基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 万暦年間(1573~1619)に菊隠宗意によって建立されたとされていますが、実際には建立時期はそれ以前に溯り、観音菩薩を本尊とする寺院でした。
当初は沖縄県那覇市儀保町1丁目に位置していましたが、明治時代に現在地に移転。沖縄戦で焼失しましたが、再建されました。
現在は那覇十二支巡り(テラマーイ)、水子供養などで民間信仰を集めています。
琉球の危難に対する功績によって菊隠宗意は土地を賜り、西来院を建立し、知行高800斛を授かり、開山第一祖となりました。
万暦31年(1603)から3年間琉球に滞在した袋中良定(1552~1639)が撰述した『琉球神道記』に観音菩薩を安置する寺院として西来院をあげており、また同じく袋中良定の『琉球往来』にも、「正舎前住西来和尚、諱菊陰」とあります。
正覚山円覚寺の前住職である菊隠宗意は、「西来和尚」と称されており、西来院は菊隠宗意の院号であったことが知られています。 - 住職
- 片岡禅教
- 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 沖縄県那覇市首里赤田町1-5-1
- 地図
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- アクセス
- ゆいレール首里駅下車徒歩約5分
- 駐車場
- あり
- 施設情報
- 西来院(さいらいいん)は沖縄県那覇市にある臨済宗妙心寺派の寺院である。開山は菊隠宗意。山号は達磨峰、寺号は達磨寺。
ご利益
- 子宝成就
- 身体健全
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