基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 日本初の西洋式競馬場である根岸競馬場(横浜競馬場)の装蹄師であった杉浦誠と、その妻で宝光天子信仰の篤信家であった杉浦是妙が、大正年間に自宅に宝光天子を勧請したのがその濫觴である。昭和9年(1934年)3月、本明院日光(木田顯修)が師である寳光山本立寺開山・佛眼院日顯(野々村是快) の命により杉浦宅に寄在し、布教伝道拠点の確立を目指した。以後教線が拡大し、昭和13年(1938年)12月26日に「寳光一心教会」を公称して正式な日蓮宗寺院となった。
昭和20年(1945年)5月29日の横浜大空襲により堂宇が灰燼に帰す。昭和25年(1950年)7月30日に本堂・庫裡を再建、同年9月9日に落慶式を営み新たに布教伝道を展開した。昭和28年(1953年)7月23日付で宗教法人を取得。昭和36年(1961年)3月に元本院・旧横浜別院の心實結社の法灯が途絶えた事を承けて教線を継承、実質的に本立寺の横浜別院となる。昭和53年(1978年)4月に本堂・庫裡の増改築に着工し、同年8月に完成。同年10月27日に落慶式を営んだ。
昭和54年(1971年)12月2日に本明院日光が遷化し、第2世・是心院日修(木田隆進)が法灯を継承。加歴第3世・顕隆院日行(木田修道)と共に布教伝道を展開するが、次第に建物の老朽化と檀信徒増加に伴う本堂の狭隘が顕著になり平成4年に寺観一新を計画する。平成6年(1994年)10月27日に落慶式を挙行、現在の5間半四面の本堂が建立された。
その後、平成10年(1998年)3月21日に顕隆院日行が、平成22年(2010年)10月9日に是心院日修が、それぞれ遷化。是心院日修の遷化に伴い、第4世・玄明院日燈(木田隆正)が法灯を継承する。令和元年(2019年)12月2日、開創80周年記念事業の一環として、かつて心實結社に安置されていた宝光天子像と祖師像を遷座し、名実共に本立寺横浜別院としての法脈を継承した。 - 住職
- 木田隆正
- 年中行事
- 正月8日・2月以降毎月2日:題目講
3月彼岸第6日:春季彼岸会
7月16日:盂蘭盆施餓鬼会
9月彼岸第6日:秋季彼岸会
10月27日:御報恩御会式 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 神奈川県横浜市中区箕沢112
- 地図
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- アクセス
- 山手駅 から徒歩13分(1km)
山元町二バス停 から徒歩4分(271m) - 駐車場
- あり
- 施設情報
- 寳光一心教会(ほうこういっしんきょうかい)は、神奈川県横浜市中区にある日蓮宗の寺院。
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。