基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 蓮台山荘厳寺は、鎌倉時代の弘安元年(1278)に聖一国師(円爾)が開いたと伝える臨済宗東福寺派の寺院で、延命地蔵菩薩像を本尊としてお祀りしています。境内のある志賀島は、国宝金印「漢委奴国王」の出土に象徴されるように対外交渉の要地であり、古代から中世にかけては中国に渡った多くの名僧が足跡を残しました。
嘉禎元年(1235)に宋の仏鑑禅師(無準師範)に学んだ聖一国師もその一人で、貝原益軒の『筑前国続風土記』には、国師が志賀島を訪れた際に志賀海神社の別当吉祥寺の宗岳が弟子となったことから吉祥寺も禅宗寺院に転じたと記されています。
荘厳寺の創建については詳しい記録が伝わりませんが、江戸時代には吉祥寺と同じ博多承天寺の配下に属し、志賀島の住民の檀那寺として尊崇されました。また、明治初年の神仏分離で廃絶した吉祥寺の旧仏や什物を今日も護り続けています。 - 住職
- 山﨑公明
- 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 福岡県福岡市東区志賀島813-1
- 地図
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- アクセス
- 志賀島局前バス停 から徒歩4分(285m)
- 施設情報
- 荘嚴寺は、福岡県福岡市東区志賀島にある臨済宗東福寺派 の寺院である。
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。