基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 昭和17年(1942年)に平沼山久成寺中興第2世・妙光院日是(佐藤宣朗)が、関東大震災の殉難者の慰霊と横浜港の開港・横浜中華街の発展により激増した外国人に対する布教を目的として、横浜中華街内(関帝廟近辺)に開創した。その際に総代に就任した増田家より三十番神像が寄進されたが、その霊験が誠に顕著であった事から「番神堂」の名で広く知れ渡り多くの参拝者で賑わったという。その隆盛振りは、立正同心教会に面する道路が「番神堂通り」と呼ばれていた事からも伺える。これに伴い僧侶が常駐する必要が生じた事から、院代として圓殊院日明(斉藤妙榮)が任命された。
昭和34年(1959年)3月28日に妙光院日是が遷化すると、久成寺第3世・妙正院日感(佐藤壽應)が第2世となる。昭和46年(1971年)4月7日には院代・圓殊院日明が遷化。新たな院代として顕妙院日要(稲葉顕要)を任命し、昭和49年(1974年)には堂宇を現在地に移転した。
その後、寳光一心教会(神奈川県平塚市立野町)第4世であった顕隆院日行(木田修道)が法灯を継承する。法話・加持祈祷・水子供養等を中心とする布教伝道により檀信徒が増加する一方で、堂宇の老朽化が顕著となり再建を発願。現在の約3間四面の堂宇を建立した。
その後、平成10年(1998年)3月21日に顕隆院日行が、平成22年(2010年)10月9日に第5世・是心院日修(木田隆進)が、それぞれ遷化。是心院日修の遷化に伴い、隆道院日煌(安部尚宏)が法灯を継承した。平成26年(2014年)3月21日に顕隆院日行の第十七回忌に際し寺紋(丸に三つ柏紋)を制定。同じく令和2年(2020年)3月21日の第二十三回忌に際し、院代であった圓殊院日明と顕妙院日要を第2世・加歴第4世に叙歴。また、妙正院日感を第3世、顕隆院日行を中興第5世、是心院日修を中興第6世に再叙歴し、自らは第7世となる。 - 住職
- 安部尚宏
- 年中行事
- 毎月10日:題目講
11月10日:御報恩御会式 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 神奈川県横浜市中区山下町103-2
- 地図
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- アクセス
- 元町・中華街駅 から徒歩3分(204m)
石川町駅 から徒歩8分(650m)
中華街入口バス停 から徒歩3分(191m) - 施設情報
- 立正同心教会(りっしょうどうしんきょうかい)は、神奈川県横浜市中区にある日蓮宗の寺院。横浜中華街の中にある唯一の仏教寺院である。
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。