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遺品,整理,自分,で

自分で遺品整理をする!途中断念を防ぐための準備〜体験談まで紹介

「費用をかけずに自分で遺品整理をしたいけど、何から手を付ければよいか分からない…」

業者に頼らず、自分で遺品整理をすることは金銭面的にはもちろん、故人との思い出の品とゆっくりと向き合い心の整理ができるメリットもあります。

ただし、遺品整理を始める前には必ず遺族や親族の同意を得てから行いましょう。

遺品整理の同意を得ずに進めてしまい「他人には処分しても良いものかもしれないが、故人との大切な思い出が詰まったものだった」などというトラブルも起こりかねないからです。

また、やみくもに遺品整理を始めてしまっては、途中で断念したり、中途半端なままで放置し結局、手に負えず業者へ依頼してお金も時間も無駄にした…などということになりかねません。

さらに、遺品整理業者にお願いせずに自分たちで進める場合、最も時間がかかるのは「ゴミの処分」と「家具の運び出し」などで、必要な力仕事への人員の調整も重要になってくるでしょう。

しかし、ご安心ください!

本記事では、トラブルなくスムーズに自分で遺品整理を行うための6つのポイントを重要な順でご紹介しています。

1.遺族の同意を得ることと、手伝ってもらえる人がいるか確認する

2.スケジュールも気持ちも「無理をしない」

3.事前準備にしっかり時間を作る

4.ご近所へ配慮する

5.「残しておく」「処分する」に悩んだ時の「保留」を作る

6.作業する人で分別内容を共有する

遺族に相談してから進めることで遺品整理への希望を知ることが出来るだけでなく、一緒に作業を手伝ってもらえることで「残しておくもの」をしっかり分別できるなど、よりスムーズに遺品整理を進めることができるでしょう。

今回は6つのポイントはもちろん、成功の鍵を握る4つの事前準備、さらには買取してもらえる意外なもの~遺品整理を自分で進めた体験談から学ぶ3つのアドバイスまで徹底解説します!

「お金をかけずに自分でスムーズに遺品整理を終わらせたい」という方は是非最後までご覧ください。

INDEX

01
自分で遺品整理を行う際に抑えておくべき6つのポイント
02
自分で行う遺品整理に必要不可欠な4つの事前準備
03
遺品整理の流れ
04
出来るだけお金をかけずに処分する3つのポイント
05
遺品整理を自分で進めた体験談から学ぶ!3つのアドバイス
06
遺品整理でお願いできる専門業者
07
まとめ

自分で遺品整理を行う際に抑えておくべき6つのポイント

自分で遺品整理を行う際にまず最初にすべきことは「遺族の同意を得ること」です。

同意なしで進めてしまうと「捨てても良いだろうものだけど私にとっては大切なものだった」などと、遺族にとって大きな後悔となることもあります。

同意を取った上でしっかり事前準備をすることで、遺族間でのトラブルを防ぎながら手伝ってもらえるなど、スムーズに進められるようになるでしょう。

抑えておくべき6つのポイントを重要な順で紹介していきます。

1.遺族の同意を得ることと、手伝ってもらえる人がいるか確認する

2.スケジュールも気持ちも「無理をしない」

3.事前準備にしっかり時間を作る

4.ご近所へ配慮する

5.「残しておく」「処分する」に悩んだ時の「保留」を作る

6.作業する人で分別内容を共有する

遺族の同意を得ることと、手伝ってもらえる人がいるか確認する

「自分で遺品整理を始めよう!」と決意した時、必ず遺族に話して同意を得るようにしましょう。

故人と最後まで一緒に暮らしていた家族でも、故人の兄弟などの親戚との思い出の品までは把握しきれませんよね。

相談せずに勝手に判断してしまうと、知らない間に思い出の品を捨ててしまっていたということも起こりかねません。

そして遺品整理は体力面はもちろんですが、気持ちの部分でもとても力が必要です。

遺品整理をする部屋が広ければ広いほど、一人で作業するには時間が必要で限界があるため、事前に相談することで手伝ってもらえることもあります。

「年末年始ならまとめて休める」などの都合があって合わせることができれば、一人で抱えることなく、協力して進めることもできるでしょう。

スケジュールも気持ちも「無理をしない」

大切な家族を亡くした悲しみが癒えるまでには、人それぞれに時間が必要です。

どうしても急ぎで終わらせなければいけない場合は仕方ありませんが、もしも時間に余裕がある場合は「やる気になったときにやらないと!」と予定を無理に詰め込みすぎるのはやめましょう。

予定を詰め込みすぎてしまうと、予定通り終わらずに作業が遅れて焦り、適当な判断になって全て処分してしまい、後で後悔するなどの悪循環になってしまいます。

思い出の品との時間を大切に楽しめるくらいの余裕を作れるよう「予備日」なども作ってくれぐれも無理しないようにすることが大切なのです。

事前準備にしっかり時間を作る

次に重要なのは「事前準備」にしっかり時間を作ることです。

自分で進める遺品整理に一番時間がかかるのは、処分するものをゴミ収集日にコツコツ出すという工程です。

無料で出せるゴミ収集日では一度に出せる量に限りがあるため、遺品整理は終わっているのに処分したいものだけ大量に残っているという状況にもなりかねません。

下記4つの「事前準備」をすることでより計画的に進めることができるでしょう。

重要な順番でご紹介します。

1.遺族に相談し、手伝ってくれる人員を確保する

2.計画を立てる

3.遺品整理に必要なものを用意する

4.3種類の分別内容を理解する

詳しくは「自分で行う遺品整理に必要不可欠な4つの事前準備」での解説をご覧ください。

ご近所へ配慮する

手伝ってくれる何人かで作業をしたり、荷物を運ぶ場合にはどうしても家族や親族同士での会話や作業音が近所のご迷惑になることがあります。

さらに、もしも荷物を運ぶ際に道路占拠などの可能性があれば事前に伝えておくことも重要です。

早朝や夕方以降は避けるなどの作業時間への配慮や、事前のご挨拶などの対策は丁寧に考えましょう。

「残しておく」「処分する」に悩んだ時の「保留」を作る

遺品整理当日に作業を遅らせてしまう原因の一つが「これは残すべきか捨てるかどっちだろう」と悩む時間です。

故人との思い出のものと不意に出会うと尚更思い返してしまい、作業の手が止まって判断できなくなってしまいますよね。

そんな時には「保留」を作り「残すもの」「捨てるもの」とは別で分けておきましょう。

少し時間をあけてからゆっくり考えることで、作業はスムーズに進めることができるのです。

このような意味でも「無理しない」ことが成功のカギとなります。

遺品の処分に関して自信を持って行いたい、円滑に依頼を進めたい方は、「遺品処分は10ヶ月以内!効率的な進め方や業者依頼時の注意点を解説」の記事もご参考下さい。

作業する人で分別内容を共有する

いくら事前準備が出来ていても、当日作業する人と共有できていなければ意味がなく、最悪の場合は遺品整理し直すという二度手間になりかねません。

また、残すものを勝手に処分されることがないよう、手伝ってくれる人にも伝えることで安心して任せることができるのです。

自分で行う遺品整理に必要不可欠な4つの事前準備

自分で遺品整理をする時に、予定通り進めるためには4つの事前準備が欠かせません。

「何に」「どれだけ」時間がかかり、処分するものも更にゴミ収集に出すのか、買取依頼するのかなどの分類を知り、それぞれに必要なものを用意しておけるので、当日スムーズに進めることができます。

重要な順でご紹介しますので最後までご覧ください。

1.遺族に相談し、手伝ってくれる人員を確保する

2.計画を立てる

3.遺品整理に必要なものを用意する

4.3種類の分別内容を理解する

遺族に相談し、手伝ってくれる人員を確保する

「遺族の同意を得ることと、手伝ってもらえる人がいるか確認する」でご紹介したように、必ず事前に遺族に相談した上で、手伝ってくれる人がいないか確認しましょう。

合わせてもらえる日があれば事前に把握しておくことで予定も立てやすくなりますね。

専門業者に依頼するべき3つのケース

下記のような場合には、自分たちの力だけでは遺品整理を終えることは難しいので、専門業者への依頼を検討しましょう。

1.ゴミが大量になっていて危険が伴う場合

2.特殊清掃が必要となる場合

3.故人と遺族間で複雑な人間関係がある場合

大量のゴミがある場合や、亡くなってから発見が遅れてしまった場合などでは、特殊清掃が必要となり、元の状態に戻すためには専門の技術が必要です。

また、人間関係が複雑な場合は相続の観点からも専門家に任せることでストレスなく安心して任せることができます。

計画を立てる

遺族の同意を得ることができたら、次に計画を立てます。

やみくもに始めてしまうと、作業に時間がかかってしまい、気がつけば中途半端な状態で放置してしまったということにもなりかねません。

人それぞれ仕事などあり、遺品整理に使える時間にも限りがあるからこそ「無理しない」上でしっかりと「計画を立てる」ことが重要なのです。

実際に進める順でご紹介しますので、一つずつ考えていきましょう。

1.始める日を決める

2.遺品整理をする日を一部屋ごとに決める

3.搬出する日を決める

4.形見分けする日を決める

5.処分を終わらせる日を決める

6.掃除する日を決める

7.終わらせる日を決める

始める日を決める

「いつ始めるか」のスタートする日を決めます。

手伝ってくれる人がいれば、一緒に始められる日もいいですね。

特に急ぐ必要がなく一人で進める場合には、家族にとって思い出の日などに始めるのもオススメです。

遺品整理をする日を一部屋ごとに決める

自分で遺品整理をする際、一部屋ごとに取りかかる日を決めていくと予定が立てやすくなります。

手伝ってくれる人がいる場合にも「それぞれ担当部屋を分ける」のではなく「同じ部屋を人部屋ずつ片付けていく」ことで、分別に悩んだ際にその場で確認し合えてスムーズです。

「一部屋ごとに分別していく」でより詳しくご紹介しますので、最後までご覧ください。

搬出する日を決める

家具の運搬など搬出するものがあれば「いつ運ぶか」の計画を立てておきます。

誰が手伝ってくれるのか、車はどうするかなども考慮できるので、早めにレンタカーを手配できるなどスムーズに進められます。

ただしくれぐれも「無理なスケジュールを組まない」ことは忘れないでおきましょう。

形見分けする日を決める

故人の形見を遺族でどう分けるかを事前に考えます。

もしも集まることができるのであればいつにするのか、出来ないのであればどう分けるかを話し合う日をしっかりと相談して決めておきましょう。

処分を終わらせる日を決める

一番時間がかかる処分の工程は、終わらせる目標の日を考えておきます。

「処分するもの」で詳しくご紹介しますが、遺品整理の中で処分するものの分別と処分には大変時間がかかります。

専門業者に依頼する理由として多く聞かれるのも「処分が大変」という部分です。

予算を抑えるためには買取なども上手に利用する必要がありますので、それぞれ無理のない範囲で終わらせる目安の日を考えておきましょう。

掃除する日を決める

処分を終え、荷物がなくなってきたら掃除をする日を決めます。

整理をする必要がないため、手伝ってくれる人が多ければ多いほどスムーズに進めることができるため、事前に日程を決めて人員を確保しておくことが重要です。

終わらせる日を決める

全ての遺品整理を終わらせるゴールとなる日程を決めます。

「この日までには終わらせる」という目標の日があることで、ふんわりと進めるのではなく、計画的に進めていけるのです。

マラソンと同様で長い道のりも「もう少しでゴールだ」と思うと、底力がわいてくるので「故人の誕生日には終わらせよう」など記念日などに設定するのも良いですね。

遺品整理に必要なものを用意する

遺品整理をスムーズに進めるために事前に用意しておけると良いものをシーン別にご紹介します。

「家にあるもの」「新たに購入する必要があるもの」を把握して準備しておきましょう。

新たに購入する必要がありそうなものはオススメの商品もあわせてご紹介しますので、是非参考にしてください。

シーン 目的 詳細
分別 ゴミ袋 ゴミを分別するため 運びやすさも考えると45リットル~70リットルの厚手のもの


ダンボール

分別したものを保管、運搬するため 運びやすさを考え120サイズ~160サイズの大小あると良い


ガムテープ、養生テープ

箱を止めるため 丈夫な布テープと剥がせる養生テープもあると良い
油性ペン 箱に中身を記入するため 布テープやダンボールに書けるよう必ず油性のもの
ビニール紐 雑誌やダンボールをまとめるため
運搬 はさみやカッター 封を切る際などに使用
工具類 家具を解体する際に必要となることがある プラスドライバーやペンチなどあると便利


緩衝材

割れ物や貴重品をまとめる際にあると良い タオルや新聞紙などでも代用可能
小分け袋 細かいものを保管する際に役立つ ジップがついたビニール袋を大小いくつかあると良い


台車

重たいものを運ぶためにあると便利
掃除 ゴミ袋 掃除で出るゴミをまとめるもの 運びやすさも考えると45リットル~70リットルの厚手のもの
掃除道具 あらゆる場所に対応するために用意する ほうき、ちりとり、埃取りなど電気を使わないものもあると安心
掃除用洗剤 油汚れなど汚れを落としやすくするため 用途別にいくつか用意すると良い
ゴム手袋 手が汚れたり、荒れたりするのを防ぐ
服装 汚れても良い動きやすい格好 ホコリや汚れがついても問題ないものを
軍手やゴム手袋 ケガ予防としても重要
マスク ホコリを吸い込むのを防ぐ
スリッパなどの脱ぎ履きしやすい靴 玄関の行き来などもあるので脱ぎ履きしやすいものを
厚手の靴下 ケガ予防のため

3種類の分別内容を理解する

「残しておく」「処分する」に悩んだ時の「保留」を作る」でもご紹介しましたが、遺品整理に必要な分別は大きく3種類に分けます。

順不同で紹介しますので、しっかりと頭に入れて準備しましょう。

1.残しておくもの

2.処分するもの

3.保留

残しておくもの

残しておくものも

1.相続などの手続きに必要となるなど「必ず残しておくべきもの」

2.「家族にとって思い入れのある大切なもの」

の2種類ありますので必要順にご紹介します。

必ず残しておくべきもの

遺品の中でも相続する上でも重要となるものは必ず残しておく必要があります。

処分してしまうと必要となった際に再発行が厳しくなるなどトラブルになりかねませんので、しっかりと理解しておくことが重要です。

遺品整理専門業者にお願いした場合にも、必ず業者が残しておくものとなります。

名前 理由
現金、通帳 相続されるもので、課税対象のため保管しておきましょう。通帳は故人が亡くなると凍結される口座から現金を引き出す手続きで必要です。
印鑑 実印や銀行印の可能性もあるため、大切に保管します。
遺言書やエンディングノート 故人から有無を聞いていなくても、遺言として遺しているものがないか探しましょう。法律的に有効な書き方をしている遺言書があれば、法的効力があります。

反対に、エンディングノートは法的効力はありませんが、故人の遺志や重要事項が書かれています。

身分証明書 故人が契約していたサービスを解約する際に、代理人は故人の身分証明書を使用して手続きするために必要となります。
契約書類 故人が契約していたものを解約、名義変更などするために重要な書類です。
カード(クレジットカード、運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、パスポート) クレジットカードは有効期限内であれば解約するために保管する必要があります。

運転免許証、マイナンバーカードは返納する必要は特にありませんが、悪用が不安な方は自治体に返納しましょう。

健康保険証とパスポートは管轄の市町村役場や最寄りのパスポートセンターへ返納手続きをします。

故人宛の領収書や郵便物 故人の交友関係を把握し、訃報や喪中連絡をするためにも有効となることがあります。
鍵がかかるものは重要であることが多いため、遺言書や現金、通帳の可能性もふまえて捨てずに取っておきましょう。
デジタル遺品 スマホやパソコン等の端末の中にある故人の重要な情報を「デジタル遺品」といい、重要なデータが残されていることがあるため、勝手に捨ててはいけません。
故人が借りていたもの レンタル契約しているウォーターサーバーやWi-Fiルーターなどは、解約する場合に返却の必要があるため、不安なものはできれば保管して確認しましょう。
家族にとって大切なもの

次に家族にとって大切なものです。

事前に親戚などに相談しておくことで「親戚の大切なもの」も残しておくことができますね。

写真、贈ったり受け取ったプレゼント、手紙、故人の日記、故人がつけていた香水なども貴重な思い出となります。

ここは特に「遺品を整理する」上で最も大切で、ゆっくり時間をかけるべきことなので、丁寧に時間を作りましょう。

処分するもの

処分するものは更に4種類に分かれます。

当日遺品整理をする人全員が知っておきたい分別内容ですので、住んでいる場所ごとの内容を調べ、共有できるようにしておきましょう。

重要な順でご紹介します。

1.[家電リサイクル法]捨てる際にリサイクル料金がかかるもの

2.[収集]ゴミの収集日をとルールを確認する

3.[買取]買取してもらえそうなものや業者を調べる

4.[供養]供養に出すものと依頼先を調べる

[家電リサイクル法]捨てる際にリサイクル料金がかかるもの

エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機を処分する際にはリサイクル料金と運搬料がかかります。

「一般財団法人 家電製品協会」のサイトではメーカーごとのリサイクル料金を調べることができるのでご活用ください。

処分する際は基本的に購入したお店へ引き取りの依頼をしますが、もしも購入店舗がわからないなどの場合は住んでいる自治体に依頼することで処分してもらえます。

依頼方法は住んでいる場所ごとに異なりますので「住んでいる地域 家電リサイクル」などで検索して調べておきましょう。

[収集]ゴミの収集日をとルールを確認する

家の近くで出せるゴミ収集日を活用する場合、地域ごとに分別内容が異なります。

遺品整理となると普段は処分しないようなものを処分する必要があるので「これは何ゴミ?」とわからないことも多いことでしょう。

ゴミの分別内容の冊子などが定期的に届く地域もあるので、もしも届いたら見える位置に貼っておくといざという時に便利です。

最近ではごみ分別アプリも出ており「さんあ~る」(利用料無料・対応 Android/iOS)というアプリでは、何ゴミかなやんだら品目ごとに調べられる機能や、ゴミ出し忘れを防ぐ通知機能も自治体ごとに設定できます。

そして、ゴミ収集日では一度に出せるゴミの量も45リットルで3袋以内までと決められているのが一般的です。

ゴミをこまめに出すのではなく、一度に大量に出したい場合には下記2種類を検討します。

・市区町村に有料で大量ゴミ回収を申し込む

・大量ゴミを持ち込める処理場に申し込む

申込方法も地域ごとに異なりますので分別内容とあわせて地域ごとに調べておきましょう。

[買取]買取してもらえそうなものや業者を調べる

買取してもらいたいけど何が売れるのかわからず、判断するのが面倒くさくなり処分してしまう方も多いのではないでしょうか。

買取の際に値段が付きそうなものを高く売るコツとともに一覧でご紹介しますので、該当のものがあれば「買取依頼予定のもの」として分けておくと良いですね。

仏具や切手など知らないでいると処分してしまいがちなものもあるため、分別する際は注意しましょう。

品物 詳細 高く売るコツ
腕時計

貴金属(金歯、金縁眼鏡なども)

ブランド品でない場合は貴金属として1g単位の相場で買取可能 箱や保証書がある場合は一緒に保管する
ブランド品 古いものでも状態が良ければ高値がつくことがある 状態を整え、箱や付属品があれば揃え、季節モノであればそのシーズンが来る少し前に売る
着物 状態が良い着物は高く売れることが多い

伝統工芸品に近い着物であればより高価買取が期待できる

着物は着物買取専門業者に依頼することで高く買い取ってもらえることもある
カメラ 高価で安定した人気とコレクターも多いため 付属のアクセサリーやパーツ、箱などあれば用意しておく
家具や家電 家具はブランド品やデザイナー家具のもの、家電は発売から時間が経っていないものが高く売れる傾向にある 状態を整え、箱や付属品があれば揃えておく
美術品 最近では海外で取引されることも多く、予想以上に高い値がつくこともある 箱や美術品の詳細が書かれたものがあれば揃えておく
古銭・古紙幣 記念貨幣、外国古銭などコレクターが多いものは高価買取が期待できる 状態を整えておく
お酒 洋酒や日本酒、ワインはコレクターも多いので高く取引されることが多い ホコリをから拭きで取っておき、箱や付属品があれば揃えておく
食器 未使用のものであれば予想以上の値がつくこともある 箱があれば箱のまま状態を整えておく
ゴルフ用品 ブランドにより高価買取の可能性がある

ただし値落ちも激しい物なので出来るだけ早めに売ると良い

セットのものがあればまとめて買取依頼する
仏具 金や銅で作られているものが多く、作られた年代によっては高価買取されるものもある 骨董品としての値段がつくこともあるので、骨董品店や貴金属買取の店など複数で見積もりを依頼する
切手 切手のデザインによってはコレクターも多く、高値で取引されることがある バラバラではなくシートになっているままであれば、シートのまま買取に出す
将棋盤 将棋盤の厚み、作家、使われている木材によって買取価格が大きく変わる 状態を整え、駒があれば揃えておく
古い人形やおもちゃ 作られた年代や状態、希少価値が高いものであれば高く買い取られる傾向がある ホコリをから拭きで取っておき、箱や付属品があれば揃えておく
レコードや空のカセットテープ 近年ブームが再燃しているので予想より高く値がつくこともある ホコリをから拭きで取っておき、箱や付属品があれば揃えておく

買取を依頼する業者は大きく2種類に分かれます。

それぞれメリットとデメリットがあるため、しっかり理解することで適切に利用しましょう。

種類 具体的なサイト
(販売手数料が安い順でご紹介)
メリット デメリット
フリマアプリやオークション PayPayフリマ(フリマ)

楽天ラクマ(フリマ)

メルカリ(フリマ)

ヤフオク!(ネットオークション/フリマ)

高価買取の可能性がある 全て売れるまで時間と発送の労力が必要
買取専門業者 査定結果が出るまで早い

売りたいものに特化した業者であればより高価買取が期待できる

相場より少し安めの買取価格になることが多い

時間と労力があればフリマアプリやオークションの利用だと高価買取の可能性があります。

フリマアプリやオークションで売れる「意外なもの」は「処分するものの中でも売れるものがないか試してみる(費用対効果:最大5万円)」でご紹介しますのであわせてご覧ください。

「貴金属」「骨董品」などは買取の中でも専門業者に依頼することで短時間でスムーズに、より適切に買い取ってもらうことができるため、事前に買取業者をリサーチしておくのも大切です。

[供養]供養に出すものと依頼先を調べる

遺品の中でも仏壇、神棚、位牌は故人の「魂」が入っているため、処分する際には供養をした方が適切です。

その他の遺品は供養しなくても問題ありませんが、故人が大切にしていたものや写真、人形、仏具など、ものによっては供養した方が「自分的に」安心できるものもありますね。

供養する方法は「神社やお寺でお焚き上げを依頼する」「自分でする」の2種類があります。

お焚き上げは事前に確認が必要ですので、代々お世話になっているお寺があればそこへ相談するか、お焚き上げ専門業者をリサーチしましょう。

自分でする場合は下記の手順で行います。

1.遺品の汚れやホコリを優しく取り、キレイに整える

2.遺品に塩をかけて白い紙に包む

3.「ありがとう」など感謝の気持ちを口にして袋に入れて口を閉める

4.ゴミの分別ルールに沿って手放す

保留

「残しておく」「処分する」に悩んだ時の「保留」を作る」でご紹介した「保留」するものを別に分けておきます。

手が止まって時間が経ってしまいそうなものは一度「保留」にしておき、遺品整理する際はまず「分別する」ことを優先するように心がけることが重要です。

遺品整理の流れ

遺品整理当日の流れを順番でご紹介します。

1.一部屋ごとに分別していく

2.処分する

3.保留にしたものを取っておくか処分するか決める

4.形見分けをする

5.掃除をする

これらの内容を日にちをかけて計画に沿って行えるよう心がけましょう。

一部屋ごとに分別していく

分別は「全員で一部屋ずつ片付ける」ようにしましょう。

遺品整理を始めると忘れていた懐かしいものにまた出会えることがあります。

何人かで作業していると思わず「これ見て!」と見せたり「これは何ごみ?」「これは取っておくべきかな?」など確認の会話が増えますよね。

もしもそれぞれ別の部屋で作業していれば、その都度部屋の行き来が増えて余計な時間がかかってしまい、効率が悪くなってしまうのです。

「一部屋ずつ片付ける」ことで、遺品を懐かしみながらもその場で分別して作業を続けることが出来るので時間を上手に使うことができます。

処分する

「処分するもの」に沿って分別したものを片付けていきます。

ゴミの量が多くなれば「まぁいいか!」と判断がゆるくなりがちですが、故人のものですのでルールを守り適切に処分することが最大の供養でもあるのです。

事前に調べた方法を守れるよう、事前に予約が必要なものは処分する量が見えたら早めに予約しておくことで、よりスムーズに進めることができるでしょう。

保留にしたものを取っておくか処分するか決める

「保留」にした悩んだものも、いつまでも残しておくわけにはいきません。

下記基準を元に改めて判断する時間を作り、片付けましょう。

順不同で判断基準をご紹介します。

・本当に使うものか(ここ1年間で使っているのか)

・手放したら困るものなのか

・代用できるものがないのか

・悩んでいる理由

以上を元に「いつまで保留するか」の期限を決めた上で、分別した日から少し時間をあけて考えることで判断しやすくなります。

形見分けをする

故人が大切にしていたものを親族や親しい人に贈ることを「形見分け」といいます。

思い出の品である形見を通して故人を偲んでもらうことが一番の目的ですので、大切だと思われるものを分けておきましょう。

ただし、貴金属や宝石など高価な価値があるものは親族トラブルにもなりやすいため、遺言書やエンディングノートの有無を確認しておくことがとても重要です。

もしもない場合は故人との血縁関係が深い順に贈るか、故人の棺と一緒に入れて故人に持って旅立ってもらうという方法もあります。

最近では着物の帯や衣類などの「遺品をリメイクして何人かに分ける」という、遺品のリメイクをする方も増えているので、興味がある方は調べてみるのも良いですね。

形見分けは可能な限り直接手渡しでお届けできると良いですが、もしも郵送する場合などは勝手に送りつけることがないよう、事前に「形見分けを送る」ことを伝えておくなどの配慮も大切です。

形見分けのやり方や適切な時期といった基本的な情報だけでなく、ルールやマナーなどもしっかりと把握しておきたい方は「形見分けの基本はこれで完璧!渡す側・貰う側のルールとマナーを解説」の記事もご参考ください。

掃除をする

遺品整理の一番最後は感謝の気持ちとともに丁寧に掃除しましょう。

丁寧に掃除をしてキレイになる場所を見ることで、少しずつ自分の気持ちが整理できて、前を向いて歩き出すきっかけになれるのです。

いつまでも悲しむだけの自分ではなく、前を向いた自分のことを故人に見守ってもらえるよう、ゆっくり時間をかけて行いたいですね。

出来るだけお金をかけずに処分する3つのポイント

遺品整理を自分でやる以上、少しでもお金をかけずに進めたいですよね。

今回は費用を抑えるためにできる3つのポイントを解説します。

取り掛かりやすい順でご紹介しますので、是非試してみてください。

1.処分するものの中でも売れるものがないか試してみる

2.ゴミ収集日にコツコツと出す

3.寄付や寄贈を考える

処分するものの中でも売れるものがないか試してみる(費用対効果:最大5万円)

「[買取]買取してもらえそうなものや業者を調べる」でご紹介した買取のリストはもちろん、フリマアプリでは更に予想外のものまで取引されているのです。

一例をご紹介します。

品名 理由 取引相場
昔のゲーム機 レトロゲームの人気が再燃しているため。 3千~5万円
ビデオデッキ 昔撮ったVHSの映像をもう一度見たりHDDにダビングしておきたいという方の需要があります。 3千~2万円
ブランドの紙袋 紙袋だけでも持ちたいという需要だけではなく、特に12月はクリスマスプレゼントとして通販利用した場合や、中古品を購入した人からの需要も増える。 500~3千円
ファストファッション 服の買取に依頼すると値段がつかないこともありますが、フリマアプリであれば人気も高いです。 500~1.5万円
カップラーメンやお菓子のまとめ売り 単品ではなく「まとめ売り」という形で多く販売されています。カップラーメンやお菓子など常温で日持ちがするものが条件です。 500~5千円
石鹸や洗剤(未使用品) 食品と同じくある程度まとめ売りされているものは売れます。石鹸は「ソープカービング」などの趣味がある人が大量買いしたり、敏感肌用の赤ちゃん用の石鹸などもまとめ買いの需要が高いです。 500~5千円
トイレットペーパーの芯、割り箸、牛乳パック まとめ売りされているものは子供の工作用などで需要があります。 500~5千円
昭和レトロな服 昭和レトロなものは一定の層から安定した人気があります。また懐かしい子供服の需要も高いです。 500~1千円

フリマアプリでは「通販でなかなか売っていないけどまとめて買っておきたい意外なもの」の需要があるのが特徴です。

ただしフリマアプリの場合自身で出品、梱包、発送が必要となり、随時スマートフォンで管理するため高齢者の場合などは遺族が代わりに行ってあげると良いでしょう。

全て手元を離れるには時間も必要ですので、別の場所で管理しておく必要があります。

ゴミ収集日にコツコツと出す(費用対効果:最大7万円)

処分するものをまとめてコツコツと各自治体で出す方法が一番費用を抑えることができます。

もちろん粗大ゴミなどの処分にはお金もかかり、費用も自治体ごとに異なりますが、1つの粗大ごみの処分にかかる相場は約数百円~3千円です。

不用品回収業者に依頼する場合、粗大ごみ、不燃ごみ、可燃ごみなど分別しきれていないものをまとめて「積み放題プラン」で車のサイズごとの値段でお願いすることができます。

その場合、下記の相場のように最大8万円もの費用が必要となるのです。

車のサイズ 最大積載量 相場目安
軽トラック 350kg 1万~4万円
2tトラック 3t未満 3.5万~8万円

各自治体で粗大ごみを出す場合は自治体ごとの受け付けている粗大ごみ回収を申し込む必要があり、一般的には回収まで少し時間がかかることが多くなります。

費用を抑えるためには、やはりスケジュールに余裕を持ち計画的に進めることがとても重要なのです。

寄付や寄贈を考える

近年では、子供服、文房具、タオル、はがきや書籍、家電などを「寄付」という形で贈り役立ててもらうという活動をする団体も増えています。

人への寄付だけではなく動物への支援になることもあるのです。

送る際には状態の良いものなど「送られて嬉しいもの」を基準に丁寧に判断するようにし、「どこが運営しているか」もしっかり確認するようにしましょう。

寄付や寄贈を受け付けているサイトを4社ご紹介します。

それぞれ受け付けているものを参考に是非ご検討ください。

団体名(運営元) 受け付けているもの 支援内容 利用料金
NPO法人ワールドギフト(国際社会支援推進会) ・衣類(古着)

・靴

・文房具

・ランドセル

・雑貨

・タオルや毛布、傘

・スポーツ用品

・楽器類

・食器

・キッチン雑貨

・化粧品

・手芸用品

・メディカル用品

・介護用品

・工具

・食品(常温保存可能で賞味期限60日以上あるもの)

・おもちゃぬいぐるみ

・台所用品や調理器具など使用されている物

・キレイな状態の紙おむつや生理用品、動物用品(使いかけでも不衛生な状態でなければ可能)

物品支援や命を守る活動(特定非営利活動)を行うために世界中で活用する 箱のサイズや発送方法で2,900円/3,700円の値段設定あり
こども服みらいファンド(株式会社キャリーオン) ・新生児サイズ~160サイズまでの子供服(下着、水着、制服などは除く)

・キレイでダメージが少ないもの

・対象ブランド指定あり

寄付した服を査定し、査定金額を「学びの機会」や「衣食住」が十分でない子どもたちを支援しているNPOなどの民間団体を支援するため 無料
発送時の送料は元払いで自己負担
古着deワクチン(日本リユースシステム株式会社) ・衣類全般(下着、水着、パジャマは除く)

・服飾雑貨全般(バッグ、靴、スリッパ、マフラー、ストール、ネクタイ、帽子、ポーチ、ベルト、ハンカチ、手袋、サングラス、ヘアアクセサリー、ネックレス、ブレスレット、イヤリング、抱っこひも)

・毛布

・タオル(新品、未使用に限る)

・カンボジアや開発途上国を中心に衣類等を輸出、販売して現地で再利用

・「古着deワクチン」を注文するだけで「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」を通じて開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けることができる

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遺品整理を自分で進めた体験談から学ぶ!3つのアドバイス

自分で遺品整理をした人の体験談を3つご紹介します。

実際に経験した人の話を元に、アドバイスも紹介しますので自分で進める前に理解し、対策することでよりスムーズに終えることができるでしょう。

重要な順でご紹介していきますので、これまでの復習として実例をご覧ください。

1.故人のものを無断で処分してしまうと親族トラブルになることも!

2.どこから始めていいかわからず、なんとなく始めて気がつけば途中で断念してしまった。

3.自分たちで遺品整理をする場合費用は抑えられるが時間と労力が必要!事前の計画がとても重要!

故人のものを無断で処分してしまうと親族トラブルになることも!

「遺品整理をする」ことを誰にも言わないまま勝手に処分してしまった上、深く考えずに故人と深い血縁関係ではない親族に「気に入ったのあれば持っていっていいよ」と遺品を持ち帰らせていたため、深い血縁関係の親族とトラブルになり、気がつけばその後、親族とは交流がほとんどない孤立状態になってしまった。

アドバイス

故人の「遺品」に対しての価値は人それぞれ違うため「遺品整理をする」ことを、必ず特に深い親族から順に伝えて同意を得た上で進めることで、トラブルを回避することができます。

故人の遺品だからこそ「自分の都合」だけではなく、故人が関わった人の気持ちも配慮した上で、丁寧に考えると良いですね。

どこから始めていいかわからず、なんとなく始めて気がつけば途中で断念してしまった。

故人が亡くなって手をつけようと思ってはいたものの、日々のことでどんどん後回しになってしまった。

その後家を引っ越すことになったが、全員が仕事をしながらなんとなく遺品整理を始めてしまったため、形見分けするべき最低限のものだけ整理して分配して、後は結局途中で断念することに。

結局ゆっくり遺品と向き合うことができないまま日にちに追われ、ほとんどを不用品回収業者で処分することになってしまいお金がかかりすぎてしまった。

もっと時間を持って計画立てられていたら、忘れていた思い出のものや、売れるものもあったかと思うと、故人に対しても後悔が残ってしまっている。

アドバイス

「計画を立てる」を参考に一度スケジュールを立てることで、整理の時間をゆっくり取ることができます。

すっかり忘れていた「家族にとって大切なもの」を見つけ出すためにも、限られた時間をどう使っていくか計画を立てることで「この日は手伝いに来てもらおう」など、事前に対策できることがあるのです。

買取についても事前に知っておくことで「これは売れるかも」と分別の際に分けておけることも大切ですね。

自分たちで遺品整理をする場合費用は抑えられるが時間と労力が必要!事前の計画がとても重要!

2LDKの部屋の遺品整理を行うことになり、事前の遺品整理業者での見積もり結果は費用は約32万円で作業時間は2日間だった。

結局自分たちで行ったところ、荷物運搬用の車のガソリン代や駐車場代など諸々の経費を全て込みで、約7万円がかかり、作業時間は16日だった。

中でも一番大変だったことはゴミの出し方。

自治体でゴミの持ち込みが許可されていない場合は、地道にゴミ収集日に適切な量で出す必要があるので、全部を処分できるまでに約2週間かかった。

また、大きな家具の運び出しには力がある人の手伝いが不可欠であるため、その人の調整に時間を要したことも大変だった。

アドバイス

遺品整理を自分で進めたところ、費用は約25万円も抑えることができたので、一番大変だった部分であるゴミ処理への時間と労力の負担を減らすために、事前の計画がとても重要です。

「計画を立てる」を参考に、ゴミを出す日や一回にどれだけ出せるかを元に事前に計画することで、いつ手伝いをお願いするかも含めて事前に計画を立てることができます。

早めに相談できれば何人かが集まれる日にすることができたり、レンタカーも30日以上前の予約は早割を使えることがあり、60日以上前の予約であれば更にお得に使えることがあるので、上手に利用しましょう。

遺品整理でお願いできる専門業者

「遺品整理を自分だけで進めるには限界がある」と思ったときは、下記の4種の専門業者への依頼を検討することも重要です。

・遺品整理

・片付けや掃除代行

・不用品回収

・リサイクル

それぞれ役割がありますので業者ごとの説明とともにご紹介します。

種類 説明 片付け 回収 遺品供養 買取 費用相場(1LDKの場合)
遺品整理 片付け~買取まで一括で依頼できる 6万~20万円
片付けや掃除代行 片付けのみ、もしくは掃除のみを担当 5万~20万円
不用品回収 分別済みのものを回収する 7万~20万円
リサイクル 遺品の中から再利用が可能なもののみを買い取る  

費用相場は荷物の量や、遺品整理する場所の運搬事情などで大きく異なります。

お願いする際には最低でも2~3社から見積もりを取り、値段の安さだけで選ばずに「会社として信頼できるか」を自分の目で確かめましょう。

遺品整理業者を後悔・失敗しない選び方については、「【安心して託す遺品整理業者の選び方】見極めるべき5つのポイント」でくわしくご紹介しています。安心して依頼したい方はぜひご確認ください。

まとめ

<自分で遺品整理を行う際に抑えておくべき6つのポイント>

1.遺族の同意を得ることと、手伝ってもらえる人がいるか確認する

2.スケジュールも気持ちも「無理をしない」

3.事前準備にしっかり時間を作る

4.ご近所へ配慮する

5.「残しておく」「処分する」に悩んだ時の「保留」を作る

6.作業する人で分別内容を共有する

<自分で行う遺品整理に必要不可欠な4つの事前準備>

1.遺族に相談し、手伝ってくれる人員を確保する

2.計画を立てる

   1.始める日を決める

   2.遺品整理をする日を一部屋ごとに決める

   3.搬出する日を決める

   4.形見分けする日を決める

   5.処分を終わらせる日を決める

   6.掃除する日を決める

   7.終わらせる日を決める

3.遺品整理に必要なものを用意する

4.3種類の分別内容を理解する

   1.残しておくもの

   2.処分するもの(家電リサイクル法/収集/買取/供養)

   3.保留

<遺品整理の流れ>

1.一部屋ごとに分別していく

2.処分する

3.保留にしたものを取っておくか処分するか決める

4.形見分けをする

5.掃除をする

<出来るだけお金をかけずに処分する3つのポイント>

1.処分するものの中でも売れるものがないか試してみる

2.ゴミ収集日にコツコツと出す

3.寄付や寄贈を考える

自分たちで遺品整理をすると、費用が抑えるだけではなく「時間をかけてじっくりと」「親族で」「丁寧に」故人の思い出と向き合えるというメリットがありますね。

もちろんその代わりゴミの処分や運び出しなど大変なことも多いですが、しっかり事前準備を行い、親族同士で支え合い、力を合わせることで、それぞれが手を取り合って死を乗り越え、前を向いて歩き出せることにもつながるのです。

遺品を自分たちの手で最後まで見届けられることは、故人にとっても大きな幸せなのかもしれませんね。

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

プロフィール

運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
Life Design Technologies co.,Ltd


https://le-tech.jp/
資本金 11,930万円(資本準備金含む)
代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業

企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

私たちは超高齢社会に適した情報インフラとサービスインフラを構築することにより、人々のQOLの向上に寄与し、社会に貢献し続けます。

やさしいお葬式

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私たちは後悔のない終活の
サポートに全力を注ぎます。

私たちはお客様がご納得いただける
まで真摯に向き合います。

私たちはお客様の「ありがとう」を
仕事のやりがいにします

私たちは誰もが知っていて誰もが
使いやすく誰もがなくては困る
そんなサービスを提供し続けます

私たちはこの仕事に誇りを持っています

やさしいお葬式監修

葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
どのようなご葬儀を選択することがよいのかを丁寧にヒアリングさせていただき、ご提案いたします。

お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。