基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 創建は1703年(元禄16年)で、開山は大徳寺第253世怡渓宗悦(1644年(正保元年) - 1714年(正徳4年))、開基は筑後久留米藩の第4代藩主有馬頼元(1654年(承応3年) - 1705年(宝永2年))である。 頼元は文武両道に秀でた人物で和歌や絵画の心得もあり、久留米藩を38年にわたって治めていた。
晩年になった頼元は、有馬家の菩提寺である祥雲寺で輪番を務めていた怡渓宗悦の高徳に惹かれた。
怡渓宗悦は浅井長政の後裔であり、仏道を修める傍ら茶道を片桐石州に学び、のちに石州流怡渓派の創始者となった人物であった。怡渓宗悦は1693年(元禄6年)に愚渓に嗣法して、大徳寺253世の法主となった。退隠後に江戸に戻って頼元の帰依を受け、北品川に一寺を建立した。
1868年(明治元年)に有馬邸とともに青山に移転した後、5年後の1872年(明治5年)に蛎殻町に再移転した。木像の方は、有馬家の菩提所を務めていた高源院の鎮守堂にしばらく安置されたのちに蛎殻町の水天宮に移ったという。
高源院は、1893年(明治26年)に無住の寺となった。無住の時期は、本寺である祥雲寺の住職が兼任で住職を務めていた。
高源院は、1923年(大正12年)の関東大震災で大きな被害を受けて廃絶状態となった。有馬氏の一族は高源院の復興を計画し、烏山の現在地に2,000坪の土地を購入して1939年(昭和14年)に移転を果たした。 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 東京都世田谷区北烏山4-30-1
- 地図
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- アクセス
- 京王線千歳烏山駅から徒歩約20分
- 施設情報
- 高源院(こうげんいん)は、東京都世田谷区北烏山にある寺院。臨済宗大徳寺派に属し、本山は大徳寺、山号は「瑞泉山」旧久留米藩菩提寺。板垣退助墓所の菩提寺。
- 墓地情報
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