基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 高石山法雲寺の始まりは、言い伝えによりますと、平安時代の朝廷(後白河天皇)の第三皇女である笹子内親王(笹子姫)が、平家の抑圧から逃れるために従者と共にここ麻生区に流れ着き高石村を開きました。後白河天皇は、姫の安泰を祈願して阿弥陀如来坐像(川崎市重要文化財)送り届け、それを安置するための堂宇が現在の高石にある法雲寺といわれております。開創当時は真言宗高野山の直末寺院でしたが、昭和初期に曹洞宗として再興され現在に至っております。
※昭和の初めまで無住の廃寺になっており、当時の記録や文献などは一切残されておりません。 - 住職
- 香渡規玄
- 年中行事
- 1月1日 祝祷諷経
2月15日 涅槃会法要
3月18日~24日 春のお彼岸
4月8日 降誕会法要(花祭り)
7月13日~16日 孟蘭盆会(東京盆)
8月1日 施食会法要
8月13日~16日 孟蘭盆会(地元盆)
9月20日~26日 秋のお彼岸
10月15日 阿弥陀忌 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 神奈川県川崎市麻生区高石2-6-1
- 地図
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- アクセス
- 百合ヶ丘駅 から徒歩7分(574m)
新百合ヶ丘駅 から徒歩11分(898m)
多摩農協園芸センターバス停 から徒歩4分(246m)
千代ヶ丘三バス停 から徒歩4分(254m) - 駐車場
- あり
- 施設情報
- 法雲寺は、神奈川県川崎市麻生区にある曹洞宗の寺院である。
- その他の情報
- 法雲寺の木造阿弥陀如来坐像は、像高75.5cm、寄木造、彫眼(ちょうがん)で漆箔が施されています。
椀を伏せたような高い肉髻(にっけい)、整然と刻まれた小粒の螺髪(らほつ)、丸顔で穏和な表情、浅く穏やかな衣文襞などは、明らかに藤原時代に流行した定朝様(じょうちょうよう)と呼ばれる作風の特色を備えています。
定朝様は平安時代を代表する仏師定朝が大成し、後世「仏の本様」とまで称された優美な作風で、その典型は定朝唯一の遺作である京都の宇治平等院鳳凰堂の本尊阿弥陀如来坐像(天喜元年・1053作)に見ることができます。
現在、県下では阿弥陀如来坐像が数点残されていて、いずれも重要文化財の指定を受けています。法雲寺像はこれらの作例と比較しても遜色ない出来映えで、市内に残る数少ない平安仏として市の重要歴史記念物に指定されています。 - 墓地情報
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一般墓地あり、納骨堂あり
- 永代供養墓
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法雲寺新百合ヶ丘墓苑の永代供養の詳細を見る
- 納骨堂
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納骨供養塔「宝珠の苑」
分骨 十万円
本骨 三十万円
本堂供養料 五万円
諸費用 二万円
彫刻代 四万円
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