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訃報,連絡

【例文付き】訃報連絡の完全版!誰に・いつ・何を伝えるかを徹底解説

「訃報の連絡を早くしなくちゃいけないのに、一体何を書いたらいいの?」

「伝達手段は、何がいいのかな?SNSを使ってもいいのかな?」

身内が亡くなった時、悲しみに浸る隙もなく、まずやらなければならないのが訃報の連絡です。

『訃報(ふほう)』とは、「身近な人が亡くなったことを伝えること」であり、「誰が」「いつ」亡くなったのかを正確に連絡、通知することです。

「葬儀の詳細を知らせるもの」と思われる方も多いですが、本来の意味は死亡を通知することで、お葬式の案内は後日行います。

連絡するタイミングは、伝える相手によって異なりますが、近しい家族や親族であれば1分、1秒でも速く、早急かつ正確に伝える必要があります。

とはいえ、大きな悲しみの中、慌てて連絡することで相手を混乱させたり、不誠実な対応と捉えられてしまったりと、後のトラブルに発展する可能性もあるでしょう。

その為、訃報案内では、下記4点が特に重要となります。

1.内容の正確さ 必要な情報を確実に相手へ伝えること
2.連絡手段 口頭で伝えるか、手紙、メール、SNSで文章で伝えるかなど
3.連絡する範囲と順序 誰にどの順番で伝えるか
4.タイミング いつお知らせするか

相手のことを考え、丁寧に慎重に行う必要がありますが、あまり日常的なことではないため、戸惑う方が少なくありません。

「葬儀も手配しなくちゃいけないし、あれこれ調べている時間がない」

「でも礼儀やマナーを踏まえた上で、正確かつ、迅速に行いたい」

このような思いを抱える方、事前に準備して心の余裕を持っていたい方に向けて、訃報についての必要なことを解説し、例文付きで紹介しています。

訃報の例文は、シーン&手段別にまとめていますので、誰でもすぐに作成することが可能になるでしょう。

いざという時に焦らず、落ち着いて対応できるように、ぜひ参考にしてください。

訃報案内で重要となる4つのポイント

故人が亡くなった際に、連絡・通知する訃報をしっかりと伝えるために、内容や伝える範囲には一定の配慮が必要になります。

精神的な余裕もない状況下で、間違った形で訃報の連絡をしてしまうと、誤解を生んだり、トラブルのもとになってしまいます。

このような状況を避け、スムーズな案内ができるように、重要となるポイントを4つにまとめました。

1.内容の正確さ 必要な情報を確実に相手へ伝えること
2.連絡手段 口頭で伝えるか、手紙、メール、SNSで文章で伝えるかなど
3.連絡する範囲と順序 誰にどの順番で伝えるか
4.タイミング いつお知らせするか

例文もありますので、あわせて参考にされてください。

1.内容の正確さ

訃報は、必要事項を簡潔にお伝えすることが必要です。

突然のことで、心の準備もできていなかったり、葬儀の準備で追われる中、訃報のお知らせをしなければならず、混乱をきたして何を、どんなふうに伝えたら良いのか、戸惑われる方もいらっしゃいます。

訃報で伝えるべきことは5つです。

  1. 1.故人の名前と年齢
  2. 2.亡くなった日時
  3. 3.通夜や葬儀の日程と場所
  4. 4.葬儀の形態、宗派
  5. 5.喪主の名前、連絡先

などです。また、家族葬や密葬など、身内のみでの葬儀を行う場合は、その旨を忘れずに伝えましょう。

こうすることで、弔問やあいさつに訪れたいという方に対して、事前案内ができ、混乱を避けることができます。

2.連絡手段

基本的に訃報は喪主が流しますが、大切な人を亡くした直後は気が動転していたり、葬儀の準備に追われたりと気忙しいです。また、連絡する人が多いなど、喪主の負担が大きい場合は、家族で分担することをおすすめします。

その際、「本来は喪主から連絡をさしあげるべきですが…」と、ことわりを入れるとスムーズにいくでしょう。

ここでは、どのようにして訃報を伝えれば良いのかについて、連絡手段ごとにマナーや注意点などを入れて、詳しく解説していきます。

【訃報の連絡手段】

  メリット デメリット
電話 正式な手段、素早く連絡できる 電話が繋がらない場合がある
書面(手紙、はがき、FAX) 正式な手段 時間がかかる
メール 複数に素早く連絡できる 正式な方法ではないため、マナー違反と思う人もいる
SNS 電話の次に最も使用されている、素早く連絡できる 正式な方法ではないため、特に年配者はマナー違反と思う人もいる
死亡広告 より多くの人へ故人の訃報を知らせることができる お金がかかる

電話

訃報の連絡は、電話でするのが基本であり、早さを重視する場面でもっとも重宝される手段です。特に、家族や親戚、親しい友人には、早めに電話で伝えましょう。

その際、事前に伝える内容を準備しておくことで、間違いなくスムーズに伝達できます。

【伝えること】

・誰が、いつ、どこで亡くなったか

・安置場所の詳細(住所や電話番号、駐車場の有無)

・葬儀日程が決まったら改めて連絡を入れる旨

但し、仕事中などで電話が繋がらない場合もありますので、その際は留守番電話にメッセージを残すなどで対応しましょう。留守電がない場合は、時間を空けて再度お電話してみましょう。

近親者などには危篤の際に連絡を入れておくことで、受け手も連絡を意識するようになりますので、訃報が伝わりやすくなることもあります。

また、亡くなった直後に電話連絡するのは身内のごく親しい人までで、それ以外の方には葬儀社と打ち合わせの後、日程や場所などが決まってから訃報を伝える事が一般的です。

慌ただしい中で、多くの人に電話連絡を入れるのは、遺族にとっても負担になる可能性があるため、優先的に連絡するべき人のリストを用意し、順番に連絡していきましょう。

書面での連絡(手紙、はがき、FAX)

・手紙、はがき

 手紙、はがきは訃報を伝える正式な手段です。

 訃報を口頭で伝えた後に、葬儀の会場や日時を改めて伝えたり、「死亡通知」と して訃報と葬儀の案内を同時にお伝えすることもできます。

 他の連絡手段に比べると、伝達までに時間がかかってしまうため、急ぎの場合には適していません。

・FAX

 友人・知人・会社関係者・団体・サークル・学校関係者などへのお知らせはFAXも一つの手段と言えます。

 また、高齢者や耳が不自由な方など、電話よりも正確に伝えられる手段です。

 訃報を口頭で伝えた後に、FAXで詳細を送ると確実であり、手紙よりも早く伝達できるというメリットがあります。

 また、町内会や自治会にFAXを送り、近所の方に訃報を伝えてもらう場合にも使われます。

メール

メールは時間や場所を選ばす、たくさんの人に素早く連絡することができるというメリットがあり、一般的になりつつあります。

正式な方法とは言えないため、相手との関係性を考える必要があります。

特に、一斉送信をすると、マナー違反だと感じる方もいますし、連絡に気づかれない可能性もありますので、相手の立場や状況を配慮して送りましょう。

メールを利用する際は、友人・知人など、身近な関係の方に送る方法として利用し、目上の人に知らせる場合は、十分な配慮をすることが大切です。

こういったマナーや注意点などを把握して送ることで、より丁寧な案内ができます。訃報のメール送信については「訃報をメールで伝えるときの文例・マナーを完全紹介!マナーと注意点を解説!」の記事もご参考ください。

SNS

現代において、電話以外で最も使われている訃報をお知らせするツールです。

SNSや様々なメッセージアプリの普及により、訃報の連絡についても利用する方が増えてきており、一般的になりつつあります。

メールでの訃報の連絡をする以上に、SNSの使用については賛否両論が問われているのが現状です。

年齢を重ねるにつれて、利用に関してあまりよく思われていないようです。また、SNSを利用していない方もいらっしゃるので、送る相手の年齢や立場、状況を理解した上で利用しましょう。

注意して使用することで、有効な連絡方法であると言えます。

SNSでの送信にもマナーがあります。これを熟知しておくことで、失礼のない連絡ができますので、「訃報のお知らせを完全解説!文例集と書き方・マナー・送り方・返信の仕方を紹介!」の記事を合わせてお読みください。

死亡広告

新聞へ亡くなった情報を掲載することを「死亡広告」「お悔やみ広告」「黒枠広告」などと言われており、一般的には有料となります。

掲載を希望される場合は、各新聞社へ事前に問い合わせし、掲載費用や、申し込み期限(時間)などについて情報収集をしておきましょう。

地域によっては無料で新聞に訃報案内を行うところもあり、有効な訃報を知らせる手段の一つとなっています。

それ以外に、新聞には「死亡記事」という欄があり、無料で掲載することができますが、掲載するかどうかは新聞社の都合となるため、必ず掲載されるものではありません。

必ず掲載してほしい場合は有料となりますので、死亡広告として依頼することが望ましいです。

死亡広告が掲載されるまでにはいくつかの手順があり、事前に検討しておくことで、慌てずに済みます。【文例付き】死亡広告を検討!知っておくべき5つの流れと2つの注意の記事をお役立てください。

3.連絡する範囲と順序

自分が喪主や遺族の立場になった時、いざ案内をしようとして迷うのが連絡する範囲です。

これを間違えると、連絡の二度手間が生じたり、予定していない人が参列してしまうといった問題が起こる場合があります。

以下の2つを事前に整理しておくだけで、より早く連絡することができますので、ぜひ参考にされてください。

1) 誰に連絡するのか

2) 連絡する順番

誰に連絡するのか

まず知っておきたいのが、周囲の全ての人に伝えなければならないといったものではありません。

訃報をお知らせする際は、誰にお送りするべきかの優先順位を考えることが大切です。

・家族・親族

家族、両親、孫、ひ孫、兄弟姉妹、叔父叔母、甥、姪、祖父母、曾祖父母の三親等あた りまでが目安とされています。

家族や親族へ訃報を知らせた場合、連絡を手伝ってくれる可能性があります。その際は、代理で連絡することをお願いしても良いでしょう。

・知人・友人・会社や学校、所属団体などの関係者

亡くなった方がお世話になっていた友人・知人・会社関係者・団体・サークル・学校関係者などへ訃報の連絡をします。

仲の良い方であれば、訃報の連絡を手伝ってくれると申し出があるかもしれません。その場合は、お申し出をありがたくお受けして、お願いしても良いでしょう。

ただし、伝えてほしい人の名前など、具体的にお願いすることをおすすめします。

・隣近所、町内会、自治会

特にご近所付き合いが頻繁にある地域については、訃報のお知らせを早めに伝えるようにしましょう。

この場合も、通夜・告別式・葬儀の日時が決まり次第、連絡しても失礼にはなりません。

町内会などで、通夜・告別式・葬儀を手伝ってくれるなどの風習がある場合は、亡くなった時点でお伝えしても良いかもしれません。

また、葬儀の準備とも重なるため、菩提寺がある場合には、すぐに連絡を入れましょう。

連絡する順序

訃報には連絡する順序が決まっています。

メールなどで一斉送信すると、失礼にあたる場合もありますので、事前に送り先の内訳を把握しておくことが大切です。

  1. 1.家族、親族、近親者
  2. 2.(必要に応じて)葬儀を執り行う菩提寺や寺、葬儀社など
  3. 3.故人が特に親しくしていた知人や友人
  4. 4.故人の知人、友人、会社や学校、所属団体などの関係者
  5. 5.隣近所、町内会、自治会

特に1番目の家族、親族、近親者においては、臨終に立ち会えなかった方の気持ちを考慮し、可能な限り早く連絡をするのが望ましいです。

遠方の方への連絡は、移動の時間を考え、上記の優先順位を問わず、早めに連絡を入れましょう。

また、近年では家族葬や密葬など、親族のみで葬儀を行うことが増えており、葬儀が終わった後、手紙やハガキなどで親族以外の人に報告することも増えています。

4.連絡のタイミング

  • ・亡くなってすぐに連絡:駆けつけてほしい近親者や、葬儀を手伝ってほしい人
  • ・葬儀日程が決まってから連絡:葬儀に参列してほしい人や会社関係
  • ・葬儀後に連絡:葬儀に参列しなかったが、お知らせするべき人

訃報の連絡をするタイミングは、故人やご遺族と連絡する人の間柄などによって変わります。決めるのは、喪主をはじめとした故人の家族です。

まずは、家族や親戚にはできるだけ早く連絡することが大切で、故人と親しかった人には、先になくなったことだけでもお伝えしておくほうが良いでしょう。

亡くなった方や葬儀の情報を正確にお知らせすることですが、通夜・告別式は、日時や場所が決まるまで時間がかかることがあるため、すぐに送れない場合もあります。

その際は、通夜・告別式の日時や場所が決まってから連絡をしても失礼にはなりませんので、落ち着いて行動するようにしましょう。

また、訃報連絡はただのお知らせにとどまらず、連絡した人に何らかのアクションを要求するものなので、「誰に、何をしてほしいか」によって、伝える範囲とタイミングが変わります。

連絡する範囲と一緒にタイミングまで考えておくと、余裕を持って案内ができます。

シーン別、連絡手段別の伝える内容(例文付き)

訃報の連絡をする方法は様々ですが、場面や相手との関係によって方法や文面が違ってきます。

シーン別、連絡手段別の内容を例文付きで紹介していきますので、参考にされてください。

1) 電話で伝える場合

2) 書面で(手紙、ハガキ、FAX)

3) メールで伝える場合

4) SNSで伝える場合

5) 死亡広告

電話で伝える場合

実際に電話で伝えようとした時に、何から切り出していいのか、わからないこともあります。電話の際にスムーズに話が進むコツ3つを伝えていきます。

1) 「自分が何者か」を伝える

2) 故人の名前となくなった事を伝える

3) 通夜・葬儀など、今後の流れを伝える

<家族葬を行う場合は事前に伝える>

「葬儀は家族のみで行う予定ですので、ご厚志につきまして、失礼ながら辞退申し上げます。ご迷惑をおかけしますが、ご配慮のほどお願いします。」と、参加できない事を伝え、お詫びの言葉を伝えましょう。

家族や親族

「〇〇(故人の名前)の長男の〇〇(ご自身の名前)です。

 本日早朝、父が〇〇(死亡原因)のため亡くなりました。

 遺体は一旦、自宅に連れて帰ります。(〇〇に安置しております。)

 お通夜とお葬式の日程や場所は、決まり次第ご連絡いたします。

 何かありましたら、私にご連絡ください。

 携帯番号は090-0000-0000です。」

友人

「突然のお電話、失礼いたします。

 〇〇(故人の名前)の長男の〇〇(ご自身の名前)です。

 以前から入院していた父が、◯月◯日の早朝に永眠いたしました。

 生前は大変お世話になり、心から感謝申し上げます。」

<お葬式の参列にお願いする人には、以下を追加>

「お通夜は◯月◯日の夕方◯時から〇〇〇〇(葬儀場の名前)で、

 お葬式は、◯月◯日の午前◯時から、同じ場所で執り行います。

 

 喪主は私が努め、形式は〇〇〇〇(宗教やお葬式の形式)です。

 ご連絡いただく場合は、私にご連絡いただくよう、お願いいたします。

 携帯番号は090-0000-0000です。」

会社

訃報連絡については、2つの場合があります。

1) 故人が現役で会社勤めしていた場合

2)自分の親族が亡くなった場合

それぞれについて、説明していきたいと思います。

1) 故人が現役で会社勤めしていた場合

家族が会社に連絡する必要があります。まずは、電話で亡くなった旨を伝え、葬儀に関する情報をどのようにお送りすれば良いか確認すると良いでしょう。

訃報は所属の部署の上長へ連絡するのが無難です。部署が分からない時は、人事部や総務部に連絡します。

2)自分の親族が亡くなった場合

訃報の連絡は直属の上司に対してするのが一般的です。まずは、電話で亡くなった旨を伝え、その後の連絡については、メール連絡でも良いかと思います。

忌引休暇申請のために、必要であれば人事部へも一報を入れましょう。

また、自分と同じ部署の同僚などには、突然の休暇で業務上迷惑がかからないよう、連絡を入れて仕事を引き継ぐようにすることで、会社への配慮にもなりますのでお忘れなく。

「お疲れ様です。〇〇の〇〇です。

 本日早朝に、私の父(続柄)である〇〇が他界いたしました。

 生前の父(続柄)の希望により、葬儀は家族だけで行う予定ですので、

 ご厚志につきましては失礼ながら辞退申し上げます。

 つきましては、忌引休暇を〇〇日から〇〇日までいただきたいと思っております。

 

 お通夜とお葬式の日程や場所は、決まり次第ご連絡いたします。

 また、御香典・御供物・お供花は故人の意志を尊重しまして、誠に勝手ながらご辞退

 申し上げます。

 何かありましたら、ご連絡ください。

 携帯番号は090-0000-0000です。」

訃報の連絡を会社にする場合のポイントを事前に知っておくと便利です。葬式を行う際の会社との関わり方は?葬式の連絡から忌引き、会社で葬儀をあげる社葬まで徹底解説!の記事が参考になります。

書面で(手紙、はがき、FAX)

訃報案内には難しいマナーはありませんが、事前に確認しておくことで安心できます。

以下の内容が一般的です。

  1. 1.縦書きが一般的
  2. 2.句読点の使用はNG
  3. 3.忌み言葉は使用しない
  4. 4.香典辞退の場合は記載する
  5. 5.葬儀の案内状は早めに送付する

普段使いでない案内になるため、書き方やポイントなどを知っておくことで、落ち着いて対応できると思います。【喪主との続柄】訃報案内の書き方から4つのポイントと注意点を解説の記事をご参考ください。

<FAXの場合>

(父/母) 〇〇〇〇 儀 病気療養中のところ(交通事故により/不慮の事故により)

 〇月〇日午前/午後 〇時 〇〇〇(病名)のため 享年〇〇歳にて永眠(急逝)いたしました

生前のご厚意を感謝いたしますとともに 謹んでお知らせさせていただきます

通夜 葬儀告別式を下記のとおり執り行いますことをお知らせいたします

通夜日時

令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分から〇時〇分

通夜場所

〇〇〇斎場(〇〇〇葬儀場/自宅)

〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇

葬儀及び告別式日時

令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分から〇時〇分

葬儀(告別式)場所

〇〇〇斎場(〇〇〇葬儀場/自宅)

〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇

喪主

〇〇〇

葬儀形式

(仏式/神式/キリスト教式/〇〇〇式/○○葬)で執り行われます

その他

このたびの葬儀は故人ならびに家族の遺志により、葬儀は家族親族にて取り行うこととなりました

(一般参列/御香典/御共花/御供物/弔電)は失礼ながら辞退とさせていただきます

恐れ入りますが何卒よろしくお願い申しあげます

例文参照:訃報のお知らせを完全解説!文例集と書き方・マナー・送り方・返信の仕方を紹介!

メールで伝える場合

件名:〇〇〇〇逝去のお知らせ

本文:

(株式会社/有限会社)〇〇 〇〇部 〇〇殿

(父/母) 〇〇〇〇 儀 病気療養中のところ(交通事故により/不慮の事故により)

 〇月〇日に他界いたしました 生前のご厚意を感謝いたしますとともに 謹んでお知らせさせていただきます

通夜 葬儀告別式につきましては(仏式/神式/キリスト教式/〇〇〇式/○○葬)にて

下記のとおり執り行いますことをお知らせいたします。

通夜日時 令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分より

葬儀告別式 令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分より

通夜場所

〇〇〇斎場/〇〇〇葬儀場/自宅

〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇

〇〇‐〇〇〇〇‐〇〇〇〇(電話番号)

喪主 〇〇〇(長男)

葬儀形式 (仏式/神式/キリスト教式/〇〇〇式/○○葬)

連絡先  電話番号(自宅又は携帯又はメールアドレスなど)

例文参照:訃報のお知らせを完全解説!文例集と書き方・マナー・送り方・返信の仕方を紹介!

メールで伝える際も注意事項やマナーを知っておくことで、素早く丁寧に対応できます。「訃報をメールで伝えるときの文例・マナーを完全紹介!マナーと注意点も解説!」を参考にされてください。

SNSで伝える場合

(父/母) 〇〇〇〇 儀 病気療養中のところ(交通事故により/不慮の事故により)

 〇月〇日午前/午後 〇時 〇〇〇(病名)のため 享年〇〇歳にて永眠/急逝いたしました

通夜 葬儀告別式につきましては(仏式/神式/キリスト教式/〇〇〇式/○○葬)にて

下記のとおり執り行いますことをお知らせいたします

日時  〇月〇日(午前/午後) 通夜〇時より

〇月〇日(午前/午後) 告別式〇時より

通夜場所  〇〇〇斎場/〇〇〇葬儀場/自宅

〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇

喪主は〇〇〇です 生前は本当にありがとうございました 取り急ぎお知らせさせていただきました

例文参照:訃報のお知らせを完全解説!文例集と書き方・マナー・送り方・返信の仕方を紹介!

死亡広告

(故人の名前)儀

令和〇〇年〇〇月〇〇日午後〇〇時〇〇歳にて永眠いたしました

ここに生前のご厚誼に深く感謝申し上げ謹んでご通知申し上げます

なお通夜並びに葬儀告別式は下記のとおり執り行います

一、通夜 〇月〇日(〇) 午後〇時~〇時

一、葬儀 〇月〇日(〇) 午前〇時~午後〇時

一、告別式 〇月〇日(〇) 午後〇時~午後〇時

一、場所 ○○○会館(○○県○○市○○町○○-○○)

なお誠に勝手ながらご香典ご供花ご供物の儀は固く後辞退申し上げます

令和〇〇年〇月〇日

喪主の氏名

死亡広告を事前に検討しておくことで、スムーズに手配することができます。その際に、【文例付き】死亡広告を検討!知っておくべき5つの流れと2つの注意点が参考になります。

訃報連絡に葬儀案内を含める場合の例文

一般葬・家族葬

(父/母) 〇〇〇〇 儀 病気療養中のところ(交通事故により・不慮の事故により)

 〇月〇日午前/午後 〇時 〇〇〇(病名)のため 享年〇〇歳にて永眠(急逝)いたしました

生前のご厚意を感謝いたしますとともに 謹んでお知らせさせていただきます

通夜 葬儀告別式につきましては(仏式/神式/キリスト教式/〇〇〇式/○○葬)にて

下記のとおり執り行いますことをお知らせいたします

・通夜日時

令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分から〇時〇分

・通夜場所

〇〇〇斎場(〇〇〇葬儀場/自宅)

〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇

・葬儀及び告別式日時

令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分から〇時〇分

・葬儀(告別式)場所

〇〇〇斎場(〇〇〇葬儀場/自宅)

〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇

・喪主

〇〇 〇〇〇

・その他

故人ならびに家族の遺志により、(一般参列/御香典/御共花/御供物/弔電)は失礼ながら辞退とさせていただきます 恐れ入りますが何卒よろしくお願い申しあげます

一日葬

(父/母) 〇〇〇〇 儀 病気療養中のところ(交通事故により・不慮の事故により)

 〇月〇日午前/午後 〇時 〇〇〇(病名)のため 享年〇〇歳にて永眠(急逝)いたしました

生前のご厚意を感謝いたしますとともに 謹んでお知らせさせていただきます

葬儀告別式につきましては 一日葬にて下記のとおり執り行いますことをお知らせいたします

・葬儀及び告別式日時

令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分から〇時〇分

・葬儀(告別式)場所

〇〇〇斎場(〇〇〇葬儀場/自宅)

〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇

・喪主

〇〇 〇〇〇

・その他

故人ならびに家族の遺志により、(一般参列/御香典/御共花/御供物/弔電)は失礼ながら辞退とさせていただきます 恐れ入りますが何卒よろしくお願い申しあげます

密葬

(父/母) 〇〇〇〇 儀 病気療養中のところ(交通事故により・不慮の事故により)

 〇月〇日午前/午後 〇時 〇〇〇(病名)のため 享年〇〇歳にて永眠(急逝)いたしました

生前のご厚意を感謝いたしますとともに 謹んでお知らせさせていただきます

通夜 葬儀につきましては 故人の希望にて密葬にて執り行いますことをお知らせいたします

〇〇様にはぜひご参列していただきたく ご連絡いたしました

他の方へは 後ほどご案内いたしますので何卒ご承知おきください

・通夜日時

令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分から〇時〇分

・通夜場所

〇〇〇斎場(〇〇〇葬儀場/自宅)

〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇

・葬儀及び告別式日時

令和〇年〇月〇日(午前/午後)〇時〇分から〇時〇分

・葬儀(告別式)場所

〇〇〇斎場(〇〇〇葬儀場/自宅)

〇〇〇県○〇○市〇〇〇丁目〇‐〇

・喪主

〇〇 〇〇〇

訃報連絡を受けた時の返信マナー

訃報の案内は電話以外にも、メールやメッセージアプリ、SNSを介して受け取る場合があります。

訃報を受け取ったら

・亡くなった方、喪主の確認

・通夜や葬儀のスケジュールの確認:参加可能なのか予定を確認し、できる限り参加するよう調整するのが好ましいです。

・追記事項の確認:どのような宗教宗派で葬儀が行われるのか、香典辞退などの追記事項がないかなど、必ず確認しましょう。

通夜・告別式が家族・親族だけで行う家族葬の記載がある場合、一般参列を受付けないことがあります。

その旨が記載されていますので、ご遺族に無理にお聞きすることをせず、お悔やみの言葉を伝えるだけが好ましいです。

その際、葬儀の参列についてのお返事も忘れないようにしましょう。

訃報をメールやメッセージアプリで受信した場合、そこに返信しても問題ありません。遅くなると失礼になる場合がありますので、できる限り早めの返信を心がけてください。

返信時の文章で気を付けるべきこと

直接お悔やみの言葉を伝える時と同様に、忌み言葉(繰り返しになる言葉、たびたび、など)は使わないように注意が必要です。

  使ってはいけない理由 言い換え例
重ね言葉 「不幸が重なる」のを連想させるため。 たびたび、しばしば よく
ますます、いよいよ いっそう
重ね重ね 深く
だんだん、徐々に 少しずつ
重々、くれぐれ じゅうぶん
次々 休みなく、たくさん
どんどん たくさん
ときどき ときおり
いろいろ 多様な、多くの
たまたま 思いがけず
続き言葉 「不幸が続く」のを連想させるため。 追って のちほど
何度も、再三 頻繁に
続く、続けて 同じく
繰り返し しきりに
重ねて まことに
再度 あらためて
不吉な言葉 葬儀にはそぐわないため。 四、九(し、く) よん、きゅう
終わる、切れる、消える、落ちる、とんでもない 使用しない
直接的な表現 葬儀にはそぐわないため。 死亡、死ぬ、亡くなる、死去 逝去、他界
生きているとき、生存中、存命中 生前、お元気なとき
急死 突然のこと
自殺、殺人、事故死 使用しない
宗派によって使わない言葉 宗派による考え方の違いのため。さまざま細かな違いがあるため、個別に確認する方がよい。 天国 仏教では使用しない
ご冥福 浄土真宗、キリスト教などでは使用しない
成仏、供養、お悔やみ キリスト教などでは使用しない

また、故人には敬称を使うこと、亡くなった理由は聞かないことがマナーです。気になっても死因に関する話題は避けるべきです。

<敬称一覧表>

【父母】

●父:ご尊父様

●母:ご母堂様

【祖父母】

祖父:ご(御)祖父様、祖父君、おじい様

祖母:ご(御)祖母様、祖母君、おばあ様

【子ども】

息子:ご(御)子息様、ご(御)令息様

娘:ご(御)令嬢様、お嬢様

孫:ご(御)令孫(れいそん)様、お孫様

【兄弟】

兄:ご(御)令兄(れいけい)様、お兄様

弟:ご(御)令弟(れいてい)様、弟さん

姉:ご(御)令姉(れいし)様、お姉様

妹:ご(御)令妹(れいまい)様、妹さん

【親戚】

父or母の兄(伯父):伯父上様、伯父様

父or母の弟(伯母):伯母上様、伯母様

父or母の姉(叔父):叔父上様、叔父様

父or母の妹(叔母):叔母上様、叔母様

甥:ご(御)令甥(れいせい)様、甥御(おいご)様

姪:ご(御)令姪(れいてつ)様、姪御(めいご)様

訃報の返信は速やかにすることが望ましいです。

以下に例文を記載しておりますので、ご参考にされてください。

<訃報に対しての返信文例>

件名:〇〇様の訃報のご連絡につきまして

本文:

このたびはご愁傷さまでございます

〇〇様がお亡くなりになったとのこと 心からお悔やみを申し上げます

ご家族の皆様におかれましてはご心痛のことと存じます

お心を強く持たれますようお祈り申し上げます

まずは略儀ながらメールにてお悔やみ申し上げます

<お悔やみのメール文例>

件名:心よりお悔み申し上げます △△(送信者氏名)

本文:

このたびは、(ご尊父/ご母堂)様の訃報のご連絡をいただき とても驚いております

深い悲しみとともに 心よりご冥福をお祈り申し上げます

ご家族のみなさまのご心労お察しいたします

お気を強くお持ちいただくよう お祈り申し上げます

本来であればご弔問にお伺いすべきですがどうしてもご葬儀に参列することが叶いません

どうぞお許しください 略儀ながらメールにて失礼いたします 心よりお悔み申し上げます

訃報を受け取った際の返信マナーを知っておくことで、失礼なく丁寧にお返事することが可能になります。訃報をメールで伝える時の文例・マナーを完全紹介!マナーと注意点も解説!の記事をご参考ください。

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喪主が初めての方や、お葬式の流れに不安を感じる方でも安心してご相談ください。ご遺族に寄り添うグリーフケア研修を受けたスタッフが、公正中立な立場からご希望やご予算に合わせた最適なプランをご提案します。

2.お財布にやさしい

「高額」と思われがちな葬儀費用ですが、当社では必要な項目のみを厳選し、一般価格よりも低コストで、質の高いお葬式を実現しています。

さらに、事前の資料請求で最大5万円引きの割引特典も実施し、業界最安水準の税抜:75,000円(税込:82,500円)からのご葬儀を提供しています。

明朗会計で、追加料金や不明瞭な請求は一切ないため、ご遺族さまの経済的な負担を最小限に抑えます。

3.いつでもやさしい

24時間365日のサポート体制で、深夜や早朝でも即時対応が可能です。

日本全国3,500の斎場と提携しているため、ご希望の場所や地域でご葬儀が挙げられます。

生前のお葬式準備から、お葬式後の法事・法要、お墓の相談までいつでも相談可能です。

「やさしいお葬式」は、大切な方をお見送りするご遺族さまに心から寄り添い、公正中立の立場で最良のお葬式を提案させて頂きます。

ご相談や資料請求はすべて無料です。はじめての葬儀での不安や疑問があれば、どんなことでもお気軽にご相談・ご連絡ください。

まとめ

『訃報(ふほう)』とは、「身近な人が亡くなったことを伝えること」であり、「誰が」「いつ」亡くなったのかを正確に連絡、通知することです。

その為、訃報案内では、下記4点が特に重要となります。

1.内容の正確さ 必要な情報を確実に相手へ伝えること
2.連絡手段 口頭で伝えるか、手紙、メール、SNSで文章で伝えるかなど
3.連絡する範囲と順序 誰にどの順番で伝えるか
4.タイミング いつお知らせするか

故人に代わって訃報を受け取った相手に感謝の気持ちを伝える場でもあります。

連絡をスムーズに行えるように、シーンや連絡手段別に伝える内容を例文付きで紹介させていただきました。

葬儀の案内の例文もございますので、ご活用いただけましたら幸いです。

また、訃報を受けた時の返信マナーを知っておくことで、いざという時に慌てずに失礼のないようにお悔やみの言葉を伝えることができます。

突然の連絡に戸惑うことなく対応するためにも、知っておいて損はないと思います。この記事をお役立ていただけたらと存じます。

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

プロフィール

運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
Life Design Technologies co.,Ltd


https://le-tech.jp/
資本金 11,930万円(資本準備金含む)
代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業

企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

私たちは超高齢社会に適した情報インフラとサービスインフラを構築することにより、人々のQOLの向上に寄与し、社会に貢献し続けます。

やさしいお葬式

「丁寧なお葬式を適正価格で」

私たちは後悔のない終活の
サポートに全力を注ぎます。

私たちはお客様がご納得いただける
まで真摯に向き合います。

私たちはお客様の「ありがとう」を
仕事のやりがいにします

私たちは誰もが知っていて誰もが
使いやすく誰もがなくては困る
そんなサービスを提供し続けます

私たちはこの仕事に誇りを持っています

やさしいお葬式監修

葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
どのようなご葬儀を選択することがよいのかを丁寧にヒアリングさせていただき、ご提案いたします。

お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。