基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 初代藩主小笠原忠真は、万治3年(1660)に馬借開善寺近くに円通庵を建て、後に2世広寿山住職となる法雲を23歳で住職にしました。寛文4年(1664)、法雲は即非和尚の弟子となり広寿山を建築する為、現在の本堂の場所に庵を建て円通庵と名付けました。
延宝3年(1675)、広寿山本堂を移すに当たり、円通庵は藩主忠雄の別荘「望海楼」に移転しました。戦後、廃寺同然だった庵を昭和22年、林文照和尚が円通寺として再建しました。 - 住職
- 林文照
- 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 福岡県北九州市小倉北区妙見町1-30
- 地図
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- アクセス
- JR城野駅 から徒歩24分(1.9km)
足立バス停 から徒歩4分(313m) - 施設情報
- 円通寺は、福岡県北九州市小倉北区にある黄檗宗の寺院である。
圓通寺住職の祖父・隆照和尚は、大正10年から昭和8年まで広寿山25代住職だった。当時小倉に住み、女性俳人として有名だった杉田久女が、広寿山を訪れ多くの句を詠んだ。
漢詩を作る隆照和尚は、久女のよき理解者で、久女の句を多数手元に残していた。
前住職が小倉の俳人武市天魚と久女の句碑を建立する計画を立て、昭和54年に「三山の 高嶺つたひや 紅葉狩」の句碑を建立した。
さらに、久女が広寿山で詠んだ「無憂華の 樹かげはいつこ 佛生會」を久女の長女が平成元年に建立した。
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