基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 言い伝えによると奈良時代以前の和銅元年(708年)に名僧・行基作の仏像を背負って遊行していた僧がこの地を通りかかった際に、急にその仏像が重くなり、運べなくなったので、荻で草堂を作って仏像を安置したのが当寺院の始まりであると言われている。あたりが荻だらけだった当寺院は荻寺と呼ばれ、それが荻窪の地名のルーツになったと言われている。また、当寺院付近にある四面堂(現在の「四面道」)や「堂前」という地名も当寺院に由来するとされる。
本尊の千手観音は南北朝時代の作とされる。「荻窪の観音様」と呼ばれ、人々から厚く信仰されていた。境内からは本尊と同時代に作られたとみられる碑などが出土しており、南北朝時代には当寺院の基礎は出来ていたと言われている。
本堂は天保11年(1840年)に火災に遭い、嘉永3年(1850年)に再建されたものであるが、付近に甲武鉄道(現在の中央線快速)が通ることになったため1888年(明治21年)に北側に移設され、さらに1969年(昭和44年)に現在地に移築された。 - 年中行事
- 2月15日 - 釈迦涅槃会
4月8日 - 花まつり
5月第3日曜日 - 本尊開帳
7月16日 - 施餓鬼会
12月31日 - 除夜式法要 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 東京都杉並区上荻2-1-3
- 地図
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- アクセス
- JR・東京メトロ丸ノ内線荻窪駅西口北側に出て、線路に沿って西荻窪方面へ徒歩3分
- 施設情報
- 光明院(こうみょういん)は、東京都杉並区にある真言宗豊山派の寺院。
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。