基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 寺の伝承によると729年(天平元年)行基によって寒川郡石田郷(現在のさぬき市寒川町石田東)によって法相宗の寺院として開基されたと伝わる。しかし809年(大同4年)に火災によって焼失。
821年(弘仁12年)に嵯峨天皇の勅命の元、空海によって寒川郡鴨部郷東山(現在のさぬき市鴨部(かべ))に真言宗の灌頂道場として再興され、上方に長福寺、下方に来覚寺を塔頭として設置した。824年(天長元年)に淳和天皇勅願所となり紫雲山の山号と宝蔵院の院号を賜る。903年(延喜3年)に醍醐天皇より法務門主の責務を賜り東讃4郡の談儀所となった。そして、天慶2年(929年)朱雀天皇の勅旨讃岐四談議所(他は、萩原寺・無量寿院・香西寺)の一つとなったが、1336年(延元元年)に再び火災により焼失、長福寺のみが残った。鴨部の現地には現在も小字名として「談儀所」の地名とその由来を記した石碑が残っている。
延元4年(1339)、現在の極楽寺の地に存在していた末寺に燈明を移して移転再興し現在に至っている。 - 住職
- 玉久圭澄
- 開門時間
- 7:00-17:00
- 所在地
- 香川県さぬき市長尾町東1194
- 地図
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- アクセス
- 大川バス引田線「清水」停留所下車。徒歩約650m、約10分。
高松琴平電気鉄道長尾線長尾駅下車。徒歩約2km、約25分。
さぬき東街道・下通り交差点より西へ150m
さぬき東街道・長尾中央交差点より東へ650m - 駐車場
- あり
- 施設情報
- 極楽寺(ごくらくじ)は香川県さぬき市長尾東に在する真言宗大覚寺派別格本山の寺院。時に通称として院号の宝蔵院(ほうぞういん)が使われることがある。
山号は紫雲山。本尊は薬師如来。さぬき三十三観音霊場第八番札所で、同巡礼における参拝本尊は聖観世音菩薩。
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。