基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 寺伝によれば、奈良時代の天平11年(739年)に行基が勝賀山の北麓に庵を結び、宝幢を刻んで宝幢山勝賀寺として創建したといわれている。この場所は奥の堂と呼ばれており、奈良時代〜平安時代の瓦片が出土することから寺院跡とみなされ、勝賀廃寺と呼称されている。平安時代前期の弘仁8年(817年)空海(弘法大師)が現在地に寺院を移し、地蔵菩薩像を刻んで安置したと言われる。
嵯峨天皇の勅願寺となり、朱雀天皇のとき勅旨讃岐四談議所(他は、萩原寺・無量寿院・極楽寺)の一つとなったが、その後は衰微していたようである。 鎌倉時代になり、この地の豪族・香西左近将監資村が鎌倉幕府の命により寺院を再興し香西寺と名付けた。その後は香西氏の庇護を受けることとなった。
南北朝時代には室町幕府の守護大名の細川頼之が本津(現在の香西東町)に移転し、香西氏11代当主の香西元資が地福寺と改称した。
戦国時代の天正年間(1573年 - 1592年)には戦火により伽藍が焼亡した。桃山時代に讃岐国の大名として配された生駒親正が復興し高福寺と名を改めた。
江戸時代前期の万治元年(1658年)失火により伽藍を焼失し、再び現在の地に移転した。寛文9年(1669年)高松藩初代藩主松平頼重が伽藍を整備し別格本山香西寺と改称した。しかし、その後も失火に見舞われ再建がなされている。 - 住職
- 乃村龍泱
- 年中行事
- ・1月1日 修正会
・1月第3日曜日 初大師護摩
・2月3日 節分会
・3月19日~21日 弘法大師正御影供
・8月10日 せがき会
・8月第3日曜日 水子盆供養
・9月23日 毘沙門天奉賛茶会
・12月31日 除夜の鐘
・毎月第1日曜日 毘沙門天おかんき
・毎月第2日曜日 無縁供養塔浄行会 - 開門時間
- 7:00-17:00
- 所在地
- 香川県高松市香西西町211
- 地図
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- アクセス
- JR予讃線「香西」駅より徒歩約25分
「高松」駅よりことでんバスで「中塚」バス停下車 徒歩約3分
高松自動車道
「高松檀紙」ICより約15分
「高松西」ICより約20分 - 駐車場
- 普通車50台
バスは寺院入り口付近の市道に駐車可。 - 施設情報
- 香西寺(こうざいじ)は香川県高松市に所在する真言宗大覚寺派の寺院。山号は寶幢山(ほうどうざん)。本尊は延命地蔵菩薩。
四国別格二十霊場第十九番札所、四国三十三観音霊場第三十三番札所、四国讃州七福之寺毘沙門天。
仁王門からほぼ一直線に参道を進むと本堂がある。本堂向かって右側に国の重要文化財に指定されている毘沙門天立像を安置する毘沙門堂がある。
更にその右には大師堂兼護摩堂がある。納経所は仁王門をくぐって左の建物である。
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