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末期の水 写真

【末期の水(まつごのみず)】儀式の流れから宗派による違いまで解説

初めて聞く「末期の水(まつごのみず)」という言葉に戸惑っていませんか?

末期の水とは、脱脂綿やしきみなどで故人の唇を湿す儀式で、「故人があの世で喉が渇かないように」「生き返って欲しい」などの願いが込められています。

納棺の儀式や焼香などのように難しい作法はないので、安心してください。

とはいえ、末期の水がどのような儀式か不安に感じている方は、事前に流れを把握しておくことで迷うことなく、より円滑に進められるでしょう。

そこで、本記事では末期の水の作法から、由来・宗派別の流れまでをお伝えします。

末期の水について、より深い知識を得ることで、故人への気持ちを込めて執り行うことができるでしょう。

「末期の水の意味や流れを理解し、不安なく故人を見送りたい」という方は、ぜひ最後までお読みください。

【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
ライフエンディングテクノロジーズ株式会社 取締役
株式会社ティア(葬儀社)入社 葬儀ディレクター
支配人、関東進出プロジェクトリーダー
支株式会社おぼうさんどっとこむ 常務取締役

プロフィール

末期の水とは?

末期の水(まつごのみず)とは、故人の唇を脱脂綿などで湿らせる儀式で、お釈迦様が入滅に水を求めたことから由来しています。

現在では、故人が自宅に安置された後に執り行われることが一般的です。

末期の水はお釈迦様の入滅にちなんだ儀式

末期の水は、仏典「長阿含経」の話が由来となっており、故人の安らかな旅立ちを願う意味合いがあります。

仏典には、下記のような内容が記されています。

「仏陀が亡くなる前、弟子に対し口が乾いたので水が欲しいと頼みました。弟子は、上流の河で多くの車が通過しており水が濁っているので我慢して欲しいと断りますが、仏陀はどうしても欲しいとお願いをします。信心深い鬼神が浄水を捧げたところ、仏陀は、安らかに入滅されました。」

また、仏教では冥土には水を飲むことや食べることができないと考えられており、旅立つ前に喉を潤わせてから送るという意味もあります。

末期の水をとるタイミング

故人が自宅に安置されたタイミングで末期の水を執り行うことが一般的ですが、死亡直後にエンゼルケアの一貫として看護師が準備をしている場合もあります。

また、病院・葬儀社の両方で末期の水を取るなど、2度末期の水をしたという話もあります。

末期の水をとるタイミングについて、厳密な決まりはありません。

地域柄・葬儀社によって異なるので、不安な方は確認してみることをオススメします。

末期の水の流れ

流れは「故人の唇に水を湿らせる」だけで準備も家にあるもので、すぐに準備することができます。

事前に用意するもの

葬儀社で準備がない場合は、下記のものを用意し『末期の水セット』を作りましょう。

【用意するもの】
・水
・小皿
・脱脂綿

・輪ゴム
・割り箸

 

末期の水セットの作り方
1.小皿に水を注ぎ、故人の枕元に置きます。

2.割り箸の先に脱脂綿を輪ゴムで括りつけます。

脱脂綿・輪ゴム・割り箸がない場合は、大きめの綿棒でも代用できます。

使用する水は、ミネラルウォーターが一般的ですが、故人の好きだった飲み物で行う方も多いです。

末期の水の取り方

 

喪主から始め、血縁関係の近い順に①〜③を繰り返します。

末期の水の取り方
1.脱脂綿に水滴が垂れすぎない程度に水を浸す

2.故人の唇を上唇→下唇の順になぞるように湿らせる
3.故人を偲び一礼もしくは、合掌

脱脂綿の代わりに榊(さかき)を使用する場合もありますが、手順は同じです。

故人の冥福を祈り、手先まで想いを込めて執り行いましょう。

宗教別の末期の水の取り方

末期の水は、宗教別で取り方が異なります。

葬儀社で末期の水を行う場合の多くは、宗教別に準備をされています。

一方で、病院では故人の宗旨を把握していないため、一般的な脱脂綿で末期の水をとる方法が多いです。

浄土真宗は末期の水をしない

浄土真宗では、一般的に末期の水は行いません。

「死後の旅路はなく直接極楽浄土へ導かれる」

「仏のみが故人を救い、人の行いが極楽浄土への手助けになることはない。」という浄土真宗の教えがあるからです。

そのため、故人の喉を癒す必要はないと考えられています。

ただし地域によっては、葬儀の慣習として末期の水を取ることもあります。

神道は榊(さかき)を使って末期の水をとる

神道では、死は穢(けがれ)と考えられており、浄化のため榊(さかき)を使用することが一般的です

【榊での末期の水の取り方】
1.榊の葉を一枚とり、葉先に水をつける

2.故人の唇に沿うように湿らせる

一般的に使用される脱脂綿が榊に変わるだけで、あまり難しい作法はありません。

地域によりますが使用後の榊は、副葬品として納められることもあります。仏教と異なり、穢を浄化するために行う儀式と考えられています。

榊(さかき)については「樒とは?榊との違いは?仏事に必須の樒を解説!」の記事でもご紹介しています。

キリスト教は赤ワインとパンを供える

キリスト教は末期の水は行わず、聖餐式(せいさんしき)で赤ワインとパンを供えます。

聖餐式は、キリストの「最後の晩餐」にちなんだ食事会で「パンはキリスト自身・赤ワインはキリストの流した血と考えられ、記念としてキリストの弟子が食べる」という聖書の内容からきています。

ただし、牧師・神父によって流れが異なるので、事前に確認をしましょう。

まとめ:大切なことは故人の旅立ちを願う気持ち

末期の水の流れから宗派別の違いまでを紹介しました。

・末期の水は、故人の安らかな旅立ちを願う意味合いがある

・自宅安置後に執り行われることが一般的だが、タイミングに決まりはない

末期の水の取り方
1. 脱脂綿に水滴が垂れすぎない程度に水を浸す

2. 故人の唇を上唇→下唇の順になぞるように湿らせる
3. 故人を偲び一礼もしくは、合掌

・宗派によっては、末期の水をしない場合や、榊(さかき)を使うことがある

故人を送り出す最初の儀式として、故人の安らかな旅立ちを願い執り行いましょう。

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お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。