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家系図を作るには?家系図を作る際の調査方法を完全解説!

相続関係だけでなく、精神的な充足感を得るという側面からも家系図の作成を行う方が増えています。

では、それは具体的にどのようなことなのでしょうか?

家系図の作成に必要な詳しい調査方法を含めて、「家系図を作成する意義」などについてご説明します。

家系図とは

それではまず、家系図について考えるために覚えておきたい基礎知識についてご説明いたします。

家系図とは何なのか

そもそも家系図とは、「その一族が代々どのような系統を辿ってきたのか」ということを図面で作成したものです。「家譜(かふ)」とも呼ばれています。

家系図を作る目的

①結婚式や銀婚式など節目の記念品として家系図を贈る

結婚式や両親の銀婚式など、家族の節目のイベントに家系図を贈答することがあります。

子供や孫の名前が記載された家系図を眺めることでここまで築いてきた家族の歴史を再確認できるので、そうした精神的な満足感を得ることができるでしょう。 

また、家系図を作成することで家族の歴史に関する話をするキッカケにも繋がりやすいです。

「家族の繋がりを視覚的に再確認したい」ということを考えている方にぴったりと言えるでしょう。

②自分のルーツを知る

特に明確な目的がなくても、純粋な好奇心で自分のルーツについて興味を持つこともあるでしょう。

家系図作成のために様々な調査をする中で、先祖代々の本籍地やその土地の歴史、先祖の生活などを垣間見ることになります。

そうした自分のルーツに関わるものを見ることで、これからの自分の人生に大なり小なり影響を与えることがあるかもしれません。 

③相続手続きに備えて作成する

相続について考えるとき、戸籍謄本によって「誰に相続の権利があるのか?」ということをはっきりさせておくことが重要です。 

戸籍を取得するだけでも明らかにはなりますが、その内容を逐一文章で説明するのは手間ですし間違って伝わる可能性もあるでしょう。

そこで家系図という形で相続人同士の関係性をまとめておけば、後々の手続きや遺産分割の際にも役立ちます。

ちなみに、相続においては家系図ではなく「相続関係説明図」と呼ぶことが多いです。

家系図の作り方

このように様々な目的で作られることがある家系図。それでは具体的にはどのような手順で作成するのでしょうか?

家系図の作成方法は大きく2つに分けられます。

自分で調べて作る

家系図は専門家に依頼をしなくても自分で作成することができます。

ただし、戸籍謄本の取得や文献による調査などがあるため慣れていないと苦労するかもしれません。

専門家に依頼する

費用はかかりますが専門家に家系図を作成してもらうことも可能です。

プロの手に任せることができるので安心ですが、中には人員不足などで作りが甘い業者もいます。

そのため、しっかりと実績のある業者を選定できるかどうかががポイントです。

【自分で調べる】戸籍謄本からの家系の調査方法

まずは「自分で調べて家系図を作成する場合」の手順についてです。

役場から戸籍謄本を取得する

まずは役場で戸籍謄本を取得しましょう。手続きは「本籍が登録されている土地の役場」で行います。

役場で取得する場合は、窓口で「戸籍謄抄本等交付請求書」という類の名称の書類に記入して請求します。

この書類の名称は各市区町村ごとに若干異なりますが、使っている単語はほぼ同じなので迷うことはないでしょう。

この時、身分証明書が必要な場合もあるので持参しておくと良いです。 

しかし、仕事の都合や本籍地との距離の関係でなかなか役場に行けないこともあります。その場合は郵送で請求申請を行えば大丈夫です。

戸籍謄本取得の手続き

窓口での手続きに関しては、先述の「戸籍謄抄本等交付請求書」を記入し申請すれば大丈夫です。

それでは郵送の場合はどのように手続きをすれば良いのでしょうか?

まずは本籍地のある市区町村のホームページ等を確認し、各市区町村ごとの「戸籍謄抄本等交付請求書」を見つけましょう。それに必要事項を記入し郵送すれば完了です。 

郵送時には以下のようなセットを準備をします。

・上記の戸籍謄本等交付請求書

・定額小為替

・身分証明証

・住所を記入した返信用封筒

・返信用切手

・現在どこまで家系図を調査しているのか分かる手書きの図など

市区町村ごとに多少異なる可能性はありますが、基本的にはこのようなセットで郵送しましょう。

特に書類等のミスがなければ10日前後で戸籍謄本が郵送されてきます。

分からなければ、インターネットで「◎◎(本籍地のある市区町村名) 戸籍 郵送」等と検索すれば必要な手続きがヒットするはずです。

戸籍謄本を取得する際の注意点

このように申請の手順自体はそこまで複雑なものではありません。しかし、申請書類への記入事項やその他の面で注意すべき点があるので確認しておきましょう。

①戸籍謄本を請求できる人物は限られている

戸籍謄本は誰でも自由に請求できるわけではありません。

プライバシー保護の問題で「戸籍謄本に記載されている本人・その配偶者・直系尊属・直系卑属」だけが請求可能です。

そのため、叔父・叔母・姪・甥などの親戚関係では請求できないため気をつけましょう。

なお、養子や養親であれば血の繋がりが無くとも直系とみなされるため請求可能です。

②戸籍謄本の種類に注意する

戸籍謄本には「現戸籍・改製原戸籍・除籍」の3種類があり、それぞれ以下のような意味を持ちます。 

・現戸籍

一番最新の状態の戸籍謄本を指します。

・改製原戸籍

戸籍謄本の様式は法改正によって少しずつ変わります。様式変更前の戸籍謄本は使用されなくなるため、取り寄せる際は「改製原戸籍」として呼称されるのです。

・除籍

離婚や死亡などにより戸籍謄本に記載されている人物が全員抜けて閉鎖状態にある戸籍謄本のことを指します。

③戸籍謄本の費用はケースによって変動する

戸籍謄本の取り寄せには費用が発生します。

その代金として郵送時に同封するものが「定額小為替」です。費用は「現戸籍→450円」「改製原戸籍・除籍→750円」となります。必要な枚数に応じて同封しましょう。

④戸籍謄本の請求理由を明確にしておく

戸籍謄本の請求書には請求理由を記載する欄があります。

そこにきちんと「家系図作成のために先祖の戸籍を遡りたい」という旨を記載しておきましょう。

また、郵送で請求した場合は市区町村から確認の電話があります。それに出ることで戸籍謄本が送られてくるので忘れずに出ましょう。

【自分で調べる】戸籍謄本以外の家系の調査方法

戸籍謄本の取り寄せに加えて、以下のような調査方法があります。 

文献から家系を調べる

戸籍は明治時代に作られたものであるため、江戸時代以前の家系を調査するには文献調査がオススメです。

「記録されている中で最も古い本籍地」「江戸時代生まれの先祖の名前」を基にして遡っていきましょう。 

文献調査は以下のような書物などを参考に進めていきます。

①自宅にある文献や資料

まずは一番身近な場所から調べましょう。代々引き継がれている資料等が保管されている可能性もあります。

蔵や納戸があればそこも確認してみましょう。奥深くに資料が眠っているかもしれません。

②郷土誌

郷土誌とは、保管されている地域の地理・信仰・産業・生活など様々な面における歴史が記載されている書物です。

その市区町村の図書館や地域の資料館などに置いてあります。国会図書館でも閲覧可能です。

この当時、住所を変更できたのは限られた一部の人だけでした。

つまり、ほとんどの方がその土地に住み続けたと考えることができます。

そのため生活面で土地に根付いている可能性は高く、郷土誌に記載されている出来事や歴史を紐解くことで先祖のルーツや長い間どのような生活をしていたのかなどをしっかり調査することができるのです。

家系図作成においては王道と呼べる調査方法でしょう。

③新聞

新聞は明治以降の歴史を調査するのにぴったりのツールです。

もちろん、新聞に載るほどの人物でなければ直接先祖に結びつくことは少ないでしょう。

しかし、家系図調査においては先祖が生きていた時代背景を把握することも大切なことです。

先祖にとっての節目の年にどのような出来事があったのかを知ることは決して無駄なことではありません。 

④その他の重要文献

上記で挙げた以外にも、先祖との繋がりを示す文献は数多く存在します。例えば以下のようなものです。 

・軍歴証明書

先祖が軍に召集された当時の記録が記載されているもの

・藩政史や分限帳

先祖が住んでいた藩の当時の歴史を記したもの

・旧土地台帳

明治〜昭和にかけての不動産記録を記したもの

・姓氏家系大辞典

日本の名字を体系的にまとめたもの 

あまり聞き覚えのない文献も多いでしょう。当然全ての文献を調査できるわけではありません。

先祖の住んでいた土地や名字などからある程度利用する文献を絞ってから調査していくと良いでしょう。 

現地調査で家系を調べる

詳細な内容は書物にも記録されています。しかし、実際にその土地に行くことでしかか分からないことがあるというのも確かです。

例えば、自分の先祖と関わりが深い寺院などの建物があっても現地に行かないと中に入ることはできません。

また、その土地の歴史をよく知る人物に会うことで文献に記録されていないより細やかな話を聞くこともできるでしょう。

文献に記載されている一般的な情報を超えたものに触れたい場合は現地調査がオススメです。 

また、これは気持ち的な面が大きいですが、実際にその土地に行き先祖が感じていた空気を味わうこと自体が特別な体験となります。 

現地調査は時間も費用もかかる行為です。そのため、最大限の効果を出せるようにできる限りの事前準備をしておきましょう。

ある程度その土地の郷土誌に目を通しておき、「現地で誰にどんなことを聞くのか?」「どの場所の何を見ておくべきなのか?」ということは決めておくと良いですね。 

名字をもとに家系を調べる

名字から家系図を作成する場合、どのように遡るのかによって主に5つの方法に分かれます。 

①一系統

一つの名字のみを遡って調査する方法です。遡り方は「母方の男系先祖のみ」「父方の男系先祖のみ」というような形になります。

②二系統

二つの名字を遡って調査する方法です。遡り方は「母方の男系先祖&父方の男系先祖」というような形になります。

③三系統

三つの名字を遡って調査する方法です。遡り方は「母方の男系先祖&父方の男系先祖&配偶者の母方の男系先祖」というような形になります。

④四系統

四つの名字を遡って調査する方法です。遡り方は「母方の男系先祖&父方の男系先祖&配偶者の母方の男系先祖&配偶者の父方の男系先祖」というような形になります。

⑤全系統

数を限定せず、直系の先祖を可能な限り遡って調査する方法です。 

ご自身がどの程度まで家系図を作成したいのかによってふさわしい方法は変わります。用途や目的に合わせて適切な方法を選びましょう。 

家紋をもとに家系を調べる

家のロゴマークとも言える家紋を辿ることで家系図を作成することもできます。

しかし戦前のように家制度があった時代ならまだしも、現在ではそのような意識を持つ方も少ないため家紋自体を知らないという方も増えているでしょう。そのため、まずは自分の家の家紋を知ることから始めることになります。

家紋調査の方法としては以下のようなものが挙げられます。

①家族や親戚に聞く

両親や祖父母であれば世代的に家紋を知っている可能性はあります。ただし、正確な模様まで記憶している人は少ないかもしれません。 

②仏壇やお墓、位牌などを調べる

お墓には家紋が刻まれている場合が多いです。また、大きさにもよりますが仏壇や位牌などに刻まれていることもあるので、自宅にある場合は確認してみると良いでしょう。

③本家に確認する

最近では本家・分家をはっきりと把握している方も少ないとは思いますが、もし知っていれば本家に確認してみると良いでしょう。

上記のような方法を踏んでも家紋が分からないこともあります。その場合は専門業者に依頼するというのも一つの手です。 

ただしその場合でも、家紋が途中で変わっていたり複数の家紋があったりもするので、必ずしも判明するわけではないということは認識しておきましょう。

専門家に依頼して家系を調査する方法

上記のような手順を踏むのは時間も手間もかかります。特に家紋は見つからないこともあり得るので、時間を浪費するだけになることもあるでしょう。

そのため専門家に依頼するというのも視野に入れておくのがオススメです。

行政書士に調査を依頼するという選択肢

家系図作成は行政書士が請け負っていることが一般的です。これは「家系図作成は行政書士しか行えない」というわけではありません。

しかし、行政書士は相続に関する案件を扱うことも多くその業務の一環として家系図の作成を行うこともあります。

そのため戸籍の取り寄せや読み取りをスムーズに行える専門性もあり、行政書士に依頼するというのが一般的になっているのです。 

専門家に調査を依頼するメリット

①手間や時間を削減できる

戸籍の取り寄せや文献調査を実際にやるとなると、書類作成や適切な文献を調べたりする手間がかかります。

さらに現地調査の場合はまとまった時間を確保しないと行うことは難しいでしょう。

こうした調査に慣れている方は少ないので、途中で断念してしまうかもしれません。しかし、専門家に依頼することでそうした手間を削減できます。 

②個人情報の取り扱いが丁寧なことがほとんど

行政書士だけでなく一般企業でもそうですが、近年では個人情報取り扱いへの管理の目が強化されています。プライバシーマーク等の認証を受けているところも多いでしょう。自分たちで調査をして下手に書類を無くしたりする危険性があるならば、そうした管理体制が整っている事務所や企業に依頼をした方が安全です。

専門家に調査を依頼するデメリット

①費用がかかる

手間を削減できる代わりにやはり費用はかかります。

専門家によってどのような費用体系になっているのかは異なるので、自分の目的や予算に合わせて適切に依頼業者を決めるのが大切です。具体的な費用相場は後述します。 

②作成クオリティに差がある

行政書士の場合は個人事務所であることも多いです。

そのためきちんとチェック体制が組まれている事務所もあれば、人員不足から家系図のチェックなどが疎かになっている事務所もあります。

こればかりは依頼をしてみないとなんとも言えません。とはいえ大切な家系図作成を依頼する事務所なので、事前に相談をし過去の実績や得意な分野などをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。 

専門家に依頼する費用の相場

費用相場に関しては行政書士事務所のプランによってばらつきがあるため一概にはいえません。

だいたい「一系統で3〜6万円前後」「二系統で5〜10万円前後」「全系統で15〜25万円前後」になることが多いと言われています。

金額の幅が大きいのは、一律で費用を設定しているところもあれば、家系図の装飾・フレーム・歴史年表・データCDなどのオプションをつけることで費用がかさむところもあるためです。

一口に「家系図を作成する」と言ってもどれほど作り込むかは各家庭によって異なります。そのため、自分たちの希望に添えるようなプランを提供している事務所を選ぶと良いでしょう。

家系調査の際の注意点

家計調査は他にも以下のような点に注意して行いましょう。

戸籍謄本や除籍謄本には保存期間がある

誰の目にも触れない戸籍をいつまでも保管しておくわけにはいきません。

そのため、戸籍・除籍謄本は「150年経過したら廃棄しても良い」と定められています。 

廃棄の際は子孫に通知が届くわけではありません。家系図を作成しようと思ったらすでに廃棄されていたということがあっても不思議ではないでしょう。

廃棄されて、江戸末期~明治初期の先祖の本籍地や名前が分からなくなれば、郷土誌などの資料を活用してその当時の様子を調査することが困難になります。 

廃棄されたかどうかは申請をしてみないと分かりません。少しでも家系図を作成する予定のある方は早めに取得をしておきましょう。

取得したい戸籍を有する市区町村が現存しない場合もある

市区町村の合併等により、本籍地だった場所がすでに存在していないこともあります。

その場合は、インターネットで「現在どの自治体になっているか?」を調べ、該当の自治体に問い合わせましょう。

この自治体が違うと戸籍の請求はできません。

家系調査の際には親戚の了解を得ておく

家系調査の際には親戚への聞き込み調査などを行う可能性もあります。

そのため、できればあらかじめ「家系図作成のために調査をする旨」を伝えておくと良いでしょう。その方が親戚側としても準備ができるので協力しやすくなります。

また、亡くなっている方とはいえ先祖に関する内容も個人情報として丁寧に扱いたい方もいるでしょう。

調査のために外部の専門家に情報を見せる可能性があることも考慮し、あらかじめ親戚の了解を得ておくことで無用なトラブルを避けることもできます。

家系図を作る際の調査方法についてのまとめ

以上が家系図作成の際に覚えておきたい基礎知識です。最後に今回の内容をまとめておきましょう。

◎家系図とは「その一族が代々どのような系統を辿ってきたのか」ということを図面で作成したもの。「家譜(かふ)」とも呼ばれている。 

◎家系図を作る目的としては以下のようなものが挙げられる。

①結婚式や銀婚式など節目の記念品として家系図を贈る

子供や孫の名前が記載された家系図を眺めることでここまで築いてきた家族の歴史を再確認できるので、そうした精神的な満足感を得ることができる。

②自分のルーツを知る

自分のルーツに関わるものを見ることで、これからの自分の人生に大なり小なり影響を与えることがあるかもしれない。

③相続手続きに備えて作成する

家系図という形で相続人同士の関係性をまとめておけば、後々の手続きや遺産分割の際にも役立つ。

◎家系図の作成方法は「自分で調べて作る」「専門家に依頼する」の2つに分けられる。

◎(自分で調べる場合)戸籍謄本からの家系の調査方法は以下の通り。

①役場から戸籍謄本を取得する

役場で取得する場合は、窓口で「戸籍謄抄本等交付請求書」という類の名称の書類に記入して請求する。郵送でも請求申請はできる。

②戸籍謄本取得の具体的な手続きを行う

窓口での手続きに関しては、先述の「戸籍謄抄本等交付請求書」を記入し申請すれば問題ない。

郵送の場合は、本籍地のある市区町村のホームページ等を確認し、各市区町村ごとの「戸籍謄抄本等交付請求書」に記入して郵送する。 

◎戸籍謄本を取得する際の注意点としては以下のようなものが挙げられる。

①戸籍謄本を請求できる人物は限られている

戸籍謄本を請求できるのは「戸籍謄本に記載されている本人・その配偶者・直系尊属・直系卑属」のみ。

②戸籍謄本の種類に注意する

戸籍謄本には「現戸籍・改製原戸籍・除籍」の3種類がある。

③戸籍謄本の費用はケースによって変動する

戸籍謄本の取り寄せの際に代金として同封するものが「定額小為替」である。費用は「現戸籍→450円」「改製原戸籍・除籍→750円」となる。

④戸籍謄本の請求理由を明確にしておく

戸籍謄本の請求書には請求理由を記載する欄があるので「家系図作成のために先祖の戸籍を遡りたい」という旨を記載しておく。 

◎(自分で調べる場合)戸籍謄本の取り寄せに加えて以下のような調査方法がある。

①文献から家系を調べる

戸籍は明治時代に作られたものであるため、江戸時代以前の家系を調査するには文献調査がオススメ。「自宅にある文献や資料」「郷土誌」「新聞」「その他の重要文献」を調査すると良い。

②現地調査で家系を調べる

文献に記載されている一般的な情報を超えたものに触れたい場合は現地調査がオススメ。

③名字をもとに家系を調べる

名字から家系図を作成する場合、「一系統」「二系統」「三系統」「四系統」「全系統」の5つの方法がある。

④家紋をもとに家系を調べる

現在では家制度の意識を持つ方も少ないため、自分の家の家紋を知ることから始めることが多い。家紋調査の方法としては「家族や親戚に聞く」「仏壇やお墓、位牌などを調べる」「本家に確認する」というものがある。

◎専門家に依頼して家系を調査する場合「行政書士に依頼する」ということが多い。 

◎専門家に調査を依頼するメリットとしては以下のようなものが挙げられる。

①手間や時間を削減できる

専門家に依頼することで文献調査などの手間を削減できる。

②個人情報の取り扱いが丁寧なことがほとんど

管理体制が整っている事務所や企業に依頼をした方が安全。 

◎専門家に調査を依頼するデメリットとしては以下のようなものが挙げられる。

①費用がかかる

専門家によってどのような費用体系になっているのかは異なるので、自分の目的や予算に合わせて適切に依頼業者を決めるのが大切。

②作成クオリティに差がある

きちんとチェック体制が組まれている事務所もあれば、人員不足から家系図のチェックなどが疎かになっている事務所もある。 

◎専門家に依頼する費用の相場は、だいたい「一系統で3〜6万円前後」「二系統で5〜10万円前後」「全系統で15〜25万円前後」になることが多い。 

◎その他の家系調査の際の注意点としては以下のようなものが挙げられる。

①戸籍謄本や除籍謄本には保存期間がある

戸籍・除籍謄本は「150年経過したら廃棄しても良い」と定められているため、少しでも家系図を作成する予定のある方は早めに取得をしておくべき。

②取得したい戸籍を有する市区町村が現存しない場合もある

市区町村の合併等により、本籍地だった場所がすでに存在していないこともある。

③家系調査の際には親戚の了解を得ておく

あらかじめ「家系図作成のために調査をする旨」を伝えておくと、親戚側としても準備ができるので協力しやすくなる。

家系図作成は、相続の際に役立つだけでなく精神的な充足面でも大きな役割を果たします。

実用的な機会に備えるのはもちろん、ご自身のルーツを残しておくためにも余裕のあるうちに家系図の作成を検討してみてはいかがでしょうか?

 

【監修】高橋圭(司法書士・宅地建物取引士)

略歴
高橋圭 (たかはし けい)
青山学院大学法学部卒業。
2007年司法書士試験に合格後、都内司法書士法人にてパートナー司法書士としての勤務を経て2016年ライズアクロス司法書士事務所を創業。
司法書士法人中央ライズアクロスグループCEO代表社員

プロフィール

運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
Life Design Technologies co.,Ltd


https://le-tech.jp/
資本金 11,930万円(資本準備金含む)
代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業

企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

私たちは超高齢社会に適した情報インフラとサービスインフラを構築することにより、人々のQOLの向上に寄与し、社会に貢献し続けます。

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まで真摯に向き合います。

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やさしいお葬式監修

葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
どのようなご葬儀を選択することがよいのかを丁寧にヒアリングさせていただき、ご提案いたします。

お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。