基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 弘法大師空海が諸国巡錫の折り、この地で毘沙門天の尊像を彫り祀られたことを開創としている。時は流れ明応9(1500)年、甲州都留郡上鶴島禅定院より宥興法印が善勝寺に入山し堂字の修復、再興を行ったことが『新編相模風土記』に記されている。この宥興法印を当山第一世として歴代住職が連なる。
江戸時代には関東における古義真言宗の法談所36カ所の一寺を担い、紀州高野山の直末として、末寺18ケ寺を数えた。また千木良には上明神牛鞍神社と下明神月読神社の二つの鎮守社があり、別当を勤める。慶安2(1649)年には小田原北条より御朱印が下賜され、北条家の祈願寺として朱印地を賜わっている。慶安年間(1648~1652)と文化5(1805)年に、裏山が崩壊する災害があり、堂宇を大破してしまう。その当時は、山の中腹(現在の墓地に辺る)に堂宇が建っていたが、度重なる災害のため現在地に移築されたという。 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 神奈川県相模原市緑区千木良1296
- 地図
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- アクセス
- 相模湖駅 から徒歩22分(1.7km)
千木良バス停 から徒歩3分(191m)
底沢バス停 から徒歩4分(312m) - 駐車場
- あり
- 施設情報
- 善勝寺は、神奈川県相模原市緑区にある高野山真言宗の寺院である。
- その他の情報
- 津久井三十三所観音霊場第18番札所となっています。境内にある相模原市天然記念物、コウヤマキは、高野山のマキを御仏に献するため持ち帰り植えたと伝えられています。また、地域の古木として親しまれている推定樹齢150年のシダレ桜もあります。
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