基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 9世紀、慈覚大師円仁によって開山された。元々は下野国佐野(現・栃木県佐野市)にあり、「理正院」という名称だった。
その後、武蔵国霞ヶ関(現・東京都千代田区霞が関)に移り、慶長年間(1596年~1615年)に浅草蔵前天王町(現・台東区浅草橋)に移転した。
延享年間(1744年~1747年)に「華徳院」に改称した。越後安田藩(村松藩)藩主の堀直時の戒名に由来するという。
なお、華徳院改称とともに本尊を閻魔大王にしている。かつては太宗寺や善養寺とともに「江戸三閻魔」として知られ、縁日には多くの人で賑わったという。
しかし1923年(大正12年)の関東大震災で焼失し、1928年(昭和3年)に現在地に移転した。本尊は、かつて牛込にあった行元寺(現在は品川区に移転)の閻魔大王像を迎え、浅草の旧所在地には堂宇を建てて、輪王寺の閻魔大王像を祀った。
1945年(昭和20年)の空襲で浅草の堂宇は焼失したが、閻魔大王像は無事だったため、現在は当寺に保管している。 - 年中行事
- 1月15日、7月15日 本尊会
7月13日 盂蘭盆会
3月21日、9月23日 彼岸会 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 東京都杉並区松ノ木3-32-11
- 地図
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- アクセス
- 地下鉄丸ノ内線新高円寺駅より徒歩4分
- 施設情報
- 華徳院(けとくいん)は、東京都杉並区にある天台宗の寺院。
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。