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永代供養墓とは「継ぐことを前提としないお墓」!種類と費用を全解説

「永代供養墓って、どんなお墓なのだろう?」

「”永代”ってことは期限なしでずっと利用できるのかな…?」

「普通のお墓を建てるのとどちらが良いのかな?」

身寄りがいなかったり、菩提寺のお墓に入れなかったりといった理由で、永代供養を望まれる方が近年増えています。

それに合わせて永代供養で入る「永代供養墓」がどんなお墓か、情報を得たい方も多いのではないでしょうか。

永代供養墓は「永代供養を希望される方が入る、子孫や親族にお墓を見てもらうのを前提としないお墓」です。

供養方法 埋葬方法 特徴
永代供養 合祀墓 ・永代供養の中で最も安い埋葬方法

・他の人の遺骨と一緒に所定の場所で土へ埋葬するため基本的に年間管理費の負担ががない

樹木葬 ・樹木や花々や緑の中で納骨するのが特徴

・合祀のほか、年間管理費の負担により一定期間個別で納骨できるタイプもある

納骨堂 ・「ロッカー型」「仏壇型」「自動搬送式」の3つの種類がある

・施設の運営管理のために年間管理費が必要なことが一般的

個別墓付き永代供養墓 ・墓石付きなど遺骨を収納できるお墓が単独で確立されている

・墓地の維持管理のために年間管理費が必要なことが一般的

個人用墓 ・一般的なお墓で子、孫へと継承していくお墓。代々に渡り継承と管理が必要

墓の管理や継承が必要なく、費用面でも墓地を借りて一般的な墓を建てるよりは安価で済みます。

とはいえ将来的に「やはり代々のお墓を建てよう」となった際のデメリット面の影響が大きいため、本当に永代供養墓以外の選択肢はないのかよく考える必要があるでしょう。

そこで本記事では、永代供養墓とはどのようなお墓であるかの知識だけでなく、「本当に永代供養墓にして良いか?」を決める判断基準や種類、かかる費用、メリットやデメリットについてまで詳しく解説します。

永代供養墓が向いている方の解説もしていますので、最後まで読めば自分がどのようなお墓を選べばよいか、永代供養墓に入るべきかどうかの判断が可能です。

ぜひ最後までご一読いただき、ぜひお墓選びの参考にしてください。

永代供養墓とは「継ぐことを前提としない」ため慎重に判断&検討すべき

永代供養墓とは永代供養を希望される方向けのお墓で、遺族に継承していくことを前提としていません。

永代供養墓は基本的に一代で終わりであり、墓の管理は寺院や霊園が実施してくれます。

また『永代』供養墓といっても使用期限の定められていることが大半で、未来永劫見てもらえるわけではありません。

多くの永代供養墓では、使用期限終了後は合祀(ごうし、複数人の遺骨をまとめて埋葬する)とされます。

合祀がどのようなものか気になる方は「合祀(ごうし)とは?納骨堂の違いからメリット・デメリットまで徹底解説!」を読むと、費用など詳しい内容を知ることが可能です。

永代供養を利用するかの5つの判断基準

永代供養墓を選ぶ際は、「それ以外の選択肢は本当にないのか?」をよく検討する必要があるでしょう。

永代供養墓にするにあたっては、次にあげるとおりメリットとデメリットの影響が多大だからです。

【永代供養墓のメリットとデメリット】

メリット デメリット
・子孫への負担が少ない

・一般的な墓より価格が抑えられる

・宗教を問わずに埋葬できるところが多い

・合祀にすると遺骨を取り出せない

・親族の説得が難しい場合がある

・使用期限が定められている

最終的に永代供養墓にするかどうか決める際には、次にあげる5点を判断基準にするとよいでしょう。

・お墓の後継者がいない人(オススメ度:★★★)

・墓じまいで遺骨を処分したい人(オススメ度:★★★)

・手元供養していた遺骨を処分したい人(オススメ度:★★★)

・成年後見人など、独身者や単身者の遺骨を埋葬したい人(オススメ度:★★☆)

・子どもや孫へお墓の維持管理や費用負担をかけたくない人(オススメ度:★☆☆)

お墓の後継者がいない人(オススメ度:★★★)

将来的にお墓を見てもらう後継者がいない方は、永代供養墓を選択するとよいでしょう。

「お墓に後継者がいない」「管理料が支払われていない」「墓が管理されていない」などの理由で、霊園から無縁仏と判断されてお墓を整理されてしまう可能性があります。

永代供養墓であれば霊園や寺院で管理や供養をしてもらえるため、誰にも供養されず放置されて無縁仏となることはありません。

もし管理できないお墓があり無縁仏の心配がある方は、「無縁仏にならないために!無縁仏の意味や対策方法について解説」を読めば事前対策が可能です。ぜひ参考にしてください。

墓じまいで遺骨を処分したい人(オススメ度:★★★)

墓じまいを考えている方にも、永代供養墓は向いています。

自宅とお墓の距離が離れていると墓参りに訪れることもままならず、精神的にも肉体的にも苦痛となりかねません。

そのような際に既存のお墓を墓じまいして近隣の永代供養墓へ改葬(※遺骨を別のお墓に移すこと)すると、物理的にお墓の距離が近くなり、これまで負担に感じていることが軽くなります。

手元供養していた遺骨を処分したい人(オススメ度:★★★)

お墓に入れず自宅などで遺骨を手元供養している方についても、永代供養墓は適しているでしょう。

手元供養している遺骨は、お世話をする方がいなくなると他人の手で処分されます。あらかじめ希望する永代供養墓へ納骨することで、ぞんざいな扱いをされる心配はありません。

もし手元供養している遺骨の処分方法がわからず困っている場合は「【遺骨処分のタイミング】法律違反にならない供養から相場を徹底解説」を読めば、法律に触れない処分方法が理解できます。

成年後見人など、独身者や単身者の遺骨を埋葬したい人(オススメ度:★★☆)

成年後見人(認知症や障がいなどで判断能力が不十分な方の面倒を見る人)が面倒を見ている単身者の遺骨を埋蔵する際にも、永代使用墓を選択肢にいれるとよいでしょう。

成年後見人は、家庭裁判所の許可があれば火葬と埋葬が可能です。ただし亡くなった方に遺族がいる場合は、相談のうえどのように埋葬するか決めるのが賢明といえます。

子どもや孫へお墓の維持管理や費用負担をかけたくない人(オススメ度:★☆☆)

お墓選びはあくまで本人の意思を尊重するべきですが、周囲の意見に耳を傾けることも非常に重要です。

費用面や管理面などを考えて永代供養墓を選んだとしても、面倒を見てあげたいと考える親族に反対されるケースも考えられます

子どもや孫、親族に負担をかけたくない方も、永代供養墓を検討するかもしれませんが、あくまで親族の意見を取り入れたうえで決めるとよいでしょう。

永代供養墓のメリットとデメリット

永代供養墓は、メリットとデメリットがはっきりとしています。選ぶ際には内容をよく検討して、自分勝手に進めないことが重要となるでしょう。

メリット

メリットとして考えられる点は、影響の大きな順番で紹介すると次の3つです。

・子孫への負担が少ない

・一般的な墓より価格が抑えられる

・宗教を問わずに埋葬できるところが多い

子孫への負担が少ない

永代供養墓に入ることで、子孫や親族の負担を減らせます。

一般のお墓に入ると、墓地の使用料や管理費、お墓を建てる費用や、墓の管理や供養など、金銭的にも肉体的にも面倒を見てもらう必要が出てきます。

またお墓の継承問題を次世代以降に先送りすることとなり、精神面でも負担をかけることになりかねません。

永代供養墓では最初に費用をすべて払い込み、お墓の管理も供養も霊園や寺院でしてもらえるため、遺族の負担が大幅に軽くなります。

一般的な墓より価格が抑えられる

一般的なお墓より費用面が抑えられるのも、大きなメリットといえるでしょう。

墓地を購入して墓石を建てる一般的なお墓では、墓石費用だけでも約150万円が相場です。墓地の取得などでさらに費用がかかり、総額で250万円程度が目安となります。

永代供養墓であれば総額で100万円までに抑えられるお墓が多くあり、もっとも高いタイプでも200万円前後に費用は抑えられます。

【一般墓の建立にかかる費用】

項目 内容 費用の目安
墓石 墓石そのものにかかる費用 相場は約150万円(上下幅あり)
永代使用料 墓地の区画を使用するための費用

参考記事:永代供養とは?永代使用との違いから永代供養の種類・メリットデメリットまで徹底解説!

70万円程度(土地代と広さによって価格が変わる)
管理料 墓地の管理者に対して払う維持費用 年間5,000~2万円程度
納骨作業費 墓のカロート(納骨場所)に納骨する費用 2~3万円
開眼供養 新しいお墓に魂を宿す儀式 3~5万円
入檀料 墓地のある寺の檀家になる費用 10~30万円

一般墓も合わせて検討したい場合は「墓石の値段相場は約150万円!必要な費用や選ぶ際のポイントを解説」に墓石の相場や選ぶポイントの記載があります。費用感の参考になりますのでぜひご覧ください。

宗教を問わずに埋葬できるところが多い

永代供養墓では、宗教を問わずに納骨できるところが多くあります。

寺院で一般の墓地を取得した場合、そのお寺の檀家になる必要があるなど、さまざまな制約のある場合があります。

永代供養墓であれば寺院内に納骨しても檀家にならなくてよいなど、宗教や宗派を問わずに埋葬できることが多いです。

宗教的な問題でお墓に入れないという方にとっては、有難い選択肢となるでしょう。

「檀家」という言葉になじみがなく内容をよく知らない方は「檀家とは?最近あまり聞かなくなった檀家制度について、その由来から長所短所まで徹底解説!」を読めば詳しく理解でき、檀家に入るメリットデメリットなどもわかります。

デメリット

一方、考えられるデメリットについては、不都合の大きな順で考えると次の3点があげられます。

・合祀にすると遺骨を取り出せない

・親族の説得が難しい場合がある

・使用期限が定められている

合祀にすると遺骨を取り出せない

一度合祀してしまうと、個別に遺骨が取り出せないことに注意が必要です。

合祀では、ほとんどのケースで骨壺から取り出して他の方の遺骨とまとめて埋葬されます。

そのため遺骨が墓の中で混ざってしまい、いったん埋葬した後に個別で遺骨を取り出すのは現実的に不可能です。

親族の説得が難しい場合がある

「先祖代々の墓を守ってほしい」「永代供養墓のイメージが悪い」などさまざまな理由で、永代供養墓へ入るのを親族から反対されるケースは少なくありません。

親族から反対意見がある場合は、なぜ永代供養墓に入りたいかの理由をていねいに説得して、理解してもらう必要があるでしょう。

使用期限が定められている

永代供養墓といっても、未来永劫面倒を見てもらえるわけではなく、利用に期限設定があることがほとんどです。

期限が決められてお墓の継承ができない分、価格を安く設定している面があります。そのため、親族がお墓を継承したいという希望があっても、残念ながらそのままではかなえられません。

33回忌まで、50回忌までなど霊園や寺院によって期限はさまざまですが、期限終了後は遺骨を取り出して合祀されます。

永代供養墓に向いている人と向いていない人

判断基準やメリットデメリットをふまえ、永代供養墓に向く方・向かない方は次のとおり考えられます。

向いている人

向いている方については、次にあげるとおりです。上から順に、より永代供養墓の利用に向いている方だといえます。

・お墓の後継者がいない

・墓じまいを考えている

・手元供養している遺骨をお墓に入れたい

・お墓にかかる費用をできるだけ抑えたい

・子孫や親族に負担をかけたくない

向いている方でも、いざ永代供養墓にしようと考えた際に親族から意見されるケースも考えられます。

そういった場合は、話し合う機会を設けてゆっくりと説得するのが賢明だといえます。

向いていない人

永代供養墓の利用が向かないと考えられる方は、次のとおりです。

上から順に向かない方となっていますので、あてはまる方は永代供養墓の利用を再考した方がよいといえるでしょう。

・どうしても親族の理解を得られない

・先祖代々の墓を守りたい意思の強い遺族がいる

・遺骨が取り出せないことに抵抗がある

・墓石の形や墓地の場所にこだわりがある

・家族全員で同じお墓に入りたい

お墓選びに際して、実際に納骨される方の意思は尊重されるべきですが、どうしても反対されるならば再検討する方がよいかもしれません。

いずれにせよ自分だけで勝手に決めることをせず、あらかじめ家族や親族へ相談して結論を出すのが非常に大切です。

永代供養墓の種類

永代供養墓は、大きく分けて次の4種類となります。

埋葬方法 特徴
合祀墓 ・永代供養の中で最も安い埋葬方法

・他の人の遺骨と一緒に所定の場所で土へ埋葬するため基本的に年間管理費の負担ががない

樹木葬 ・樹木や花々や緑の中で納骨するのが特徴

・合祀のほか、年間管理費の負担により一定期間個別で納骨できるタイプもある

納骨堂 ・「ロッカー型」「仏壇型」「自動搬送式」の3つの種類がある

・施設の運営管理のために年間管理費が必要なことが一般的

個別墓付き永代供養墓 ・墓石付きなど遺骨を収納できるお墓が単独で確立されている

・墓地の維持管理のために年間管理費が必要なことが一般的

合祀墓

合祀墓は、個人的なお墓をもうけずに供養塔などに遺骨を納めるお墓です。

複数の方と合わせて埋葬されるため、一度入れてしまうと遺骨を個別で取り出すのは物理的に不可能となります。

個別に墓標などがなく墓の敷地も限られているため、かかる費用としては一番安価で済みます。

合祀墓については「合祀墓(ごうしぼ)の種類と値段を解説!失敗しない4つのコツと注意」「合祀墓の費用は4〜30万円!埋葬方法ごとの違いと費用の抑え方」により詳しい内容が記載されています。

合祀墓の形式による費用や埋葬方法の違いを詳しく知りたい方は、非常に参考になる記事となっています。

樹木葬


樹木葬は、墓石の代わりに樹木を墓標として遺骨を埋葬する形のお墓です。

樹木は個人や家族単位で植えられるものから、1本の樹木の周りに複数の遺骨を埋葬するものまであります。

樹木の下に埋葬することで自然に還るといった考え方で、近年人気を集めています。

永代供養墓の樹木葬では、埋葬の期限が過ぎると遺骨を取り出して別途合祀するケースもあり、必ずしも土に還るわけではないことに注意しましょう。

樹木葬については「最近人気の樹木葬とは?その歴史や種類から費用相場や注意すべきポイントまで徹底解説!」「木や樹に関するお葬式を聞いたことがありますか?近年人気の樹木葬について、特徴や長所短所を徹底解説!」といった記事があります。

費用相場や埋葬方法、メリットデメリットが詳しく記載されていますので、樹木葬に興味を持たれた方はぜひ参考にしてください。

納骨堂


納骨堂と呼ばれる施設に、骨壺に入れた遺骨を納めるタイプの永代供養墓です。

ロッカー式・仏壇式・機械式などさまざまな形態があり、設備によって費用は異なります。

比較的立地条件のよい施設が多く、屋内なので墓参りが天候に左右されないメリットがある一方、広さに限りがあるのでお参りの日時に制限がかけられている施設もあります。

個人墓

一般的なお墓と同様に、個人で墓標を建てる永代供養墓です。

契約期間中は個人の墓として供養し、契約期間が終了すると遺骨を取り出して他の方と合祀されるのが一般的です。

個人的にお墓を建てるため他の永代供養墓と比べて費用は高めですが、期限が定められる分、一般のお墓よりは抑えられます。

また個人用のお墓なので、追加で納骨したい場合にスペースの関係上できなかったり、追加料金がかかったりするのは頭に入れておきましょう。

永代供養墓にかかる費用目安

永代供養墓の費用については、それぞれの形式によって上下幅が非常に大きくなります。合祀する場合は費用が抑えられ、個人で墓標を建てる場合は高額となるのが一般的です。

いずれのタイプも納骨までに必要な費用がすべて込みとなっており、基本的に追加費用のかからないケースが多くなっています。

永代供養墓に申し込む際は、支払う費用にどのような項目が含まれているか、事前によく確認しておくことが重要です。

かかる費用の目安は、それぞれ次のとおりとなっています。

【永代供養墓の費用目安】

墓の種類 費用目安
合祀墓 4~30万円程度

埋葬方法(骨壺のまま、遺骨を他の方とまとめるなど)により価格に幅がある

樹木葬 10~100万円程度

個別で埋葬する・樹木を他の方と共有する・合祀となるなどにより価格に幅がある

納骨堂 50~100万円程度

立地条件・納骨堂内の設備により幅がある

ロッカー型が一番安く、機械型は設備維持のため若干高額となるところが多くなっている

個人墓 70~200万程度

個人・家族ごとに墓標を建てるため他のタイプより高額となり、一般の墓に近い価格となる

参考:一般墓 墓石の相場が150万円(建築込み)

これに墓地の使用料、管理費、作業費、入檀料(合計100万円程度が目安)などが別途必要となる

永代供養墓を利用するにあたって気を付けるポイント

永代供養墓を利用するにあたって、注意しておきたいポイントを重要度の高い順に4点あげておきます。

・永代供養と永代使用は違う

・追加費用がかからないか確認する

・施設の内容を確認しておく

・複数の施設を見比べる

永代供養と永代使用は違う

永代供養 永代使用
霊園や寺院が永代にわたって遺骨を管理して供養することを指し、永代供養墓は霊園や寺院が管理します。 永代使用は、墓地を永代にわたって利用するために支払う費用です。霊園や寺院に対して毎年管理費を支払うことで墓地の所有権を維持し、お墓の管理は遺族がおこないます。また供養の費用は別となります。

お墓を検討する際、よく混同されるのが「永代供養」と「永代使用」です。よく似ていますが上記のとおりまったく意味合いは異なります。

なお、永代供養とされていても実際は供養の期限をもうけられている所もあるので、注意が必要です。

追加費用がかからないか確認する

追加費用の有無も事前に確認しておきましょう。

すべて事前に支払うこととなっている施設が大半ですが、中には管理費や供養のお布施などが必要となるケースもあります。

また、永代供養墓の個人墓に追加で納骨したい場合でも、申し込み時に1名分としていれば当然追加費用がかかります。

契約前にどのような内容になっているかよく確認して、不明点は事前に聞いておくことが重要です。

施設の内容を確認しておく

施設の中身やお墓の造りなども、事前に確認しておくとよいでしょう。

永代供養墓には個人墓から合祀墓までさまざまな種類があります。

自身が入るお墓は自由に選べるというものの、残された遺族が不満を持ったり不便を強いられたりしてはトラブルになりかねません。

墓参りに制限はないか・交通アクセス・利用期間・法要・宗派に制限はないかなど、親族と相談してお互いに納得できる施設を選ぶと問題が回避できます。

複数の施設を見比べる

複数の施設を事前に見比べて、価格や設備などをチェックしておくとよいでしょう。

価格の比較はもちろんですが、可能であれば実際に足を運んでみて、周囲の環境や設備を見て気に入った施設にすると後悔しない永代供養墓選びができます。

永代供養墓探しのポイント

お墓に関する相談を受け付けている業者は数多くあります。

「どこに相談したらよいか分からない」と迷った際には、以下の3つのポイントを考慮するとよいでしょう。

1.供養形態は「永代供養墓以外」も選択可能か?

2.無料で相談可能か?

3.お墓以外にも相談ができるか?

1.供養形態は「永代供養墓以外」も選択可能か?
相談の目的は「永代供養墓選び」ですが、供養や納骨に対して広い知識とノウハウを持っている所を選びましょう。

永代供養墓以外の供養方法についても詳しく理解しているからこそ分かる「永代供養墓のメリット」や、話を聞いていく中で他の埋葬方法の方が適しているとなればよりニーズにあったアドバイスも受けられます。

2.無料で相談可能か?
気軽に相談するためにも、無料で相談できる業者を選びましょう。相談料や事務手数料がかかる所を選んでしまい、「せっかくお金を払ったのだから」と十分に納得できないまま手続きに進んでしまっては元も子もありません。

少しでも対応に不安があれば「違う所に相談しよう」と気持ちに余裕を持つためにも、無料相談が可能な所が良いでしょう。

3.お墓以外にも相談ができるか?
納骨前の葬儀や方々への手続き・納骨後の各種法要や香典返しなど、納骨前後の「やらなければならないこと」は多岐にわたります。せっかく仏事のプロに相談するのであれば、お墓以外のことも相談できる業者を選びましょう。

葬儀は葬儀社、諸手続きは行政書士・・・とお任せ先がバラバラだと、どこに何を相談すればよいか分からなくなってしまいます。仏事に関するトータルサポートができる所であれば、相談先を一本化することができ、非常に便利で安心感も高まります。

業者側で提供している情報と利用者の口コミや評判も確認したうえで、信頼できる代行業者に依頼することが大切になるでしょう。

永代供養墓相談ができるオススメ相談先3社

ここで、永代供養墓の相談ができる代表的な会社をご紹介します。

選定は下記3つのポイントを基準とし、過去の実績や口コミの評価が高い業者様をピックアップしました。

1.供養形態は「永代供養墓以外」も選択可能か?

2.無料で相談可能か?

3.お墓以外にも相談ができるか?

気になる方は、ぜひホームページをご確認ください。

やさしいお墓


「やさしいお墓」では、「お墓探しサービス」として一般墓地・永代供養・納骨堂・合祀墓の案内サービスを行っています。地域の担当者が、費用面を含め、埋葬方法・供養の仕方・お墓の種類に至るまで、本当に納得できるお墓選びをサポートします。

お客様の声

子供も成人しており、葬儀は家族、親戚のみで執り行いましたが、夫は4男であり、私も3女であったため、お墓を持っていなく、どこに納骨するか大変悩んでいたんです。

調べると最近は私が、想像していた一般的なお墓以外にも、管理がラクな納骨堂や樹木葬、海洋散骨などさまざまな供養の方法があることが分かりましたが、それぞれの違いや自分の環境に合うのはどれかが分からなく…とても困ってしまいました。

インターネットのサイトで「やさしいお墓」に辿り着き、まずは相談しないと先に進まないと思って、思い切って電話をしてみました。オペレーターの方は、声を聞く限りとても若い印象でしたが、いろいろな供養の違いやメリット、デメリットも親切に教えていただき、資料も送付していただきました。

「自分に合った供養の方法を整理して、新しい旦那さまの住む家を探すと思って考えるといいですよ」という言葉がとても印象に残っています。

その言葉を特に意識して、
・自宅から近い場所でいつでも夫に会いに行きやすいところ
・息子に負担をかけないようにしたい
・金額は100万円以内に収めたい

この3点に絞り、再度「やさしいお墓」に電話連絡をしました。そして、自宅から近い65万円の納骨堂を購入をさせていただきました。

的確に案内をしていただいたことと、自分に合った供養の仕方を考える機会を与えていただきとても感謝しております。

女性(70歳)

イオンライフ(イオンのお葬式)


画像引用元:イオンのお葬式

流通系大手のイオングループが提供する仏事サービスです。お葬式後のご供養・お仏壇・お墓・相続税など、幅広いサポートを、24時間365日無料で相談可能です。

お客様の声

あたりまえだとは思いますが、家族を見送る経験を多くしている人は少ないと思います。ですから、細かいこと、些細なことも聞きやすい感じが、今回の父の葬儀に関してありがたかったです。あと、繰り返し聞いてしまうことも、その都度丁寧に答えてもらえたと思います。コールセンターからの電話や紹介していただいた(お寺さん)お坊さんも良かったです。これから、納骨でもお手伝いをお願いしようと考えていますが、スムーズにとり行えたらと考えています。

引用元:お客様の声・評判

株式会社ニチリョク


画像引用元:株式会社ニチリョク

生前の終活から、葬儀、お墓選びまで経験に基づくノウハウを生かした真心こめたお手伝いが魅力の供養コンサルティング企業です。

お客様の声

「お墓の値段はあってないようなもの」と聞いていたので、正直なところ心配でした。しかし、ここは営業担当の方がとても感じが良くて誠実で、どう見ても人をだますようには見えなかったので、信頼して購入を決めました。きっと主人も喜んでいると思います。私たちの面倒な注文に、一つひとつ丁寧に応えてくださった営業担当の方には本当に感謝しています。

引用元:お客様の声

まとめ

永代供養墓は、子孫や親族に迷惑をかけないために選んだり、自身のライフスタイルに合わせて選んだりといったケースがあります。

しかしながら好きなように選んでしまうと、のちのち親族間でのトラブルのもととなります。

本当に永代供養墓が自分に合っている形なのか、次にあげる判断基準で検討するとよいでしょう。

・お墓の後継者がいない

・墓じまいで遺骨を処分したい

・手元供養していた遺骨を処分したい

・成年後見人など、独身者や単身者の遺骨を埋葬したい

・子どもや孫へお墓の維持管理や費用負担をかけたくない

永代供養墓は費用面や管理面でのメリットは大きいですが、遺族にとってのデメリット面が気になる部分ではあります。

親族からの理解を得られるかどうか、しっかりと説得したあとに検討することが、お墓選びをうまく進めるための非常に重要なポイントといえるでしょう。

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

プロフィール

運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
Life Design Technologies co.,Ltd


https://le-tech.jp/
資本金 11,930万円(資本準備金含む)
代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業

企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

私たちは超高齢社会に適した情報インフラとサービスインフラを構築することにより、人々のQOLの向上に寄与し、社会に貢献し続けます。

やさしいお葬式

「丁寧なお葬式を適正価格で」

私たちは後悔のない終活の
サポートに全力を注ぎます。

私たちはお客様がご納得いただける
まで真摯に向き合います。

私たちはお客様の「ありがとう」を
仕事のやりがいにします

私たちは誰もが知っていて誰もが
使いやすく誰もがなくては困る
そんなサービスを提供し続けます

私たちはこの仕事に誇りを持っています

やさしいお葬式監修

葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
どのようなご葬儀を選択することがよいのかを丁寧にヒアリングさせていただき、ご提案いたします。

お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。