基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 寺伝によれば、811年ないし828年、空海(弘法大師)の開基という。寺の縁起によれば、空海が山中に不思議な樹木を見つけ、その枝と根を残したまま不動明王の像を彫った折に、池の中から金色の亀が現れたことから、この寺を金亀山福王寺と名付けたとされる。
可部荘は大治2年(1127年)、高野山(開祖は空海)に寄進されている。また、1977年に焼損した不動明王像(立木仏)は平安時代後期から鎌倉時代の作と見なされることから、実際の創建は平安時代後期である可能性が高い。
寺は安芸武田氏の武田氏信によって復興、後には毛利氏の庇護を得て最盛期は2000石程の寺領を持つ大寺院となったが、その後の広島藩主福島正則の頃に衰退。浅野氏の頃に現在見られるような寺院へと復活を遂げた。江戸時代中期の1779年(安永8年)には火災に見舞われ、この時に金堂等を焼失している。 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 広島県広島市安佐北区可部町綾ケ谷251
- 地図
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- アクセス
- JR可部駅から車で約30分
- 施設情報
- 福王寺(ふくおうじ)は、広島県広島市安佐北区可部町綾ケ谷にある、真言宗御室派の寺院である。
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