基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 仙岳院の創建は江戸時代初期の承応3年(1654)に仙台藩(藩庁:仙台城)2代藩主伊達忠宗が、幕府に願って日光東照宮(栃木県日光市)の分霊を勧請し仙台東照宮を建立した際、別当寺院として最教院僧正晃海大和尚を招いて開山したのが始まりとされます。
東照宮遷座式には、御布施が2万両を超えたとも云われ、当時の幕府への配慮が窺えます。その後は歴代平泉中尊寺(岩手県平泉町)の別当を兼ね、明治維新まで仙台藩一門格筆頭寺院として寺勢を保ちました。明治時代初頭に発令された神仏分離令により仙台東照宮とは分離し寺院として独立しています。
現在の仙岳院本堂は明和2年(1765)の火災後の明和3年(1766)に再建したもので(棟札有)、木造平屋建て、間口三間、奥行六間、入母屋、桟瓦葺、妻入、向拝一間、江戸時代中期の御堂建築の遺構として貴重な事から平成8年(1996)に仙台市登録有形文化財に登録されています。 - 住職
- 吉田正賢
- 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 宮城県仙台市青葉区東照宮1-1-16
- 地図
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- アクセス
- JR仙山線・東照宮駅から徒歩3分
- 施設情報
- 仙岳院は、宮城県仙台市青葉区にある天台宗の寺院です。
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。