基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 平安時代初期の高僧・慈覚大師円仁(延暦寺三世座主)によって開かれたと伝えられています。本尊の十一面観音立像(市指定有形文化財)は、江戸時代初期の作で秘仏とされています。
当寺に葬られた見性院は、幼少時の会津藩松平家の祖:保科正之を養育していたことから、寛政元年(1789)に会津藩主寄進の見性院霊廟三具足(市指定有形文化財)や、会津藩士の有泉勝長木碑(市指定有形文化財)など、会津藩に由来する文化財が納められています。
また、境内に並ぶ庚申塔は、天明3年(1783)と万延元年(1860)に建てられたもので、一カ所に351基もまとまって存在するのは非常に珍しいものです。 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 埼玉県さいたま市緑区大牧586
- 地図
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- アクセス
- JR武蔵野線「東浦和駅」西口より徒歩8分
- 駐車場
- あり
- 施設情報
- 清泰寺は、埼玉県さいたま市緑区にある天台宗の寺院である。
- その他の情報
- 清泰寺の境内には、高さ54センチメートルの駒形の庚申塔349基が、垣根のように並んでいます。それぞれ「庚申塔」の文字と寄進者の住所氏名が刻まれています。年号は刻まれていませんが、これらの親庚申にあたる2基の庚申塔には銘文があり、舟形の青面金剛像を浮き彫りにした庚申塔には、天明3年(1783年)に50基、自然石を利用し「庚申塔」と文字を刻んだ庚申塔には、万延元年(1860年)に300基を奉納したことが刻まれています。寄進者の範囲は、近在だけでなく、東京・千葉にも及んでおり、庚申信仰の隆盛を示す資料となっています。
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