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遺品,処分

遺品処分は10ヶ月以内!効率的な進め方や業者依頼時の注意点を解説

「故人の遺品処分になかなか踏み切れない・・・」

「遺品をどのように処分したら良いのかわからない」

「処分費用っていくらくらい?」

葬儀・お墓・各種手続き・遺産分与など、残された家族がやるべきことは多岐に渡る中、「遺品の処分」にまで手が回らないという声も多く聞かれます。

実際、遺品の処分は、手間と労力がかかる作業であることに加えて量によっては時間とお金もかかってくるため後回しにされがちな項目ですが遺品を整理し、処分することは「遺族の心の整理を付ける」役割もあります。

しかしながら、先延ばしのしすぎはNGで「直後~10ヶ月以内」をボーダーラインと決めて計画的に対応していくことがおすすめです。

10ヶ月を過ぎてしまうと、「相続税の申請」や「各種課税」といった面で損失が出るリスクがあるからです。また、故人の住んでいた家賃や光熱費、月払いの請求書など早めに対応することで金銭的なデメリットも避けることができますね。

そこで当記事では、遺品処分を効率的に行うための段取りや捨て方など情報を分かりやすく解説します。

近年需要が増加している「遺品処分代行業者」についてもふれており、相場や選び方だけでなく自分達でできる作業と業者に依頼するべき作業の線引きの仕方など、タメになる内容も紹介しています。

「遺品の処分について、具体的なやり方が分からない・・・」

「どのタイミングで何から手をつけるべき?」

「遺品処分代行業者ってどんなもの?」

記事を読むことで このようなお悩みがスッキリと解決し、遺品の処分に関して自信を持って動けるようになるでしょう。身内が亡くなった方や遺品をまだ処分できていない方は是非最後まで読み参考にしてください。

遺品の処分で「心の整理」をつける

遺品の処分は、故人の死を受け入れ前を向いて生きていくための大切な行為です。

・悲しみがこみあげてくる

・故人を忘れたくない

・帰ってくるような気がするから

・思い出がつまっているから

このような理由から、遺品の整理・処分に手をつけられないという方は多いでしょう。大切な人の死を受け入れることは容易なことではありませんし、遺品を処分することに抵抗感を感じるのも自然なことです。

しかし、遺品もいつか誰かが整理し処分しなければなりません。永久に残しておけるものではない以上、第三者が無造作に遺品を捨てていくという未来もあり得るのです。

それよりも故人を大切に思う人が、思い出を振り返り遺品への感謝を想いながら整理・処分をすることで「故人を偲ぶ」大切な時間になるでしょう。

・故人からの精神的な自立につながる

・遺品が誰かの役に立つことがある

・故人の元に送ると考える

・全てのものを捨てるわけではない

このように考えることで、遺品処分を前向きに捉えられるのではないでしょうか?

無理に処分する必要はない

とはいえ、遺品を見るだけで感情が高まってしまう・どうしても現実を受け止めきれないという場合には、無理に作業を進める必要はありません。

特に若い方であった時には相続等の問題もありませんので、状況が許すのであれば慌てて遺品整理をしなくてもよいでしょう。ゆっくり時間をかけて悲しみと折り合いがついてからをおすすめいたします。

遺品整理時期の目安は「亡くなった直後~10ヶ月以内」

一般的な遺品整理時期は「亡くなった直後~10ヶ月以内」と言われています。これは、金銭面や相続など損得など物理的なメリットで考えた場合、この期間内に行うことが推奨されるからです。

目安 根拠
四十九日まで 忌引き休暇など時間が作りやすく、遺族が集まる機会を利用した形見分けができるため
死後すぐにとりかかる 早めに行う事で、無駄な費用(故人の家の家賃や光熱費、月払いの請求)の削減ができるため
10ヶ月以内に完了させる 相続税が10ヶ月以内に申告・納税であるため

とはいえ、遺品の整理及び処分期間については法律で決められているものではなく、あくまでも目安であることを意識し、取り掛かれるタイミングで無理せず作業を進めていきましょう。

それぞれの主張について より詳細な内容を確認し、自分達がどのタイミングで遺品整理に取り掛かるかの参考にしてください。

「四十九日まで」に終わらせるメリット

遺品の整理時期の目安として最も多く聞かれるのが「四十九日までに作業するべき」という意見です。四十九日は、仏事において1つの大きな節目であり四十九日法要という追善供養が行われます。

・遺品の処分にかかった費用

・出てきた思い出の品

・遺産となりそうなもの

四十九日法典までに遺品の整理を終わらせることで、これらの事項について法要時に遺族間でしっかり話をすることができるでしょう。

四十九日の宗教的な意味合いや法典の流れについては「49日とは?よく聞く49日の意味から具体的な内容、その準備まで完全解説!」を参考にしてください。お布施や服装など、儀式にのぞむ際のマナーについても詳しく解説しています。

「死後すぐにとりかかる」ことで金銭面での損も防げる

遺品の整理・処分のタイミング次第では、遺族が金銭的な損失を被ることもあるでしょう。それを避けるためにも、死後できるだけ早く作業に取り掛かるべきだという意見があります。

・賃貸住宅に住んでおり、遺品があることで家賃や光熱費がかかる

・月払いの請求等、故人が生前 何を契約していたのか分からない

・戸建てに誰も住まなくなったことで、「特定空き家」指定されるリスクがある

このようなケースでは、遺品の整理・処分を行わない期間が長くなるほど、金銭的な負担が積み重なっていきます。早めに対応することで、損失額を抑えることができるでしょう。

相続税の申告・納税リミットの「10ヶ月以内」に終わらせる

作業のリミットが10ヶ月以内となっている理由は、単に作業を先延ばししすぎて面倒になることを避けるためでもありますが「相続税の申告・納税」が大きく関係しています。

相続税とは「故人の財産を相続した人が払う税金」で、受け取った財産の額によって納税額が変わります。自分がどのくらいの遺産を相続したのかを、正しく国税庁に申告しなければならず、申告及び納税の期限は10ヶ月以内です。

そのため相続を受ける遺族は、すべての財産を確定させた上で、どのように分割するか話し合う必要があります。財産を正しく把握するためにも遺品の整理は重要で、後から思わぬ遺産が出てきたということの無いよう、期限内の作業が求められます。

相続税の申告や納税については「【プロ解説】遺産相続の全手続き|死亡届~相続税還付まで徹底解説」の記事で詳しく解説しています。

遺品の処分は「自力+業者」のセットが主流

遺品の処分は、物の量や作業の範囲にもよりますが「自力+業者」のセットで取り組むのが主流です。自分達家族でできることをやり、専門的な知識や肉体的な労力を必要とする部分を業者に任せるといったやり方が多く選ばれています。

「遺品の処分」と重く考えてしまうと「大変そう・・・」「自力でできるものなの?」と不安になりがちですが、基本的には家の掃除と同じく地方自治体の決まりに沿って処分していくだけなので、個人で対応することも十分可能です。

処分の仕方それぞれの特徴・メリット・デメリットを知り、自分たちにあった方法で無理なく取り組んでいきましょう。

  自力で取り組む 業者に依頼する 自力+業者
費用 ×
時間 ×
手間 ×
ポイント ・処分料だけでOK

・捨て方の知識が必要

・時間と労力がかかる

・依頼費用がかかる

・肉体的な負担はない

・業者選びが重要

・処分と並行して売却ができる

・時間と手間がかかる

それぞれの方法の、詳しい取り組み方や注意点などを確認しましょう。

自力でやる場合には家族の協力が大切

遺品の処分を自力で行う場合には、1人だけで抱え込まず家族や親族の協力を仰ぎましょう。大量の遺品を1人で分別するのは想像よりも大変です。複数人で分担して作業することで、効率よく進むだけでなく大きな荷物を運ぶ際の事故や怪我も防げます。

【向いている方】

・遺品が少ない(一部屋に収まる程度)

・第三者に任せず、身内で対処したい

・お金をかけずに遺品を処分したい

自力で遺品を処分するにあたっての3つの注意点を確認しましょう。

1.家族に協力してもらおう
自分では「処分してもよい」と感じるものでも、他の家族にとっては「処分したくない」と思う遺品もあるでしょう。処分後のトラブルを防ぐという意味合いでも、1人で作業せず他の家族や親族と協力して行うことが推奨されます。

 

2.捨て方を正しく把握しよう
物の捨て方は、地方自治体によって対応が大きく異なります。役所が発行したリーフレットや公式サイトなどを参考に、正しい方法で処分する必要があります。

インターネット上の記事に載っていた捨て方が、自分の今いる地域にも当てはまるとは限りません。また、故人の居住していた地域と自分の住んでいる地域が異なる方は、普段の捨て方ではNGとなるケースも多いでしょう。

趣味で集めていたもの(刀、銃のレプリカ)・仏具・薬品など、遺品には捨て方に注意が必要なものが多いため、正しい情報を把握し対応するようにしてください。

 

3.場合によっては業者に依頼するより高くつくことも
一定の大きさの物を処分する際には「廃棄料金」や「粗大ごみ料」が発生します。金額は地域によって異なりますが、家具や家電など大型の物が多い場合には処分料金だけでもかなりの金額になる場合もあるでしょう。

回収センターへの運搬のためのレンタカー代や地域指定のゴミ袋代など諸々の費用を考えると、業者に依頼して作業してもらう方が費用を抑えられるケースもあります。

「業者に依頼すると高くなる」と決めつけるのは早計です。まずは見積もりを依頼してその上で判断してみるのも1つの手でしょう。

業者に頼む場合でも丸投げはNG

「遺品整理業者」に依頼することで、整理~処分まで一括して作業を委託することが可能です。ひと昔前までは親族が集まって遺品を整理するのが慣習となっていましたが、近年では業者に依頼をする人も多くなっています。

【向いている方】

・親族で集まって作業をすることが物理的、時間的に厳しい

・高齢の遺族が多く、肉体的に作業が難しい

・「住宅1軒まるごと」など遺品の数が多い

・遺品の整理からプロにサポートしてもらいたい

遺品処分を業者に委託する際の2つの注意点を確認しましょう。

1.丸投げはNG!仕分けは家族で行おう。
遺品の処分をお願いできる業者には、遺品整理業者や不用品の処分業者などがありますが、いずれも作業すべてを丸投げできる訳ではありません。主な作業は業者にお願いできるものの、保管するもの・処分する物の仕分けは基本的に遺族も共に行います。

 

2.業者とのトラブルに注意する
業者にお願いする以上、様々なトラブルが発生するリスクがあるということを頭に入れてください。

金銭トラブル:見積もり金額との相違、高額な請求

その他:捨てられたくないものを処分された、金目の遺品を盗まれた

このようなトラブルを避けるためにも、優良な企業を選び、業者と協力して処分を進めていきましょう。

遺品処分の際に依頼できる4種類の専門業者

遺品の処分を請け負ってくれる業者は、主に4種類あります。それぞれの業務内容と費用相場を表にまとめました。

業者の種類 概要 片付け 回収 遺品供養 買取 費用相場(1LDKの場合)
遺品整理 片付け~買取まで一括で依頼できる 6万~20万円
片付け・掃除代行 片付けのみ、もしくは掃除のみを担当 × × 5万~20万円
不用品回収 分別済みのものを回収する × × 7万~20万円
リサイクル 遺品の中から再利用が可能なもののみを買い取る × × ×

このように、それぞれ請け負ってくれる内容が異なります。何をお願いしたいのかにあわせて上手に使い分けましょう。

自力+業者のセットで効率よく

費用対効果を考えた時に最もおすすめなのは、自力での作業と業者への依頼をセットで活用する方法です。自力で作業することで、最初から業者に委託するよりも費用を安く抑えられ、不用品の運び出しなど重労働をお願いすることで肉体的な負担も軽減できます。

【向いている方】

・遺品の整理は自分達で行い、思い出の品と向き合う時間を作りたい

・不用品の運搬や捨て方などに不安がある

・効率よく遺品処分を進めたい

「自力+業者」のセットで遺品処分に取り組む際には、以下の2点に注意しましょう。

1.自力で行うこと・依頼することを予め決めておこう
一言で遺品の処分といっても、「売却、一般ごみとして処分、処分場へ持ちこみ、所定の場所への引きとり依頼」など様々な作業が必要です。どこまでを自力で行い、どこからを業者に依頼するか予め決めておくと効率的に作業が進みます。

例)

・衣類や紙類など簡単に処分できるものは自力、家具や家電など大型のものは業者

・売却できるものだけ自力で処分し、不用品はすべて業者に任せる

 

2.業者の選び方は慎重に
不用品の処分だけを任せるのであれば、遺品整理業者ではなく不用品回収業者に依頼するほうが安くつく場合があるなど、自力でどこまで作業を進めるかによって、最適な業者の選び方が変わってきます。

「遺品を処分する」ということに固執するのではなく、「何をお願いしたいのか」を基準に適切な業者を選ぶことが求められます。

遺品整理は「保存」「売却」「処分」の3つに分けて

遺品を処分するためには、まず全ての遺品をきちんと「整理」することからはじめましょう。遺品整理と聞くと、なんだか難しそう・・・と思ってしまいますが3つに分別するだけだと考えると自分にもできそうだと感じますね。

区分 概要
保存 手元に残しておくもの、思い入れの深いもの
売却 不要ではあるが、金銭的価値があり売却できるもの
処分 不要であり、処分・破棄が求められる物

遺品処分への第一歩は、遺品をこれら3つのカテゴリーに仕分けることです。それぞれの詳しい内容と、仕分け後の対応について詳しく確認しましょう。

「保存」:場所は前もって確保

作業前に「どこにしまうか」「どのくらいのスペースが確保できそうか」を予め確認しておきましょう。衣装ケース1つ分・ダンボールひと箱分など保存できる量を明確化することで、「保存したいものが多くなり、なかなか部屋が片付かない」という事態を防げます。

写真などは、データ化することでかさばらず保存が可能です。また、何かあったときに連絡がとれるよう、直近で年賀状や手紙は保管しておくとよいでしょう。

【保存がおすすめの遺品】

・写真、アルバム

・故人が特に大切にしていたもの

・直近数年分の手紙や年賀状

「売却」:まだ使えるものは売りに出す

手放すと決めたものの中にも、売却できるものがあれば積極的に売りに出しましょう。思いもよらぬ値打ちものが隠れていることもあるでしょう。

量が少ない場合には、自分で買取ショップに持ち込みます。家具や家電など運搬に苦労しそうな場合には、出張買取を請け負ってくれる業者を探してみるとよいでしょう。

【売却がおすすめの遺品】

・趣味で集めたもの(釣り道具、絵画、骨董品、着物、ゴルフ用品)

・ブランドものの衣類や服飾小物

・家具、家電、食器

・古銭、古紙幣

・書籍

「処分」:自力or業者に依頼

手放すものの中で、売却が見込めなそうなものは「処分」します。自治体のルールに則り指定の日に捨てましょう。自治体によっては、回収の曜日や捨てていい時間が決められていることもあります。

処分に何日もかけられない・量が多すぎて個人では作業しきれないという場合には、業者への依頼も視野に入れてみましょう。

処分時に注意が必要なのは、仏壇や位牌などの仏具です。お寺に持っていき「魂抜き」や「閉眼供養」と呼ばれる供養をし、宿った魂を抜いてから処分するのが一般的です。

また、人形やお守り・神棚など普通に捨てることが躊躇われるものに関しては、神社などで「お焚きあげ」をお願いしましょう。お焚きあげについては「お焚きあげをするべき遺品とはどんなもの?」で解説していますので参考にしてください。

【処分がおすすめの遺品】

・衣類(ノーブランドのもの)

・日用雑貨、日用品

・使い古した家具

・雑誌

・仏壇、神棚

遺品整理業者の利用方法と相場

遺品整理業者を上手に活用することで、遺品の整理・処分にかかる時間や労力を大幅に減らすことができます。自信を持って依頼できるよう、遺品整理業者の基本的な情報を確認しましょう。

キーワード 概要
遺品整理業者とは? 故人の自宅で遺品を片付けることを専門とする業者
利用の流れ 問い合わせ→現地調査+見積もり→契約→後日作業
価格の相場 3万円~

処分する遺品の量や粗大ごみ料・リサイクル料等で変動

業者選びのポイント 1.スタッフの対応を見る

2.許可証や届け出があるか確認する

3.禁止されている物を知っているかを確認する

4.見積もりを見る

5.会社情報を調べる

遺品整理業者に依頼をしようか検討している方はもちろん、今の段階では利用の予定がないという方も、遺品整理に役立つ知識の1つとして是非参考にしてください。

遺品整理業者とは

遺品整理業者とは、故人の自宅で遺品を片付けることを専門とする業者です。一般的な不用品回収業者や片付け代行とは違い「遺品」に特化した対応が特徴で、仏事や遺品整理に関して一定の知識をもったスタッフが作業してくれます。

担ってくれる業務は、遺品の整理・処分だけではありません。企業によっても異なりますが、生前整理や諸手続きの代行など「遺品」に関する幅広いサービスを提供しています。

【業務内容例】

貴重品と処分品の仕分け、遺品の買取、遺品の供養(お焚きあげ)、重要書類・貴重品の探索、不用品の処分、形見分け品の配送、遺品の梱包、搬出時の養生、生前整理、特殊清掃、ハウスクリーニング、手続き代行(不動産、公共料金解約等)

利用の流れ

遺品整理業者に作業を依頼する時の、大まかな流れを表にまとめました。

流れ 概要
1.問い合わせ 遺品整理業者に問い合わせをして、2.の日程を決める
2.現地調査+見積もり提示 実際に整理したい場所を見てもらい、処分する物などの詳細を伝える。見積もりの提示。
3.契約 契約書にサインをし、作業の日程を調整する
4.作業 遺族立ち合いのもと、作業
5.支払い 費用の支払い

業者により機微はありますが、引っ越し業者と似たような流れを辿ります。現地調査で見積もりを出してもらい、内容に納得がいった場合に契約を結び、後日作業をしてもらう形です。

作業には遺族の立ち合いが必須であり、貴重品がない場合でも業者だけにお任せすることはできませんので注意しましょう。

価格の相場

遺品整理費用の相場は「3万円~」となっていますが、間取りや地域、遺品の量によって費用は大きく異なります。

また、お焚き上げやエアコンの取り外しなど、オプションで費用が上乗せされることもあるため3万円前後で完結するケースはほとんどありません。ただし、不用品の買い取り等を併用して作業費に充当することで格安でできる場合もあるでしょう。

遺品整理業者の費用について詳しくは、「遺品整理費用は3万円~|平均相場・注意点・業者の選び方を徹底解説」の記事で解説しています。費用を抑えるコツや地域別・間取り別の平均相場の一覧など、実用的な記事となっているため是非合わせて参考にしてください。

安心して任せられる業者の選び方

高齢化社会や親戚付き合いの減った現代社会のニーズに答える形で、遺品整理を請け負う業者は年々増加傾向にあります。同時に、消費生活センターには数多くのトラブルが報告されており、消費者側の業者を選ぶ力も求められています。

案に「安いから」「広告が目に留まったから」という理由で選ぶのではなく、事前のチェックや相見積もりなど慎重に検討を進めましょう。

【遺品整理業者の選び方5つのポイント】

1.スタッフの対応を見る

2.許可証や届け出があるか確認する

3.禁止されている物を知っているかを確認する

4.見積もりを見る

5.会社情報を調べる

遺品整理業者の選びのポイントについては「【安心して託す遺品整理業者の選び方】見極めるべき5つのポイント」の記事でより詳しく解説しています。注意点や、遺品整理業者以外の不用品処分業者との違いなどタメになる記事ですので、是非ご一読ください。

おすすめ業者3選

ここで、遺品の整理や処分を依頼できる代表的な業者様を3社ご紹介します。

・許可証や届け出があるか

・会社情報に問題はないか

・無料で相談可能か?

上記3点を基準とし、過去の実績や口コミの評価が高い業者様をピックアップしました。気になる方は、ぜひホームページをご確認ください。

遺品整理プログレス


画像引用元:遺品整理プログレス

資格 ・産業廃棄物収集運搬業

・遺品整理士

対応可能地域 北海道

東北:宮城、山形、福島

関東:茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川

北陸・東海:新潟、愛知、岐阜、静岡、長野、福井、山梨、富山、石川

関西:滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、三重

中国:岡山、山口、広島

九州:福岡、佐賀、熊本、大分

対応内容 遺品整理、片付け

買取

必要な家財の移動

不用品処分

消臭、除菌、害虫駆除

ハウスクリーニング

遺品供養(合同供養)

貴重品探し

手続き代行(不動産、公共料金解約等)

価格目安 1K:3万円~

1LDK:6.3万円~

2LDK:9.6万円~

3LDK:15.1万円~

支払い方法 現金・クレジットカード
公式サイト https://www.gomiyashikikatazuke-progress.com/

「遺品整理プログレス」は、年間の作業実績が5,000件以上の片付けサービス業者です。片付けや不用品処分のノウハウを生かした作業に加え、有資格者による遺品の仕訳・買取・各種供養まで幅広いサービスが魅力です。

▼お客様の声

複数問い合わせした中で一番対応が良かったプログレスさんに依頼しました。問い合わせの対応と同様、来てくれたスタッフの方はとても親切でした。そのおかげで内密に進めてほしいという希望などを細かく伝えることができて良かったです。

引用先:お客様の声

遺品整理みらいプロセス


画像引用元:遺品整理みらいプロセス

資格 ・古物商許可

・産業廃棄物収集運搬許可

・遺品整理士

対応可能地域 全国
対応内容 遺品整理、片付け

買取

必要な家財の移動

不用品処分

消臭、除菌、害虫駆除

ハウスクリーニング

遺品供養(合同供養)

貴重品探し

手続き代行(不動産、公共料金解約等)

価格目安 1K:2.4万円~

1LDK:6.9万円~

2LDK:9.9万円~

3LDK:14.9万円~

支払い方法 現金・クレジットカード
公式サイト https://ihinseiri-process.com/

遺品整理や生前整理を専門とする「みらいプロセス」は、遺品の片付けはもちろん遺品整理後の掃除・室内・水回りの清掃までオプション料金ゼロで請け負ってくれる満足度の高い業者です。

また弁護士・司法書士・税理士など士業との連携した、賃貸の解約・遺産分割・不動産の相続・相続手続き・不動産の売却などの手続きサポートも魅力です。

▼お客様の声

離れて暮らす母が亡くなったため、遺品整理をすることになりました。私自身、仕事が忙しかったこともあり、母の家のことについてはなにも把握していませんでした。 そのため、遺品整理をするにしても、どこから手をつけて良いかわからず途方に暮れていました。素人の私が片付けることはできないと考えて、遺品整理のプロの方に片付けと買取を依頼しました。 事前に、「貴重品をまとめて管理するようにしてください。」と伝えていたので、1つのダンボールに保管していただけました。立ち会いによる作業でしたが、1度も休むことなくテキパキと働いていただけました。おかげさまで部屋がキレイになりました。

引用先:お客様の声

株式会社 レリック


画像引用元:株式会社 レリック

資格 ・一般廃棄物収集運搬業

・産業廃棄物収集運搬業

・古物商

・解体工事業登録

・グリーフケアアドバイザー1級・2級在籍

・遺品供養士在籍

・脱臭マイスター在籍

・孤独死脱臭マイスター在籍

・除菌脱臭マイスター在籍

・介護福祉士在籍

対応可能地域 全国(一部地域では、グループ会社にて対応)
対応内容 遺品整理、片付け

買取

リサイクル回収

除菌・脱臭

ハウスクリーニング

リフォーム

合同供養

空家整理

貴重品探し

生前の思い出整理

価格目安 1K:3.8万円~

2DK:10万円~

4LDK:25万円~

支払い方法 現金・クレジットカード
公式サイト https://www.ihinseiri-relic.com/

遺品整理・特殊清掃をおこなう「レリック」。数多くの資格と実績を誇っているため、満足した作業を期待することができます。また、作業後の追加料金は一切かからないこともHPに明記していますので、安心して作業をお任せすることができますね。

▼お客様の声

作業日4日、作業人数4人ということで、どうなるんだろうかと思っていましたが、毎日の作業を見させていただき、丁寧に分別されている様子などを確認していました。作業代金も想定していたよりもお安く、作業後の部屋の状態もきれいになっていて、依頼して本当に良かったです。

引用先:お客様の声

遺品処分に関するよくある質問

遺品処分に対する知識をより深めるために、是非知っておきたい「遺品処分に関するよくある質問」をQ&A方式で紹介します。

質問 答え
1.お焚きあげをするべき遺品とはどんなもの? 故人にゆかりのあるものや仏事品

例)書物、人形、写真、手紙、衣類

2.「形見分け」って何? 日本独特の風習で、故人が大切にしていたものを近親者や友人に分けること 。
3.遺品処分に使える補助金はある? 基本的にはないが、空き家の取り壊しやリフォームをする場合は受給の可能性あり。
4.どうしても捨てられないものはどうすればよい? 遺品を保管すること自体は悪いことではない。スペース・家族への配慮を忘れずに。
5.遺品を処分する際、お清めは必要? 基本は不要。罪悪感の残るものは、お焚きあげで供養しよう。
6.遺品を捨てるのは罰当たり?運気が下がるって本当? いいえ。遺品を捨てることで何か悪いことが起こることはない。

それぞれの回答について、より詳しく確認しましょう。

お焚きあげをするべき遺品とはどんなもの?

従来、お正月飾りやお守り・お札等を対象として行われるお焚きあげですが、亡くなられた方のさまざまな遺品を手放す際にも利用できます。

お焚きあげとは、寺院や神社で焼却する供養儀式です。神聖な火を使って焚きあげることで、物にこもった魂を浄化し天に返すことができると考えられています。「捨てるのが忍びない」と感じる遺品は感謝の意を込めてお焚きあげをして手放すとよいでしょう。

【お焚きあげで供養されることの多い遺品例】

・お守り・お札、神棚、仏壇などの仏事品

・写真、アルバム、作品、人形などの思い出の品

・故人が長年愛用していたもの(財布、鞄、衣類など)

・葬儀で使用した弔電、香典袋、灯籠

お焚きあげについて詳しくは「遺品のお焚き上げで後悔しない5つのコツ!場所と費用・注意まで解説」の記事を参考にしてください。お寺や業者に依頼をする際の相場や、お焚きあげの流れについてわかりやすくまとめています。

「形見分け」って何?

形見分けとは、故人が遺していった思い出の品を近親者や友人に分けること です。地域によっては「袖分け(そでわけ)」や「裾分け(すそわけ)」とも呼ばれます。

形見を通して故人を思い出し供養するという目的で行われ、品物の種類は問いません。ただし、あまりに高価なものは相続税・贈与税の対象となる為注意が必要です

【形見分けの品物例】

・衣類

・鞄、時計などの服飾小物

・書籍

・愛用の文具

遺品整理を終えた後に親族で形見を分け合うという流れが一般的ですが、友人や縁の深かった人に対して遺族から贈り物としてお渡しすることもあります。ただし、形見分けは必ず行わなければならない仏事ではありませんので、押し付けとならないよう配慮しましょう。

 

遺品処分に使える補助金はある?

現在、国・地方自治体共に、遺品処分にかかった費用を補填するための補助金制度は

は設けられていません。

遺品を処分する際には、地方自治体の決まりに合わせた捨て方をしなければならず、ゴミ袋代や粗大ごみ料・リサイクル料など諸費用がかかります。業者に依頼する場合には、更に費用がかかり遺族の負担となるケースもあるでしょう。

しかし、特別な遺品処分に対する補助金制度というものは存在しない為、遺品処分を担う遺族が自ら負担しなくてはなりません。但し、故人の死によって戸建てが「空き家」となる場合、空き家の活用に関連する各種補助の対象となる場合があります。

補助制度名/市区町村 概要
空家利活用改修補助事業 / 大阪市 ・バリアフリーや省エネといった性能向上に資する改修工事を行い住宅として空家を利活用する

・子ども食堂や高齢者サロンといった地域まちづくりに資する改修工事を行い空家を利活用する

空家等対策の推進及び空家等の利活用の促進に関する条例 / 笠間市 将来に亘り管理を行えないことにより、解体撤去を行う場合、一定の条件によりその費用を一部補助
空き家改修費補助金制度 / 富士見町 居住を目的として空き家を改修する方に対し予算の範囲内において補助

いずれも、遺品処分に対してピンポイントに使える補助制度ではなく空き家の改修や撤去等を対象としています。

また、全国で統一して行われているものではなく、地方自治体による取り組みです。興味のある方は、空き家となる家がある市区町村役場に問い合わせて適用される制度の有無や適用条件について確認してみましょう。

どうしても捨てられないものはどうすればよい?

遺品整理をするにあたって「すべての遺品を処分しなければならない」という事はなく、遺品を保管すること自体は決して悪いことではありません。そのため、故人を想うとどうしても手放せないと感じるものは、大切に保管しておきましょう。

但し、捨てられないものが多すぎてスペースが間に合わないような場合はその限りではありません。物はいつかは処分しなければなりません。自分の死後、残された家族への負担等も考慮して保管する物の量については考えることが推奨されます。

遺品を処分する際、お清めは必要?

基本的には、遺品を処分する際に「塩」や「線香」を使ったお清めをする必要はないと考えられています。あくまでも人の心の問題ですので、お清めをすることが悪いという事でもありません。

全ての物をお焚きあげで供養するのは、現実的ではありません。費用がかかることに加え環境への配慮からも普通には燃やせないものもあるでしょう。そのため、必然的に普通ゴミとして処分せざる終えない遺品も出てきます。

お清めの意味を込め「自分で遺品を焚きあげる」事もひと昔前はあったようですが、現在では法に抵触する可能性がある他、ご近所トラブルの原因となることも考えられます。焚きあげて供養したい場合には、きちんとお寺や業者へお焚きあげの依頼をしましょう。

普通ゴミとして処分する物に対しても「捨てる前に清め塩を振りかける」「作業中に線香を焚く」といった行動で、感謝の気持ちや供養の意を示すことができます。処分することに罪悪感が残る遺品は、お焚きあげと併用してみてはいかがでしょうか?

遺品を捨てるのは罰当たり?運気が下がるって本当?

仏教では、「付喪神(つくもがみ)」や「八百万の神(やおろずのかみ)」といった物には魂・神様が宿るという考え方があります。しかし、遺品を処分したからといって、捨てた人に罰が当たる・縁起が悪い・祟りが起こるといったことはありません。

物を大切にするという文化や宗教観が強い環境で育った人ほど、遺品を捨てることに罪悪感を覚え手をつけられないというケースがみられます。自分の手では処分できないと感じる場合には、遺品整理業者やお焚きあげ等の活用を検討してみましょう。

まとめ

当記事では、遺品の処分について詳しく解説しました。

キーワード 概要
遺品整理時期の目安 亡くなった直後~10ヶ月以内

若くして亡くなった場合や物理的に整理しなくても問題がない場合は、その限りではない。ゆっくりと時間をかけて心の整理をつけることも大切。

処分の作業方法 1.家族で協力して自力で

2.不用品処分業者などを活用

3.自力+業者依頼の合わせ技

身体的・精神的に負担とならない範囲で、無理なく作業できる方法を選ぼう。

遺品の処分手段 お焚きあげ・・・お寺や業者に依頼

自ら供養・・・塩や線香を活用

そのまま処分・・・自治体の捨て方に沿って処分

どの方法を選んでも問題なし。罪悪感が残る場合には、供養をして感謝の気持ちを込めて処分しよう。

遺品処分を依頼できる業者 1.遺品整理業者

2.片付け・掃除代行業者

3.不用品回収業者

4.リサイクル店

処分+αで請け負う任務がそれぞれ異なるため、必要に応じて使い分けよう。

遺品の処分時期の目安は「亡くなった直後~10ヶ月以内」です。これは、早めに終わらせることで法要を利用した形見分けや遺品処分にかかった費用の負担について話がしやすいことに加えて相続税の申告期限が10ヶ月以内となっていることが理由です。

故人の死に対して、心の整理がついていない場合や手元に残しておきたいという想いが強い場合には、無理に処分する必要はありません。悲しみと向き合い、ゆっくりと時間をかけて心の整理をつけることが大切です。

遺品の量や作業するエリアの広さ等にもよりますが、遺品整理は手間と時間がかかり大変だという声も多く聞かれます。家族で協力し、遺品整理業者などの力も借りながら無理のない範囲で作業を進めましょう。

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

プロフィール

運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
Life Design Technologies co.,Ltd


https://le-tech.jp/
資本金 11,930万円(資本準備金含む)
代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業

企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

私たちは超高齢社会に適した情報インフラとサービスインフラを構築することにより、人々のQOLの向上に寄与し、社会に貢献し続けます。

やさしいお葬式

「丁寧なお葬式を適正価格で」

私たちは後悔のない終活の
サポートに全力を注ぎます。

私たちはお客様がご納得いただける
まで真摯に向き合います。

私たちはお客様の「ありがとう」を
仕事のやりがいにします

私たちは誰もが知っていて誰もが
使いやすく誰もがなくては困る
そんなサービスを提供し続けます

私たちはこの仕事に誇りを持っています

やさしいお葬式監修

葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
どのようなご葬儀を選択することがよいのかを丁寧にヒアリングさせていただき、ご提案いたします。

お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。