基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 浄土真宗本願寺派。本尊は、阿弥陀如来。始まりは今から4百余年前の元亀(げんき)4年(1573年)のことです。開祖は願念法師で、俗名は楠惣左衛門、北伊勢の城主であった楠十郎左衛門正友の一族でした。北伊勢の城で織田信長と戦いましたがついに敗れ、つぎに大坂の石山本願寺に味方して、石山合戦(本願寺と織田信長の戦乱)に奮闘しました。やがて、本願寺11世住職顕如(けんにょ)の弟子となって仏門に入り願念と改め、元亀4年に顕如から本尊を授かり、楠氏ゆかりの三番村(さんばむら)に移住し、宝正寺(現在は法正寺)を建立しました。
願念はその後も本願寺に力を尽くし、この功によって、さらに顕如から「帰命尽十方無碍光如来(きめようじんじっぽうむげこうにょらい)」と記した顕如直筆の名号を授かり、現在では開基本尊として寺宝とされています。
願念法師のあと、現在の住職まで14世と継がれています。第11世住職僧了は、はるばる九州日田(ひた)の「咸宜園」(かんぎえん:広瀬淡窓の塾)で漢詩文を学び、のちには地元の教育に努め、豊里小学校のルーツの一つといわれる寺子屋を開いていました。また、第12世住職廓了も教育に力を注ぎ、境内にある「上田先生の碑」は大正10年に当時の教え子たちが遺徳を偲んで建碑したものです。 - 住職
- 上田宏史
- 年中行事
- 隔月常例法座・少年連盟・仏教婦人会
- 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 大阪府大阪市東淀川区豊里6-7-18
- 地図
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- アクセス
- 地下鉄 だいどう豊里駅 から徒歩8分(636m)
阪急 上新庄駅 から徒歩15分(1.2km)
豊里六丁目バス停 から徒歩2分(128m) - 駐車場
- あり
- 施設情報
- 法正寺は、大阪府大阪市東淀川区にある浄土真宗本願寺派の寺院である。
- 墓地情報
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納骨堂あり
- 納骨堂
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ペットと一緒に入れる区分があります。
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。