基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 宝泉寺の板碑は、鎌倉時代後期の特徴をもつ古い板碑で、高さ86センチメートル、幅37センチメートルの緑泥片岩製(りょくでいへんがんせい)です。
板碑の基礎部分は欠落していますが、上部2本の切り込みははっきりしています。また、蓮華座(れんげざ)上にある種子(しゅじ)は阿弥陀如来(あみだにょらい)を表しており、鎌倉時代後期のものと考えられます。
蓮華座の下に「正嘉二年十二月十二日」と刻まれていますが(正嘉2年は1258年)、他の風化度に比べてはっきりしており、後の時代に刻まれた可能性が高いと考えられます。 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 神奈川県相模原市緑区川尻4562
- 地図
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- アクセス
- 高尾山口駅 から徒歩47分(3.7km)
かたくりの里バス停 から徒歩6分(454m)
若葉台七バス停 から徒歩6分(461m) - 駐車場
- あり
- 施設情報
- 宝泉寺は、神奈川県相模原市緑区にある高野山真言宗の寺院である。
- その他の情報
- 宝泉寺の裏山は山城の跡で、城主は永井大膳太夫、片倉城(八王子市)の出城であったと古くから伝えられています。山城の中心は丘陵の尾根にあって、前面の小松川、背後の穴川が自然の水堀を形成しています。空堀の規模などから室町時代から戦国時代初期の山城で、現在墓地造成により南にのびる遺構は大半が消滅しています。
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