基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 寺伝によれば、天徳2年(958)多田満仲が摂津国多田の里に沙羅蓮山石峰寺を建て、恵心僧都作の薬師如来像を安置した。
文永2年(1264)寺は兵火に罹り。一山の大衆は如来像を恵心筆の法華経とともに石函に納めて埋め、慶長元年(1596)に至って、多田宗玄がこれを掘り出し、京都因幡堂に赴いた。
時に僧聖珊が像等を得て東山に移し、その後、間もなく江戸牛島に東江寺を建て、本尊としたという。「東叡山日記」の慶安元年(1648)天海僧正謚号参詣の覚に「一 五百文 江戸牛島 東江寺」とあるから、当時東江寺はすでに本所に存したのである。
貞享元年(1648)じゅんかい法印が薬師堂を再興し、当寺は<多田の薬師>として江戸名所のひとつであった。
大正12年の大震火災に焼失し、昭和2年10月、本所区番場町(墨田区)から現在地に移転した。当寺所蔵の過去張3冊は、慶長元年以降の記録を明治2年7月に写し換えたものである。 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 東京都葛飾区東金町2-25-12
- 地図
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- アクセス
- 金町駅より徒歩10分
- 施設情報
- 東江寺(とうこうじ)は、東京都葛飾区にある天台宗の寺院。
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