基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 大同年間(9世紀初頭)の創立といわれているが、記録は残っていない。現在の元町プラザの場所にあったお寺である。古くから町の人たちの信仰の中心的存在であった。関東大震災後、昭和3年(1928年)に南区平楽103に再建され、戦災を経てそのほとんどが平楽へ移転した。
現在、元町にあるのは、昭和47年(1972年)に再建された薬師堂のみである。
幕末になって、この寺の墓所をペリーの意向で外国人の墓地に提供したことから現在の「山手外国人墓地」が誕生した。ペリー艦隊のミシシッピ号船員ウィリアムズの葬式が行われたときは、葬儀の列は街中を太鼓の音に合わせて行進し、住民たちは家や店から出てきて見物した。そのとき埋葬された場所は増徳院の境内の丘であった。しかし、日米和親条約によって伊豆下田の玉泉寺に米国人用墓地が作られることになり、ウィリアムズの遺体はこの3ヶ月後に玉泉寺に改葬されている。また、こうした太鼓は戊辰戦争には官軍に取り入れられている。 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 神奈川県横浜市南区平楽103
- 地図
-
- アクセス
- 阪東橋駅から徒歩14分
増徳院前バス停すぐ - 駐車場
- 数台あり
- 施設情報
- 増徳院(ぞうとくいん)は神奈川県横浜市南区平楽にある高野山真言宗の仏教寺院である。
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。