基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 明治16年(1883)の火災で堂宇の殆んどを焼失し、寺に関する記録の類は全く現存せず詳細は不明ですが、名僧雪庵寿欽(せつあんじゅきん・大永3年(1523)4月8日寂)が開山したと伝えられ、少なくとも大永3年以前には創建されていたようです。
天正年間頃、九世大雲文竜(だいうんぶんりゅう)が住職をつとめます。文竜は、天文14年(1545)足立郡に生まれ、15歳の時大崎(現浦和)の国昌寺で出家し、20年間各地を回って修行したのち、太田窪(現浦和)で守光院を中興開山し、ついでに当寺を住持しました。その他、鴻巣の安龍寺、群馬県の清厳寺・長昌寺なども開山したと伝えられます。特に書に優れた人物で、慶長年間三度も朝廷より召され、紫衣及び佛日金蓮禅師の号を賜っています。
徳川家康の関東入国に際して天正19年(1591)7月17日に寺領として10石の御朱印地を賜ったといいます。また寺の言い伝えによると、染谷の里正淺子大學(現浅子佐七家・法名茂菴昌繁居士)が中興開基し、延宝2年11月鋳造の鐘を架けたといいます。 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 埼玉県さいたま市見沼区染谷1608
- 地図
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- アクセス
- 片柳コミュニティセンターバス停 から徒歩3分(177m)
染谷南バス停 から徒歩3分(218m)
染谷中バス停 から徒歩4分(261m) - 駐車場
- あり
- 施設情報
- 常泉寺は、埼玉県さいたま市見沼区にある曹洞宗の寺院である。
- 墓地情報
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一般墓地あり
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