基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 寺伝では神亀3年(726)行基菩薩が庵を開いたのが始まりで、足立荘司宮城宰相が開基となり、明応元年(1492)には正誉龍呑上人が開山となったと伝える。江戸時代にはいると阿出川対馬守貞次が中興開基となり慶安元年(1648)には三代将軍徳川家光から朱印地10石を与えられる格式を持った。
本尊の木像阿弥陀如来坐像は古代の作成で、東京都指定文化財。この本尊は悲運の女性・足立姫の菩提を弔うため行基菩薩が作成した六阿弥陀の余りの木で作られたという伝説を持つ。ここから広く女人往生の「木余り寺」として知られるようになり、多くの江戸・東京庶民の参詣地となった。 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 東京都足立区扇2-19-3
- 地図
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- アクセス
- 日暮里・舎人ライナー扇大橋駅西口徒歩6分
- 駐車場
- あり
- 施設情報
- 性翁寺(しょうおうじ)は、東京都足立区にある浄土宗の寺院。通称は木余り性翁寺。
足立姫ゆかりの女性往生の寺。本尊の「木余り如来」は伝承によれば、悲運の女性・足立姫の菩提を弔うため行基が余りの木で彫ったといわれ、古くより女性の幸福が祈念されてきた。地元・足立区では通称「木余り寺」(きあまりでら)とも呼ばれ親しまれている。
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