基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 観音寺は延徳元(1489)年、用律碩桂禅師を開山にお迎えし、根小屋「雲居寺」の末寺として開創されている。境内の高所に建つ北向き観音堂は、開創に遅れること十年程、明応9(1500)年創建、一山一寺なみに「圓由山 詠月寺」と称されている。堂内には板東三十三所観音霊場の模写像が安置されており、為に「板東三十三観音巡礼堂」とも呼ばれている。この中の一体は恵心僧都の作と伝えられている。観音堂からのて眺望は新相模風土記に絶景と称されている。
- 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 神奈川県相模原市緑区中野1200
- 地図
-
- アクセス
- 高尾山口駅 から徒歩1時間5分(5.2km)
大沢バス停 から徒歩5分(395m)
六本松バス停 から徒歩6分(431m) - 駐車場
- あり
- 施設情報
- 観音寺は、神奈川県相模原市緑区にある臨済宗建長寺派の寺院である。
- その他の情報
- 観音寺の仁王門は、親柱4本の前後に控柱(ひかえばしら)各4本を有する八脚門(やつあしもん)で、市内には数少ない歴史的価値の高い建造物です。この仁王門は、桁行6.42メートル、入母屋造(いりもやづくり)の単層門で、主要材は欅からなり、左右に、阿形(あぎょう)、吽形(うんぎょう)の仁王像を安置しています。元は茅葺(かやぶき)でしたが、大正7(1918)年に鉄板葺きに改められました。また、当初は素木仕上げでしたが、昭和52(1977)年に丹塗(にぬ)りが施されました。
建築年代は明らかではありませんが、仁王像の阿形には「寛政八年三月」(寛政8年は1796年)、吽形には「安政戊午年三月吉日建立」(安政戊午(つちのえうま)年は1858年)の胎内銘があり、また、建築様式から19世紀前半頃の建築と推定されます。
この仁王門は、平成2(1990)年に旧津久井町の指定文化財となり、合併により指定替えで相模原市指定文化財となりました。
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。