基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 『風土記稿』によると、建長寺(鎌倉市)の末寺で、山号を本鏡山といい、開山を本覚了堂(正安3年(1301)没)としています。なお、同書には記載されていませんが、釈迦如来を本尊としています。
寺伝によれば、当寺は代々知識人として知られた菅原氏と縁が深く、文章博士などを務めた菅原長員が、その祖父菅原長貞の供養のために、正和5年(1316)に鎌倉の建長寺より本覚了堂を招き、その末寺として開いたと伝えています。
また、その後、衰微したものを信濃国出身の玉叟珍(永禄6年(1563)没)が中興したとしています。
当寺には様々な史料が残されていますが、特に天正12年(1584) の北条氏直の判物状や、鎌倉仏師として知られた後藤四郎兵衛藤原義貴の作による地蔵菩薩立像などが注目されます。
また、江戸時代には寺小屋も開かれ、後には「新戸学校」も開かれています。 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 神奈川県相模原市南区新戸2516
- 地図
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- アクセス
- 相武台下駅 から徒歩10分(770m)
常福寺バス停 から徒歩2分(87m) - 施設情報
- 常福寺は、神奈川県相模原市南区にある臨済宗建長寺派の寺院です。
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。