基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 蓮如上人は遣明船が帰港した翌年、文明2年6月に堺南庄の紺屋道場円淨に寿像(蓮如上人の肖像)を授けられ、同年10月には堺北庄の山口中町の樫木屋道場道顕に親鸞聖人御絵伝を、さらに文明8年(1476年)には同じく道顕に対して開基道祐の影像を、それぞれ免許されました。
上人は文明7年秋に越前吉崎から畿内に帰られて伝道されますが、堺の重要性に着目し、道顕のすすめにより、翌文明8年に御坊を営み信證院と称しました。
文明11年(1479年)堺の坊舎は、前年から造営にとりかかった山科本願寺に移築されました。山科の御影堂は文明12年、阿弥陀堂は文明14年にそれぞれ落慶しました。
その後、堺の坊舎は再建されましたが、その年次は不明です。明応3年(1494年)上人は堺御坊の本尊に紺地金泥の九字名号(南無不可思議光如来)を定められました。
蓮如上人のご往生ののち、堺御坊は御子の実賢、上人の内室蓮能尼がそれぞれ継がれました。その後、戦乱によって衰退しました。
本願寺第十二代准如上人の時に本堂を再興し、本尊を新造し安置しました。旧本尊は江戸の別院浅草御堂に移されていたためです。第十五代住如上人の享保13年(1728年)に本堂を重修しました。第十七代法如上人の安永7年(1778年)蓮如上人廟所と拝堂を造営しました。寛政10年(1798年)の火災で本堂・広間・台所が焼失し、第十九代本如上人の文政8年(1825年)に再興し、今日に至っています。 - 住職
- 鈴木 恭之
- 年中行事
- 1月1日 元旦会
1月15日 お内仏報恩講
中日を含む3日間 春季彼岸会
4月8日 お花まつり
5月13,14日 蓮如上人御祥月法要
8月15日 盂蘭盆会
中日を含む3日間 秋季彼岸会
12月14日~16日 報恩講
12月31日 除夜会 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 大阪府堺市堺区神明町東3-1-10
- 地図
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- アクセス
- 阪堺電気軌道阪堺線神明町停留場・妙国寺前停留場から徒歩3分
- 駐車場
- あり
- 施設情報
- 本願寺堺別院(ほんがんじさかいべついん)は、大阪府堺市堺区に所在する浄土真宗本願寺派の寺院。別名は堺御坊。本尊は南無不可思議光如来。
本堂、山門等多数が有形文化財となっている他、堺県庁跡として史跡指定されている。 - 墓地情報
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納骨堂あり
- 納骨堂
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特別区画
特別懇志 180万円以上
年次維持冥加 10,000円
普通区画
特別懇志 70万円以上
年次維持冥加 10,000円
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