見舞金とは?見舞金の意味や種類から金額相場、包み方や渡し方から表書きの書き方まで完全解説!

みなさんは見舞金というものをご存知でしょうか?見舞金とは、親戚や会社の関係者などが病気や怪我などで入院した際に、お見舞いとして渡すお金のことです。

ですが、実際に渡したことがないと、いくらくらい包めば良いのか、どうやって渡せば良いのかなど不安が多いですよね?この記事は、見舞金の相場や渡し方、注意点などについて詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

見舞金とは

見舞金とは、一般的に自分の身近な人物が怪我や病気によって入院した場合に、お見舞いをする際にお渡しする現金のことです。

この他にも会社に勤める人物と、その配偶者や家族などに慶弔事があった場合に会社から支給される慶弔見舞金というものがあります。ここでは、見舞金についての詳しい説明と慶弔見舞金の種類について解説します。

見舞金とはなにか

見舞金とは、親戚や会社の同僚・部下などが怪我や病気などで入院した際に、お見舞いとして持参するお金のことです。入院の期間などによっては金銭的負担が大きいため、見舞金が本人にとってとても助かることがあります。

しかし、関係性によっては現金を渡すことに抵抗がある場合がありますので、そのような場合には見舞いの品を持参することもあります。

見舞金の種類

見舞金は一般的に先ほど説明した通り、身内や知人が入院した際のお見舞いとして現金を渡すことですが、企業が導入している「慶弔見舞金制度」というものがあります。

慶弔見舞金制度とは、従業員やその家族に対して祝い事・不幸があった場合に会社から支給されるお金のことです。慶弔見舞金制度には一般的に下記のようなものが挙げられます。

1:本人もしくは配偶者が出産した場合に支給される「出産祝金(10,000〜30,000円)」

2:本人が結婚した場合に支給される「結婚祝金(10,000〜30,000円)」

3:震災や火災などの災害があった場合、その被害にあった被災者に対して支給される「災害見舞金(20,000〜100,000円)」

4:病気・怪我などで会社を欠勤もしくは入院した場合に支給される「傷病見舞金(10,000〜30,000円)」

5:本人が死亡した場合に支給される「死亡弔慰金(50,000〜100,000円)」

ただし、慶弔見舞金については会社による支払いの法的な義務は設けられておりません。また、基本的には福利厚生費として勘定されるため、所得税は非課税となります。

見舞金の金額の相場と注意点

見舞金をお渡しする場合には、相手との関係性によって金額が大きく変わるため、事前に相場感を知っておくと良いでしょう。また、包む金額についての注意点も合わせて解説するので確認しておいてくださいね。

見舞金の金額相場

見舞金の金額相場は相手と自分の関係性によって変わります。親戚や家族の場合には5,000円〜10,000円です。

ただし、地域によっては相場が異なる場合や兄弟姉妹で別々に渡す場合には、あらかじめ金額に大きくばらつきが出ないように事前に確認しておくと良いでしょう。

友人・知人の場合は3,000円〜5,000円です。仲が良くても金額が大きすぎると相手が恐縮してしまったり、快気祝いの負担が大きくなってしまう可能性があるため注意してください。

会社の同僚や部下などの場合は3,000円〜10,000円です。同僚の場合は、同じ部署や課の有志を募って代表者が渡すことが多いです。また、渡すことになったら一度上司に相談してみるようにしましょう。

注意しておきたいこととして、基本的に目上の方に現金を渡すことはマナー違反となるため、そのような場合はお見舞いの品を渡すようにしましょう。

見舞金の金額にかんする注意点

ご祝儀や香典と同様に、見舞金も包んで良い金額と良くない金額があります。

いわゆる忌み数(いみかず)と呼ばれるもので、4は死を連想させる、6は無になることを連想させる、9は苦しみを連想させると言われているので、4・6・9が入った金額は避けてください。つまり、4,000円・6,000円・9,000円などが入ってしまうとNGとなります。

見舞金の包み方と渡し方

続いては見舞金の包み方と渡し方についてです。包み方は御祝儀や御香典のようにマナーがありますので、事前に押さえておくようにしましょう。また、相手が病状ということで渡し方も気をつける必要があるため合わせて確認してみてください。

見舞金の包み方

見舞金を包む場合には、紅白の結び切りが使用されたご祝儀袋を使用します。水切りには蝶結びや結び切り、あわじ結びなど様々な種類がありますが、蝶結びの場合は「同じことを繰り返す」という意味があるので使用してはいけません。

結び切りには「二度と繰り返さない」という意味があるので、弔辞や不幸があった場合に使用するため覚えておいてください。

また、不幸があった場合には不祝儀袋を使用するのでは?と思う方もいるかもしれませんが、不祝儀袋は基本的にお葬式などで使用するものなので、こちらも合わせて覚えておいてください。

見舞金の渡し方

見舞金を渡すタイミングとしては、入院や手術直後はバタバタしている可能性があるため、数日経ってから伺うようにしましょう。

また、時間帯としては昼食などがすでに終わっている午後14時以降が良いでしょう。いざ面会したら、すぐに渡してしまって問題ありません。

後ほど解説しますが、相手の体調を鑑みてあまり長居しては失礼になってしまうため短い時間で速やかにお渡ししましょう。

見舞金を渡す際に添えると良い言葉

ただ見舞金を渡すだけだと、相手によっては現金を受け取ることで負担をかけてしまったと思い恐縮してしまう可能性があります。そういったことを避けるために、見舞金を渡す際には必ず言葉をかけるようにしましょう。

では具体的に何を伝えれば良いのかですが、見舞金は基本的にお見舞いの品の代わりとして持参するものなので、「どのようなものが良いか悩んでしまったので、お見舞い品の代わりとして」などと一言添えるようにしましょう。

見舞金を渡す際の注意点

見舞金には基本的に新札は使用しません。

お葬式の際に渡す香典も同様ですが、新札を使用すると、「あらかじめ不幸があることを予期していた」・「事前に準備していた」などというような意味になってしまうため、受け取り手によってはマナー違反と感じてしまう方もいる可能性があります。そのため、もし新札しかない場合には、一度折り目を付けてから包むようにしましょう。

また、あまりにもくしゃくしゃになっている状態のものやヨレヨレのものは使用しないようにしましょう。

見舞金の表書きの書き方

見舞金の表書きは非常にシンプルで、「お見舞」あるいは「御見舞」と記載します。送り仮名の「い」を入れない理由としては、「お見舞い」のように表書きが4文字になると「死」を連想させるからです。

そのため、送り仮名を抜いて三文字で記載してください。その下にフルネームで自分の名前を記載します。

表書きを書く場合には、ボールペンなどではなく毛筆や筆ペンで「濃墨」のものを使用してください。薄墨は香典で使用する不祝儀袋に使用します。

連名の書き方

兄弟・夫婦や友人と一緒に見舞金を渡す場合には、代表者の名前を中心に記載し、その左にそのほかの人物の名前を記載していきます。夫婦や家族で苗字が同じ場合には、代表者以外の苗字は記載しません。

もし会社関係者で渡す場合には、中心に肩書きが上の人物名を記載し、その左に他の人物の名前を書くようにしましょう。

4人以上の連名の書き方

4人以上の連名で出す場合には、全員分の名前を表書きとして書くのは難しいためまとめて記載することになります。会社からの見舞金の場合は中心に社名を記載し、その左側に社長の名前を記載します。

それ以外の場合は代表者の名前を中心に記載し、その左側に「他一同(外一同)」と記載します。ただし、これだと誰が見舞金を出してくれたか分かりかねるため、全員分の名前を記載した手紙を祝儀袋の中に入れておきます。

お見舞い品を準備するという選択肢

先ほどご紹介した通り、上司や目上の立場の人物に対して現金をお送りすることはマナー違反と考えられているため、そのような場合には見舞金の代わりにお見舞い品をお渡しすることになります。

ここではお見舞い品にはどのようなものが良いのか、渡す際のマナーなどについて詳しく解説していきます。

どんなものを準備すればよいか

お見舞い品としてふさわしいものは、食べ物やお花のほかに、入院中に役立つ生活雑貨や本などが挙げられます。

食べ物の場合は必ず事前に相手が食べられないものやアレルギーがあるものなどを確認しておく必要があるほか、病状や体調によって本人がそもそも食べることができる状態なのかにまで気を使う必要があります。

病院によっては加工品や生物などの差し入れを禁止している可能性もあるため、合わせて確認しておくと安心です。

お花の場合は縁起が悪いとされる種類や色は避ける必要があります。下記に例を挙げますので、事前に押さえておきましょう。

・紫、白、青の花:お悔やみで使用されることが多い

・シクラメン:死や苦しみを連想させる

・椿、チューリップ:枯れる時に、花が落ちる

・アジサイ:色褪せていく様子が縁起が悪い

・菊:お葬式などのイメージが強い

・鉢植え付きの花(植物):植物の根が土に落ちている=寝付くとされている

・スイセン、フリージア:香りが強いため、同室の人に迷惑がかかる

また、病院によっては生花の持ち込みが禁止されている場合がありますので、事前に確認しておきましょう。手入れが楽なプリザーブドフラワーなどもおすすめです。

生活雑貨については、入院中に使用するタオルやパジャマ、アイマスクなどがおすすめです。消耗品の保湿ティッシュなども良いでしょう。

入院が長期に渡ると、時間を持て余してしまうことがあると思います。そのような場合には相手の趣味や嗜好を確認し、本などの差し入れも喜ばれます。

話題の漫画や世間のニュースを知るために週刊誌などもおすすめです。これら以外にも暇つぶしアイテムは喜ばれる可能性が高いです。

見舞い品を渡す際のマナー

見舞い品の予算は見舞金とほぼ同額が多く、3,000円〜5,000円の間で選ぶと良いでしょう。こちらも同様に高額の場合は相手が恐縮してしまう可能性があります。

店で見舞い用の品物を購入した場合、袋に包装した後に手提げの紙袋に入れてもらうことが一般的です。この場合、見舞い品を相手に渡す際には紙袋のままだとマナー違反となるため注意しましょう。

渡す場合には紙袋から品物を取り出して、袋を二つ折りにして品物の下に持った状態で一緒に渡します。

また、渡す際には一言添えるようにしましょう。「お気に召していただければ」や「今話題の▲▲▲を買ってきたので、ぜひ食べてみてください。」など、相手への気遣いや思いが伝わるような言葉がベストです。

逆に、相手を心配して「随分痩せてしまいましたね。」などマイナスな言葉は使わないようにしましょう。

お見舞いする際の注意点

お見舞いに来てもらうことは入院している側としては嬉しいことですが、当然守るべきマナーがあります。特に体調がまだ悪かったりする場合に突然来られたり、長居されても困りますよね?ここではお見舞いに行く際の注意点を解説していきます。

突然行かない

お見舞いに行く際には、必ず事前にアポイントをとっておく必要があります。親しければ親しいほど、早くお見舞いに行きたいという気持ちがあるかもしれませんが、相手の家族や本人に都合の良い日程や時間を確認しておくようにしましょう。

また、入院直後や手術直後のお見舞いも避けるようにする必要があります。それぞれ3〜5日程度が経過してから訪れるようにしましょう。

また、お見舞いの日は六曜の「友引(ともびき)」を避けるという考え方があります。友引とは友達を引き込むという意味で、結婚式などの祝い事は問題ないですが、葬式やお見舞いではNGとされることがあります。

最近ではあまり気にする人は少なくなってきていますが、特に高齢の方のお見舞いの際には覚えておくと良いでしょう。

そのほかにもお彼岸やお盆にお見舞いに行くことは縁起が良くないこととされているので、避けるようにしてください。

あまり長居はしない

いざお見舞いに来たからといって、長居をしてしまうと相手にとって負担になってしまいます。特に入院したばかりや手術後のような体調が不安定な場合は特に重要です。

目安としては15分〜20分程度が良しとされていますが、相手との関係性や体調の状態によって調整してください。

見舞金をもらった際はどうすればよいのか

見舞金をもらったら、退院してから7日〜10日程度で「お見舞い返し(快気祝い)」をする必要があります。お見舞い返しとは、入院中にお見舞いに来てくれた相手に対して、無事退院できたということを伝えつつお礼をする行為です。

お見舞い返しでは、いただいた見舞金の三分の一から二分の一程度の予算で品物をお送りします。

お見舞い返しでよく選ばれるものは、洗剤や入浴剤などの消え物と呼ばれるものや、クッキーなどのお菓子が多いです。もし商品を選ぶことが難しいような場合には、カタログギフトでも良いでしょう。

表書きには「快気祝」や「御礼」とし、その下には自分の名字だけを記載します。水引は紅白の蝶結びで、中にお礼の気持ちを書いた手紙を同封するとより相手に気持ちが伝わるでしょう。

見舞金についてのまとめ

ここまで見舞金とはどのようなものか、渡し方や注意点などについて詳しく解説してきましたがいかがだったでしょうか?ここでは今までの内容をわかりやすく箇条書きでまとめていきます。

・見舞金とは、友人や知人、会社関係者が病気や怪我などで入院した場合にお見舞いの品の代わりとして渡す現金のことである。

・見舞金にはお見舞いとして個人などが渡すものの他に、慶弔見舞金と呼ばれる会社から従業員に対して支給されるものがある。

・見舞金の相場は3,000円〜10,000円程度で、相手との関係性によって異なる。

・見舞金には、4,6,9が入った金額は使用しない、また、新札も使用しないようにする。

・見舞金は紅白の水引で結び切りになっているご祝儀袋を使用する。

・渡すタイミングは面会した直後すぐで問題なく、渡す際には一言添えるようにする。

・見舞金の表書きは、「お見舞」あるいは「御見舞」と記載する。

・見舞金は上司や目上の人物に現金を渡すことはマナー違反になるという考え方があるため、その場合には見舞いの品をお渡しする。

・見舞いの品には、食べ物やお花、生活雑貨や本などが良い。

・お見舞いをする際の注意点として、突然行かない、長居をしないという二点が挙げられる。

・見舞金をもらったら、退院して7日〜10日以内にお見舞い返し(快気祝い)を送る必要がある。お見舞い返しの予算はいただいた見舞金の三分の一から二分の一程度である。

・お見舞い返しには、洗剤や入浴剤などの消え物の他にクッキーなどのお菓子、カタログギフトなどが良いとされている。 

このように、お見舞いなどには細かいマナーがあるため、事前に押さえておくべきことがたくさんあります。

療養中に友人や家族がお見舞いに来てくれることはとても嬉しいことですが、最低限守るべきマナーについては知っておいた上で、お互い気持ちよくお見舞いができるようにしておきましょう。

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