基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 実相院は天永琳達大和尚により創建[8]。開基は吉良氏朝またはその子頼久といわれている。
1590年(天正18年)主家の小田原北条氏の滅亡により、吉良家は下総に逃れたが、徳川家康の江戸入府後に吉良氏朝は世田谷に戻り、実相院で隠居したとされる。寺名は氏朝の法名実相院殿前従四位下学翁参玄大居士より、山号は夫人の法名鶴松院快窓寿慶大姉による。
徳川家光より1648年(慶安元年)に10石の朱印状を拝領されている[12]。ただし、1868年(慶応4年)に檀家数の減少(12軒)のため朱印地を返上した。
明治初期には勝光院と合併の話が出て廃寺になる寸前に至ったが、住職はじめ檀家の努力によりもちこたえることができた。
明治40年代に実相院住職の佐々木義宣により旧荏原郡西部の中学卒業者で四三会が結成される。
1957年(昭和32年)に本堂が改築される[6]。 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 東京都世田谷区弦巻3-29-6
- 地図
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- アクセス
- 東急世田谷線 上町駅下車 徒歩7分
東急バス「弦巻営業所」下車 徒歩3分 - 施設情報
- 実相院(じっそういん)は、東京都世田谷区弦巻にある曹洞宗の寺院である。詳名は鶴松山実相院。世田谷吉良氏との関係が深く、開基とされる吉良氏朝の法号実相院とその夫人の法号である鶴松院から寺号がつけられている。吉良氏の菩提寺である勝光院の末寺。
森閑とした境内は、「弦巻實相院界わい」として『せたがや百景』に指定されている。
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