基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 香川県東部、志度湾に面して建立される志度寺。海の向こうはるかには、屋島や五剣山の稜線を望めます。開創は古く推古天皇33年(625)、四国霊場屈指の古刹です。海洋技能集団海人族の凡園子(おおしそのこ)が霊木を刻み、十一面観音(かんのん)像を彫り、精舎を建てたのが始まりと言われ、その後、藤原鎌足の息子、藤原不比等が妻の墓を建立し「死度道場」と名づけられました。その息子房前の時代、持統天皇7年(693)、行基とともに堂宇を拡張し、学問の道場として栄えました。能楽の作品「海士(あま)」の舞台としても語り継がれています。
室町時代には、四国管領の細川氏の寄進により繁栄するが、戦国時代に荒廃。その後、藤原氏末裔、生駒親正(安土桃山時代、信長や秀吉などに仕える)による支援を経て、寛文10年(1671年)高松藩主松平頼重の寄進などにより再興されました。志度は、江戸時代の奇才平賀源内の故郷であり、近くに記念館があります。 - 住職
- 十河章
- 年中行事
- どんと焼き
日時:1月15日
柴燈大護摩
日時:5月 第2日曜日
本尊十一面観音御開帳
日時:7月16日・17日
永代土砂加持法要
日時:12月 第2日曜日
閻魔堂御開帳
日時:毎月17日 - 開門時間
- 7:00-17:00
- 所在地
- 香川県さぬき市志度町志度1102
- 地図
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- アクセス
- 四国旅客鉄道(JR四国) 高徳線 - 志度駅 (0.7km)
琴電(ことでん) 志度線 - 琴電志度駅 (0.6km)
さぬき市コミュニティバス 「市役所前」下車 (0.7km)
一般道:国道11号 志度 (0.4km)
自動車道:高松自動車道(高松東道路) 志度IC (2.3km) - 駐車場
- あり(無料)
- 施設情報
- 志度寺(しどじ/しどうじ)は、香川県さぬき市志度にある真言宗善通寺派の寺院。四国八十八箇所霊場の第八十六番札所。
山号は補陀洛山、院号は清浄光院。本尊は十一面観音菩薩。
仁王門(国指定重要文化財)・本堂・本尊(国指定重要文化財)・海女の墓(能楽でも詠まれる藤原家にまつわる悲話の舞台、藤原房前が母のために建立したと言われる「海女の墓」が約20基並んでいる。海女の命日である7月16日には、「志度寺の十六度市」が開催されていた。(現在は中止)この日は年に一度、本尊十一面観音の御開帳を行っている。)
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