基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 甲山寺周辺は弘法大師の故郷で、幼少時代によく遊んだといわれる場所。平安初期、壮年期になった弘法大師は善通寺と曼荼羅寺の間に伽藍を建立する霊地を探していました。
ある時甲山を歩いていると、麓の岩窟から老人が現れ「私は昔からここに住み、人々に幸福と利益を与え、仏の教えを広めてきた聖者だ。ここに寺を建立すれば私がいつまでも守護しよう。」と言いました。弘法大師は大変喜び、毘沙門天像を刻んで岩窟に安置し、供養しました。
その後、嵯峨天皇の勅命を受けてこの地にある日本最大の溜池「満濃池」の修築工事を監督する別当に任命された弘法大師。朝廷が派遣した築池使さえも達成できなかった難しい工事です。弘法大師は甲山の岩窟で修復工事の完成を祈願し、薬師如来像を刻んで修法しました。
すると大師を慕って数万人の人々が集まり、力を合わせてわずか三ヶ月で完成させたのです。朝廷からこの功績を称えられ、金二万銭を与えられた弘法大師は、その一部を寺の建立にあて、先に祈願をこめて刻んだ薬師如来を本尊とし、安置。山の形が毘沙門天の甲冑の形に似ていることから「甲山寺」と名づけられました。 - 住職
- 大林教善
- 年中行事
- 毘沙門天の秘法修め
毘沙門天の秘法を修め、開運お守りをお授けします。
日時:毎年正月三が日
秋彼岸中日・彼岸会永代供養法要
日時:9月23日 - 開門時間
- 7:00-17:00
- 所在地
- 香川県善通寺市弘田町1765-1
- 地図
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- アクセス
- 善通寺インターチェンジから観音寺市内向きに国道11号線へ。高速の高架をくぐると、看板が角ごとに現れるのでそれに従います。曼茶羅寺を過ぎて左折、直進すれば見えてきます。
- 駐車場
- 普通車70台
大型車15台
マイクロバス20台 - 施設情報
- 四国霊場八十八ヶ所・第74番札所。甲山寺は善通寺派の関係寺院で本尊は薬師如来。弘法大師が満濃池を修築した功績で朝廷より賜った報償金によって寺を建て、自ら本尊を祀ったと伝えられている。本堂左手の石段を登ると大師堂、その上には寺の縁起となった毘沙門天を祀る岩窟がある。四国霊場第74番にあたる語呂合わせで、自己・病気は74(なし)の寺。
ご利益
- 子宝成就
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。