基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 寺の開創は永正6年(1509)といわれ、天正19年(1591)に徳川家康から寺領20石を拝領した古刹です。江戸時代初期の見沼溜井造成に際しては寺域が水没したため伽藍を移したと伝えられています。
江戸時代中頃、溜井の干拓及び見沼代用水開削工事に際して工事を担当した伊沢弥惣兵衛が詰め所を当寺に設けたといいます。この伊沢弥惣兵衛と見沼の竜神にまつわる伝説がたくさん残されています。
見沼東縁代用水関係者は、文化14年(1817)に弥惣兵衛の頌徳碑(写真下・掲示文は下端)を境内に立て、事績をしのんでいます。
境内にはこの外、こぶ地蔵、庚申塔、当寺の中興開祖の墓などあります。幕末から明治にかけては寺子屋が開設され村の子弟の教育に当たりました。 - 年中行事
- 8月15日に、見沼の竜神と井沢弥惣兵衛の霊を祀る「竜神灯」が行われる。
- 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 埼玉県さいたま市見沼区片柳1-155
- 地図
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- アクセス
- 見沼自然公園(構内)バス停 から徒歩9分(713m)
三崎台バス停 から徒歩10分(742m)
浦和学院高校入口バス停 から徒歩10分(765m) - 駐車場
- あり
- 施設情報
- 萬年寺(ばんねんじ)は、埼玉県さいたま市見沼区にある曹洞宗の寺院である。山号は長昌山。見沼代用水東縁西岸の高台にあり、境内には、見沼干拓工事の功労者・井沢弥惣兵衛の頌徳碑がある。
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。