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葬式と告別式の違い|今更聞けない一般常識&心得やマナーを徹底解説

「葬式と告別式の違いって何?」

「葬式に参列した経験も少ないので、葬儀に関する常識を知っておきたい」

葬式とはお通夜以外の葬儀と告別式をまとめた言葉であり、告別式は故人と生前に関わった方々が別れを惜しむためのものです。

【葬式・告別式の違い】

  葬式 ( 通夜
葬儀 告別式
儀式の意味 故人の冥福を祈り見送る儀式 埋葬前の最後のお別れの儀式 最後の夜を過ごす儀式
特徴 看取り・納棺・お通夜・葬儀・告別式・火葬・納骨・四十九日の一連の流れを行う。 出棺前に、読経や弔辞・弔電の紹介、焼香が行われる。 読経・焼香をし、参列者に宴席を設けてもてなすこともある。
参加者 近親者のみ 誰でも参加可能

※火葬場は近親者や親しい方のみ

近親者と故人と親しかった方

※項目名をクリックすると、詳細記事が開きますので、合わせてご参考ください。

とはいえ、近年では家族葬が増え、仮に言葉の違いを正しく知ったとしても、そのまま葬儀に参列したら、実際に何をするべきなのか分かりません。

本記事では、葬式と告別式の違いといった言葉の意味だけではなく、以下3つのポイントについて詳しく紹介します。

【本記事で分かる3つのポイント】

1.告別式について(参列者・流れ)

2.喪主としての心得5つ

3.参列側としてのマナー

上記のことを知ることで、どちらの立場になったとしても、落ち着いて対応できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。

「葬式」は「葬儀」+「告別式」の一連の流れを指す


葬式とは、「葬儀」と「告別式」の一連の流れのことを表した言葉のこと。

主に、葬儀と同じく亡くなった方を見送る儀式といった意味があり、故人の冥福を祈り、遺族や参列者が故人との別れを惜しむ場でもあります。

意味を知っていれば、参列時の気持ちが変わり、後悔のない供養にも繋がりますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【葬式・告別式の違い】

  葬式 ( 通夜
葬儀 告別式
儀式の意味 故人の冥福を祈り見送る儀式 埋葬前の最後のお別れの儀式 最後の夜を過ごす儀式
特徴 看取り・納棺・お通夜・葬儀・告別式・火葬・納骨・四十九日の一連の流れを行う。 出棺前に、読経や弔辞・弔電の紹介、焼香が行われる。 読経・焼香をし、参列者に宴席を設けてもてなすこともある。
参加者 近親者のみ 誰でも参加可能

※火葬場は近親者や親しい方のみ

近親者と故人と親しかった方

※項目名をクリックすると、詳細記事が開きますので、合わせてご参考ください。

葬儀とは『宗教的な儀礼儀式』

葬儀とは、宗教的な儀礼儀式のことで、葬式と同じく、遺族が故人の冥福を祈り、故人を見送る意味があります。

また、看取りから始まり、納棺→通夜→葬儀→告別式→火葬→納骨→四十九日の一連の流れのことを指す言葉でもあります。

地域によって流れは若干異なりますが、これらの一連の流れをまとめて『葬送儀礼』といい、略して『葬儀』と呼ぶこともあるのです。

とはいえ、現代では「葬儀・告別式」と表記されていることが多く、同時進行で行われることがほとんどです。

告別式とは『社会的な儀式』

告別式とは社会的な別れの儀式のことで、故人との最後の別れの場でもあります。

主に、焼香や玉串奉奠(たまぐしほうてん)、祈祷、献花などが告別式で行われることが一般的です。

近年では、葬儀の中に告別式が含まれていることが多いため、明確な区切りがなくなっています。

葬儀費用や時間を短縮するために、告別式やお通夜といった儀式は行わず、火葬のみを行う直葬も増えています。

そのため、葬儀と告別式が混在してしまう方が多いですが、明確な意味合いは異なりますので、注意してくださいね。

告別式には誰でも参列してもいい

告別式には、故人と生前に関わった方々が参列して問題ないため、家族や親族に限らず、友人や知人が訪れてもかまいません

告別式は誰でも参列してもいいですが、通夜は近親者と故人と親しかった方が参列するのが常識です。

しかし、どちらかという告別式よりお通夜の方が参列者が多く見受けられます。

それは、不幸なことは突発的に起こるため、夜に行われるお通夜の方が都合が付きやすいからといえます。

近年では家族葬を選ぶ方が多く、葬儀や告別式、通夜はまとめて執り行うため、参列者が混在してしまうのも仕方がないことなのです。

告別式の主な流れ

告別式に参列する方は少ないため、一般的な流れを順番に把握しておきましょう。

流れを知っておけば、自分が参列側で伺うときでも、落ち着いて対応ができ、心にも余裕が生まれますので、ぜひ覚えておきましょう。

【告別式の主な流れ】

1.受付 開式の時間よりも余裕を持って到着し、受付を済ませておきましょう。

香典は受付時に渡します。記帳の方法は葬儀社によって異なりますので、現地で確認してください。

2.開式 開式10分前に、スタッフからの声掛けやアナウンスがあり、式場内に着席します。

一般的に、親族席と一般席は分かれており、スタッフの案内に従うといいでしょう。

3.焼香 会場スタッフから案内があったら、焼香台へ進みます。

焼香は参列者が多い場合は一回で統一される場合がありますが、指示がなければ1?3回行います。

焼香後、喪主が関係者に黙礼をし、席に戻ることが一般的な作法です。

参考: 焼香とは?よく聞くけど以外と知らない焼香の意味や種類、宗派ごとにことなる焼香の作法まで完全解説!

4.献花 僧侶が退席したら、棺に花を納めて故人とお別れする献花の時間があります。

親族から順に献花を行い、自分の順番が終わったら、親族側に場所を明け渡しましょう。

5.釘打ち 宗派によって行わないこともありますが、棺の蓋を閉め、釘打ちをします。

とはいえ、近年では遺族が気持ち的に心苦しいため、釘打ちはしないこともあります。

6.出棺 霊柩車に棺を載せて、火葬場に出棺します。火葬場まで行かない方は、霊柩車や親族の車は見送るようにしましょう。

出棺を見送ったら解散となりますが、遺族から火葬場までの同行を依頼されたら、可能な限り参列しましょう。

自分から参列を申し出るのは、相手の予定を考慮して控えてくださいね。

参考: 出棺の挨拶のポイントは?出棺の挨拶のポイントから出棺のマナーまで徹底解説!

葬式で失敗しない!喪主としての心得5つ

万が一喪主として参列する場合、知識だけではなく、一般的な常識も必要となりますので、以下5つの心得を覚えておいてください。

【喪主としての心得5つ】

1.葬儀担当者と席次や焼香順を相談する

2.葬儀担当者と弔電を読む順番を決めておく

3.火葬場に行く方の人数を把握しておく

4.供花や供物の処理方法を相談する

5.弔辞をお願いする順番を確認する

上記は告別式などの流れを考慮した順番で紹介しているので、流れのままに把握しておけば、慌てることなく対処できます。

さらに、葬儀社との打ち合わせでも漏れなく、スムーズに進められますので、ぜひ参考にしてくださいね。

他にも具体的に喪主がやらなければいけないことは数多くありますが、気持ちの整理がついていない方がほとんどです。

考えられない方は、やることリストを「 喪主がやることは9つだけ!プロが教えるコツ&やることリストを紹介」で印刷をして、手元に置いておくと安心です。

1.葬儀担当者と席次や焼香順を相談する


席次は焼香の順番に関係するため、予め葬儀担当者と相談しておきます。

近年では家族葬が主流化しており、通夜と告別式を同時に行っているため、席次は一度決めればいいでしょう。

しかし、別々に行う場合は参列者も異なりますので、場面に合わせて席順と焼香順を決めておくようにしてください。

自分だけでは決めかねる場合、葬儀の方法やマナーなども合わせて葬儀担当者に相談するといいですよ。

2.葬儀担当者と弔電を読む順番を決めておく

次に葬儀担当者と弔電を読む順番を決めておいてください。一般的に、告別式中に司会者(葬儀スタッフ)が代読します。

読む順番は、故人との関係や付き合いの深さなどを考慮して、葬儀担当者と相談して決定していきます。

弔電が多数届き、告別式の時間内に読みきれないと判断された場合、どの弔電を代読するかを選ばなければいけません。

以上を踏まえて、名前や代読する順番を間違えないためにも、しっかりと担当者と打ち合わせしましょう。

とはいえ、弔電のやり方を知らない方も多いので、「 どうやって送るの?弔電の送り方から費用・注意点までを徹底解説!」で費用や送り方を把握しておくとスムーズに対応できますよ。

3.火葬場に行く方の人数を把握しておく

火葬場に行く参列者を、予め把握しておく必要があります。

火葬場へ向かうマイクロバスの準備や精進落としの数は、準備の都合上、想定される数字を先に決めておかなければいけません。

近年では、通夜を行わない一日葬が増え、参列者が減ってはいるものの、急な人数変更には対応できないところもあります。

どんな葬儀の形であったとしても、前日までに人数を確定しておくと、費用も抑えられますので、ぜひ対応してみてくださいね。

4.供花や供物の処理方法を相談する

祭壇に飾られている供花や供物を、葬儀後にどのように処理するのかを、担当者に相談しておくようにしてください。

供花は一般的に摘み取り、棺の中に納めます。しかし、遺族の意向によっては、参列者や親族に供養分けとして持ち帰らせる場合もあります。

同様に供物も遺族が自宅に持ち帰るだけではなく、親族に分けたり、お世話になった寺院に供えてもらったりすることもあります。

地域や宗派によって風習や考え方が異なりますので、予め担当者と相談して決めておくと、当日に慌てることなく対応できるでしょう。

5.弔辞をお願いする順番を確認する

近年では一般葬は減少し、弔辞も少なくなってきていますが、弔辞をお願いする順番は予め担当者と確認しておきます。

弔電と同じように、故人との関係性を考えて、親しい間柄や血縁関係などを考慮し、失礼がないように担当に相談してください。

「この順番でいいか」と簡単に決めてしまうと、非常識だと非難されてしまう可能性もありますので、必ずアドバイスはもらうようにしましょう。

弔辞を依頼する側もされた側も、どんな風に話せばいいのか、そもそもどんな文面で書けばいいのか、参考にできる場面が少ないでしょう。

弔辞の例文10選!書き方・話し方・マナーを完全解説!」では、書き方や話し方だけでなく、具体的な例文も紹介していますので、参考にしてくださいね。

葬式や告別式に参列する上での知っておきたい香典袋マナー

喪主から香典辞退する旨の連絡がない場合、葬式に参列するときには必ず香典を用意しなければいけません。

香典袋は、結び切りの水引のかかったもので、コンビニや文具店・100円ショップなどで購入でき、以下2種類のタイプがあります。

【香典袋の2つの種類】

・外袋(表袋)と内袋(中袋)がセットになっている2重のタイプ

・外袋のみのタイプ

地域によっては、「袋を2重にする=不幸が重なる」という考えがあるため、内袋を使わないところもあり、状況によって使い分けてください。

一番、誰しもが迷ってしまう部分が香典袋の表書きです。表書きは以下のような場面によって異なりますので、参考にしてくださいね。

【香典袋の表書き】

時期 表書き
通夜・葬儀・告別式 「御霊前」「御仏前」「御香典」「御香料」
四十九日法要以降 「御仏前」

とはいえ、表書きは宗派によって表書きが異なり、正しい書き方だけではなく、費用や渡し方も分からない方も多いでしょう。

たとえば、つい香典はむき出しのまま渡してしまう方も多いのですが、それはマナーとしてNGです。

香典の正しい書き方を完全解説!金額・表書き・中袋・のし袋の書き方を紹介!」では、宗派別と詳しい費用面・詳しい渡し方も紹介していますので、参考にしてくださいね。

葬式にどうしても参列できないときは『弔意を伝える』

葬式にどうしても参列できない方は、予め弔電や手紙で弔意を伝えておくようにしてください。

近年では仕事の関係や一日で葬式を終えてしまうので、突然の不法に予定が合わない方が多いです。

理由は「やむを得ない事情」や「都合がつかないため」などと、簡潔に伝えて問題ありません。

他にも気持ちを伝えるために、供花や香典を送るのもオススメです。

供花は、葬儀社や生花店で依頼するのが一般的なので、葬儀会場に問い合わせをして用意してもらうとスムーズです。

香典を送りたい場合には、参列する方に届けてもらうケースや、現金書留で送ることもできますので、やりやすい形を選ぶようにしてくださいね。

まとめ『葬式と告別式の違いを知って葬儀の常識を知る』

葬式とは、「葬儀」と「告別式」の一連の流れのことを表した言葉のことで、以下のような違いがあります。

【葬式・告別式の違い】

  葬式 通夜
葬儀 告別式
儀式の意味 故人の冥福を祈り見送る儀式 埋葬前の最後のお別れの儀式 最後の夜を過ごす儀式
特徴 看取り・納棺・お通夜・葬儀・告別式・火葬・納骨・四十九日の一連の流れを行う。 出棺前に、読経や弔辞・弔電の紹介、焼香が行われる。 読経・焼香をし、参列者に宴席を設けてもてなすこともある。
参加者 近親者のみ 誰でも参加可能

※火葬場は近親者や親しい方のみ

近親者と故人と親しかった方

※項目名をクリックすると、詳細記事が開きますので、合わせてご参考ください。

意味を知っただけでは、不安は尽きないものです。そのため、喪主として立つ場合には以下5つの心得を覚えておきましょう。

【喪主としての心得5つ】

1.葬儀担当者と席次や焼香順を相談する

2.葬儀担当者と弔電を読む順番を決めておく

3.火葬場に行く方の人数を把握しておく

4.供花や供物の処理方法を相談する

5.弔辞をお願いする順番を確認する

もし、葬儀に参列する側になったら、香典のマナーにも気を配るようにしてください。

基本、喪主から香典辞退する旨の連絡がなければ、葬式に参列するときには必ず香典を用意しなければいけません。

結び切りの水引のかかったものを、コンビニや文具店・100円ショップなどで購入して準備しておくようにしましょう。

葬式にどうしても参列できない方は、予め弔電や手紙で弔意を伝えます。

他にも供花や香典を送るのもオススメです。供花は、葬儀会場に問い合わせをして用意してもらいましょう。

香典を送りたい場合には、参列する方に届けてもらったり、現金書留で送ったりするといいですよ。

葬式の形は日々変化しています。意味も昔と今では、徐々に認識が変化している傾向がありますが、根本的な意味合いは変わりません。

喪主に限らず参列側も大切な別れ場でもありますので、常識を抑えて、後悔のない葬式にしてくださいね。

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

プロフィール

運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
Life Design Technologies co.,Ltd


https://le-tech.jp/
資本金 11,930万円(資本準備金含む)
代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業

企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

私たちは超高齢社会に適した情報インフラとサービスインフラを構築することにより、人々のQOLの向上に寄与し、社会に貢献し続けます。

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やさしいお葬式監修

葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
どのようなご葬儀を選択することがよいのかを丁寧にヒアリングさせていただき、ご提案いたします。

お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。