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社葬の目的は追悼だけではない!企業が行う目的や費用について解説

2021/8/8 情報更新

社葬は企業の創業者や社長・役員など、重要な役職についていた人が亡くなった時に行う葬儀です。社葬は企業が中心になって執り仕切るもので、さまざまな目的があります。また、費用など一般的に決められた社葬のルールも知っているといいでしょう。これから、社葬の対象者や目的・費用負担などをご説明しますので、参考にしてみてください。

社葬とは?

社葬とは企業主体で執り行われる葬儀のことで、企業と遺族が連携して行います。企業で重要なポジションについていた人など、貢献度の高い人が亡くなった時に行うものです。

一般的には近親者だけで密葬を行い、その数日~数週間後に社葬の予定が組まれます。特に、規模が大きい大企業で行われるケースが多く、同じ業界や取引会社・関係団体などの人も参加するため、個人葬より葬儀の規模も大きいです。よって、社葬の参加人数や様子によっては、企業の評価や印象に影響します。

社葬の流れ

社葬は四十九日法要前に行う

前述したように社葬を行う日程は数日~数週間後ですが、一般的には四十九日法要が来る前におこなわれます。通夜や葬儀と違い亡くなってから比較的、日数が空くため余裕をもった準備が可能です。

四十九日法要については下記記事もご参考ください。
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四十九日法要のお布施を完全解説!相場・地域・宗派を詳しく紹介!

社葬当日の流れ

社葬当日の流れをご紹介します。下記は一般的な仏式での流れとなっています。故人が神式やキリスト教、無宗教の場合は葬儀の流れも変わります。

会社が行う葬儀

会社が行う葬儀を大きく分けると、「社葬」「お別れ会」「合同葬」があります。

社葬

社葬は故人が生前に信仰していた宗教があった場合、それに沿った葬儀をすることが可能です。

お別れ会

お別れ会は、宗教を感じさせない雰囲気で、ホテルやイベント会場で行う場合もあります。

・お別れ会の特徴

お別れ会では、故人の写真や業績のスライドショーを流したり、展示を行うなど比較的自由な演出を行うことができます。お別れ会は「〇〇を偲ぶ会」などの名称で呼ばれる場合もあります。

お別れ会については下記記事もご参考ください。
お別れ会を完全解説!相場・流れ・特徴・マナーを3分で紹介!
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合同葬

合同葬は遺族による密葬をしない時など、葬儀を企業と遺族が協力して行うものです。特に、同族会社の社長や役員が亡くなった時に行われます。

・合同葬の特徴

遺族側が葬儀をおこなわない為、費用を抑えられることと一回で済まされるというメリットがあります。合同葬では、一般葬と同様に、「通夜→葬儀・告別式→火葬」の順に執り行われます。

 

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社葬の対象者

社葬は会社の創業者など、その企業に大きく貢献した人が対象です。現在または過去に社長や副社長・執行役などをしている人も、社葬の対象になります。

一般社員も功績によっては対象となる場合も

また、一般社員であっても、企業の業績に貢献した場合は社葬が行われる可能性が高いです。例えば、ヒット商品の開発や特許取得に貢献など、目覚ましい功績があると対象者になるでしょう。さらに、業務中の事故や関連することで結果的に殉職した場合も、社葬の対象になります。殉職者の社葬は、遺族の気持ちを配慮し、社会保障の一環で行うケースが多いです。

社葬の目的

社葬の本来の目的は、遺族が行った葬儀の後に故人の功績などを讃えて行うお別れの場でした。

現在は公法的な意味が大きい

しかし、現在の社葬は「告別式」に近い形で、故人の死を悼むだけでなく、企業の広報的な意味も含んでいます。つまり、社葬を大々的に行うことで、企業の社会的地位などを示す場にもなっているのです。企業における重要人物が亡くなると、関係者に不安な気持ちが生まれます。そこで、企業の安定を内外へ示すために社葬は必要です。例えば、亡くなった人が社長だった場合は、次の社長を社葬で発表して、今後の企業に関する情報を伝えます。よって、社葬の目的は、内外の関係者や一般市民を安心させるためでもあるのです。

社葬については下記記事もご参考ください。
社葬とは?意味・流れ・マナー・費用を完全解説!
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社葬における喪主と施主

社葬には喪主と施主を用意します。

喪主と施主の役割

施主になるのは、社葬の運営を担当する企業です。喪主は遺族の代表者なので、一般的な個人葬と同じように亡くなった人の家族が務めます。

葬儀委員長の役割

また、社葬を統括する代表者として、「葬儀委員長」を設定するのが一般的です。葬儀委員長は、基本的に社長が担当します。

葬儀委員長がおこなうこと

葬儀委員長は、社葬での挨拶をしたり、準備・進行に関する指示をしたりする重要な立場です。社長が亡くなった時には、副社長や次期社長が葬儀委員長を担当し、内外の関係者や株主の不安を払拭する進行が求められます。

事前に社葬の準備をする時、葬儀委員を発足して喪主や遺族との打ち合わせ、予算の話し合いをします。その際、葬儀委員に十分な人数がいる時には、葬儀委員長はサポートするだけです。葬儀委員長が重要な役割を果たすのは、社葬当日になります。当日は喪主としっかり話し合いをして、挨拶に関する打ち合わせも必要です。故人の功績や趣味・生い立ちなどを確認し、喪主の挨拶と重複しない挨拶文を考えます。当日の進行も葬儀委員長の指示で行うため、会場のスタッフとの打ち合わせも大切です。

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社葬費用は企業が負担する?

社葬の費用は、基本的に企業が全額を負担するケースが多いです。

合同葬では費用分担する場合も

ただし、企業と遺族による合同葬の場合は、双方で費用分担をするので、企業が全てを支払うとは限りません。費用を分担する時には、かかった費用を半分にするのではなく、費用がかかる項目によって分けるのが一般的です。例えば、葬儀全般の費用を企業が負担し、棺桶や遺影・火葬などの費用は遺族が担当します。

>>棺桶(御棺)とは?意味と選び方と副葬品に入れてよいものダメなものを解説!
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基本的に企業が社葬の費用を全額負担しますが、葬儀の規模や故人の功績によっては、遺族と費用を分担する場合もあるので注意が必要です。

社内規定を確認する

社葬に関する慣例や社内規定がある時は、それに従います。社葬は人間関係のトラブルを起こすことなく、速やかに準備と進行をすることが大切です。トラブルにならないためにも、あらかじめ社内規定を決めている場合があります。

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社葬でのマナー

喪服の女性の画像

最後に社葬についての気を付けておくべきマナーについてご紹介します。

社葬での服装

社葬であっても、服装は喪服を着用します。喪服は「略式喪服」と呼ばれるもので問題ありません。具体的には男性であれば「ダークスーツ」など地味目な色を選び、光沢のある生地は避けましょう。

女性は、黒やグレー、紺などのワンピースやスーツを着用します。

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社葬で弔電を送る場合

弔電とは亡くなった方やご遺族に向けて送るお悔やみ電報のことです。参列する場合には、弔電は必要ありません。

弔電を送る際は送り先と受取人を事前に確認しておきましょう。社葬では葬儀委員長を受取人にするケースが多いです。会社として弔電を送る場合は、会社名と社長名も併せて記載します。

>>どうやって送るの?弔電の送り方から費用・注意点までを徹底解説!

社葬では香典は必要か?

企業が費用を負担する社葬では、香典を受け取ることで税務処理が発生します。そのため、ほとんどの社葬ではあらかじめ「香典は辞退する」ことである場合がほとんどです。香典辞退の連絡があれば、香典を持参する必要はありません。

もし、連絡がない場合は念のため、香典は用意しておいた方がよいでしょう。

社葬での香典相場

社葬での香典相場は、約1万円~5万円ほどになります。社長の名前で香典を出す場合は、少なくとも3~10万円は包みましょう。

香典については下記記事もご参考ください。
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まとめ:社葬での振る舞いは特に注意しよう

「社葬」について特に重要となるポイントを下記にまとめました。

【社葬とは?】
●社葬とは企業主体で執り行われる葬儀のことで、企業と遺族が連携して行う
●企業で重要なポジションについていた人など、貢献度の高い人が亡くなった時に行う
●一般的には近親者だけで密葬を行い、その数日~数週間後に社葬の予定が組まれる

【会社がおこなう社葬以外の葬儀】
●お別れ会
 -故人の写真や業績のスライドショーを流したり、展示を行うなど比較的自由な演出を行うことが可能
●合同葬
 -遺族による密葬をしない時など、葬儀を企業と遺族が協力して行う

【社葬の対象者】
●会社の創業者など、その企業に大きく貢献した人が対象
●過去に社長や副社長・執行役などをしている人も、社葬の対象となる
●一般社員であっても、企業の業績に貢献した場合は社葬が行われる場合も

【社葬の目的】
●故人の死を悼むだけでなく、企業の広報的な意味を含んでいる
●企業の安定を内外へ示すためにおこなう場合も

【社葬の費用】
●基本的に企業が全額を負担するケースが多い
●企業と遺族による合同葬の場合は、双方で費用分担をする

社葬は遺族だけでなく、社員やさまざまな関連企業も多数参列します。故人の追悼という意味を持ちますが、広報という意味合いも含んでいるので、社葬は重要になるでしょう。社葬での対応が悪いと、企業のイメージや評価が悪くなる可能性もあります。よって、社葬を行う時には、事前にガイドラインなどを作成し、しっかり準備することが大切です。

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

プロフィール

運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
Life Design Technologies co.,Ltd


https://le-tech.jp/
資本金 11,930万円(資本準備金含む)
代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業

企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

私たちは超高齢社会に適した情報インフラとサービスインフラを構築することにより、人々のQOLの向上に寄与し、社会に貢献し続けます。

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葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
どのようなご葬儀を選択することがよいのかを丁寧にヒアリングさせていただき、ご提案いたします。

お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。