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エンディングノート

エンディングノートは難しくない!スラスラと書ける5つのポイント!

「エンディングノートって具体的にいつ、なにを、どうやって書くの?」

『エンディングノート』とは、自分に万が一のことがあった際に、家族や友人に伝えておきたい事をまとめておくもので「終活ノート」とも呼ばれます。

エンディングノートという存在と必要性は感じているけれど、いつか書けばいいと後回しにしている方もいらっしゃいますよね。

実際に、NPO法人による全国20歳以上の男女約3,000名を対象とした終活調査によると、8割がエンディングノートの存在を知っているけれど、実際に持っている人は全体の1割ということがわかっています。

さらに、持っている人の中で実際に書き始めている人は約6割程度と、エンディングノートを持っていてもまだ書いていない方がほとんどなのです。

エンディングノートを書くことには5つのメリットがあります。

・自分のことを整理できる

・自分の親や親族含めた家系図を把握できる

・万が一のとき家族の負担を減らせる

・今後の人生を客観視することができる

・家族と終活についての前向きなコミュニケーションを取ることができる

「家族が困らないように」と書き進めるうちに、自分や親のことを振り返ることで新たな目標が見つかったりと、より充実した毎日を過ごすことができるのです。

また、書き方に決まりがないエンディングノートだからこそ、自分が書きやすいものを正しく選ぶことで、「死ぬ準備」としてではなく、「自分史」のような存在で気軽に楽しみながら書けるようになるでしょう。

今回はエンディングノートに書くべき7つの内容や書けるようになる5つのポイントと注意点まで詳しくご紹介していきます。

日記を書くように手軽で楽しみながらまとめていきたいという方は是非ご覧ください。

INDEX

01
エンディングノートとは?
02
エンディングノートを書く5つのメリット
03
エンディングノートに書くべき7つの内容
04
エンディングノートがスラスラ書けるようになる5つのポイント
05
エンディングノートの注意点
06
エンディングノートの種類とオススメ3選
07
無料で使える!「やさしいお葬式のエンディングノート」
08
まとめ

エンディングノートとは?

エンディングノートとは、自分に万が一のや病気で「伝える」ことが難しくなったとき、家族や友人が困らないよう必要なことをまとめておくもので「終活ノート」とも呼ばれます。

存在は知っているけれど、必要性を感じていなかったり、書こうと思っても何をどう書けばわからないという方も多いのではないでしょうか。

法的に効力があり書き方にもルールがある「遺言書」に比べ、「エンディングノート」には書き方にルールがありません。そのためあくまでも「自分の情報がまとめてあるもの」として活用していきましょう。

自由にまとめることができるエンディングノートは、自分が書きやすいものがどれかを知ることで、より気軽に書き進めることができるのです。

エンディングノートを書く5つのメリット

実はエンディングノートを書くことで自分の現状やこれからを整理できるため、家族や友人が困らないようにという理由だけではなく、多くのメリットがあります。

今回は自分の身に起こるメリットを、重要な順にご紹介していきます。

1.自分のことを整理できる

2.自分の親や親族含めた家系図を把握できる

3.万が一のとき家族の負担を減らせる

4.今後の人生を客観視することができる

5.家族と終活について前向きなコミュニケーションを取ることができる

自分自身が前向きに取り組むことで、家族にも連鎖し、話しにくい終活のことも気軽に話せるようになるのです。

自分のことを整理できる

日々忙しく過ごす中で、今の自分について振り返ることはなかなか難しいですよね。

エンディングノートに自分のことをまとめるためには、今の自分の周りのことを整理する必要があります。

必要なことを一つずつ整理しながら書き進めるうちに、次第にスッキリと考えることがでるのです。

自分の親や親族含めた家系図を把握できる

時々会う親戚も、よく考えたら実は関係性がよくわからず曖昧だったりすることもありますよね。

例えば自分の親が事故や病気になったとき、自分が健康で必ず対応できるということは保障できません。自分がコミュニケーションを取れないことも起こりうるのです。

そんな時に親族含めた家系図をまとめることで、自分が対応できなくても安心して家族に託すことができます。

万が一のとき家族の負担を減らせる

毎日一緒にいる家族でも、家族の職場の連絡先や所属部署、上司の名前を知らなかったり、資産や銀行口座についてもなかなか伝えきれていなかったりなどありますよね。

また、医療や葬儀、お墓への希望も事前に知らせておくことで、家族はそれを元に速やかに準備することができるのです。

自分の家族とはいえ、必要なことを日々共有し、それを覚えておくことはなかなか難しいからこそ、一覧でまとめて、必要なときにわかるようにしておきましょう。

今後の人生を客観視することができる

自分のことを整理するためには、一度客観視することが必要になります。

少し離れて見ることで、これまでの感謝の気持ちや、まだまだ頑張りたいこと、改善すべきことなど様々な発見があり、より充実した日々を目指すことができるのです。

家族と終活について前向きなコミュニケーションを取ることができる

自分の親の年齢を考えると終活についての希望を聞きたいけれど、なかなか聞けないという方も多いと思います。

家族間での終活の話は切り出しにくいですよね。

前述のNPO法人による全国20歳以上の男女約3,000名を対象とした終活調査によると、家族で老後や相続のことなど話し合っている人の割合は、エンディングノートを書いていない人が約5割なのに対し、書いている人は約8割と、3割も多い結果となっています。

エンディングノートをまとめることが、家族と終活について前向きに話せるきっかけになるということなのです。

エンディングノートに書くべき7つの内容

エンディングノートに書くべき内容は7つです。

仕事|定年の年齢・定年後にやりたいこと

資産|現在の資産・老後に向けたマネープラン

親|両親のかかりつけ医や介護・葬儀への希望

親族・親戚|家系図・連絡先

医療・介護|既往歴・介護への希望

葬儀・お墓|希望・管理方法

データ整理・準備|パスワードや写真動画・遺影準備

1つずつ書き進めていくうちに、万が一の時に家族の負担を減らすだけでなく、自分自身のことも整理して考えることができるようになる為、書けるところから進めていき、定期的に見直して更新するようにしましょう。

仕事|定年の年齢・定年後にやりたいこと

今勤めている会社の連絡先や所属部署、役職はもちろん、定年の年齡や一度定年退職し、同じ会社と再雇用契約をする再雇用制度、定年後も退職せずにそのまま継続して勤務する勤務延長制度など、定年後の契約についても調べておきます。

そしてこれまでの職歴もまとめておき、特にお世話になった人がいれば、一緒に書いておくと関係性がわかりやすいので便利ですね。

さらに保有資格やスキルをまとめ、やってみたいことなども考えてみましょう。その後の人生設計をする際に新たな目標が見つかるきっかけにもなります。

内閣府が発表した「令和2年版高齢社会白書」によると、起業した方の年齢層で一番増加しているのは65〜74歳で、女性の場合は25〜34歳が一番延びているなど、これまでの経験を活かし、起業して新たなキャリアに挑戦する人も増えています、早い段階から検討、準備したいですね。

資産|現在の資産・老後に向けたマネープラン

自分が持っている銀行口座についての情報をまとめ、使っていない口座がないか確認し、もしあればこの機会に解約しておきましょう。

銀行口座は名義人の相続財産を守るためにも、名義人が亡くなり金融機関が死亡を知った時点で凍結されてしまい、解除手続きを行わない限り口座から現金を下ろすことも、引き落としや振り込みもできなくなるため、家族にだけは口座情報がわかるような形にしておくことが大切です。

他には自分の積立や保険、株式、不動産や自動車など資産となるものをまとめたり、借り入れやローンがある場合はその返済日を含めた返済プランや、クレジットカードの情報と支払い方法について残しておくと、万が一の時に家族がしっかり引き継ぐことができます。

エンディングノートで資産について振り返った時は、その後の人生のマネープランを検討するのにもいいタイミングです。

自分や家族の年齡と、これから先起こるイベントや目標、やりたいことを書いていき、そこに収入や返済、貯蓄目標などのマネープランを合わせていくことで、少し早めに返済を済ませておけたり、目標へ向かってマネープランごと準備することができます。

親|両親のかかりつけ医や介護・葬儀への希望

自分の親が入院や介護、または葬儀を行うことになった時、親が過去にどんな病気にかかったのか、そして離れて暮らしていれば普段どんな薬を飲んでいるのかわからなくて困ってしまうケースが多くあるので、かかりつけ医とともに調べてまとめておきます。

もしも既に亡くなっている場合はお墓の情報も一緒に書いておくと、万が一のことが起きたときにでも家族に伝えることができますね。

葬儀にどんなことを望んでいるのかもどこかで話し合っておけると良いでしょう。

いざというときに希望がわからないと「どこまでお声がけしたら良いのか判断できずに困った」ということが起こり、葬儀に呼ぶ人数などの規模についてもわからずにバタバタしてしまいます。

あまり具体的に話をしすぎたり、話す機会が多すぎると不安にさせてしまうこともあるので、話す空気や表情などを気遣うとともに、「最近エンディングノートを書いてみた」という会話を一緒にするのもオススメです。

親が万が一の時、自分が対応できずに家族にお願いせざるを得ないこともあるため、誰が対応してもわかるようにしておきましょう。

親族・親戚|家系図・連絡先

何かあった際に連絡したくても連絡先やフルネームがわからないケースも多くあるため、両親とともに話す時間を作り、家系図をイメージしながら自分の親族、親戚の名前、住所、連絡先など、わかることを書いていきます。

その時に親と一緒に昔話をするのもいい時間になるので、思い出のエピソードなども一緒に書いて自分自身も覚えていられるように活用しましょう。

医療・介護|既往歴・介護への希望

次は自分の血液型や、これまでにかかった病気や入院歴、服用薬やアレルギーの有無、かかりつけ医についてまとめます。

また、もしも病気になったときに告知をしてほしいか、延命治療に対しての希望、終末医療への希望、臓器提供の意志などの医療についての希望も考えておきましょう。

自分が病気になった時に気持ちを伝えられるとも限らないのです。

さらに介護が必要になった際にお願いしたい人がいるのか、施設などの希望、準備している費用があるのか、そして介護を受けた際に自分の財産管理を委ねたい人など、介護についての考えもまとめておきます。

これを機にどんな介護施設があるのか周りにリサーチしたり、調べたりして事前に学んでおくことも大切です。

葬儀・お墓|希望・管理方法

自身の葬儀に対する希望をまとめましょう。

希望する葬儀スタイル、葬儀社の希望などを考え、「どこでどんな風に、どのくらいの予算でどう送り出してほしいのか」わかる範囲で書きます。

お墓についても先祖代々のお墓の有無、希望するお墓や供養の希望などについても考えておきましょう。

最近では終活として自分の葬儀やお墓のスタイルを準備している人も多いです。

例えば、2012年に41歳で亡くなられた流通ジャーナリストの金子哲雄さんは、生前に会葬礼状を書き、自身が危険な状態になった際に慌てて葬儀社を呼んでベッドの上で葬儀の打ち合わせをし、葬儀の段取りから仕出し料理のメニューまで指定されていたようです。

近年ではお墓や埋葬方法の選択も自由化が進んでいて、いろいろな形があり、事前に墓地を購入しておくというケースもあるため、夫婦や家族とどこかで話し合うのもいいですね。

データ整理・準備|パスワードや写真動画・遺影準備

自身が亡くなった後に個人情報でのトラブルを避けるため、定期的にパスワードを変更したり、写真動画の整理を行うことが大切です。

スマートフォンやパソコンの詳細はもちろん、支払状況や死後どうしてほしいのかの希望や、SNSや登録しているWEBサイトのアカウントの詳細や希望、インターネットプロバイダーについてもまとめましょう。

そして、ついついバラバラしがちな写真や動画は、定期的に一箇所に集めて整理、保管し、保管場所や内容についても書いておきます。

最近では遺影を自分で用意しておく人も増えています。

お笑いタレントのいとうあさこさんは、「50歳を目前に婚活よりも終活を行うべきと考えている」と話されていて、番組の企画で遺影を撮影し、お酒が大好きないとうさんらしく、「一升瓶を持っておちゃらけている方がみんなが泣くだろう」と、様々なお酒を持って撮影されたそうです。

「自分らしく自由に」用意することができるのも、事前に準備しておくメリットの一つですね。

エンディングノートがスラスラ書けるようになる5つのポイント

エンディングノートを書こうと思っても構えてしまい、ネガティブなイメージでついつい進まない方もいらっしゃると思います。

スラスラと書くために大切なのは5つのポイントで、下記の順番に書くことで、より取り組みやすくなりますので、是非順番にお試し下さい。

・書き方にルールはない

・いつから書き始めてもいい

・書きやすいこと、書きたいことから書いていく

・思いついたときに上書きするように定期的に見直す

・死ぬ準備ではなく自分史を作るイメージで書く

これらを意識するだけで、構えずに気軽に、楽しみながら書き進めることができます。

書き方にルールはない

前述の通り、エンディングノートには一切書き方のルールがありません。

どんな方法でどうまとめるかは自由に進められるため、自分に合った形を見つけることで、より書きやすくなります。

いつから書き始めてもいい

書き始めるべきタイミングに決まりはなく、興味を持ったときがいいタイミングです。

エンディングノートの内容を一度に完璧に仕上げることは難しいので、ゆっくり時間をかけて書き進めるためにも、元気なうちから早めに取り組んでいくと良いでしょう。

書きやすいこと、書きたいことから書いていく

書き進めるうちに難しいことや、調べるのに時間や体力がいることは後回しにしても良いのです。

大切なのは「ゆっくり仕上げること」

急いでバタバタと仕上げるのではなく、完成度の高い内容を目指すためにもまずは書きやすいことや書きたいことから書いていきましょう。

書いていくうちに少しずつ慣れてきて取り組めるようになります。

思いついたときに上書きするように定期的に見直す

エンディングノートにまとめる内容は、毎年自分の誕生日や、年末など、定期的に見直して更新することが大切です。

一度書いて終わりではなく、日々変化する自分の状況を常に更新していきましょう。

死ぬ準備ではなく自分史を作るイメージで書く

エンディングノートにまとめる内容は、「これまでの自分」をまとめることでもあります。

自分のことだけではなく、家族や親族のことも書くので、壮大な自分史を仕上げるようなイメージで取り組むと、楽しんで書いていくことができるでしょう。

エンディングノートの注意点

自由に書けるエンディングノートだからこそ、注意すべき点が2点あります。

・情報管理に注意する

・ノートがあることを家族と共有する

この2点に注意するだけで、より安心してエンディングノートをまとめることができるのです。

情報管理に注意する

エンディングノートの内容は大切な個人情報になりますので、セキュリティ面は十分に注意しましょう。

誰でもわかる場所を避けるなど保管場所に注意したり、データの場合はパスワードをかけたりと、出来る限りの対策をし、大切に管理します。

ノートがあることを家族と共有する

ノートを書いただけでは意味がありません。

大切なのはエンディングノートの存在を家族と共有し、万が一の時に託すということです。

保管場所も含めて、信頼できる家族にしっかり伝えておきましょう。

エンディングノートの種類とオススメ3選

エンディングノートは様々な形でまとめることができるよう、最近ではいろいろな種類のものが販売されています。

自分に合った形を選ぶことで、より書きやすくなりますので、興味があるものから手にとっていきましょう。

・書いてまとめる

・デジタルで入力する

・アプリを利用する

今回はこちらの3種類別にオススメをご紹介していきます。

書いてまとめる

直接書いてまとめていくタイプです。

こちらは書くことが好きな方、手帳などまとめるのが好きな方にオススメで、家族が見た時に手書きの文字が残っていることは、温度感が伝わり、より大切な存在になります。

全てネットで購入が可能です。

<書いてまとめたい方へのオススメ3選>

[気軽にまとめたい方]

いまからノート / 絵:福田利之 文:藤本智士(青幻舎)

絵本のように書き進められるエンディングノートで、自分の人生を振り返りながら、大切な人に書き留めて絵本のように残すハッピーエンドのフォトアルバムブックです。

詩や福田利之氏描き下ろしによるイラストに導かれながら写真をスクラップしていくので、楽しみながらじっくり残すことができます。

[出来るだけ簡単で本格的に書きたい方]

一番かんたんエンディングノート / 曽根恵子(扶桑社)

相続対策のプロ監修で3万人の声を集めたエンディングノートとなり、必要な記載内容が無駄なく書ける上、順番に書き込むだけという簡単さも人気の1冊です。

暗証番号保護シートや、法務省に持っていくだけの自筆証書遺言シート、携帯できる緊急連絡先・かかりつけ医シートも付録でついています。

[リフィルタイプで自由にしっかりまとめたい方]

エンディングファイル 家族に伝える終活安心ファイル

リングホルダータイプの「エンディングファイル」と呼ばれるエンディングノートです。

付属されているA4のプリントに残しておきたい必要なことがまとめられ、フタとマチ付きのA4クリアファイルに入れて保管することが出来るので、自分で紙にまとめて追加して入れていくことができます。

さらにはフリーポケットやポケットシートがついているので、通帳や印鑑、生命保険証券などの重要書類や、写真を保管することができるので、遺影用の写真素材を入れておけることもオススメです。

さらにオススメのエンディングノート20選をエンディングノート最新人気ランキング20選!書き方も完全解説!の記事でご紹介しております。

詳しい書き方とともに是非ご覧ください。

デジタルで入力する

次にデジタルで入力するタイプです。

こちらは日頃パソコンやタブレット、スマートフォンで入力することに慣れている方にオススメで、まとめた後にも気軽に変更することができ、文字の読みやすさも魅力ですね。

[簡単に入力して残しておきたい方]

遺影バンク / 利用料無料(有料オプションもあり)

自身で撮影した遺影用の写真を保管し、万が一のときには直接葬儀社とやり取りをしてくれるサービスです。

遺影以外にも写真やアルバム、自分史や住所録が利用できるだけではなく、簡単な入力で家系図が作れたり、大切な人へのメッセージも預かってもらえ、登録内容を印刷しておくこともできます。

[学びながら気軽に書きたい方]

わたしの未来 - 終活準備ノート / 利用料無料(対応 Android/iPhone)

やりたいことを書くというすぐに始められるライフプランから、家族の負担を減らす身辺整理まで幅広く使える終活準備ノートです。

葬儀や相続に関する予備知識、毎日の歩数表示などの健康管理もできる、自分用のメモのように使えることができるアプリとなっています。

[ダウンロードして書き進めたい方]

百人百想・エンディングノート / 利用料無料

Word版とPDF版でダウンロードできるエンディングノートです。

自分史として自分の半生での思い出を残し、自分の記録として医療や介護のことや葬儀への希望をまとめ、家族へのメッセージを残すことも可能です。

そして、「やさしいお葬式のエンディングノート」としても気軽に利用できるテンプレートをExcel、PDF版にて配布しております。

詳しくは「無料で使える!やさしいお葬式のエンディングノート」でご紹介しますのでご覧ください。

アプリを利用する

最近ではエンディングノートとして活用できるアプリが様々用意されています。

こちらは日頃タブレットやスマートフォンに使い慣れた方にオススメで、わかりやすく、より気軽に入力、変更していけることが魅力です。

[わかりやすい操作で気軽に始めたい方]

わたしの未来 - 終活準備ノート / 利用料無料(対応 Android/iOS)

やりたいことを書くという今すぐ始められるライフプランから家族の負担を減らす身辺整理まで、幅広く使える終活準備ノートです。

相続や葬儀などに関する予備知識や、毎日の歩数表示などの健康管理もできる、自分用のメモのように使えることができるアプリとなっています。

[安心のセキュリティでエンディングノート以外の機能もまとめて始めたい方]

わが家ノート by MUFG / 利用料無料(対応 Android/iOS)

三井UFJ信託銀行が運営するエンディングノート作成アプリです。

銀行が作っているのでセキュリティ面でも安心となり、もちろん三井UFJ信託銀行に口座がなくても利用することができます。

エンディングノートの入力だけではなく、項目ごとに家族へ通知することができたり、健康管理機能には家族が自身の健康を見守ることができる機能も嬉しいですね。

[学びながらまとめていきたい方]

楽クラライフノート/ 月額300円(初回6ヶ月無料)(対応 Android/iOS)

NTTファイナンスが運営するクラウド型エンディングノートアプリです。

自身にまつわる管理はもちろんのこと、資産が可視化できたり、家計簿機能もあり、自分にあったシミュレーションも簡単に行なうことができるのと、登録した内容も離れた家族とも共有でき、「誰に」「どの情報を」共有するか設定できるのが嬉しいですね。

無料で使える!「やさしいお葬式のエンディングノート」

今回ご紹介したエンディングノートに書くべき内容7つをまとめたテンプレートを作成しました!

やさしいお葬式エンディングノート(PDF版)

タブレットに取り込み直接書き込んでご使用ください。

やさしいお葬式エンディングノート(Excel版)

直接記入してご使用ください。

まとめ

・エンディングノートは自分に万が一のことがあったとき家族や友人が困らないように必要なことをまとめて書いておくもの

・法的な効力はないので自由にまとめることができる

・エンディングノートを書く5つのメリット

  ・自分のことを整理できる

  ・自分の親や親族含めた家系図を把握できる

  ・万が一のとき家族の負担を減らせる

  ・今後の人生を客観視することができる

  ・家族と終活について前向きなコミュニケーションを取ることができる

・エンディングノートに書くべき7つの内容

  仕事|定年の年齢・定年後にやりたいこと

  資産|現在の資産・老後に向けたマネープラン

  親|両親のかかりつけ医や介護・葬儀への希望

  親族・親戚|家系図・連絡先

  医療・介護|既往歴・介護への希望

  葬儀・お墓|希望・管理方法

  データ整理・準備|パスワードや写真動画・遺影準備

・エンディングノートがスラスラ書けるようになる5つのポイント

  ・書き方にルールはない

  ・いつから書き始めてもいい

  ・書きやすいこと、書きたいことから書いていく

  ・思いついたときに上書きするように定期的に見直す

  ・死ぬ準備ではなく自分史を作るイメージで書く

・エンディングノートの注意点

  ・情報管理に注意する

  ・ノートがあることを家族と共有する

・エンディングノートの種類とオススメ3選

  ・書いてまとめる|書くことが好きな方、手帳などまとめるのが好きな方にオススメ

  ・デジタルで入力する|パソコンやタブレット、スマートフォンで入力することに慣れている方にオススメ

  ・アプリを利用する|日頃タブレットやスマートフォンに使い慣れた方にオススメ

終活として自分の最後へ向けた準備をすることはどこかネガティブな印象にもなり、後回しにしがちですが、早めに取り組んでいくからこそ、自分の今までを整理して新しい目標を見つけることができ、より豊かな将来にしていくことができます。

年末には必ず大掃除をするように、定期的に時間を作り、見直していくことは自分にとってもメリットが多いだけではなく、丁寧にまとめてあることは家族の負担を減らすどころか、形に残せる大きな愛情にもなるのです。

よりポジティブに楽しんでまとめ、自分のこれからを充実させるためにも是非この機会にエンディングノートに取り組んでみて下さい。

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

プロフィール

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運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
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代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
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企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

私たちは超高齢社会に適した情報インフラとサービスインフラを構築することにより、人々のQOLの向上に寄与し、社会に貢献し続けます。

やさしいお葬式

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私たちは後悔のない終活の
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私たちはお客様がご納得いただける
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葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
どのようなご葬儀を選択することがよいのかを丁寧にヒアリングさせていただき、ご提案いたします。

お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。