を貸切る「貸切プラン」や「ペット散骨」などからお選びいただけます。

死亡手続き

亡くなった後は、できるだけ早めに死亡手続きをおこなう必要があります。

手続きは相続に関するものから、公的なものや民間会社に依頼するものまで数多く行う必要があるでしょう。

優先すべき順番を下記にまとめました。特に公的な手続きは期限が定められているものが多いため、最優先で行いましょう。

手続き 具体例
1.公的手続き 年金受給の停止、住民票の抹消届、介護保険資格喪失届の提出、世帯主の変更届、雇用保険受給資格者証の返還など
2.公的補助の手続き 葬祭費と埋葬料の請求、高額医療費制度の還付申請、遺族年金の手続き

忘れてはいけない!?申請すれば頂ける葬祭費・埋葬料とは?給付金制度の概要と申請時のポイント

3.相続や保険に関する手続き 所得税準確定申告、相続税の申告と納税、生命保険の受取

【プロ解説】遺産相続の全手続き|死亡届~相続税還付まで徹底解説

4.その他の手続き 運転免許証の返納、パスポート失効手続き、クレジットカードの利用停止手続き、公共料金の名義変更

手続きの詳細や申請忘れで損をしたくない方は、「死亡手続きを完全解説!するべきこと・期間・費用を一覧で紹介!」「申請忘れは損!死亡手続きで受け取れる補助金5選とやるべきこと」も合わせてご確認ください。

相続についてのご相談は『やさしい相続』でも承っていますので、お気軽にご連絡下さい。24時間365日無料で専門オペレーターが対応致します。しつこい勧誘等もおこないませんので、まずは無料の事前相談をご利用ください。

葬儀で守るべきマナー

故人を偲び、最後のお別れの場でもある葬儀では、喪主はもちろん遺族、参列者もしきたりやマナーを守る必要があります。

ご遺族として、参列者へ礼儀を尽くすのは当然ですし、参列する立場でも大切な人を失い、大きな喪失感と悲しみを持っている遺族へ最大限の弔意を持って接することを心掛けましょう。

喪服


葬儀に参列する場合は、必ず「喪服」と呼ばれる礼服を着用する必要があります。

遺族、参列者ともに、黒色で派手な装飾品はあらかじめ、外しておき、肌の露出も可能な限り控えましょう。

喪服には下記三種類がある為、TPOを考え着用する必要があります。下記は、格式の高い順に掲載しています。

【喪服の種類】

喪服の種類 特徴
正喪服 ※喪主や親族が着用

喪服のなかで一番格式が高い。スーツなどのブラックフォーマルやモーニングコートなど。

準喪服 ※喪主、親族、参列者が着用

最も一般的な喪服。ワンピースやアンサンブル、ブラックフォーマルなスーツなど。

略喪服 ※参列者が着用

「平服」と指定された場合に着用する。黒や紺などのワンピースや、ブラックスーツなど。

喪服や靴、髪型などマナーを守った装いを心掛けたい方は、「急な葬儀での服装はどうする?注意点の多い女性の喪服を徹底解説!」「お葬式の靴はどう選ぶ?お葬式の靴のマナーや選び方、靴下や喪服まで徹底解説!」もご参考ください。

香典

喪主から香典辞退の連絡が無ければ、香典は必ず持参する必要があります。

香典は故人との関係でお包みする金額も変わるので、事前に相場を把握した方が良いでしょう。また、急な葬儀に備え香典袋は何枚か用意しておいた方が良いかも知れません。

さらに、香典では奇数の数字を入れるのが一般的で、4や9は「死」や「苦」を連想する為、避けた方が無難です。

故人との関係 相場目安
20代 30代 40代以上
実親

3〜10万円

5〜10万円

10万円〜

義親

3〜5万円

5〜10万円

10万円~

兄弟姉妹

3〜5万円

3〜5万円

5万円〜

祖父母

1万円

1〜3万円

3〜5万円

叔父・叔母

1万円

1〜3万円

1〜3万円

甥や姪

1〜3万円

1〜5万円

1〜5万円

その他親戚

3千〜1万円

5千〜2万円

1〜3万円

友人

5千円

5千〜1万円

5千〜1万円

上司

5千円

5千〜1万円

5千〜2万円

また、香典はむき出しのままお渡しするのはNGです。必ず袱紗(ふくさ)と呼ばれる布にお包みしましょう。

下記のような紫色の袱紗であれば、葬儀だけでなく結婚式のご祝儀にも使える為、重宝します。

紫 黒 慶弔 両用 金封 ちりめん 袱紗 男性 女性 ¥1,390


香典の相場だけでなく、包み方〜渡し方など守るべき作法を事前に知っておきたい方は、「葬式の香典を完全解説!マナー・金額相場・書き方・渡し方を紹介!」「香典の正しい書き方を完全解説!金額・表書き・中袋・のし袋の書き方を紹介!」もご確認下さい。

供花(きょうか・くげ)

供花は、葬儀の際に祭壇に飾られる花を指し、お悔やみの気持ちをあらわすために、お送りするものです。

供花の費用相場は、7千〜2万円ほどです。

お花の種類は白菊や百合が使われることが多いですが、宗派によってはふさわしくないケースもあります。また、飾るスペースにも限りがある為、いきなり送らずにご遺族の意向を聞いてからお送りしましょう。

斎場によっては提携している店舗からでないと、供花を断れる場合もある為、手配前に必ず確認しておきましょう。

供花をお送りする際のマナーや名前の記載方法については、「供花の手配方法!供花の意味と費用相場と宗教ごとのマナーを紹介!」の記事もご確認下さい。

葬儀で使用してはいけない「忌(い)み言葉」に注意

葬儀では、遺族や参列者共に話す機会が多くありますが、双方、相手にとって失礼のない言葉を選ぶ必要があります。

特に、葬儀では「忌み言葉」と呼ばれるふさわしくない言葉がありますので、うっかり口に出してしまわないように、あらかじめ言葉と意味を知っておきましょう。

【忌み言葉の例】

繰り返し、重ね言葉 重ね重ね、度々、くれぐれも、どんどん、次々、しばしば、またまた
死や苦しみを連想させる言葉 死亡、四(死)、九(苦)、苦しむ、浮かばれない
神式やキリスト教の葬儀で使用してはいけない言葉 供養、成仏、合掌、ご冥福、弔う

『後悔しない』葬儀社の正しい選び方

「円滑でトラブルのない葬儀を行うためには、良い葬儀社を選ぶことが必須条件である」と言っても過言ではありません。

なぜなら、亡くなった直後の搬送から斎場予約、葬儀場の準備や、参列者への対応まで、必ず葬儀社の介入が必要になるからです。

さらに、葬儀のやり直しはできません。良く調べず、慌てて目についた葬儀社へ依頼してしまうことは、金銭、心情面でも大きな後悔をしてしまうことにもなりかねないでしょう。

特に、下記に挙げる4つのポイントを優先度順に確認し、納得&安心できる葬儀社を見つけましょう。

1.事前見積は出してもらえるか? HPに掲載しているプラン料金だけではなく、内訳明細を事前に、しっかりと出してもらえるか
2.オプションなど追加費用は明確か? 搬送距離や安置期間が延びたときの追加費用はきちんと表示され、明確になっているか
3.スタッフの対応は親切で丁寧か? 葬儀は、葬儀社スタッフの協力が必須。話しやすく、真摯に対応してもらえるかどうか判断する
4.契約を急かさないか? 早急な準備が必要な葬儀だからこそ、じっくり検討させ、双方納得した上での契約がベスト

葬儀についての不明点や疑問は『やさしいお葬式』から24時間365日無料相談も承っています。電話でもメールでも行えますのでお気軽にご連絡下さい。

1級葬祭ディレクター在籍で、お客様満足度97%を誇る安心の葬儀会社で、しつこい勧誘等も行いません。

※(株)ドリームプランナー調査「2020年 葬儀サービス調査より」

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まとめ

葬儀について知っておくべきポイントをまとめました。

1.葬儀の基礎知識

・「葬儀」とは故人の冥福を祈る宗教的儀式

  意味 行うこと
葬儀 宗教的な儀式 僧侶による読経や焼香、戒名授与など
告別式 宗教色がなく、家族や友人が故人と最後の別れをする 参列者による焼香や献花
葬式 葬儀+告別式

2.葬儀形式と費用相場

葬儀費用は主に、「葬儀にかかる費用」+「宗教者へのお布施」+「参列者への飲食や返礼」の合計金額で、プランによって費用が変わります。

  特徴 相場費用 参列者数

の目安

一般葬 通夜・葬儀を行う最も一般的な葬儀

200万円

50〜300名

家族葬 通夜・葬儀を家族や近しい友人のみで行う

160万円

20〜30名

一日葬 通夜を省略し一日で終わらせる

150万円

30〜50名

火葬式(直葬) 通夜・葬儀をせず火葬のみ

50万円

〜10名

相場参考:第11回「葬儀についてのアンケート調査」|日本消費者協会

3.葬儀の流れ

一般的な葬儀は、亡くなった当日は「葬儀準備」、2日目に「通夜」、3日目に「葬儀・告別式・火葬」の順に行われますが、プランによって流れも変わります。

4.守るべきマナー

・喪服を必ず着用する

・香典は、故人の関係性と年齢を考えお包みする

・お花をお送りする際は、必ず遺族に確認をしてからお送りする

・遺族、参列者ともに忌み言葉に気を付ける

【忌み言葉の例】

繰り返し、重ね言葉 重ね重ね、度々、くれぐれも、どんどん、次々、しばしば、またまた
死や苦しみを連想させる言葉 死亡、四(死)、九(苦)、苦しむ、浮かばれない
神式やキリスト教の葬儀で使用してはいけない言葉 供養、成仏、合掌、ご冥福、弔う

5.葬儀選びのコツ

1.事前見積は出してもらえるか? HPに掲載しているプラン料金だけではなく、内訳明細を事前に、しっかりと出してもらえるか
2.オプションなど追加費用は明確か? 搬送距離や安置期間が延びたときの追加費用はきちんと表示され、明確になっているか
3.スタッフの対応は親切で丁寧か? 葬儀は、葬儀社スタッフの協力が必須。話しやすく、真摯に対応してもらえるかどうか判断する
4.契約を急かさないか? 早急な準備が必要な葬儀だからこそ、じっくり検討させ、双方納得した上での契約がベスト

葬儀は大きな悲しみと不安のなか慌ただしく行われることが多いです。しかし、準備から葬儀中、葬儀後も、必ず葬儀社スタッフのサポートがあります。

滞りなく良い葬儀を挙げるためにも、ぜひ信頼できる葬儀社を見つけ大切な故人を見送りましょう。

葬儀前に事前準備&確認できることチェックリスト

葬儀前に今から始められる準備と確認項目を下記にまとめました。

ダウンロードは最下部からおこなえますので、「いざ」という時にも慌てないスムーズな葬儀準備を行う為にもぜひご活用ください

<<ダウンロードはこちらから>>

【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

プロフィール

運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
Life Design Technologies co.,Ltd


https://le-tech.jp/
資本金 11,930万円(資本準備金含む)
代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業

企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

私たちは超高齢社会に適した情報インフラとサービスインフラを構築することにより、人々のQOLの向上に寄与し、社会に貢献し続けます。

やさしいお葬式

「丁寧なお葬式を適正価格で」

私たちは後悔のない終活の
サポートに全力を注ぎます。

私たちはお客様がご納得いただける
まで真摯に向き合います。

私たちはお客様の「ありがとう」を
仕事のやりがいにします

私たちは誰もが知っていて誰もが
使いやすく誰もがなくては困る
そんなサービスを提供し続けます

私たちはこの仕事に誇りを持っています

やさしいお葬式監修

葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
どのようなご葬儀を選択することがよいのかを丁寧にヒアリングさせていただき、ご提案いたします。

お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。