関わってくださった方全員が親身になって対応していただけました。
本当の親子のように仲が良かったお義父さん。
インタビュアー:お義父様はどんな方でしたか?
K.K様:義父は、おしゃべりとお酒が大好きな人でした。気が付けばいろんな人と話し笑い合い、たしなむ程度ですが、焼酎を飲んでは楽しい時間を過ごしていました。
義父さんとは帰省するたびいろんなところに出かけましたね。
主人の実家から海まで10分ぐらいだったので海まで散歩したり、お義父さんの車に乗って「おさかな市場」に連れて行ってもらったりと沢山の思い出でいっぱいですし、実の父親のように慕っていました。
インタビュアー:特に思い出に残っていることは何でしょうか?
K.K様:私たちが実家へ行くと必ず回転寿司へ連れてってくれました。お義父さんはお刺身が大好きだったんですよ。
その中でも特にマグロが大好きで焼酎と一緒においしそうに食べている姿は見ていると、一緒にいる私たちも嬉しくなるほどでした。
というのも、お義母さんはお刺身が苦手なこともあって、私たちと回転寿司に行くのを本当に楽しみにしてくれていたみたいなんです。
もっと一緒に行ってあげたらよかったと少し後悔しています。
後悔ばかりが残るお別れでした。
インタビュアー:お義父様との素敵な思い出をお聞かせいただきありがとうございます。
思い出が多いからこそお義父様とのお別れはお辛かったと思うのですが、どのような最期だったかお聞きしてもよろしいですか?
K.K様:はい。大丈夫です。確かに沢山の思い出があってお義父さんとのお別れは本当に辛かったです。
昨年の八月終わりごろに自宅の廊下で転倒し骨折してしまい、入院し手術を受けました。
「退院してまたお寿司を食べに行こうね」という私たちとの約束を守るために、お義父さんは一生懸命リハビリを頑張っていました。
何度も転院を繰り返していたので大変だったと思いますが、頑張るお義父さんを私たちも陰ながら支えていました。
ですが、やはり寄る年波には勝てなかったのか、だんだんと口からご飯を食べられなくなり、胃漏の手術を受けてもらうことになりました。
長生きしてもらいたいと思い手術を受けたのですが、大好きだったお寿司はもとより、食事自体ができなくなり、ただただベッドの上で毎日時間が過ぎるのを待つだけで辛い思いをさせたのではないかと思います。
そして今年の八月に病院から「コロナウイルスに院内感染した」と連絡があり、それから数日後あっという間に息を引き取りました。
危篤の連絡がきてからバタバタしているうちに旅立ってしまったため『最期の看取りも出来なくてごめんね』という後悔の気持ちでいっぱいの最期でした。
最後まで寄り添って頂けました。
インタビュアー:とてもつらい最期だったのですね。因みに『やさしいお葬式』のことはどのようにお知りになりましたか?
K.K様:ネットで調べて見つけました。正直なお話をすると最初は『やさしいお葬式』ではなくて別の業者に依頼しようと思っていました。
高齢のお義父さんの事を考えて、昨年の入院当時テレビCMで流れていた葬儀社に、念のため資料請求をしていました。
なので、病院から院内感染したと連絡があった際に「万が一コロナで亡くなったら・・・?」と思い資料請求していた葬儀社に相談してみたんです。
そしたら淡々とした口調で「コロナで逝去の場合は対応できませんよ」と言われてしまい、「こんなところには頼みたくない!」と思い別の葬儀社を探し始めたのがきっかけでした。
そしたら『やさしいお葬式』のことを見つけて、“コロナでも対応できます!”と書いてあったので問合せしました。
インタビュアー:実際に問合せをされてみてどうでしたか?
K.K様:まずはメールフォームで問合せしたのですが、問い合わせ後5分くらいで電話を頂きました。私が困っていることをすぐに感じ取ってくださったみたいですごく心強かったです。
肝心のコロナで亡くなった場合でも対応していただけるのか?という質問に対しても「大丈夫ですよ!」と言って頂けて大げさかもしれませんが私には神様のように感じました。
問い合わせ後の担当者さんとのお話で安心したのも束の間、あっという間に亡くなってしまい、依頼の電話をした際もすごく寄り添って頂けて相談して良かったと感じました。
やさしい葬儀社を紹介して頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
インタビュアー:辛い状況の中『やさしいお葬式』を選んでいただきありがとうございました。ご紹介させていただいた葬儀社はいかがでしたか?
K.K様:『やさしいお葬式』との電話が終わって5分後くらいに葬儀社の方から連絡があり、お話しさせていただきました。
折り返しの電話の早さに驚きましたし、私たちが病院についてから30分後くらいにお迎えに来てくださり「大変でしたね。これからサポートしますからね」と言って頂き気持ちが楽になりましたね。
それに偶然が運命か分かりませんが、担当して頂いた葬儀社の方と義父が顔見知りだったため打ち合わせの際は「こんな方でしたよね!」と昔の思い出話を交えて話すことも出来て担当して頂く方がこの人で本当に良かったなと感じました。
初めてで分からないことも沢山で不安でしたが、関わってくれた方皆さん全員が親身になって頂けてすごく感謝しています。
葬儀の際にご準備いただいたお弁当も会席料理みたいで親族とも「おいしいね」と涙を浮かべながら話をすることが出来ました。
『やさしいお葬式』を通して沢山の方と出会うことが出来、満足のできるお葬式になりました。本当にありがとうございました。
これから葬儀をされる方への力になってあげて下さい。
インタビュアー:少しでもお力添えが出来てよかったです。今後『やさしいお葬式』へ望むことなどはございますか?
K.K様:望むことなどはほんとに何一つございません。ただ、これから葬儀をされる方への力になってあげて下さい。
葬儀というのは何度も経験する事ではございませんし、何をしたらいいのか分からないという方がほとんどだと思います。
私たちに対応していただいたように、丁寧に対応していただけるとすごく心強いと思います。
終わってみると本当にあっという間で、時間との戦いだと思います。
葬儀社とお客さんをつなぐ大切で大変なお仕事かと思いますが私に紹介してくださったように、葬儀に困って連絡した皆さんそれぞれに合った葬儀社をご紹介して頂けたらと思います。