基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 高倉寺は、南区高倉台に所在する真言宗寺院です。『行基年譜』によると、当寺は行基建立の四十九院のひとつで、大修恵院(だいすえいん)と呼ばれ、慶雲2年(705)行基38歳の開創です。また寺伝によると、高倉天皇(1161~1181)がお越しになられ、「大修恵山高倉寺」の称号を賜ったと伝えられています。
天正13年(1585)の根来(ねごろ)攻めによる兵火で伽藍(がらん)を焼失したと伝えられていますが、その後再建され、現在境内には、金堂をはじめ多くの仏堂が小高い丘の上に密集して建ち、江戸時代の濃密な寺院空間を今に伝えています。 - 住職
- 中村 正聡
- 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 大阪府堺市南区高倉台2-9-15
- 地図
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- アクセス
- 泉北高速鉄道線泉ヶ丘駅から徒歩10分
- 駐車場
- 数台あり
- 施設情報
- 高倉寺宝積院(たかくらじほうしゃくいん)は、大阪府堺市南区高倉台にある高野山真言宗一等格院の寺院。
高倉寺と宝積院はそれぞれ異なる宗教法人である。 - その他の情報
- 金堂は、桁行(けたゆき)五間、梁間(はりま)三間、一重、切妻造、向拝(こうはい)一間、本瓦葺、四方に錣庇(しころびさし)をまわす仏堂です。
建築年代は寺伝で伝わる、寛永7年(1630)に再建され、その後延宝2年(1674)に大改築されたものと考えられます。外観的には切妻造で錣庇をまわし妻入とする、他に例を見ない姿のものであり、また堂内においては、外陣(げじん)の奥行が浅く、内外陣(ないげじん)に仕切られるなどの中世的な密教仏堂平面であることなど、建築史的にも重要な建造物です。
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