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院号とは?意味・ランク・相場とマナーを完全解説!

(2021/3/30 情報更新)

みなさん、院号(いんごう)という言葉をご存知ですか?

人が亡くなった時に菩提寺から授かる戒名(かいみょう)の中のひとつで、亡くなるとすぐに用意される位牌に書き込まれ祭壇に安置されるものになります。

ここでは院号にまつわる意味や、授かる際の戒名料、回避したいトラブル、など解説いたします。

院号とは?

仏教徒の方が亡くなった後、仏の弟子としての名前を授かる、戒名の中に格の高さを示すものとして院号が使われます。

一般的に戒名は、「院殿号・院号」・「道号」・「戒名」・「位号」・「置字」の順に構成され、現在はこのすべてをまとめて戒名と呼びます。

宗派により呼び名がかわる事があり、院号自体をつけない宗派もあるのです。宗教・宗派によって、戒名を付けるのに特定の字を使って授けるなど、それぞれに特徴がみられます。

たとえば浄土宗では、「誉」の字を加えるのが最上の戒名だということになりますが、同じ浄土宗であっても、西山派は「空」の一字、名越派は「良」の一字、時宗は「阿」という字を足すことになっています。

院号の意味と歴史

院号には古くから歴史があり、遡ると、平安時代に嵯峨天皇の御所を嵯峨院と称したことから始まった、とされています。

のちに、退位した天皇の別称として院号が定着しました。例えば、冷泉天皇や円融天皇は、退位後に冷泉院、円融院と呼ばれました。

初めは天皇だけ使用が許された院号も、のちに公家や武士などの間にも広く使用されるようになり、江戸時代では、金銭で院号を買えるようになりました。

幕府から禁止令が出たことがあったものの、その前に用いられたものは、そのまま使ってよいとされたそうです。明治時代以降になると、院号は、富豪・政治家のあいだでも使われました。

戒名としての院号

院号を戒名の中で敬称としたのは、ある寺院を建設した、高い身分の人の敬称に用いたことが起源とされます。

もとから、院号は生前に寺院を建立する程貢献した人、相当の地位や身分の功労者だけが授かるものだったのです。

現在では、お寺や宗派へ貢献し信仰心の非常に高い人や、社会的に大きな貢献がなされた人にも、院号を付けるようになりました。

戒名に院号を付けるには?

戒名に院号を付けるには、各お寺が本山に申請を行えば授かることができますが、その際、本山に対し多額のお金をおさめる必要があり、その金額を含む費用であるために戒名に院号を付けると通常より多額なお布施になります。

高額になるということはその分、寺院や宗派全体に貢献したことになります。何より貢献しているかどうかが、院号の格の高さに繋がっています。

今では院号は、どんな人にでもお布施さえすれば授かることができるものの、金銭的な負担が多く、ただ単に高額なものである、というような考え方もあります。

院号の歴史や、どのような由来なのかを理解することで、本来の意味での格の高さに対し授かるものだという良識も必要なのかもしれませんね。

お布施については下記記事もご参考ください。
お布施を完全解説!意味・相場・表書き・裏書などを解説!
寺院紹介サービスとは⁉︎お布施・依頼方法などのご寺院紹介サービスについて

戒名と法名の違い

戒名と法名を混同される方も多いようです。

浄土真宗には戒名が存在しないため、「法名」と呼んでいます。この「法」については、法律ではなく、仏の教えのことを法と呼ぶのです。

>>「法名(ほうみょう)」とは?戒名との違いや料金の相場とは

院号を授かることのメリット

院号を戒名に授かることは、ご本人や、その家系全体に非常に価値のあることです。

檀家となり代々そのお寺自体を守る責任を引き受けることになるので、院号を授かると後々が大変だという人もいます。もちろん檀家となる寺院から寄付を頼まれることも実際あることです。

また、法要ごとにお布施が必要にもなります。そのようなお金にまつわることも、お寺を支え、守るために貢献するものと考えれば、それは仏教徒にとって、とても名誉なことですね。

院号は、生前の社会貢献度が高かった方につけるものでもありますから、亡くなった方の生前の行いを後世に残すことにもなります。

過去の院号の例

戒名は、生前の人柄や職業などを連想させる漢字を選んでいただくものがよく見られます。

著名人の院号では、日本の有名なプロレスラーであり“日本プロレスの父”とも呼ばれる、力道山さんの戒名は「大光院力道日源居士」で、院号は「大光院」です。

力強いプロレスで日本中に力を与え、大いに光をもたらした、そんな意味なのかもしれませんね。

その他にも、小説家・谷崎潤一郎さんの戒名は「安楽寿院功誉文林徳潤居士」、院号は「安楽寿院」、またパナソニック(旧松下電器)創業者、松下幸之助さんの戒名(浄土真宗の法名)は「光雲院釋眞幸」で「光雲院」が院号となります。

院号を授かるときの留意点

ここでは院号を授かる際のさまざまな留意点をみていきます。

菩提寺(ぼだいじ)についての確認

戒名は、自分の家の菩提寺に授けていただきます。

一般的に、自分の家の菩提寺があるときでは、その寺の僧侶に戒名を授かり、葬儀までを依頼し、お墓へ入ることになります。

普段からあまり熱心に信仰されていない場合、自分の家に、菩提寺があるのかどうか自体知らないまま過ごしている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

お寺との関わりがあまりない場合、葬儀社から紹介されたお寺を利用し、すべてその僧侶に依頼していて、納骨するという場面になってから菩提寺を知るということも少なくありません。

他のお寺で戒名までいただいた状態では、菩提寺から納骨を拒まれるということも考えられます。

菩提寺に納骨してもらうためには、葬儀や、戒名づけを再度行わないといけない、という可能性もあります。トラブルを防ぐためにも、菩提寺の確認はしておきましょう。

また、菩提寺が遠方である場合に、戒名だけは菩提寺に依頼をして、供養は菩提寺とは別のお寺にお願いすることも可能です。

昨今は、お寺とのお付き合いも薄くなってきており菩提寺を持っていない方も多いです。

 

配偶者の院号について

夫婦の戒名は、平等につけるのが一般的で、夫に院号があるなら、妻も院号を付けるのが普通です。

先に亡くなられた配偶者に院号がないのに、残された配偶者に院号をつけることは避け、同程度の戒名が望ましいのです。

特に、院号をつけると、お寺へのお布施や寄付が高額になるため、今の自分の経済力に合わせて戒名を決めることも必要です。

先祖の戒名について

代々受け継がれた戒名は尊重すべきであり、同じお墓に入るのであれば、それとかけ離れた院号は避けるようにし、なるべくバランスをとるのが理想的です。

戒名を授かる前にご先祖様の戒名も調べておくといいでしょう。

院号を授かるには費用が高額になりますし、あまりつけたくないという方もいますが自分の家族だけ付けない、となると親族に申し訳が立たないと考える方もいます。

もし戒名にあまり費用を掛けたくないということであれば、生前戒名をもらう選択肢もあります。

使われる文字や、文字数など

戒名には、各宗派の習慣で二字名や四字名、六字名など、文字の数に違いがあることや、特定の文字を使うなど、さまざまな決まり事が存在します。

戒名は、院号、道号、戒名、位号の4つから構成され、文字の数が多い程位が高い、というふうになっています。

院号

「院号」は、社会的に何らかの貢献を残した方、寺院を建てるのに力を尽くした方に授けられます。

「~院」や「~院殿」となり、昔は貴族や皇族、将軍など位の高い人につき、一般市民には授けられない様なものでした。そのため院号がついていない戒名は多数存在しています。

道号

「道号」は、格の高い人、または仏教の教えを得た人などが授かり、故人の俗名(生前の氏名)や、生前に所縁があった文字を用いてきめることが殆どではありますが、宗派等によっては「道号」自体を使いません。

>>俗名とは?戒名との違いから俗名での位牌の作り方まで完全解説!

戒名

「戒名」は、死後の名前とされ、本来の意味では、この名前の部分を「戒名」としますが、現在は4つ全部を合わせて「戒名」と言います。「戒名」のことを、「法号」や「名号」と言う宗派もあります。

位号

「位号」は戒名の後に付ける文字で、故人の年齢や、男性女性、信仰心の高さによって、変化する部分です。格式の高い位号は、生前の社会や寺院に対して貢献度が高い人があたえられるものです。

子どもの戒名

幼児など子どもにも下記のような戒名を付けることができます。

・死産・・・「水子」

・1歳未満の子供・・・「嬰子、嬰女」

・3歳未満の子供・・・「亥子、亥女」

・18歳まで・・・「童子、童女」

 

宗教ごとの戒名の特徴

日蓮宗

戒名に含まれる文字について、日蓮宗の戒名では、「日」や「妙」の字が使われます。

浄土真宗

浄土真宗の男性には「釋」が、女性には「釋尼」が使われるのが決まり事です。

浄土宗・曹洞宗

また、浄土宗・曹洞宗では「院号」の上に「梵字」を入れる事もあり、宗派ごとに特徴があります。

真言宗

真言宗では、戒名の上に必ず「ア字の梵字」を入れます。阿弥陀如来を示す梵字は、真言宗では使用しません。

天台宗

戒名は院号・道号・戒名・位号の4つの構成から作られています。

最上部に「梵字」を入れることがあります。

各宗派では法要も変わってきます。詳しくは「四十九日法要のお布施を完全解説!相場・地域・宗派を詳しく紹介!」をご覧ください。

戒名に不向きな文字

戒名にふさわしくない文字がいくつかあります。

これらの文字は、使っては行けないわけではありませんが、ふさわしいとは言えません。できることであれば使わないことが望ましいでしょう。

不穏な文字

例えば、「争・敵・病」といった不穏な文字になります。

難解な文字

他にも、あまりにも難解な文字は読めないので使わないほうが良いでしょう。

天皇や動物の名前

歴代の天皇の尊号や年号、開祖など偉い方の戒名とかぶるような文字、動物の名前などは避けたほうが良いとされています。

院号を授かる際にかかる費用

戒名をつけていただく際のお布施には幅があり、2万円程度から100万円を超えることもあります。この金額の差は、それぞれの寺院や、戒名ごとのランクにより金額相場が違うために生じます。

江戸時代から現在と同様な戒名が発達しはじめたといわれますが、大名には「院殿号」を付ける、「居士」や「大姉」は下層階級では使わない、などの身分の差別があったのです。

>>戒名の居士とは?他の戒名との違いから戒名の決め方、生前戒名まで完全解説!

本来は、平等という教えを説く仏教ですが、このような昔の名残が現代にも引き継がれました。

たとえば男性では「信士」より「居士」「大居士」の方が、女性では「信女」より「大姉」「清大姉」の方が、上の位です。

またそれに「院号・院殿号」がつくことによって、さらに位が上がるということになります。

戒名のランクは寺院への日頃の功績によって決まる

さまざま所以はありますが、戒名ごとのランクは本来ならば寺院への日頃の功績によって決まるものです。

近頃では、希薄になったお寺との関係も原因で、戒名を授けてもらう金額が注目されがちです。

檀家のお布施でお寺は維持されていますので、普段からお寺との良好な関係を築いていれば、金額のことで嫌な思いをすることはないでしょう。

ランクの高い戒名を希望する場合、高額なお布施を納めればよいことになりますが、前述した留意点なども踏まえながら戒名のランクを選ぶことも必要です。

なお、新しくお墓を立てて入る場合には、自由に決めても良いとされます。

それではここから、各宗派の戒名ごとに費用相場を解説します。

浄土宗

「信士・信女」・・・30~40万円
「居士・大姉」・・・50~60万円
「院信士・院信女」・・・70万円~

>>戒名とは?浄土宗の戒名の特徴から他宗の特徴、生前戒名まで徹底解説!

真言宗・天台宗

「信士・信女」・・・30~50万円
「居士・大姉」・・・50~70万円
「院信士・院信女」・・・80万円~
「院居士・院大姉」・・・100万円~

日蓮宗

「院信士・院信女」・・・30~50万円
「院居士・院大姉」・・・100万円~

浄土真宗

「信士・信女」(釋・釋尼)・・・20万円~
「居士・大姉」(院釋・院釋尼)・・・50万円~

臨済宗

「信士・信女」・・・30~50万円
「居士・大姉」・・・50~80万円
「院居士・院大姉」・・・100万円~

曹洞宗

「信士・信女」・・・30万円~
「居士・大姉」・・・50~70万円
「院信士・院信女」・・・100万円~
「院居士・院大姉」・・・100万円~

実際の費用ですが、お気持ちで結構ですなどと言われることが、しばしばあります。

お寺とのお付き合いの程度や、寺院の格、地域などにより異なりますので、お尋ねしてもはっきりとしないときは、檀家の役員や葬儀社に相談するとよいでしょう。

戒名料を納めるタイミング

戒名料を納めるタイミングは、葬儀前の僧侶への挨拶時がよいでしょう。時間を取るのが難しい時は、葬儀後にあらためて納めても問題ありません。

戒名料の渡し方

マナーとして、戒名料は、袱紗(ふくさ)に包み、切手盆の上に乗せ差し出します。袋の選び方等は、宗派や地域の決まりを確認しておくとよいでしょう。

さらに戒名料が、はっきりと決まった設定はないために、予期せぬ揉め事になってしまうことも多々あります。故人の供養で揉めないように、以下のことにも気を付けておきましょう。

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費用については先ず確認を

決まった金額がないとはいえ目安の相場は存在するので、予め平均額を把握しておくとよいでしょう。

中には位の低い戒名をつけ、高額のお布施を要求する等、悪質な僧侶・寺院も中にはいます。

こんな時、相場を知らない人ほど、要求された通り高額な支払いをしてしまい、後々トラブルになりやすいので、予め相場を確認し、理解しておくことはとても重要です。

そのような背景や、信仰が薄い人達も増えている多い中で、戒名の内容や金額を明らかにし、蟠りのないようにしてくれているお寺も増えています。

どちらの場合であっても、事前に具体的な金額を知っていれば安心ですね。

生前戒名や、自身で戒名を付けることも選択肢に

自分で安心できる名前をもらっておきたいと、生前に自身で選び戒名をつける方もいます。

本人が僧侶と相談できる為、納得いく戒名になり、金額面でのトラブルを防ぐことができますし、生前戒名の場合、5~40万円程度で費用を抑えられる可能性もあります。

亡くなった後に戒名を授かるよりも、費用を抑えられる可能性もあるので、ご遺族の負担を軽減したい方は、生前に戒名を授かることを検討してみてもよいのではないでしょうか?

生前戒名を付ける際の注意

菩提寺以外で戒名を付けてしまった場合、納骨を断られることもあるので、注意が必要です。予め自分の家の菩提寺と、しっかり相談をして付けてもらいましょう。

また、生前に戒名を授かったことを、ご家族にしっかり説明することも大切です。

残された家族のためと、生前戒名を授かっておいても、葬儀を執り行うご家族がそのことを知らなければ、結果的には遺族の負担となってしまいます。

自分で自身で戒名を付けた場合の注意

また、戒名は絶対に僧侶につけてもらう、という決まりはなく、自分で付けることも可能です。

遺族の負担を軽減したいという気持ちで、戒名をご自分で考えるという方もいらっしゃいます。

しかし、本来の意味の戒名は、仏門に入るための死後の名前ですので、お寺から授かっていない戒名を正式なものと捉えてもらえないかも知れません。

故人が自らつけた戒名だったとしても、寺院が納骨を拒否すれば、ご自分で戒名をつけたばかりに、遺族の負担がかえって増えてしまう可能性もあります。

ご自分での戒名付けは、まず菩提寺に相談した上で付けるようお勧めします。

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院号に関する知識のまとめ

「院号」について特に重要となるポイントを下記にまとめました。

【院号とは?】
●戒名の中に格の高さを示すものとして院号が使われている
●宗派により呼び名がかわる事があり、院号自体をつけない宗派もある

【院号を授かることのメリット】
●お布施をすることでお寺を支え、守ることに貢献できる
●亡くなった方の生前の行いを後世に残すことになる

【院号を授かるときの留意点】
●戒名は、自分の家の菩提寺に授けていただく
●他のお寺で戒名までいただいた状態では、菩提寺から納骨を拒まれるということも考えられる
●夫婦の戒名は、平等につけるのが一般的
●ご先祖と同じお墓に入るのであれば、それとかけ離れた院号は避けるようにし、なるべくバランスをとる

【院号を授かる際にかかる費用】
2万円程度から100万円を超えることもある
●戒名のランクは寺院への日頃の功績によって決まる

【戒名料を納めるタイミングと渡し方】
●葬儀前の僧侶への挨拶のとき
●戒名料は、袱紗(ふくさ)に包み、切手盆の上に乗せ差し出す

【生前戒名、自身で戒名を付けるときの注意点】
●菩提寺以外で戒名を付けてしまった場合、納骨を断られることもあるので、注意が必要
●生前戒名を授かっておいても、葬儀を執り行うご家族がそのことを知らなければ、結果的には遺族の負担となってしまう
●故人が自らつけた戒名だったとしても、寺院が納骨を拒否する場合もあるので、まずは菩提寺に確認する

これまで葬儀などに縁がなかった人は、院号の意味や授かるために掛かる高額な費用のことなど、初めて知った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

院号をいただくことは非常に価値あることですが、代々菩提寺に対する責任が生じることを忘れてはいけません。

高額な費用が掛かるために、トラブルが発生しやすいことでもありますので、故人や葬儀を執り行う遺族にとっても負担が少ないように、事前に準備をしておくのもよいでしょう。

院号を授かるかどうかは、故人の生前の信仰心や、残された家族の経済力も踏まえて考えていくべきでしょう。

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

プロフィール

運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
Life Design Technologies co.,Ltd


https://le-tech.jp/
資本金 11,930万円(資本準備金含む)
代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業

企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

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葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
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お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。