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回忌法要とは?お葬式の後にも必要な供養の種類や回忌法要に必要な準備から案内が届いたときの注意点やマナーまで徹底解説!

回忌法要という言葉はご存知でしょうか。今回は、なぜ回忌法要が必要なのか、法要の種類や準備するものなど様々なことについて、解説していきます。

葬儀を終えた後も故人の供養は続いていくので、寺院との関係作りも含めて、しっかりと行っていきましょう。

回忌法要とは?

回忌法要と聞くと〇〇回忌といったような言葉をイメージすると思います。何回も行っているので、わかるよという方もいれば、初めて聞く言葉だという方もいると思います。

私自身も、初めて聞いたときは、どんな時に使う言葉なのか、どんな意味なのか全くわかりませんでした。

ですが、わからないことが悪いことでもありません。知っている方も初めての方もこのタイミングを機に、どのような意味があるのか、何のためにするのかなどを一緒に振り返っていければと思います。

回忌法要とはなにか

さて、早速ですが、回忌法要という言葉は一体どんな意味なのでしょうか。この言葉を「回忌」と「法要」という言葉に分けて考えていきましょう。

回忌という言葉は、年忌とも言い換えることができ、意味は亡くなった方の命日に行われる法要のことを指します。続いて法要とは、住職にお経を唱えてもらい供養することを指します。

どちらも法要という意味となります。

この二つの言葉から考えると、この言葉は、命日に住職にお経を唱えてもらい供養する儀式というように捉えることができます。正式な意味でいうと百カ日や一周忌から始まる法要のことを回忌法要と言うようです。

聞いたことのない言葉もこのように分けて考えることで、意味を予想し、考えることができます。

法要はなぜ必要なのか

ここまで意味について考えてきましたが、次に気になるのがなぜ法要が必要なのかということです。供養すること自体は、現実世界において何か変化が生むものではないですよね。

しかし、こんなこと言い出したら、今までやってきた法要はなんだったの?と思ってしまいます。

ですが、しっかりと法要には行うことには意味が存在します。もちろん宗派によってその受け取り方は異なりますが、亡くなった人があの世でより良い扱いが受けられるように悟りを開いて、向こうの世界に行けるようにするために法要は行われるのです。

だからこそ、多くの人が祈っています。祈る意味も向こうの世界でいいことが起こるようにと思いからだったのですね。

今まで、適当に祈っていたとしても、今回あらためてしっかりと意味を理解することができ、自分の心の持ち方も変わったのではないかと思います。

回忌法要の数え方

ここまで、そもそもなんなのか、そして、なんのために行うのかなど解説してきました。次は具体的にいつが法要するタイミングなのかということを解説します。

皆さんには法要の経験があるでしょうか。そんな方は思い出して見てほしいのですが、毎年、このような法要を行っていましたか。

必ずしも毎年は行っていないのではないでしょうか。というのも回忌法要は、1年目、2年目、は行いますが、以降は、3と7がつく年に行うことになっています。

そして、その規則で行っていくのですが、何年も行うわけではなく、終わる時も決まっています。50回忌になるとそこが最後の法要となるのです。

もう1つ不思議な点として、2年目の法要なのに3回忌と呼ぶことがあげられます。

一周忌とは亡くなった日から丁度一年経った時に行うものですが、2年目からは亡くなってからの年数に1を足して、呼び名も回忌に変わります。 

ですので、2年目の時は3回忌と呼ぶのです。逆に言えば、一年目の時だけ特殊なのですね。ちなみに一周忌は回忌でいうと2回忌ということができます。

何年も経つといつが法要の年なのかわからない時もあると思いますが、そんな時は、この数え方を参考にして、いつが行うタイミングなのかを調べて見てください。

法要と法事の違い

皆さんも法事についてはよく聞くのではないでしょうか。友達や知人に「今日法事なんだよね」と言われることや言ったことは、一度はあるのでしょう。

この言葉は今まで出てきた「法要」という言葉と似ていますし、同じ意味なのではないかと思う人も多いと思いますが、細かく見ていくと少しだけ異なります。

それでは、その違いについて見ていきましょう。「法要」の意味は住職にお経を唱えてもらい供養することと説明しましたが、その通りで、住職の読経と法話のみ場合を意味します。

一方で、「法事」は住職の読経と法話にさらに加えて、みんなでご飯を食べる会食を含める一連の流れを意味します。つまり、「法要」を行う一連の行事を「法事」と呼ぶのですね。

今まで、使っていた「法事」という言葉に間違いはなかったということになります。

法要の種類

さて、ここまでは、回忌法要について説明してきましたが、そのほかにも別の法要が存在するのを知っていましたか。

それがどのようなものがあるのかを理解しておくことで、万が一の場合でもスムーズに対応しやすくなると思います。ぜひ参考にして頂ければと思います。

それでは、法要の種類について見ていきたいと思います。

忌日法要

亡くなってから7日ごとに49日まで行われる法要と、亡くなってから100日目の法要のことを「忌日法要」と呼ぶことをご存知でしたか。

なぜ49日までなのかというと、それは、亡くなった方が霊に変わるのが49日だと言われているからです。49日まではしっかりと霊に変われるように供養するのですね。

代表的なのものが7日にする初七日法要と、四十九日法要になります。

ちなみに、該当するのは、亡くなった日を含めてカウントして決まるので、4月1日に亡くなった場合は、始めの忌日法要は4月7日になります。

※地域により数え方が異なる場合もございます。

回忌法要

何度も出てきたこの回忌法要ですが、わかりやすく説明すると決められた年に亡くなった人の命日に行われる法要ということができます。

その決められた年というのが、一周忌、3回忌、7回忌、と50回忌までの、3と7がつく年になります。

完全に弔いあげるまで、49年かかるので、長期間の法要ということができます。

自分が亡くなった時のこと考えると、飛び飛びですが、49年後も自分を供養してもらえるなんてすごい話ですよね。ほぼ半世紀という長い間ですから驚きです。

その他の法要

実は、上記の二つ以外にもあるのです。例えば、春や秋に行う彼岸会、夏のお盆と同じ時に行われる法要「施餓鬼」ってご存知でしょうか。

昔から、お盆になると霊が帰ってくると考えられ、今でも京都では大文字焼きが行われたりしていますよね。お盆に関しては、亡くなった人を迎えるお盆を「新盆」「初盆」と呼ぶようです。

他には、仏具を買ったときの法要やお墓に遺骨を入れる時の納骨法要など、時と場合によってさまざまな法要があります。お寺にお願いして行うものもあったりするのです。

仏教以外にも法要はあるのか

ここまでは、仏教における法要について見てきました。では、他の宗教においてはどのようになっているのでしょうか。

日本にはさまざまの宗教が仏教以外にも多数存在しています。キリスト教やイスラム教、ヒンドゥー教などもありますし、その中でもさまざまな宗派があると思います。

また、その宗教によっては、牛肉を食べない、豚肉を食べないなどのルールが存在しますよね。もちろん、そのルールが異なっているように、法要の形や考え方なども異なっています。

今回はこの法要の違いなどについて、皆さんが教科書で一度は目にしたことのあるキリスト教や聞き馴染みのある神道についてどのようのものが存在するのか、どのような意味があるのかを解説していきたいと思います。

キリスト教

教科書でもたくさん出てきたキリスト教ですが、それだけのことあって歴史も深く、世界で見ても、多くの人が信仰している宗教です。

これだけの知名度があるので、キリスト教にまつわることを知っている人も多いでしょうし、信仰している人も日本にもたくさんいます。その一方で、行われる行事やその意味・内容について知っている人は少ないと思います。そんなキリスト教にまつわる法要について見ていきましょう。

早速ですが、キリスト教において、法要にあたる儀式は存在しますが、その内容や決まりみたいなものは仏教ほど細かく定められているわけではないのです。

そもそもの話ですが、供養するという考えがなく、法要を行うことが決まっていないです。

キリスト教の考え方として、死ぬことは神の所に戻ることであり、皆さんが想像しやすい「死=悲しい」ではなく、逆に嬉しいことであると考えられています。

亡くなった方が苦しまないようにする必要性がないのですね。ですが儀式自体が存在するのはなぜなのでしょうか。

それは、生きている自分たちに向けて行うことが主な目的です。亡くなった方との思い出を振り返ったり、思いを馳せたり、自分にケジメをつけるために行うようです。

やはり、「死」に関しても、宗教によって大きく考え方が異なるのですね。

神道

さて、神道という言葉に聞き馴染みがありますか?この宗教は、日本に古来より続く宗教で日本人の生き方や道徳観に濃く関わってきたものです。

ここで大切にしていることは、「あらゆるもの恵みのおかげで生きることができており、神様に感謝し、毎日誠実かつ懸命に生きること」です。

また、他のよく聞く宗教とは違っていて、教祖や開祖がいません。これは、自然発生的に信仰されてきた宗教だからなのかもしれませんね。

さて、本題に入りますが、神道における法要にあたる行事は、霊前祭や霊祭と呼びます。この祭りを行う日を斎日と呼び、命日から数えて、10日ごとに行います。

この行事は、百日祭までは、家やお墓の前、斉場で行い、亡くなった方の好きなものを供えて、祝詞奏上ののち、神事を行うというのが一連の流れです。決まったタイミングで祈るのは仏教とも似ていますよね。

回忌法要に必要な準備

いざ法要が始まるとなった時、意味や内容、時期などはわかっていても、何から始めたら良いのか、わからないことが多いのではないでしょうか。

今回は、そんな人向けに、寺院の依頼の方法から案内状の出し方まで解説していきます。ここを見れば、すぐにでも準備ができるようになると思いますので、参考にしていただければと思います。

寺院への依頼

準備するときは、はじめは寺院への依頼からするのがスムーズでしょう。執り行う日時や場所の相談ものってもらえるでしょう。

執り行われる日までの日数が少ないと丁寧に決めていくことが難しくなりますので、大体二ヶ月前を目処に寺院に法事の依頼をするのが良いでしょう。

特にお盆やお彼岸年末年始など忙しい時期の場合はなるべく早めに連絡しておくと安心です。

連絡を入れるときは会食に参加するのか、交通手段は何でくるのか、お布施を渡すタイミングを確認しておくとよりスムーズに進みます。

ちなみにですがお願いできる寺院がない場合は、寺院手配サービスなどがありますので、そちらのご利用をお勧めします。

会場の予約

続いては、会場の予約についてです。具体的に何をとればいいのかということや、適切な会場設定などは難しいですよね。

まず、会場として予約しておく必要があるのは、法要を行う会場、そして、食事会場です。法要を行う会場で飲食が可能であれば、食事会場は不要なので、二つの会場を押さえる必要はありません。

また、参加者に高齢者の方が多ければ、椅子の方が、需要がありますし、子どもたちが多い時は座敷のある会場をおさえるなど、参加する人の年齢層に合わせて会場を決めるのが良いでしょう。

寺院や霊園に併設する施設は忙しい時期はかなり混みますので、早め早めに予約しておくとスムーズに進みます。

料理や香典返しの準備

ここから解説する準備では参加者の人数によりかなり左右されるかもしれません。必要な数は当日までわからないことがほとんどですよね。

しかし、その中でも「どんな料理を出すのか」や「返礼品の内容」などは特に早めから業者と打ち合わせをして、決定しておくことが大切です。

お花に関しても、誰が出すのかをまとめておき、お花屋さんや葬儀屋に依頼をしておきましょう。料理、返礼品については、地域ごとに少しずつ異なりますので、寺院や業者方と丁寧にやりとりし、準備しておきましょう。

案内状の準備と送付

案内状の送り方などは特に困っている方が多いのではないでしょうか。送る人と送らない人を分けるのも大変ですし、案内状の書き方もはっきりとは分からないですよね。

つながりの強い親戚であれば、電話やメールなどで連絡を入れることもありますが、普段あまり交流がない親戚であれば、案内状を送る方が丁寧になります。

案内状の送付や書き方がわからない場合は、葬儀業者、返礼品業者が代行で行ってくれるサービスもあります。

ご自身の時間や金銭的な面を考慮して「お願いする所はする」「しない所はしない」などすると大変な準備もすばやく丁寧に終わらせることができます。

宗派ごとに異なる法要の回数

先程で、キリスト教や神道でも法要に似た儀式が存在し、行う理由や内容、実施するタイミングなどに違いがあることをお伝えしていました。

他の宗教との間でそのような違いが存在することがあれば、同じように仏教の中でも宗派によって行う回数や供養の仕方などに違いがあることがわかるのでは無いでしょうか。

日本にある仏教の宗派は、実際に名前を聞くこともあるくらい身近なものでありますし、数多くの宗派があるので、その宗派による違いについて理解しておいても良いのかなと思います。では、さっそく宗派ごとに特徴や違いなどを見ていきましょう。

一般的には何回忌まで行うのか

1周忌(一周期)から始まり、3回忌(三回忌)、7回忌(七回忌)といき、50回忌(五十回忌)まであると解説しましたが、実は、33回忌を最後の回忌とすることが多いです。

しかし、説明したように、宗派や地域によって、行う回数や最後の回忌までも変わってくるのです。

少し例を出すと、浄土真宗や真言宗は17回忌(十七回忌)の後は23回忌(二十三回忌)と27回忌(二十七回忌)は行わず、25回忌(二十五回忌)を行い、33回忌(三十三回忌)や50回忌(五十回忌)が最後の法要になることが多いようです。

初めに言っていた3と7の法則も関係なく行う所も不思議ですよね。

一方、曹洞宗や臨済宗においては、17回忌以降は23回忌と27回忌を行うパターンとこの二つを行わず、25回忌だけを行うパターンに地域によって分かれているようです。

同じ宗派でも本当に地域によって違いがあって、興味深いですよね。

同時に同じ宗派でも地域によって文化違うことを知っておかないと行う年も間違ってしまいますので、しっかりと寺院の方とお話しして、リサーチしておきましょう。

真言宗

真言宗という宗派は教科書でも聞いたことがあるのではないでしょうか。もし、「真言宗」という言葉を忘れてしまっていても、この宗教を開いた人の名前なら聞き覚えあるのではないでしょうか。

真言宗とは大乗仏教の一つで、「空海」が開いた宗教になり、教えは「即身成仏」というのが基本になっています。

漢字からもその意味は分かります。身がすぐに仏に成る。詳しく丁寧にいうと、仏と同じように行動し、清い心を保つことで、すぐに仏になれるという意味です。

そのような真言宗ですが、23回忌と27回忌を行わず、25回忌にまとめることもあるようです。

曹洞宗

曹洞宗とは、禅宗の一つであると知っていましたか。禅宗と聞くと何が思いつくでしょうか。やはり、座禅というキーワードが出て来るのではないでしょうか。

曹洞宗はこの座禅の教えを大切にしている点が大きな特徴なのです。一日一日精進して生活をすることが一つテーマになっていることも座禅のイメージを膨らませていくと、よくわかるような気もします。

ちなみに鎌倉時代に道元禅師という方が曹洞宗を日本に広げていったと言われています。ここでもやはり「禅師」と呼ぶあたりが興味深いですよね。

そんな曹洞宗は、地域によって法要のタイミングが全く異なってくることがありますので、特に注意が必要であると言えます。

臨済宗や日蓮宗

続いて臨済宗と日蓮宗について見ていきましょう。臨済宗は曹洞宗と同じ中国の数ある禅宗の中の一つです。その教えは座禅によって悟りを手に入れ、自分の力で浄土に行けるという教えになります。

一方、日蓮宗は、日本仏教のうちの一つです。教えはどんな人でも平等に成仏することができるという仏教思想の原点に戻るべきだとするものです。

この二つの教えを見て、やはりかなりの違いがありますし、そもそも同じ宗教のなかの「宗」と言っても、成り立ちや教えの部分が異なるので、これまで話してきたように様々なところに違いが生まれてくるのです。

これらの宗派では、他のものと同様に、1回忌から17回忌まで通常通り行い、それ以降の法要は行ったり、行わなかったりする場合があるようです。この点についても十分な確認が必要でしょう。

弔い上げとは?

弔い上げとは何なのか。ここでは、弔い上げの意味やそのタイミング、早く弔い上げを行いたい時に必要なことなどを中心に解説していければと思います。

弔い上げの意味

弔い上げとは、回忌法要の最後の法要のことを言います。ほかにも「問い上げ」「問い切り」「上げ法要」などとも呼ばれており、こうした長い法要が終わることには、魂は無罪放免となって、極楽浄土へと行けるといった考えのもとに行われているのです。

弔い上げのタイミング

弔い上げのタイミングは、33回忌もしくは、50回忌が基本になっています。しかし、最近では、17回忌の時点で弔い上げとする時が多くなってきています。

早く弔い上げしたい場合

33回忌や50回忌になってしまうと、実際に取り行うことが、参加する人たちの年齢などを鑑みても少し難しくなってきています。

そんな中で、早くに弔い上げを行いたいときは、先ほども言いましたが、菩提寺の住職と相談して17回忌の時点で行うのが良いでしょう。

回忌法要のマナー

様々見てきましたが、実際に参加するとなった時どのような準備をしておけば良いのか不安ですよね。

ここでは、参加するにあって、どんな服装でいくのがいいのか、お布施はいくらぐらいが一般的なのかなどについて詳しく見ていきたいと思います。

こちらを参考にしながら、少しでも安心して、法要する準備を整えておきましょう。

回忌法要での服装

まずは服装から見ていきましょう。服装は、回忌の回数に応じて少し変わってきます。一周忌はもちろん、喪服で参加されると思います。

加えて3回忌や7回忌からも同じ服つまり、喪服が一般的ですが、3回忌ともなると案内状の方に「平服でお越しください」と書かれている場合もあるので、その時の指示に合わせて参加するようにしましょう。

もし、不安であれば、聞いてみるのも良いかもしれませんね。

回忌法要でのお布施

続いて、お布施についてです。お布施は他の人たちがいくら渡しているのかが見えないので、どのくらい渡したら良いのかが正直分かりにくいですよね。

お布施の額は、住んでいる地域に良い少し幅はありますが、基本的に15万円がベースになっています。また、お布施は、あくまで読経代となっているので、そのほかについては、また別でお支払いする場合もあるので気をつけてください。

回忌法要での香典

香典とは、亡くなった方に対して、悼む気持ちを表し、冥福を祈り供養することが目的として渡されます。昔は、参加する方が花や線香などを供物として捧げていましたが、現代では、現金が一般的です。

早速、香典の金額についてですが、法要のみ参加する場合は、5,000〜10,000円が相場で、お斎にも参加する場合は5,000〜12,000円が相場です。お渡しする金額は自分との間柄や現在の地位や役職も考えながら決めるのが良いとされていますので、その点を考慮しながら、決めていきましょう。

回忌法要の案内が届いた場合の注意点

回忌法要の案内状はなんの前触れもなく、突然届くことがあると思います。弔事には様々ルールやマナーなどがあることを説明してきましたが、案内状が届いた時にもいくつか注意しておく点やマナーなどが存在しますので、今回はそのような注意点やマナー、気をつけておく点について解説したいと思います。

なるべく早く返事をする

案内状が届いた際、そのままにしてしまったり、忙しくてなかなかそのメールの返事を忘れてしまったりする場合もありますよね。

ですが、このように返事が遅れてしまうのは、非常によくないことです。というのも、参加する人がどのくらいいるのかは主催する人にとって重要な情報です。この情報をもとに会食や引き出しものの準備などを行うので、案内状が届いたときは速やかに返事を書きましょう。

また、返事の仕方ですが、メールや電話などで行うことは、失礼になりませんが、返信用ハガキなどで返事を書く方が丁寧です。もし時間があれば、そのように返事しましょう。

なるべく参加する

案内状、メール、LINEなどで案内が届いた時、その日に予定があったり、忙しくてやらなければならないことが残っていたりすることもあると思います。

最近では、新型コロナウイルスの関係で、参加するかどうか悩ましい時もあると思います。

しかし、回忌法要を行うとなっている時には基本的に参加するのが良いでしょう。

他の用事などがある時もありますが、再調整可能な予定であれば変えるようにしましょう。

もちろん、日々色々な予定があると思いますので、自分でしっかりと判断して参加するかどうか考えた上で、参加か不参加を早めに主催者に伝えるようにしましょう。

相手の宗派を事前に確認する

もう一点注意しておく必要があることがあります。それは、相手の宗派が何かということです。自分の宗派と異なることも多いですし、宗派によって、異なってくることはたくさんあります。

ですので、参加する前には必ず、どこの宗派なのかを調べるようにし、どこが自分の宗派と異なるのかを見ておくと、スムーズかつ安心して法要に参加することができると思います。

参加する前には忘れず、一度確認しておきましょう。

回忌法要についてのまとめ

ここまで、回忌法要とは何か、何のために行うのか、宗派による違い、参加する上で気をつけておく点などを解説してきました。

実際に法要に参加することは、多くはないとは思います。しかし、なかなか参加しないものであるからこそ、マナーやルールといったところは忘れがちです。

その中で今回色々振り返るきっかけにもなったと思います。この記事を活用して、回忌法要を行う準備や法要の参加の準備に役立てて頂ければ幸いです。

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

プロフィール

運営会社

会社概要

会社名 LDT株式会社
Life Design Technologies co.,Ltd


https://le-tech.jp/
資本金 11,930万円(資本準備金含む)
代表取締役 白石 和也
設立 2019年9月
所在地 〒105-0004
東京都港区新橋5丁目23-10片山ビル6階
TEL:0120-538-175
FAX:03-6800-5820
事業内容 AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業

企業理念

ライフエンディング(葬儀)の後悔をなくす

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葬祭ディレクターとして10年以上培った経験を活かし、多様化する価値観の中でご相談者様にとって
どのようなご葬儀を選択することがよいのかを丁寧にヒアリングさせていただき、ご提案いたします。

お葬式セミナー講師
エンディングコンサルタント
栗本 喬一(くりもときょういち)
1977年 東京生まれ(名古屋育ち)
略歴
母の死をきっかけに葬儀業界に興味を持ち、大学卒業後、大手葬儀社へ入社、家族葬から大規模葬儀まで、幅広くお葬式を葬儀担当者(セレモニーディレクター)として活躍。その後、葬儀会館の店長、新規開拓を歴任。お客様からの「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとし、これまでに10年以上、5,000件以上の葬儀現場に立ち会う。
資格等
株式会社GSI グリーフサポート アドバンスコース修了。