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お盆のお供えの画像

棚経とは?宗教ごとに違うお盆の棚経を完全解説!

お盆の時期に菩提寺の僧侶が自宅に来て読経することを「棚経(たなぎょう)」といいます。棚経自体はごく短時間で終わりますが、お盆には欠かせない大切な仏事のひとつです。今回は棚経とは何か、宗派によるお盆行事の違いや準備と過ごし方などについてお伝えします。

棚経(たなぎょう)とは?

僧侶の画像

はじめに「棚経とはなにか?」というところからご紹介します。

棚経とはなにか?

棚経とは、お盆の期間に僧侶が自宅の仏壇の前でお経をあげることをいいます。仏壇の前に棚をしつらえ、香炉や鈴などの仏具、提灯や花、野菜や果物などのお供え物を置き、その前で僧侶が読経することから棚経の名がついたといわれています。ご先祖様をお迎えするために設置するこの棚のことを、精霊棚(しょうりょうだな)とか盆棚(ぼんだな)などとも呼びます。

昨今は、新型コロナウイルスの影響によりオンラインでの供養も行われています。ご興味のある方は、本当にオンラインで参加可能⁉︎お盆のオンライン合同法要を開催しましたの記事もご参考ください。

棚経を設置するには?

棚経は菩提寺(ぼだいじ)の住職が檀家の自宅を一軒ずつ訪問して読経するのが一般的ですが、遠方などの理由で来てもらうことが難しい場合は、事前に自宅近くで所縁のあるお寺を紹介してもらえるか打診してみるのもひとつの方法です。

菩提寺(ぼだいじ)とは、自分の先祖代々の位牌やお墓を管理してもらっているお寺のことです。

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棚経を行う時期

基本的に棚経はお盆に行うものですが、檀家が多いお寺では期間内に全てのお宅を回ることが難しいため、場合によってはお盆前に棚経を行うこともあります。この時期のお寺は目の回る忙しさなので、棚経を依頼する際は早めに連絡したほうがいいでしょう。

特に新盆の棚経は欠かせない行事といわれているので、通常よりもさらに早めに依頼することをおすすめします。なお、お寺によっては新盆を迎える檀家だけを集めて、合同法要(盂蘭盆会:うらぼんえ)を行うところもあるようです。

棚経の意味

棚経は自宅の仏壇前で行うことが一般的で、僧侶の後ろに親族が控え、読経の後に線香を手向けて合掌します。こうすることでご先祖様へ感謝の気持ちを伝え、御仏への祈りを捧げる意味があるとされています。

棚経の由来

棚経の由来は今から400年ほど前、江戸時代にまで遡ります。この頃の日本では、幕府の方針でキリスト教の信仰はご法度とされていました。それでも密かに信仰を続ける者たちを、人々は「隠れキリシタン」と呼んでいました。棚経は、この隠れキリシタンを摘発するために始まったといわれています。

お寺の檀家を装った隠れキリシタンは、マリア像や十字架など、礼拝に必要なものを仏壇の引き出しや位牌の裏に隠すことが多かったため、棚経に来た僧侶が読経をあげながら(あげるふりをして)、キリスト教につながる隠し物がないかどうかをさりげなく確認していたそうです。この時に隠れキリシタンであることが露見すれば直ちに捕縛され、その先は打首や磔などの過酷な死が本人を待ち受けていたのです。

宗教の自由が保障されている現代では信じられない話ですよね。もちろん今ではそのように悲惨な裏事情などはなく、ご先祖様や故人に所縁のある親族が集まって供養する機会と位置付けられています。

棚経を受ける際に気をつけたいこと

お墓参りの女性の画像

棚経を受ける際に気を付けたいことをご紹介します。

棚経を初めて受ける前に確認すべきこと

まず、棚経を初めて受ける際は下記のことに気を付けましょう。

棚経は毎年行う

棚経は基本的に毎年行います。一度棚経を依頼すれば、翌年からは事前にお寺のほうから「〇月〇日の〇時頃、棚経に伺います」という内容の手紙が届くケースが多いです。特に新盆を迎える場合は手厚い法要を執り行うため、親族はもちろん、故人と親しかった知人や友人などを招いて大がかりな法要になるケースもあります。菩提寺併設の会場や外部の施設などを借りて行う場合は、事前にお寺への相談と法要の依頼、そして参列されるかたへの連絡を忘れないようにしましょう。

棚経は基本的に断れない

ちなみに、棚経をお断りするのはできるだけ避けたほうが無難です。棚経をお断りしてしまうと、年に1度あの世からこの世へと帰ってこられるご先祖様をおもてなしすることができず、また菩提寺との今後のお付き合いなどを考えると、あまり好ましいものではありません。

棚経を断るときは早めに

断りの連絡が入ることでその後の段取りが狂い、お寺だけでなく他の檀家の方々にも迷惑をかけることになってしまうからです。ですが、どうしても外せない用事があるなどの理由で棚経を断らざるを得ない時は、できるだけ早くお寺へその旨を伝えましょう。

僧侶も人間ですから、事情を話せばきっと理解してくれるはずです。「やむを得ない事情がありまして、今年は棚経を遠慮させていただきたいと思います。大変申し訳ございません。」などのように、誠意が伝わるようにするといいでしょう。一番まずいのは、直前のキャンセルと棚経当日の不在です。そのため、日にちと時間の勘違いにはくれぐれもお気をつけくださいね。

お斎(おとき)について

棚経が終わった後に「お斎(おとき)」をすることも多いです。お斎とは、施主が僧侶や参列者へ食事や茶菓をふるまい、法要に来てくださったことへの感謝を伝えることと、ご先祖様や故人に思いを馳せるという2つの意味があります。殺生を嫌うという仏教の観点から精進料理をお出しするのが一般的ですが、現在では食材や調理法にこだわらないケースが増えてきています。

お斎については、「おとき(お斎)とは?意味とマナーと香典相場を3分で解説!」もご覧下さい。

 

棚経を受ける際の服装

棚経は家族や親族のみで執り行うことが多いので、デザインや色合いが地味であればよいとされています。葬儀の時のように喪服を着用しなくても構いませんが、派手な服やアクセサリーをつけたり、必要以上に肌を露出したりすることはやめましょう。

なお、新盆などで親族以外の参列者がある場合は喪服を着用するのが一般的です。棚経も立派な仏事ですから、Tシャツや短パンなどの軽装は好ましくありません。男性であればダークカラーのシャツやチノパン、女性であればシックな色合いのワンピースや、シャツ+スカートorパンツなどが無難です。子どもの場合は、学生であれば制服、ない場合は白いシャツにモノトーンカラーのパンツやスカートなどを合わせるといいでしょう。

葬儀や法事での服装は下記の記事もご参考ください。
法事とは?日程とお布施と服装持物を徹底解説!
急な葬儀での服装はどうする?注意点の多い女性の喪服を徹底解説!

棚経の際のお坊さんの迎え方

棚経に来てくださるお坊さんは、1日に何軒もの檀家を訪れて読経を行うので、おしぼりや茶菓などを用意してもてなすのがマナーとされています。暑い時期でもあるので、読経を行う部屋は事前にクーラーや扇風機などを使って涼しくしておくなどの配慮も必要です。また、事前に部屋の片づけと掃除するのを忘れないようにしましょう。トイレ掃除もしておけば完璧です。

棚経に対するお布施の相場

棚経に対するお布施の相場は、一般的に5千円から2万円程度である場合が多いですが、わからない時は事前にお寺に相談することをおすすめします。「お金のことを相談するのは失礼にあたるのでは?」と思われるかもしれませんが、今後長くお付き合いしていくところですから、気軽に相談できるようにしておくに越したことはありません。

また、僧侶の移動には車やバイクが使われることが多く、遠方の場合は新幹線や飛行機などで移動することもあります。この場合、お布施とは別に御車代を用意する必要があります。自宅から菩提寺までの距離が近ければ5千円から1万円程度が相場といわれますが、お寺により金額設定が違うので事前に確認しておきましょう。

新盆などで会食の席を設ける時は僧侶をお招きするのがマナーなので、棚経の依頼をする時にその旨を伝えます。ですが時節柄、辞退されるケースがほとんどです。会食を辞退された場合は食事代に相当する額を「御膳料」として渡すといいでしょう。御膳料は、5千円から1万円程度が相場といわれています。なお、お布施等の金額について「お気持ちで結構です」と言われた場合は、上記の金額を参考に包んで渡せば問題ないと思われます。

お布施の渡し方

お布施は、棚経が終わった後にお礼の言葉とともに渡すのが一般的です。弔事用の熨斗袋か無地の白い封筒にお金を入れて小さめのお盆に置いて渡すか、弔事用の袱紗(ふくさ)に包んで渡すのがマナーとされています。レジの支払いのように、財布からお札を出して直接渡すのは失礼にあたるので気をつけましょう。

お布施の書き方

お布施は、熨斗袋の上に「お布施」と書き、下に施主の名前を記入してお金を入れます。金額は漢数字(壱、弐、参、伍、拾、仟、萬など)を用いて記入し、袋の裏側に住所と電話番号を書いておくとより丁寧です。本来なら仏事の表書きには薄墨を使いますが、棚経のお布施の場合は通常の墨色で問題ありません。楷書で丁寧に書くように心がけましょう。

お布施については、こちらの記事もご参考ください。
寺院紹介サービスとは⁉︎お布施・依頼方法などのご寺院紹介サービスについて
初盆(新盆)のお布施を完全解説!金額相場・渡し方・マナーを紹介!
四十九日法要のお布施を完全解説!相場・地域・宗派を詳しく紹介!

宗派ごとの違い

仏教にはいくつもの宗派があります。そのため、ひとくちに棚経といっても宗派によって棚のしつらえやお供え物の内容、読経や供養の方法などに違いがあります。ここでは宗派による棚経の違いについてお伝えします。

曹洞宗

曹洞宗はお供えする食事の内容に特徴があります。お盆に帰ってくる故人全員分の食事を用意するとされており、1日3回の食事のほか、午前と午後のおやつもお供えします。さらに、あの世に持ち帰るお土産用のお団子の用意もあります。

そして、最終日は「精霊流し」といって、お供えしていた料理や果物、お飾りなどをゴザに包んで海や川に流す行事を行う地域もあります。近年は環境汚染などの問題もあるため、お寺へ持参してお焚き上げしてもらうことが多くなっています。

浄土真宗

浄土真宗は一般的なお盆の行事を行わないのが特徴です。「地獄の釜の蓋(盆)が開くことでご先祖様の霊が帰ってくる」のがお盆の由来ですが、浄土真宗では「先祖の霊はすべて極楽浄土で往生する」とされているため、ご先祖様を迎え入れるという考えかたではないのです。そのため、浄土真宗のお盆は「ご先祖様や故人への感謝」が主体となります。浄土真宗のお盆期間には「歓喜会」という行事への参列や、僧侶を自宅に招いて法話を聞く日などがあるようです。

真言宗

真言宗はお盆のお供え物に特徴があります。一般的な盆飾りのほかに、賽の目切りにした茄子や胡瓜に洗ったお米を混ぜた「水の子」とよばれるものや、蓮の葉か器に水を入れてミソハギの花束を添えた「閼伽水(あかすい・あかみず)」を作り、それがご先祖様の食事となります。

また、真言宗には追善供養というものがあり、遺族親族は祈りを捧げて善行をおこない、功徳を積み重ねていくことが故人の供養につながる、という考えかたがあります。

お盆期間の過ごし方

精霊馬の画像

お盆期間中は、棚経やお墓参り、親族が集まっての食事会など、何かと気ぜわしく慌ただしく過ぎていきますよね。ここではお盆を迎える前の準備から期間中の過ごし方、ご先祖様をお見送りするまでの流れをお伝えします。

お盆の期間

旧暦のお盆の期間は、7月13日から4日間、もしくは8月13日からの4日間です。初日が盆入り、最終日が盆明けとなります。お盆は正式には「盂蘭盆(うらぼん)」といい、サンスクリット語(古代インド語のひとつ)の「ウランバナ」という言葉を漢字に当てはめて読んだといわれています。

お盆の由来

ちなみに、お盆の由来にはこのようなお話があります。

その昔、お釈迦様の弟子である目連は、餓鬼道(がきどう)に堕ちて飢えに苦しむ母親の姿を見つけてしまいました。目連はお釈迦様に「母を助けるためにわたしは何をすればよいのでしょうか?」と聞いたところ、お釈迦様は目連に母を救うための教えを授けました。

お釈迦様のありがたい教えをいただいた目連は、僧侶や民人にできる限りのお布施や供養を施しました。すると目連の功徳が認められ、母親は極楽浄土に召されて無事に成仏することができました。

この日が旧暦の7月15日であったことから、先祖供養をする大切な日になったのだそうです。

現在では新暦が標準ですので、およそ1か月遅れの8月13日から8月16日がお盆期間となっていますが、一部の地域では現在も旧暦のお盆期間を採用しています。

お盆の準備

お盆を迎える前には、精霊棚やお供え物など様々な準備が必要です。宗派や地域によって内容は異なりますが、一例として以下にまとめました。

●盆棚(精霊棚)
自宅の仏壇前に設置するのが一般的で、盆入りの前日か当日の午前中までに用意します。経机(ない場合は文机のような背の低いテーブルなど)を置き、上に真菰(まこも)で編んだムシロを敷きますが、ない場合は市販のゴザなどで代用しても構いません。真菰を使う理由は、お釈迦様が真菰のムシロに病人を寝かせて治療したら病気が治ったという言い伝えがあり、そこから真菰には邪気を祓い病から人を回復させる力があると信じられたのだそうです。

棚ができたら、仏壇を清めて位牌や仏具など必要なものを取り出して棚に置きます。この時に、笹竹を4本立てて注連縄で結んだものに鬼灯(ほおずき)を吊るして結界を作る場合もあります。なお、お盆の時は、ご先祖様の御霊は仏壇ではなく精霊棚に帰ってくるので、お盆期間中は仏壇の扉は閉じておきましょう。

●位牌
精霊棚の中央に置きます。位牌がいくつもある場合は、一番古いものを一番右に置き、一番新しいものが一番左になるように置きます。

●鈴(おりん)、お線香、お線香立て(香炉)
仏壇にあるものをそのまま精霊棚に移動します。

●提灯(盆提灯) 
精霊棚の両端にそれぞれ置きます。提灯には、ご先祖様の御霊が迷わずにたどり着き戻られるという思いが込められています。なお、新盆の際は絵柄の入っていない提灯(白提灯)を使います。白提灯は、お盆が終わったら送り火の時に燃やすか、お寺へ持参して供養してもらいましょう。

●精霊馬、精霊牛
ご先祖様があの世とこの世とを行き来するために使う乗り物です。一般的には、茄子や胡瓜などに苧殻(おがら:皮を剥いで乾燥させた麻の茎)を刺して作ります。馬と牛に見立てるのは、馬はできるだけ早くこの世に帰ってきていただくため、牛は少しでもゆっくりとあの世へ帰っていただくためといわれています。

●水の子、閼伽水(あかみず)
上記の真言宗の段をご覧ください。なお、水の子には全ての御霊に食べ物が行き届くようにとの願いが、閼伽水には御霊の喉を潤し満たせるように、との願いが込められています。

●素麺(そうめん)
その形状から、精霊馬や精霊牛の手綱に見立てているといわれています。

●供物
盂蘭盆経の教えの中にある「百味五果(ひゃくみごか)」からきており、季節の野菜や果物などをお供えします。ちなみに、百味五果の百味には「たくさんの美味しいもの」、五果には「茄子、瓜、麺、餅、鰻」という意味があります。

●供花 
この時期はお盆用に作られた花束やアレンジメントがたくさん出回るので、その中から選ぶといいでしょう。故人の好きだった花を供えても構いません。ただし、棘のある花(薔薇など)や、ツルが伸びる花(朝顔など)は、一年を通して避けたほうがいいといわれています。

盆棚については「盆棚とは?意味・飾り方・時期を完全解説!」もご参考ください。

迎え火

盆入り(お盆の初日:旧暦なら7月13日、新暦なら8月13日)に、ご先祖様の御霊を迎えにお墓へ行きます。精霊棚の準備と並行して、事前にお墓の掃除を済ませておくといいでしょう。夕方になったら素焼きの小皿などの上に苧殻を重ねて火を焚き、盆提灯を点けます。これが迎え火です。

地域によっては、自宅からお墓まで歩いて行ける距離の場合もあります。自宅で手持ち提灯に火を点けた状態でお墓へ行き、線香を手向けた後、そのまま自宅に戻るという迎えかたをするケースもあるようです。

2〜3日目

棚経がある場合は、お盆期間中のいずれかの日に僧侶が読経に来られるので、読経後にお布施(必要であれば御車代や御膳料も)をお渡しします。また、季節柄食べ物が傷みやすい時期なので、お供え物は毎日取り換えて不衛生にならないようにしましょう。親族が集まって会食をするのもこの期間です。

送り火

迎え火と同じように火を焚き、ご先祖様の御霊を見送ります。地域によっては、灯篭流しや精霊流しなどの行事を行うところもあります。ご先祖様を見送ったのち、位牌や仏具などを仏壇に戻し、精霊棚を片付けてお盆の行事が終わります。

お盆についてはこちらの記事もご参考ください。
お盆(盂蘭盆会)とは?期間・意味・マナーを完全解説!
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棚経についてのまとめ

送り火の画像

ここまで棚経についてお伝えしました。

「棚経」について重要となるポイントを下記にまとめました。

【棚経(たなぎょう)とは?】
●お盆の期間に僧侶が自宅の仏壇の前でお経をあげること
●精霊棚(しょうりょうだな)とか盆棚(ぼんだな)などとも呼ぶ

【棚経をおこなうには?】
●菩提寺(ぼだいじ)の住職に依頼する
●菩提寺が無い場合は、近隣のお寺に依頼する
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【棚経を受ける際の服装】
●デザインや色合いが地味な服装
●ただし、新盆などで親族以外の参列者がある場合は喪服を着用する

【棚経のお布施の相場】
5千円から2万円程度
●ただし遠方から来てもらう場合には別途お車代も
●僧侶が棚経後の会食を辞退された場合は、5千円から1万円程度の御膳料をお渡しする

【お布施の渡し方】
弔事用の熨斗袋か無地の白い封筒に入れる
弔事用の袱紗(ふくさ)に包んで渡す
●熨斗袋の上に「お布施」と書き、下に施主の名前を記入してお金を入れる
●金額は漢数字で記入する
●袋の裏側に住所と電話番号を記入する

【棚経を行うお盆の流れ】

①時期
●旧暦のお盆の期間は、7月13日から4日間、もしくは8月13日からの4日間
●現在では、8月13日から8月16日に行うことが多い

②盆棚の準備
●盆棚(精霊棚)
●位牌
●鈴(おりん)、お線香、お線香立て(香炉)
●精霊馬、精霊牛
●水の子、閼伽水(あかみず)
●素麺(そうめん)
●供物
●供花

③迎え火
旧暦なら7月13日、新暦なら8月13日におこなう
●素焼きの小皿などの上に苧殻を重ねて火を焚き、盆提灯を点ける

④2〜3日目
棚経を行う
●親族が集まって会食をする

⑤送り火
●迎え火と同じように火を焚き、ご先祖様の御霊を見送る
●精霊棚を片付ける

棚経はお盆の時には欠かせない仏事で、特に新盆を迎えた年は手厚く行います。また、棚経をはじめとしたお盆期間中の行事や精霊棚の飾り方などは、宗派や地域によってかなり異なります。

毎年行う仏事ではありますが、年に1度の行事ゆえ、時にど忘れや分からなくなることもあるかもしれませんので、お布施の金額やいただきものなどの記録をとるといいでしょう。一番大切なのは「今わたしたちがこの世に存在できるのはご先祖様のおかげ」という感謝の気持ちを伝えることができるよう、心を込めて供養をすることなのかもしれません。

問い合わせ先の画像

 

【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

プロフィール

運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
Life Design Technologies co.,Ltd


https://le-tech.jp/
資本金 11,930万円(資本準備金含む)
代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業

企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

私たちは超高齢社会に適した情報インフラとサービスインフラを構築することにより、人々のQOLの向上に寄与し、社会に貢献し続けます。

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葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
どのようなご葬儀を選択することがよいのかを丁寧にヒアリングさせていただき、ご提案いたします。

お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。